HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。
  
| オーネットのEP | - 2006/12/23
- オーネット・コールマンの「MAN ON THE MOON」という、大変珍しい、フランス・プレスのEPが入荷した。
オリジナルは米国のIMPULSE盤の7インチ(EP)で、本家の方はジャケットが付いていないし、PROMOオンリーである。 まあ、販売に至らなかったのであろう。
従って、今回のフランス盤は、只の再発盤と引き下がるわけには行かない珍しさがある。多分、ジャケット付きでEPとして発売されたのは、フランス盤のみだけだと思う。 題名のMAN ON THE MOONは、日本語に訳すと、「月の上にいる男」と非現実的で、英語の習い始めの子供が英作文で勝手に作ってしまったような変な言葉であるが、それもそのはず、月面着陸に感動した本人が、お祝いで作ってしまったという曰くつきのもの。
それも冒頭のピョコピョコで始まる宇宙音は他人の作品からパクッたという噂もあるくらいの、いかがわしさ。 結局、会社としては、そんな音源は売れないという結論だったという話を聞いた事がある。その音源をオーネット、本人がフランスに持ち込んだという話であった。 このいかがわしさが、コレクターズ・アイテムとしての真骨頂。
このEPの事で、一つ驚いた事があった。 先日、店にあった古いスイングジャーナル、1970年別冊版をペラペラめくっていたら、評論家自慢のLP特集と言うのが目に着いた。ヘーと昔はどんなレコードを上げていたのだろうと、つい読んでしまった。 今になって見れば、みな大した事もないレコードをさも大事そうに上げている。その中で一人、清水俊彦先生がアップしたのが、じつはこのEP。この時は米国盤の方ではあるが。 コレクションとして挙げろと言われて、コレクションとして将来も超の付くレア盤を挙げるとは、恐れ入った眼力である。
びっくりしたな、もう。 これだから古い雑誌は捨てられない。
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| 英語の駄洒落 | - 2006/12/23
- お客様が来て、話をしていたらニックネームの話になった。
彼は以前、ジャマイカ(JAMAICA)と呼ばれていたと、なぜなら、口癖が「じゃ、まあ、いいか」だったから。 でも、今の彼のあだ名は、「JAVELIN JAMAICA」 JAVELINとは陸上競技の槍投げの槍のこと。 途中で投げ出してしまうから、JAMAICAの韻を踏んで、「JAVELIN JAMAICA」になったそうである。
書いていると、だんだん面白くなくなってきた。 言葉で聴いた時は、面白かったんだけどなあ!
そういえば、私の座右の銘は、「まあ、いいか」である。 親近感を感じたのであった。
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| 赤信号 | - 2006/12/13
- 店の近くの小さな交差点があって、信号が変わるのが遅い。
やっと信号が変わると、じれて待っていた人や車が渡り始める。 ところが、車がちっとも前に進めない。なぜなら、大きい方の道路を歩いていた歩行者が赤信号でも平気で歩いているからである。 中にはクラクションを鳴らされても、怪訝な顔をしている人さえいる。
短い信号では人間はもちろんだが、車を行かせてあげないと、可哀想な気がするのは私だけであろうか。
そんな時に、いつも思う。 ヨーロッパの各都市では、街を歩いている人達は実に要領がいい。 赤信号でも人は歩いている、平気で。ところが、車がやや遠くから近づいて来ると、すっと止って、通行を妨げない。
要するに、ヨーロッパの人は赤信号の道路横断に関しては確信犯的であり、日本人のは善良の市民の、業務上過失という事になろうか。
自分の命は自分で守ろう! しかし世の中、普通の市民ほど恐い者はない。その典型が「赤信号みんなで渡れば恐くない」。 譲ってあげるのは車だけ、ではなくて歩行者も譲ってあげましょう。
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| いじめ | - 2006/12/11
- 出張の行き返りの飛行機の中で読んだ雑誌のほとんどに「いじめ」の問題が取上げられていた。もちろんテレビでも連日いじめ問題が無い日はない。
いじめが社会問題になり、テレビでも特に先生の指導が問われているが、それでは先生はちょっと可哀想。 だって、いじめは今や日本では国家ぐるみでいじめが行なわれているからである。 まず日本が周辺諸国からいじめられていて、それでも気がつかない。 自民党の候補問題もいじめである。 テレビのお笑いも若手をいじめているのが最も笑いを取っている。大御所のたけしさんもいじめで、のし上がったと思えないわけではない。
企業では50歳過ぎの多くのベテランがいじめで会社を去ったと聞いた。 社会人のいじめは、民間は仕事を押し付けること、公務員は仕事を取上げる事なんて、笑うに笑えない話もある。 子供のいじめも、強い子が弱い子に命令してさらに弱い子をいじめさせ、自分は絶対に捕まらない等、テレビドラマ顔負けな事も行なわれているようで、恐い。
子供は大人の社会の鏡である。 子供のいじめ問題を先生達に押し付けているのもいじめである。子供が他の子供をいじめるのは、元々家庭での育て方、社会での人間の付き合い方の問題が大きいと思う。
これがアメリカだったら、学校に銃を持って行ってぶっ放して終わるのが、日本だと自殺になるから、余計悲しい。もちろんどちらが良いかの問題ではないが。 ずうっと以前に仲間と話していて、自分の子供が、いじめられっ子かいじめっ子かどちらを選択するかと話していたら、圧倒的にいじめっ子と答えた人が多かった。いじめの辛さを皆、いやという程知っているからだった。
また、いじめには徹底的に戦うしかないのにも関わらず、「いじめられて反発すると余計にいじめれる」などと日和見になっていてはいつまでもいじめが続く。 企業のおじさんも、パートのおばさんも、学校の子供も、いじめられるな! 立ち上がれ、がんばれ! 子供のいじめは親や先生等協力して守ってあげよう。
人間というものは立ち向かっていく者の味方しかしない。 戦う事を放棄した人間には味方はいない。
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| 中国のテレビ | - 2006/12/10
- オランダで泊まったホテルのテレビはチャンネルが多くて楽しかったが、中国の放送が入っていた。
ちょっと見ていたら、ドラマは昔の抗日戦争の話であるらしかった。 翌日も抗日の話だった。 翌々日もどうもそうであるらしい気配。
ちなみに私は中国語は解らないので、雰囲気での判断である。 でから、断定はしない。 その私の判断では、どうも中国では第2次世界大戦はまだ続いているようだ。 なにも知らない平和ボケした日本人が、漢詩に憬れて中国に行って、戦争の仕返しに合わなければ良いが...。こんな下らない事を考えるのは私くらいしかいないに違いない。
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| 看板に異変 | - 2006/12/10
- 出張から帰って来て看板を見ていたら、夕方になっても電気が点かない。
しばらく待って8時になっても電気が点かない。 ヘンだなと思って、入り口辺りを探していると、なんと電源のコードが切られている。よく見るとペンチのような道具を使った形跡が。 急いで管理人に電話すると、おっとりと「あ、はいはい見ておきます」 いらいらしたが2日後にはちゃんと直っていた。 それにしても、ダレがこんないたづらをしたんだろう。 ちょっと悲しい。
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| 看板が付いた | - 2006/11/15
- ようやく念願の看板が、ビルの壁の地上約5メートル当たりに付いた。
JR新宿駅から歩いて来られるお客様には良い目印になると思うと嬉しい。 マンションビルの中にいる当店など、外に看板がないとどうしようもない。今までは、看板は歩道に出していたが、正確には道路交通法から考えれば良いことではない。そういう意味でも嬉しい。
実は数ヶ月前。ボランティアと名乗る怪しい風貌の二人組みが、頻繁に看板をだしている店に、電話をかけたり、直接出向いて説教をしていたのだ。 毎日、毎日、何度も警察にも電話をして、頻繁に警察官もやってくる。 近所の人達の話を総合すると、どうも近くの金融の関係者で、あの筋の恐い人達なのだそうである。風貌もまさにその通りで、強そうな兄貴とその子分という組み合わせである。 彼らの考えは。周囲に看板が多いので、自分の店の看板が目立たない、ならばいっそのこと、警察官を使い、他の店の看板を撤去してしまおうという算段である。 警察官が彼らの言う通りに動いているのは、時代劇の岡引がヤクザの親分にこき使われているような感じもしないではなし、滑稽でもある。 ある日、当店にも電話が掛かって来た。「今、ボランティアで廻っているんだけど、お宅の看板、あれ違法だからどかせてくれ!」 話は聞いてわかっているし、五月蝿いので、電話を途中で切った。 彼らは直ぐに店に上がってきて、「今、電話を切ったのは誰だ!お前か!」と怒鳴る。 「さあ。知りませんね」 「いや、絶対お前だ!」 「知りませんよ」 「俺達は今ボランティアで廻っているんだ。看板が邪魔だからな。どかせてもらってんだよ」 「はい、分かりました」で、なぜかあっさり引き下がった。 その後は、その時の恨みがあるらしく、当店には何度か電話も掛かって来た。また、しつこく警察に電話もしているようだった。 さすがにあの筋の人は執念が違う。 「まただよ、しつこい電話なんだから、まいっちゃうよ」とぶつぶつ言いながら、やってくる警察官にも悪い気がしていた。
と言う事があったので、どうしても外の看板が欲しかったのである。 ほっとした。
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| エスカレーター | - 2006/11/05
- 昔、地下鉄の駅のエスカレーターで追越し車線(?)を一列開けて、急ぐ人に道を空けているのは、パリの地下鉄だけだったよな気がする。
それが徐々に世界に広がって、今や日本でも常識になった。
あれが習慣となって、デパートのエスカレーターでも常識になった。しかし全員一列になって乗っている姿は殺風景でいけない。楽しさを感じない。 最近、思うのだが、デパートでは止めた方が良いのではないか。 デパートでは友人や家族が楽しく買い物をする場所なのだから、一列になっていないで、横に並んでいた方が楽しいものだ。 駅という「急ぐ人もいる」特定の場所ではないのだから、殺風景な習慣を休んだら良さそうに思うのである。
私の経験で言えば、外国の駅の乗降客は東京と比較すると、断然少ない。 少ないからこそ、片側一列を空ける効果がある。 しかし、東京のようにものすごい数の人間が殺到した場合、かえって2列で運んだ方が早く捌ける気がする、今日この頃である。
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| 海外買い付け | - 2006/10/16
- 知り合いがやって来た。
パソコンでこの店の事調べていたら、どこだかの書込みに「ハルズは海外買い付けに行き過ぎだ」という批判があるという。 思わず、「どこが、いけないの」と聞き返す。 「海外旅行の費用がレコード代に上乗せされて、価格が高くなるから、って」。 「エッ?なにそれ」 むっとして「じゃ、お前もそこに書き込めよ!」続けて「沢山仕入して、沢山売れば、経費の旅費など微々たるものだって!経営の原則も知らんのか!」と怒鳴ってしまった。 「いや、ただオレは、ここが評判悪くなると心配して....」で、しらけた雰囲気になって、そそくさと帰って行った。
せっかく心配してくれたのに、ありがとうって言えば良かったな。
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| 日本人のこと | - 2006/10/15
- 座席の話で人種の話が出てしまったので、ついでに話してしまおう。
日本人の多くは、自分達は白人に続く優位性を持っていると思っているらしい。
先日韓国からレコードを買いに来た人がいて、話をしていたら「ドイツに知り合いがいて、日本人が嫌いだから、あなた方韓国人にレコードを売ってあげる」というので、可愛がってもらっていると自慢げだった。
そういう話は実は非常に多くある話だ。 私も、だれそれのことは嫌いだからお前に売ってやる。どこの国の人が嫌いだから、お前だけ...という話を多く経験した。 最初は本当だと思っていたが、慣れてくると、どうも皆にそう言っている事が分かって来てしまった。 そういう話の仕方は、西欧諸国の人々がアジア・アフリカの人々との付き合い方の一つの方法なのだろうと思うようになって来た。相手を常に自分の方を向かせる付き合い方を、国の植民地政策の延長として、彼らはDNAとして持っているのではないかと考えてしまった。 彼らは、日本人と韓国人と中国人の区別は全くつかない。単に黄色人種として見ているに過ぎない。 聞いた話だが、ある韓国人の若者が不良グループに襲われて金を取られた、その理由が日本人と間違えたから。 われわれ日本人としてもちょっとめげる話だ。
たしかに日本人は経済と工業の両方で世界に優秀さを轟かした事実はあるし、彼らも有色人の中では別格に優秀な国民であると思っているのも事実のようで、その話はよく会話に出る。 要するに、日本人は礼儀や道徳をわきまえ、頭も良く、よく働き、お金があって、素晴らしい国民である、更に小さくても柔道や空手が出来ると。 しかし人種的な感情となると簡単ではないのが実状である。
最近日本人の道徳心や振る舞いに以前ほどの評価がなくなった事も事実で、日本の男は弱いと考えているらしい。 そうなると一目置かれることも無くなったのである。
パリのヴィトンなどに並んでいる日本人を見て、「日本人はなんて馬鹿なんでしょう」とフランス人の友人達にいつも言われて、私の姉はいつも落ち込んでいるらしい。 止めてくれと言われても、私が並んでいるわけではないので、私も困るが。
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