HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。
  
邦題 知りたくないの | - 2025/05/05
- レコードの整理をしていたら、Les Paul(レス・ポール)のレコードが出て来て、ギターの神様だから思わず聴いて見た。ベスト盤だったけど、中に「I really don’t want to know」があって、相方のMary Fordが歌っていて、なかなかの風情。
女の心を優しく歌っている。 そう言えば、この歌は日本で原題そのままに「知りたくないの」で、菅原洋一が歌って大ヒットした。 何度テレビの歌謡ショーで見た事か。 なつかしいのー。
英語の歌詞 How many lips have kissed you, And set your soul ahlow, How many, how many I wonder, But I really don’t want to know
日本語の歌はちょっと違っていて、こんな感じ。 「あなたの過去など 知りたくないの 済んでしまったことは 仕方ないじゃないの」
元々は男が歌う歌だったらしいのだが、女の人が歌う時は女の歌詞に代えて歌う事になる。 しかし、日本では通常あることだが、男が女の気持ちを歌い、女が男の歌を歌う、という事になる。 良く考えると気色悪いのだが、まあ、そういう社会だから、まあ良いか。
しかし、良い歌であった。菅良洋一もね
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通販リストの更新 | - 2025/05/04
- 通販リスト更新いたしました。
何卒よろしくお願い致します。
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うの花の事 | - 2025/05/02
- 本日は、朝から雨が降っただけでなく、道行く人の傘がおちょこになるほどの強風であった。
夜遅くに玄関に出て見たら、うの花のすでにほとんどの花が落ちていた。 そもそも短い花の命なのに、なんたる冷徹さ。
花に嵐とはよく言ったもの。
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うの花 | - 2025/05/01
- 一週間ほど前、家の玄関脇に、うの花(卯の花)を置いた。
鉢がちょっと大きく重いので、運ぶのに腰が痛くなった。
うの花は家内が大好きで、ずーっと以前に友人から株を分けてもらい、以後、ほぼ放ったらかしで、時々、水を上げる程度であったが、それでも徐々に成長し、3年前に大きな鉢に植え替えた。 春には可愛らしい白い花を房のように咲かせる。 冬は葉が落ち、枯れたように見える虚しい姿から蘇ったように見えると、春のありがたさが沁みる。 うの花は盛りが短くて、一週間も花が持たない哀れな花。
朝、水を上げていると、通る人から何の花と聞かれるので、小さな立札を置いた。 うの花と聞くと、ほとんどの人が「うの花の 匂う垣根に ホトトギス早も来鳴きて.....」の一節を口ずさむ。
うれしいかぎり。 5月の歌の一等賞かもしれない 子供の頃から、最後の所の「夏は来ぬ」という文句が好きだった。
倍賞千恵子の夏は来ぬ https://www.youtube.com/watch?v=dCtbIYdIDeE
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ハルズ開店満25年 | - 2025/04/30
- 今日でハルズ開店25年経った。
よくやってきたものだと自分で感心する。
と、昼頃、行った青葉台のArata Coffeeでそんな話をしたら、誕生祝だとお祝いを頂いて驚いた。
開店当時は、月30万円の家賃を30日で割ると、一日当たり1万円となるので、一日も休まず、夜は10時まで営業して,稼ぐ時間を増やした。 毎日1万売れたら、ああ、家賃が払える!と思い、更に1万円売れると自分への給料が払える!、と計算して必死だった。 買付の海外出張に行く前日は夜2時頃まで店の準備をし、帰国日は直接店に帰り、商品を並べ、少しでもお金にしようと考えていた。
サラリーマン退職後53歳で始めた店だが、よく身体が持ったものだと思う。それでも苦しいなどと一度も思った事もなく、むしろ会社の人間関係が無くなっただけ、心身ともに楽になった思った。 もったいなくて休むなど考えられなかった。いくらでも働けた。 好きなレコードに触れていられて、毎日が日曜日だと思っていたからである。
65歳くらいになってようやくちょっと休むようになったが、その分仕入部長が頑張って海外買付を担ってくれた。 後継者がいたし、私は幸運だった。 これからどのくらい続けるだろうか、いや続けないと。 こんな楽しい仕事!
ps) 一夜明けた5月1日。 お客で、かつ仲良しから電話が来て「それにして良いお客様に恵まれたものである」と書かないといけないじゃないか?という話であった、 「そうだ、まずそれでしたね」と二人で笑いあった。 ホントである、お客に恵まれた事は言うまでもない。
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天皇誕生日 | - 2025/04/29
- 今日は、昭和天皇の誕生日で祭日なので家内を病院に送って行かなくても良い。
明治になってから明治天皇の誕生日からはじまって、昭和、平成、令和と来たのだが、これから先も何代も変わるたびに祭日が増えていると、膨大な祝祭日が生まれるなあ。まあいいか。
明治天皇が何かやっているので、おつきの人が何をなさっているのですかと尋ねると、 「目いじってんの」。 大正天皇がなにをお持ちですか、と尋ねると、 「鯛しょってんの」。 昭和天皇にディスコで何をなさっているのですか、と尋ねると、 「今、のってんの」 と言う、小話があるが、平成、令和、とどうしたものか? 考え付いた方はお教え願いたい。
天気も良いので、ちょっとだけ庭の草取りをした。 何しろ、シダ、スギナ、ドクダミが生えているので、本当なら根を掘り起こすとよいのだが、そこまでの元気もない。ムシって終わりにする。 それでも、草は膨大である。小一時間だけでも一応綺麗になる。 今日はここまで。
若草を 抜いて想うは 父母の顔
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カートリッジのシェル | - 2025/04/28
- 仲良しとオーディオの話をしていて、「デンオンのDP−103というカートリッジはシェルによって、とても音色が変わる」という話をきいた。
私も、初心者の頃に103を使っていたのだが、あまり好印象が無くてシュアーのV15-TYPEVに変えてしまった。 私は一度もほかのシェルに変えなかったので、そんな経験も無かったのだが、彼はちょこちょこシェルを変えては音の変化を試していたのだ。 結果、面倒になって103を卒業したのだそうだ。
オーディオはちょっと使ったくらいで気に食わないと簡単に諦めてはいけない、という見本だったか。 私も色々オーディオの実験をして来た方だが、シェルの取り換えを頻繁にする方法も確かにある。
結局、色々変遷があって私はオルトフォン、それもかつてのデンマーク製を使って今に至る。落ち着いた音が好みなので。 彼はEMTのTSD15のグレイのスペシャル版を使用していて、一度借りた事があるが、EMTのそっけない音と思えぬ、艶のある見事な音であった。
オーディオは学習の結果。
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汚職事件 | - 2025/04/27
- 今朝、安住紳一郎の日曜天国を聴きながら朝食を取っていたら、ラジオから「デニーズ、汚職事件!」と安住さんが言っている。
まさか、あのファミレスのデニーズが汚職か? と驚いていると、家内が「お食事券でしょ」 と済まして顔で言う。
汚職事件、お食事券.......ああ。
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珈琲 | - 2025/04/26
- 私はコーヒーが好きで、以前より日に3から5杯ほど飲んでいた。
だが逆流性食道炎と診断され、最初は医師からカフェインレス・コーヒーを試したらどうかと言われたのだが、何年も胃炎が長引いてしまった時には、コーヒーの事は諦めたらどうかと言われた。コーヒーは胃酸の分泌を促進するらしい。 それでもコーヒーは私の味覚から無くなる事はなかった。 飲む量を減らして来たし、家ではカフェインレスにして来た。 外でコーヒーをいただくときは、昼食の後にしているし、3時過ぎには飲まないようにしている。それで随分胃酸の出方が違うような気がする。 もちろん、夕食の時間を早めることはもっと重要であるし、夜は食べ物を口にしない事も重要である。 そんな私的コーヒー事情であるせいか、気に入った店でいただくコーヒー一杯がどれほど有難いものか、よくわかっている。
名人が淹れてくれるコーヒーは文句はない。 かと言って、絶対名店でなければならないわけでもなく、例えばミスタードーナツに行きコーヒーとドーナツも私の重要なコーヒーの喜びでもある。 左党の私にはコーヒーは欠かす事ができない紳士のたしなみか?
そう言えば、クラシック音楽界のベートーベンはコーヒーが好きで、来客にも勧めたそうで、豆60粒で一杯分としたという、コーヒーマニアだった。
それで、60粒とは本当にちょうど良い分量かと思い、計ったら大体10グラムであったし、カリタの計量コーヒースプーンはちょうど10グラムになっていた。 なるほど、200年前のベートーベンの時代にすでに10グラムで一杯分という単位は確立していたのか、と感動してしまった。
いま、この日記を書きながらベートーベンの曲を聴いている。
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通販リスト更新 | - 2025/04/25
- 通販リストの更新いたしました。
よろしくお願いいたします。
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