HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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スマホ
2025/06/24

数人が集まった時、スマホのいくつかという話になった。
11かと13などと言っていたんで、私のを見てもらったら、8だった。
それもボタン式。

もう7年以上も前のものだそうだ。

だが、不便はないし。
買い替えるのも気が進まない。
ただ、ちょっとバッテリー減りが早い気もする。
どうしたもんかね。

トランプ大統領
2025/06/24

アメリカがイラン核施設を攻撃したと大統領の発表。
トランプ大統領もトルーマン大統領と同じような、大統領になったのだな。
これでアメリカの国民から立派な大統領と言われるだろう。
しかし、アメリカは面白い国だ、いきなりイランはじめイラクの時もいきなり攻撃をしても、正義ぶっているからおもしろいね。
日本側の真珠湾攻撃の時は卑怯だ、卑怯だと大騒ぎをして、それが原爆を落とす理由にしたのだか、白人の暴力理論も理解できないね。
だが、イラクの時もそうだったが、イランも核兵器はまだ出来ていなかったと考えられているよね。
イスラエルとアメリカの陰謀にやられたね。
北朝鮮は核兵器を作ったらしいが、こっちはお咎めなし。

まあこれで、トランプさんも立派なアメリカ大横領の仲間入り。
アメリカは恐ろしい暴力国家だ。

BAR
2025/06/23

私が新宿に住んでいた頃。
仲良しとよく、あるバーへ行った。
3丁目から2丁目に向かって、その間の広い通りのちょっと手前。
小さな古いビルの狭い階段を上がって2階、外の看板はただ「BAR」とだけ出ている店。
何度か通っていたのだが、ある日、マスターがパコ・デ・ルシアとマクラフリンとアルディメオラの3人で演ったレコードを掛けてくれた。
それが大好きになった。
だから、あのレコードが聴きたい時は、その店に行って聴かせてもらうのだ。

でも最近は、行っていない。なにしろ その店は夜8時開店なので、年寄りはちょっと行けない。
だから聴いていない。

あの店で、また聴きたいなー、と想う今日この頃。

阿部 薫 “1972 WINTER”
2025/06/22

阿部 薫 “1972 WINTER” SOUND WORKS MN3039 (JAPAN)

このアルバムは大変貴重な作品であるが、ジャケットは作られてなく盤のみである。
演奏は気合が乗っていて、なかなかの力作で彼の到達した音楽を聴く事が出来る。
レコード盤だけでもよくぞ作っていたものである。当時、神戸のジャズ喫茶が作ったと私は聞いた。自主製作ゆえ枚数は100枚とも200枚とも言われるが、どうも200枚は超えていないらしい。

演奏は彼の中でも突出して良い部類に入る。
阿部薫は1949年川崎のうまれで、高校中退し、ほとんど独学でアルトサックスを学んだ。
性格は至って屈折しており、人とあまり交わる事は無いが、それは恐ろしく高いプライドによるものであると感じていた。クスリもちょこちょこやっているようであった。クスリと言えば誰かが腹が痛いと言えば、何々と何々を1グラムづつ混ぜて飲めばすぐに治るよ、とか言っていた。クスリに絶対的な自信を持っていた。
渋谷の、今は無きジャズ喫茶メアリージェーンに閉店時にやって来ては、マスターに話かけていたが、意外にも寂しがり屋でもあった。
当時、私の友人がメアリージェーンで閉店後アルトサックスの練習をしていると、彼がやって来て、もっと腹に力を入れろ、姿勢を正しく等と言われたりして、かなり習ったと言っていた。その友人から私はサックスを習った。兎も角サックスに関しては非常に純粋だったようだ。
ある意味、前衛音楽家と言える気もしないでもない。
しかし、同様な前衛音楽家の近藤等則のような、一人でも、とてつもなく頑張る現実的な人間とはまったく通ずるところはなかった。
1978年に自殺した。自殺と言えるし、知り合いの間ではクスリの量の間違いに依るものと言われていた。

私は不要になったとしてテープを数本いただいたのだが、その中には、録音途中で音が出なくなってパタパタと響き、人の声で、未だ続けますか?という音声が録音されていたが、それはクスリの影響で、途中で倒れてしまい、そのまま指だけ動いていたもので、そのまま放っておいたので、技術の人から続けるかどうか、聞かれたものであった。
やがて前衛音楽好きの間で、それなりに評価が上がって行き、彼を追随する芳賀孝夫というジャズメンも現れ、ピヨピヨという作品も作られた。阿部のサックスのピヨピヨと鳴くところを、そのままコピーして行った結果である。こちらも廃盤でかなりの価格になった。
その後、マスターと演劇家の芥正彦と相談し、残りのテープでレコードを出す事になったので、私はネガを預かりプリントした、それが彗星パルティータの内側の写真に使われた。

阿部薫のレコードは当店が開店当時、外国のミュージシャンにはまったく見向きもされなかったが、レコード「解体的交感」のアルトだという事で、やがて徐々に評価が高まった。
スエーデンのMATS GUSTAFSSON(マッヅ・グスタフソン)の力もある。

MONICA ZETTERLUND “WALTZ FOR DEBBY”
2025/06/21

MONICA ZETTERLUND “WALTZ FOR DEBBY” PHILIPS・SONORA RED 23
(STEREO)

今回はPhilipsではなくSonora発売の赤いラベルである。

当アルバムが日本のコレクターの間で探されるようになった経緯がある。
植草甚一氏の説によると、1964年東京で国際映画祭が催され、スエーデン代表として彼女が来日した。
彼女は歌手と女優の兼業であったのだが、勿論我が国においては無名であった。美人なのに。
その席上、植草甚一氏は彼女から一枚進呈されて、それがわが国に於て当作品が知られる事となったのである。
初めはビル・エバンスの作品という事で、音楽関係者の間で色めき立ったらしいが、徐々に一部のコアなボーカル・マニアの間でも探されるようになった。
しかし、70年代に入っても、彼女の名前もアルバムもほとんど知られていなかった。
知る事になったのは、1974年に発売されたスイングジャーナル別冊「幻の名盤読本」による。
以来、コレクアーに探し始め、ついに日本フォノグラムで再発に至ったものの、このアルバムはそれほどの評価を得られなかった。それはスエーデン語によるジャズ・ボーカルが耳に馴染まないという理由からである。
だが、年数が経ち2000年くらいになる頃、急激に人気が上昇する。
スエーデン語のジャズも良いんじゃないか、とか美人ジャケ人気もあって原盤価格が高騰したのである。
というわけで、2000年にレコード界に参入した私は、スエーデンへと足を延ばしたのである。当時、エバンス人気との相乗効果かこのレコードの廃盤人気が絶頂になり、日本のレコード・ディーラーが沢山、スエーデンを訪れ、会う人ごとにモニカ?モニカ?と聞いて歩くので、現地の人が「日本人は気持ち悪い」と評判になった事もある。歴史の陰の部分である。

やがて、ストックホルムの空港の出口にドンとこの写真が掲揚された。写真にはタイトル文字など無い、写真だけ。その存在感は強烈であって、バゲッジ・ピックアップ・エリアに降りる階段の正面に飾られた事もあって、通る度に、私のためにあるのかと思った程である。なにしろスエーデンには100回以上通ったから。
笑顔が彼女の美しさをより強調し、本当に惚れ惚れするジャケットである。

そうそう、こんな話も。戦後、地方の小学校には巡回映画というのがあって、教育で色々な良い映画を見せてくれた。ある方の話では彼女が子役で主演した映画を見た。子役の彼女が可愛くてずっと心に残っていて、なんとか見られないかと思っていたら、このレコードが有名になったお陰で、あの女優だと知って嬉しかった、という話も聞あった。

私も努力の甲斐あってか、ハルズに行けばこのレコードがあると、尋ねて来られた方も沢山いたのであるが、当店よりももっと沢山仕入れたレコード屋があって、大阪・梅田の「冗談伯爵」というショップは、何と本人から直接買い入れていたという驚きの事実があった。
当アルバムに纏わる色々な話を全部書いてしまった。

という、素敵なジャズ・ボーカル・アルバムである。
(売れてしまいました)

HAN BENNINK
2025/06/21

HANN BENNINK - WILLEM BREUKER "NEW ACOUSTIC SWING DUO" ICP 001

たった一枚だけの手作りジャケの作品。
今回のアルバム・ジャケは、なんと、ジャケを引っ掻いて、それと絵を繋げるようにしたもので、ボールペンで草のを描き、真ん中に鳥がいる。
そして右上に小さな鳥の写真を貼ってある。
小鳥の写真にはAppelvinkと印刷があるが、オランダでカササギの事である。
下方に鉛筆で本人の名前サイン。

更に、裏には、Willem Breukerの名前をボールペンで囲って→も書いている。
という念の入れよう。いたずらっ子のようである。
これらは、落書で無く、ハン・ベニンクの作品のうちの一部である。

こんなジャケットを見られるのも、レコード屋をしているからこそであろうか。
有難い事である。

盤質は上々である。

(売れてしまいました)

百合
2025/06/20

庭の百合が咲いた。


写真は鉄砲百合、右側は淡いピンクのカリという種類である。
元々、百合は世界に数あれど、日本原産の「山ユリ」は江戸時代にイギリスに渡り、貴族の間で美しさが大人気になり、栽培・品種改良が行われ様々な種類が作られた。
右側のカリという種類はオランダで改良されたものらしい、大柄で薄いピンクで見栄えがする。

その前に「山ユリ」が咲いて、楚々とした美しさに感動して喜んで見ていて、写真を取り忘れてしまった。気が付いた時には枯れかかっていた。

イラン
2025/06/19

イランが惨めな状況に陥っている。
これは、かつての日本と同じで、対立国イスラエルが攻撃しだすと、アメリカも西欧各国も知らんふり。
ユダヤ資本に牛耳られている欧米はイスラエルの横暴を止められるはずもない。
また、キリスト対イスラム戦争と言う対立でもある。
ましてイランはせっかく、キリスト教のパーレビ国王が民主主義?を作ろうとしていたのが、革命が起き一気に回教に逆戻り。当時のキリスト教だったイラン難民が日本に押し寄せた事は記憶に新しい。
西側諸国はそんなイランが核兵器を持つ事を当然阻止したい。
イスラエルは覇権争いに負けるわけには行かない。
しかし、イスラエルが核兵器を持っても正義だが、イランが持つと悪となる、これはまた先進国対後進国の、世界の理解しかねる可笑しな図式でもある。
しかし、ユダヤ人とは恐ろしい国民だねえ、かつて迫害を受けた事をマスコミ等あらゆる手段で80年間しつこく訴え続けて来たのが、今、自分たちはパレスチナをゴキブリと同様に見下し、駆除しようとしている。
昔、彼らがなぜ迫害されたか、かつての欧州の指導者が彼らを恐れ、なぜ迫害したか、その歴史が理解できた。当時、先が読めればこういう事になったんだね。
日本も早く核武装しないと周辺国から舐められる。

まあ、植民地になりたい日本は何でも良いかもしれないね。

で、イスラエルとイラン両国にいる法人救出は大丈夫かな?
かつてのように、国民を見捨てる日本にならないよね。ジブチじゃ駄目じゃない?

戸田菜穂さん
2025/06/18

先日、NHKのアサイチに戸田菜穂が出て居た。相変わらず綺麗。
数日して、偶然、彼女の若い頃のドラマが出て来て見た。
若い頃は、心も張り切っているけど、肌も張り切っていた。
そして、憂いのある顔がいいなあ。

しかし最近、物覚えが悪く、映画やテレビの俳優の顔が覚えられない。
おまけに、男も女も整形がすすみ、どんどん顔が変わって、みんな同じような造りになっていて、余計に難しい。
デビューの当時の顔が一番いいのに。



キッス
2025/06/17

コロナの時期、キスした人の割合
16,5%だけだったそうだ。
マツコの番組だけど。

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