HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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朝ドラ
2022/11/11

NHK朝ドラ。
人力飛行機が飛んでいるとき、とても感動した。


食べるシーン
2022/11/08

昔、何かで読んだのだが、日本のテレビドラマは「飯食いドラマ」と言われていたらしい。
食事のシーンばかり出てくるからで、下品なドラマであるという証拠だそうだ。
そういえば、かつての時代の、いかにも下品そうな西部劇ですらそうそう食べるシーンはない。

最近はドラマだけではない、バラエティー番組でもひたすら食べる。
長嶋一茂と高島ちさ子などが出ている金曜日夜の番組も食べる番組になってしまった。
何故、食べるところばかり写しているのか?

人が口を開けて、ものを食べている映像は、私としては非常に不愉快である。
それなのに、一日にいったい何回食べるシーンを見せられるのか?

もう勘弁してくれ。

ケーキのサバラン
2022/11/07

友人からいただいたケーキ、サバラン。
洋酒の味がしてなかなか美味しい。

若い頃は好きで結構食べていたのだが最近、サバランなどほとんど食べたことがなかった。
久しぶりに食べたらよい感じのケーキであった。

サバランとは、ブリオッシュにラムなど洋酒をしみ込ませたお菓子である。
かつてのフランスの有名な食通、ブリア=サヴァランに因んだ名前だそうだ。

そのブリア・サバランは「あなたが普段食べているものを言えば、あなたがどんな人か当ててみせよう」と言ったらしい。
さもありなん、食は人なり、で間違いない。
人は生きるために生きているのであって、故に食べるのである。

EDDIE HIGGINS “THE ED HIGGINS TRIO”
2022/11/02

EDDIE HIGGINS “THE ED HIGGINS TRIO” REPRICA 1009 (USA)

エディ・ヒギンズの珍しいアルバムである。
1957年の彼のデビュー作である。25歳であろうか。
ジャケットの彼は端正な顔立ちの青年である。

今や日本においては相当有名な彼なので、さぞ作品も多かろうと思えば、次の作品の発表は60年のVEEJAY盤まで待たなければならない。
それで、超有名ジャズマンである、彼の初期の作品がとにかく少ない。

そうだ彼は日本のスタンダード曲専門レーベルと呼び名も高いビーナスから沢山発売していたので、つい膨大な作品数があると思ってしまうのだが、それなりに活動していたものだが、初期の作品は少ない。

そういう意味では、彼も遅咲きの人だった。
遅咲きというより晩年になって売れたというべきか。

当盤を聴いていて思うのだが、ビーナス盤で聴かれるスタンダード曲のおっとりした、綺麗な演奏、エヴァンス風をもう少しポピュラリティーを増した所が、既にこの時に現れていたのだ。
思えば、若き日の彼の余裕ある演奏が聴けて、とても嬉しい発見であった。

良いピアノトリオ作品である。
これぞピアノトリオ。
また、幻の名盤!

広島県の福山
2022/11/01

福山って、駅からお城が見える、素敵な街なんだよね。
行ったのは、知り合いのオーディオを聴きに行ったのだ。

何故かと言うと、ウーファーがALTECの416だから。
予想通り、しっかり、柔らか、迫力ありとバランスの取れた良い音であった。
感心して帰って来た。

これも、結局人生70歳近くまで、センスを磨き、ショップに頼らず、己の耳を信じて、学習と時間とそれなりの費用が掛かったという事である。

同じオーディオと言っても、王道のオーディオは大変だ。
更に家族の理解がなければどうにもならない。


急激な寒さ
2022/10/28

まだ10月というのに、この寒さはどうだ。
夏が長いと思っているうちに、突然寒くなった。
冷たい水が美味しかったのに、今や水など触るのもいやだ。
夏の次はいきなり冬か?




     水道の 滴下寂し 秋の暮れ



  

金子光晴
2022/10/26

たまたま、朝食中にNHKの朝の連ドラがついていて、ふと画面を見たら、だれかが詩集というものを鞄から取り出したシーン。

その詩人が金子光晴。
今時、金子光晴の名前を見るとは驚いた。
私は大好きなんだけど。
店内の本棚を見たら4冊も出てきた。

今人気なの?そういうもの?

骨粗鬆症
2022/10/24

そう言えば、私は病院で骨粗鬆症と言われているんだよね。
男はなりにくいと言われているんだけどなあ。



    骨粗鬆症 人生見透かす レントゲン

スノボで
2022/10/23

テレビで、スノボのニュースを見ていたうちのカミさん。

ウチだって、孫と私で1080(テンエイティ)。

ELMO HOPE “HOPE MEETS FOSTER”
2022/10/20

ELMO HOPE “HOPE MEETS FOSTER” PRESTIGE 7021 (USA)

ホープ・ミーツ・フォスター、そのタイトル通り、ジャケットはある邂逅を示した、また南軍と北軍が和解したような雰囲気をも醸し出したような絵柄である。

かつて70年代、私のコレクター時代の話をしたい。
コレクター仲間の一人が「アメリカからこんなジャケットのレコードが届いたんだけど」という話をしながらカバンから取り出した。それで、その場にいた皆は「これは再発だ」と言った。
何故なら当時、我々が知っているこのアルバムのジャケットは赤と黒に白い矢印の物しか知らなかったから。
すると「某氏が、ちょっと岩浪さんに見せてみるよ」と言った。
その数日後、岩浪先生は「こちらが間違いなくオリジナルである」とお墨付きを下されたのである。
兎に角、こちらの方がオリジナルかとみな驚いた。
それほど珍しいアルバムなのであった。
今となっては、これも、また二度目のジャケットの方も、どちらも珍しいアルバムになった。

裏のライナーにアイラ・ギトラーの言葉が書かれている。
「このLPの音楽はBOPである。
BOPは死んではいない。」
アイラ・ギトラーがこのアルバムのライナーを頼まれたのは1956年だと思われる。
ビバップの誕生からまだ10年経つか経たない頃なのに、まだ死んではいないと言わなければならない、当時の音楽の流行の速さがいかばかりであったであろうか。
いや、いつだってポピュラー音楽の流行の進みは速い。
音楽家の苦労が偲ばれる。
以前何かの本で読んだのだが、Hopeは若い時に警察に撃たれたのだが、命は助かったらしい。その後の人生はジャズとクスリのみであった。
そして、わずか43年の人生の中で、一生懸命にジャズの演奏をした。

それでも、Hopeは生涯で10枚ほどのアルバムを残していて、その中でもPrestigeの作品は、メディテーションなどと共に、最も堂々とした作品では無かろうかと思うのである。

共演のフランク・フォスターは、かなりのアルバムも残したが、長い間ベイシー楽団に在籍していただけあって、音楽性は確かなものがある。
その二人の共演は聴き応えがある。
といって、うっとりさせるバラードが続く訳では無い。作品は玄人好みであり、非常に注意深く聴く必要がある。
フォスターのサックスはブルージーで、ゴリゴリ感がある中々のバッパーぶりを示す。
Hopeのピアノは、スリリングで意表を突くメロディはパウエルを乗り越え、モンクに近いながらも、非常に独自性を感じさせ、ここも、ここもと感心して聴いてしまった。
非常に高い芸術性を持ったアルバムである。
かといって、別に初心者に聴きぐるしい事は一切ない。

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