HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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橋幸夫死去82歳
2025/09/06

60年代、日本の歌謡界の一人の重要人物である。橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦と「御三家」と呼ばれたが、西郷輝彦と橋幸夫の二人が亡くなった。
残った舟木は、自殺未遂やらで短命かと思いきや健在で、人生は分からないものであるが、いずれにせよ一時代は終わっている。

1960年17歳、ビクターからデビュー作「潮来笠」が大ヒットでいきなり演歌歌手として大人気。だがすぐに62年吉永小百合と「いつでも夢を」が、演歌から青春歌謡で空前の大ヒット、変幻自在な歌手になった。
だが、紅白ではデュエットしなかったというのだが、私は当時テレビでが、紅白を観たのだが、一緒に歌っていたような記憶がある。勘違いであったのか......
噂によると、二人は付き合っていたが紅白の頃には既に終わっていて、共演を嫌がったという噂もあった。
70年代から人気も低迷の感があったが、世の中に運の良い人はいるもので、漫才のボンチのおさむちゃんが、「あれー」で物真似をし、それが逆に復活となった。

私が新宿で遊んでいたころ、ちょっと怖いお兄さんから「橋幸夫の付き人のような事をしていたが、乱暴で何かあるとすぐに殴る、それも思いっきり腰を入れて来るから、参ったよ」という状況だったらしい。
当時の演歌歌手など、みな反社の下にあったのだから、そんなものであろう。

しかし、それからが彼の遊泳術か才能か、介護やら出版やらで、立派な文化人になっていた。
ヤクザな時代にはヤクザで、文化の時代には温和に。
中々できない事である。

古い映画など
2025/09/05

古い映画やドラマを見ていると、カッコ良くて、女優なら美人で魅力があり、それなりに良い役をもらっているのに、なぜか、その後の活躍が見られない役者が数多くいる。

きっと、活躍の場を広げて行く事が出来なかった、その困難さは言うに言えない理由はあったのであろう。
残念な気がする。

それに比べ、有名になっていった俳優たちは、信じられないような強運と、実力に恵まれた人たちなんだなあと、しみじみ思う。

私がしみじみと思っても仕方ない。
大変な世界だ。


GENE KRUPA “The Gene Krupa Sextet #3”
2025/09/04

GENE KRUPA “The Gene Krupa Sextet #3” Clef MGC-631

最近はあまり見なくなった、ちょっと珍しいアルバムで、ジーン・クルーパのリーダー作。
テディ・ウイルソンの静かなピアノから始まるのも素敵。
ノーマングランツが集めたメンバーは、Gene Krupa(d), Bill Harris(tb), Charlie Shavers(tp), Eddie Davis(ts), Ray Brown(b), Teddy Wilson(p)というセクステット。
当然、聴く前からワクワクする。
ラベルに記載はあるが、裏のライナーにはBallad Medleyとしか書かれていないので書き出す。
1.,Dancing In The Dark(Teddy Wilsonフィーチャー), 2. The Nearness Of You( Bill Harrisフィーチャー)、3. You Are Too Beautiful(Eddie Davisフィーチャー)、4.Tenderly(Ray Brownフィーチャー), 5. Autumn In New York( Charlie Shaversフィーチャー), 6. Who's Rhythm というA面の順番である。続きのB面はライナー記載通り。
みな実力通りの素晴らしい演奏。言う事無し!
彼は、決して派手に叩き過ぎないが、デキシーからの人なのにどこかモダンな雰囲気も漂い、聴いていて決して古臭くない。
良いねえ!と唸ってしまう。

彼はモダンになる以前のジャズドラマーとして、長い歴史を持つ。
大体モダン・ジャズの演奏家達は1920年代からの世代になるが、彼は1909年生まれであって、当然スイング世代でもある。
そして、何より彼がジャズドラマーとして記憶にとどめるのは、あの1938年ベニー・グッドマンのカーネギーホール・コンサートにおいて、中心的メンバーであった事である。
あの時の象徴的な演奏Sing, Sing, Singは、まず彼のドラムの響きから幕を開けたのである。その後の快演は、何度も書いて来たので、止む無くここでは省く。しかし、開始のドラミングの音は私の脳裏から死ぬまで離れないであろう。

彼は独学でドラマーを覚え、高い能力で当時のルイ・アームストロング、ベイビー・ドッズ、ズティ・シングルトン、エディ・コンドン、レッド・ニコルズなどの有名バンドを渡り歩き、デキシースタイルのドラマーの第一人者として名を馳せた。そして憧れのベニー・グッドマン楽団に誘われ、やがて38年のカーネギーホールの世紀のジャズコンサートに出演を果たす。所が彼はカーネギーホールのコンサートの後、間もなく退団する。
折り合いは良くなかったし、自身の楽団を作る為である。
彼のディスコグラフィーを調べると、30年代から40年代初めまで、非常に仕事量が多かった事が伺える。

さて、もう一つ話、彼は1943年、大麻所持で懲役刑を受け、オーケストラは解散した。話を聞いた元妻のエセルは、離婚で貰った慰謝料10万ドルの小切手をそっくりそのまま支払い助けた、という噂があった。
こういう話も、また彼に好感を持ってしまう。

*販売済です

ガソリン税
2025/09/04

ガソリン税を無くする運動が始まって、政府のなかでも話し合いが始まったら、なんと、自民党の宮沢税制会長がそのかわりの税収がほしいと言い出して、突然、代わりの税金に話がチェンジしてしまった感がある。

論点をずらしたらイカンよ。

そもそも、ガソリン税は、田中首相が列島改造計画の財源として作ってしまったものだが、当時はその列島改造案に日本中が便乗して良しとした。
当時、高速道路建設が終わればガソリン税は止めるという話であったが、そのまま現在に至る。
高速道路の維持なんだかんだと、理由を付けて、無くなる風には見えない。
更にガソリン税のいけない所は、更に消費税を上乗せしている点で、税の二重課税は最悪の国家の犯罪ではないのか。

リッターあたり52円のガソリン税は、悪税である事は間違いない。
さらに消費税を無くすだけで、リッターあたり15円安くなる。
まず、どちらかを無くそう。

そういえば、タバコ税も2重課税じゃないか?

老人の数
2025/09/04

日本の高齢者の人口が異常なる多さ。
100歳以上がなんと10万人近いという。
以前は100歳等珍しく、金さん銀さんが100歳でテレビで大騒ぎしていたくらいである。

ネットでよく人間の寿命定年制を導入しろ、などという乱暴な書き込みも目にするが。本音で語るとあながち、冗談でも済まされない。

私も、間もなく80歳になるが、人生の命の定年制を作ってもらっても良いかなと、思わないわけでは無い。
社会に迷惑は掛けられないもの。

だけど、老人の為に犠牲になっていると言う若者の意見を見ると、それも違うんじゃないかとも思う。
大して働きもせず、大して税金も払いもしない若者もまた問題。
で、年齢的に、上下どちらも問題なんだな。

我々、ちょっとばかりの年金をいただくために、収入を抑えた仕事をしていたりするのだが、働いて、年金も給料もたくさんいただければ、社会に対して、さらなる貢献ができる。

そもそもNHKが昔から長生きは素晴らしいと、長寿の医学知識ばかり煽ってきたのだが、結果、半病人ばかりになった。
それって本当に良かったのかなあ。

ブルータス
2025/09/03

以前、アメリカのブルーノート・レコードの社長「ドン・ワズ」さんが来店した話を書いたのだが、その記事がブルータスに掲載されたと送られて来た。

でも、1ページの中のほんの片隅の記事だった。
まあ、ありがたい。

シェケラート
2025/09/03

イタリアン・コーヒーのセガフレード。
隣にいた人が、カクテルのようなものを飲んでいたので、思わずわしも注文してしまった。
冷たくて、実に美味しい、コーヒーカクテル。
アルコールは含まれていない。

でも、ちょっとカウンターで昼からカクテルを飲んでいるようで、カッコいい。

夫源病
2025/09/02

ネットの女性の書込みから。
円満夫婦であったのに、夫が定年退職。
自宅で一日中、一緒にいられるウチに、とうとう血尿が出たと。

そうだ、そうだ、と同意する書込みが膨大。
私も家内に夫源病と言う単語を教えられた。
一方亭主の方はそれが、全く気付かないか、理解出来ないらしい。

亭主元気で留守が良いと、40年も前から言われていたが どうも本当のようだ

今日から通常営業
2025/09/01

夏休みをいただき、ゆっくり休養出来た、と言いたいところであるが、私はお盆明けレコードの入った箱を3個ほど運んだだけで、腰痛になりコルセットをして休んでいたのである。

車も他人に乗せてもらって、やっと生きていた。

なんとも情けない。

ちょっと面白いyoutube
2025/08/31

見つけた、面白い左翼団体の話。
興味がある方にはどうぞ



https://www.youtube.com/watch?v=uzuRN_t5wl0

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