| Sonny Rollins | - 2026/06/17
- Sonny Rollins “Saxophone Colosus” Prestaige 7105
私がジャズを聴くようになって、最初に好きになったレコードは、ロリンズのサキソフォン・コロサスであった。
豪快なテナーによる、セント・トーマス(St. Thomas)やB面のモリタート( Moritat)には感服したのである。ジャズにおけるテナーサックスの重要性に気づき、ヴァン・ゲルダーの録音の良さも知った。 トミー・フラナガンのピアノのカッコ良さも知った。 マックス・ローチのシンバルの音の抜けの良さも知った。 ジャケット・デザインの重要性も知った。 コーティング・ジャケットの素晴らしさも知った。 原盤の素晴らしさも知った。
大したオーディオ機器でなくとも特別な音がした、特別なアルバムであった。 勿論、どこのジャズ喫茶でも人気ナンバーワンのアルバムであった。
先日にも書いたが、オリジナルの音は抗いがたい音である、コレクターならいつかは原盤で聴かなくてはいけないと思った。 当時、PrestigeやBlue noteの主要なアルバムを原盤で買い集めていたのであるが、それもが驚く音質であった。 当然、オーディオの趣味に向かったとしても必然であった。だが、お金も無いのによく妻が許してくれたものである。 良い時代だったなあ。
日本人の我々でも楽しかったのであるから、アメリカで生まれたジャズファンはもっと楽しかっただろう。 ちょっと悔しい。
|
|