HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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日本人
2006/02

海外に度々出かけるようになってから、私は右寄りになったかもしれない。
人は年齢を重ねると右寄りになると言われた事があるが、私の場合は海外に出て、色々な人と接しているうちに、「日本人」であることを意識させられるようになった。
サラリーマン時代も海外と縁があったが日本人同士の付き合いが多かったので、民族としての意識がなかった。
現地の私の知合いも、私と付き合うことで日本のことに興味がわいてき、日本の紹介本を読んでいるらしい。すると質問がくる。
歴史的なことでは「腹切り」。現代に関してはサラリーマンは会社が終わっても家に帰らないのか?とか日本人は浮気が多いっていうけど本当か?とか、返事に困る質問ばかり。
それで、次に会った時に返事をするために、私も日本の文化・伝統について書いてある本を読んで、準備をするようになった。
そうして、日本に関するいろいろな本を読んでいるうちに、自分のアイデンティティーに目覚めたわけ。
つくづく思うに、世界中の国民・民族の中で、日本人が最も自国のことを知らないのではないかと感じるのである。

携帯電話
2006/02

最近ヨーロッパの空港の携帯電話ショールームの電話が日本のものとほとんど同じ商品群になったような気がする。
3年ほど前、ヘルシンキで空港からホテルへの乗り合いタクシーの中で、フィンランド人が自国のメーカー「NOKIA」の携帯を自慢していた。みんな黙って聞いていたが、あまりに煩しいのか、アメリカ人が「違うよ、日本の方が一番だよ。」と言いながら、私の方を振り返りながら「日本人ですか、携帯持っていますか?彼に見せてやって」と言うので、見せたら、小さくてカメラも着いているので、びっくりして「日本はすごい」と感心していた。
嬉しかった。

やはり3年ほど前スエーデンで、若い人に日本の携帯について質問された。
「写真もとれて、Eメールも送れるって本当?羨ましい」と私の携帯を見たがった。
私は嬉しかった。

でも、今は世界中で日本と同じ携帯が氾濫している。
嬉しくない。

ドーナツ
2005/12

成田空港で出発の際、時間が空いたのでラウンジに行った。
中に入ると、なんとキッチンのテーブルの上にドーナツがぽつんと1つだけ。
さっそくお皿に取ってコーヒーと共にいただいた。
前回の時とは違って、今度はゆっくりと新聞も読んだ。
俺って、安いなあ。

マニュアル車
2005/12

以前、ヨーロッパではオートマ車(AT)が少ないと書いたことがある。
この前、ある町を歩いていたとき、ふと運転席に目が行ったらマニュアル車(MT)だった。歩きながら、次の車の中の中に目が行ったらまたMTだった、次もそうだったので、つい数を数えてしまった。
なんと、12台MTが続いて1台AT、15台MTで1台AT、10台MTで1台AT。こんな具合でMT車が圧倒的に多いのにはちょっと驚いた。
でも実際のAT率は、タクシーのAT化等も進んでいて、もうちょっと高いはずである。

しかし日本はAT車の数が多いというよりは、ほとんどがAT車ばかりである。
自動車工業の歴史や文化も異なるのだろうが、いったいこの違いは何だろう??

成田空港
2005/12

以前から思っていたが、成田空港がとてもつまらないと思うことがある。
世界と比較しても乗降客が多く、規模も大きいはずの成田空港。
活気に溢れた、海外に開けた、夢のある、楽しいはずの空の港である。
でも、いつも思う、パッとしない。
空港は第一と第二の2つに別れた、昔の北ウイング等と呼ばれていたビルなどは店も撤退し、寂しい限りである。新しいビルも面白さに欠ける。両方とも空港としては小さなビルだ。

まず出発、駅を下りればすぐにパスポートチェック。リムジンバスで行けば車内に入ってきて検問。
なんで?どうせ、すぐにチュックインから始まって、何度もチェックするのに。

早く空港に着いてしまったら、もう時間つぶしが大変。
ヨーロッパの主要都市の空港の中にはショッピングセンターかと見間違うような施設や、いるだけでくつろげるような楽しい施設がある。しかし、成田では居場所がない。
ショップは土産屋さんばかりだし、コーヒーショップは少ない、レストランの料金は高い。くつろげる椅子が沢山あるわけではない。ラウンジの中には人がいっぱい、係員に丁寧に扱われても嬉しくない。

帰りの飛行機を降りると、長い廊下をひたすらに歩いて出入国に向かうのだが、小さなカートすら置いてない。現地で買った沢山のお土産を必死に持って歩くとき、楽しい旅行の思い出も吹っ飛ぶ、不親切さだと思う。

なぜだ?誰の為の空港施設。

2005/12

近くに柏木公園という小さな公園があり、2年ほど前から多くの浮浪者が住み着いている。
ある日、公園の横の道を通りかかると、浮浪者の一人が鳩の群にパンを千切って投げている。
「なんで食わないんだよ。お前達、パン好きじゃないのか。」しばらくして「あんまり食わないな。やっぱり腐ったパンでなきゃダメか。じゃ、待ってろ今やっから」。
思わず彼のほうを向くと、彼は大きなビニール袋の中に手を突っ込んでモゾモゾすると、「そーれ、腐ったパンだぞ」とばら撒くと。鳩の数がさらに増えた。
鳩に向かって「やっぱり美味えだろ」って、あんた、ホントに腐ったパンを持って歩いているの!驚いた。

オランダで見た日の丸
2005/11

オランダで、ある町からアムステルダム行きの電車に乗って、ぼんやり外の景色を眺めていたら、突然、日本航空の日の丸らしき尾翼の赤い色が目に飛び込んできた。
はっとして目を凝らすと、一瞬で電車は地下に入ってしまった。それで、電車がスキポール空港の下を走っていることにやっと気が付いた。

まさか外国の電車の車窓から日本航空の飛行機や日の丸を見られるとは思ってもいなかったが、それが自分自身かつて意識したことがない誇らしさと嬉しさが入り混じった感覚を味わった。

単なる郷愁なのか、外国にいることから来る自分自身のアイデンティティーの自覚なのか、よくは分からないが、海外を一人で何日も旅していて日の丸を見ると、言いようの無い感動を覚えることがある。

飛行機の寒さ
2005/11

今回のコペンハーゲン行きの飛行機の中は寒かった
体調も良くなかったのか、今回のコペンハーゲン行きの飛行機の中はいつも以上に寒さを感じた。途中で何度もトイレに立ち、ブランケットを掛けていても寒さを感じ、特に顔が冷たくなって、しまいには頭が痛くなった。
到着したときにはすぐにホテルでベッドに頭まで潜り込んで寝た。

帰りの飛行機でコーヒーをもらいにキッチンに行くと、デンマーク人のスチュワーデスが「寒くないですか」と聞いてきた。「寒いです」と私が答えると「じゃ、機長に寒すぎると言って来る」と操縦席の方へ向かって行った。
近くで仕事をしていた日本人のスチュワーデスが「私たちも、寒くて困る時がある」と話しかけてきたので、他の乗客から温度に関するクレームはないかと尋ねると、日本人のお客様の中には、寒さで顔が蒼白になる人がいたり、なかには告訴すると怒った客もいるそうだ。ならば「温度を上げれば」と言うと、「ヨーロッパ人の中にはこれ以上温度を上げると、気分がわるくなる乗客も出る始末」だとのこと。
そう言えば、私が厚手のジャケットを着て、ブランケットを掛けて寒がっている横で、白人のおじいさんがT−シャツ1枚で気持良さそうに寝ている姿を見て、この違いは何処から来るのだろうと、考えてしまった。

オランダ
2005/11

オランダで、いつも面倒を見てくれる年配の人がいる。私が彼からレコードを買っているうちに親しくなって色々な話をするようになった。
ある時、私が「日本人の多くはオランダに対して親しみを持っている。歴史的に見てもね」と言うと、彼は「その事は良く知ってるよ、1800年頃からだろ。しかし、注意した方が良いよ。多くのオランダ人特に年配の人は日本人が嫌いだから」。
私は意外な反応にちょっと驚いた。
彼が言うには。「第二次世界大戦でインドネシアを日本に取られた恨みは相当なものだよ。
でも、若い人はもうそんなことは思っていないけどね」
若者達の意識を聞いて、少し安心した。
やっぱり世の中は平和が一番。

LAの空港で
2005/10

しばらく前の話。 ロサンゼルスの空港で乗り換えのため国内線のターミナルに移動し、ホッとしていると、銃を持った兵隊が2人、真っ直ぐに私の方に近づいてきた。目の前に来た二人のうち片方が

 「今、貴方はタバコを吸っていましたね?」
私は驚いて即座に「いいえ」と否定した。
 「空港では禁煙です。それを知っていますか」
 「知っている。しかし、私は吸っていない」と再び否定。 
 「日本人がタバコを吸っていると、他の乗客から通報があった」
 「私はタバコは吸わないので、他の人との間違いです。」
 「ここにいる乗客の中で、日本人は貴方一人だ」
 「でも私ではない」
 「あなたしかいない」
 「私はタバコも持っていない。吸ってもいない」

数回のやり取りの後ようやくあきらめたのか、「多分、あなたではないだろう。」
と言いながら引き上げる様子を見せた。
くやしそうに もう一度振り返り、
「規則では、空港において禁煙だから」を繰り返して帰って行った。

平和ぼけした私には、銃を持った人間が近づいて来るのを見るだけで恐ろしい。
それが、「お前は犯人だろ、」のような質問されると、恐怖心で震え上がってしまう。
アメリカは怖い国だって事は良く分かりました。

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