HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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ウィルス
2007/04/18

 ウイルス対応ソフトにマカフィーを使っている。
安全対策として知り合いに勧められたものだ。
しかし、ファイルやメールを開こうとすると、時間が掛かって仕様がない。
ネットを探していると安全だの危ないだの、いちいち煩い。

これってひょっとして、マカフィー自体がウィルスじゃないの?
おまけにお金は取られるは。

と、八つ当たりをしたかっただけ。

異常気象
2007/04/17

 オランダに11日に到着した時は、少し温かな感じがした。
しかし、現地の知り合いからは、「いいな、温かいようでも会場の中は寒い、更に朝晩寒いから気をつけろ!薄着するんじゃないぞ」と厳重に注意された私は、冬のような厚着で出かけたのであった。
しかし、意に反して、どんどん厚くなって、天気予報では26度を超えたらしい。
もう、現地の人々はTシャツ一枚で大はしゃぎ。
死にそうなくらい暑くて、疲れたヨーロッパであった。

 帰りのコペンハーゲン空港でも暑い、空港の売店のお姉さんに暑いねと言ったら、最高!とやっぱり、はしゃいでいた。
「日本も暑いのでしょうね」と可愛い笑顔で言われてそのつもりで帰ってきたら、空港の温度計が9.45度を示しておりました。

ガクッ!
風邪引きそう。

2007/04/17

 オランダの知り合いに会ったとたん、いきなり「お前はストックホルムのレコード屋で顰蹙を買ったらしいな」と言われた。内容は直ぐにピンと来た。
その後で、彼とはもちろん大笑いになった。

 あるレコード屋でモニカ・ゼッターランドとビル・エバンス共演のLP「ワルツフォーデビー」を見つけた。オッ!と思い、主人に幾らだと聞くと、お前が先に言えと言う。
店の方が販売価格を示すものであって、客に値段を言わせるのはちょっと違和感があるし、こういう時は経験上ロクなことがない。
しかし、言われたからには答えようと思い、試聴をさせてもらって値段を150ユーロと言った。私としては、小傷があるし、時々チリチリと雑音が入るし、ジャケットも使用感があったが目いっぱい付けたつもりだった。
彼はその途端不機嫌になって、居合わせた他の客に何事かしゃべっていた。いやな感じで、言葉は分からないが不満を漏らしているようだった。もちろん売買は流れた。こちらにしても、食い下がってまでして買うような代物ではない。

その時居合わせた客Aは、ネットオークションで儲けているらしい人で、私も現地でレコード買った事があるので、面識があった。
そのAは、同じオークショングループを作っている仲間Bに、店の主人が「あいつは非常識だ」と話していた事を告げた。
そのBはアムステルダム郊外に住んでいる友人Cに電話した。
Cは、アムステルダムに住んでいる私の知り合いに電話してきたというわけ。あー長かった。
国境を超えて噂は広がる。

オランダのレコードフェアで、そのBに会った。
Bはお前が欲しがっているレコードを持って来たと言いながら自慢げに取り出したのはサントラ「勝手にしやがれ」の例のジーンセバーグの写真のEP。見たらジャケットはヨレヨレ、盤は傷だらけ。
自慢げに「幾らで買う?」と聞かれたので、ヘンな噂はもうこりごりなので、「お前が言え」と言った。彼は「100ユーロ」。私は即座に「NO」と断って、今回は欲しくないと言った。
どんな欲しいレコードでも、ヨレヨレでは困る。

しかし、傷のあるレコードでも、「お前等、日本人なら高く買って当然」と思われている事に時々怒りを感じる。
ケチなのは俺たちではなくて、お前等だ!

(今回、スェーデンの空港に着いたら、彼女のこのショットの引き伸ばした大きな写真が壁に飾られておりました。右側二つが勝手にしあがれのEP裏表)

ハワイ出張
2007/04/04

 先日、ハワイ島の友人から電話が掛かってきて、
「知り合いからレコード3000枚もらった。それをトラックで家に運んで置いた。部屋に置いたところ、その量が多すぎて女房に怒られているから早く見に来て引き取って欲しい」。
さて、ハワイ島でジャズのマニア、とはあまり想像が出来ないが、せっかくの申し出だ。
3000枚もあれば、なにか掘り出し物もあるに違いない、と考えて出かけた。本当は今週末にはヨーロッパ出張が控えているので、そんな事をしている場合ではないのだが。
久しぶりに乗った日本航空のジャンボが、前の座席との幅が30センチも無いほど狭いのにはちょっと参った。安い飛行機代だから我慢はするが、程度問題だと思う。もう二度と乗りたくない。
仕事の結果を言えば、収穫はない。当然といえば当然。

 しかし昔、旅行会社にいた時、長くハワイの担当をしていた私には知り合いも多く、年に何度も通ったなつかしい島なのである。
そのハワイには15年ぶりくらいの出張だった。
ホテルの名前も変わっていたり、知っている店もすでに無かったりするが、それでも自然も雰囲気もそのまま。
友人と昔話で盛り上がった。
今の若い人たちに勝てないなどと話していたら、ネイティブである彼の奥さんが、英語では貴方達をオールド・スクールと呼び、若者をニュー・スクールと表現すると教えてくれた。
なるほど、学校が違えば、習慣も違うわけだ。
若者にケチを着けるのをもう止めよう。

 話が盛り上がって、暗殺計画の話にもなった。
なんでも、10年ほど前のハワイ支店のナンバー2が、現地の業者に対するタカリがひどかったらしい。
断った業者には無視や苛めのような状態があった。
それで、思い余って業者が集まり、彼を暗殺しようという話に発展した。
多くは冗談であったが、中には次第に本気になった人もいた。これ以上はマジな計画に進む状況になってしまうという、まさにその時、彼が日本の本社復帰の人事異動があったので、現地の人も胸をなでおろした。
 
笑って聞いていたがちょっとスリルもあった。
日本人の駐在員の方々、あまり権力を振り回さないように!
ご無事を祈っています。





駄洒落
2007/03/30

暇だったので、本棚のちょっと古い文庫本を読んだ。
いや店の仕事には、掃除、値段付け、レコードのクリーニングと方付け、パソコン入力など、全く暇はないのだが、仕事をサボりたくなると、暇と言うことにするのである。

本の中で、

故林家三平師匠が残した言葉、
「パンダの好物は、エー、パンだ」
深く感銘を与える.....。
(南伸坊 笑う大学 ちくま文庫)

と言うのがあった。
べつに深く感銘はないのだが、無理やりにあるとする所に面白さがあるのである。

「男の隠れ家」という隠れなくても良い人が読む雑誌に、死語と言うのがあって、ヨッコイ・ショウイチは恥ずかしいとかいてあった。
いつも使っている私としては、恥ずかしいので、今度からヨッコイ・ヒデキにする事にした。こっちは恥ずかしい中に入っていなかったから。
それと、私が常に使っている、「コウフン、シマクラ・チヨコ」も入っていなかったから安心した。

「パンだ。」は30分考えてみたが、やっぱり感銘はなかった。

Paal Nilssen-Love
2007/03/28

Paal Nilssen-Loveさんが来店。
最初は外人の大学生でも来たのかと思っていたら、妙に熱心にフリージャズのコーナーを見ているし、試聴もするので、もしやミュージシャンかと思ったら、ミュージシャンどころかとんでもない芸術家でした。

試聴していても、「ここのところ良いね」とか、「音の重ね方が良い」とか心から音楽が好きな事が伝わってくる。

こちらも楽しくなる、あっさりした、好青年でした。
こういう事があるからレコード屋は止められない。

さくら
2007/03/27

 3月というのに、もう満開を迎えようとしている桜。2,3日前、車でラジオを聴いていたら、桜に詳しい方が桜の事を説明していて、日本の桜のほとんどはソメイヨシノで、葉が出る前に満開になるのは日本の種のみらしい。起源は日本ではあるが良く分かっていない。
この日本を代表する桜は、「さくらんぼ」の中東を起源とする桜とは全く異質なのだそうで、実から芽が出ないので挿し木でしか増やす方法がないのだという。また、非常に繊細で人間が手入れをしていないと、本当に100年以内にこの世からすべて消え去る、はかない植物なのだそうだ。

桜の花のさっと散るはかなさ、潔さを、日本人の心を重ね合わせる人は多い。それに対し、いつまでも散らない梅の花を執着心の強い中国人気質と重ねて比喩する人もいる。

私は桜が好きだ。
それで、今日は桜餅を買ってきて食べた。

電気コードから火
2007/03/20

 案の定、ここの所急に寒くなった。
寒くて仕方がないので、カウンターの中で電気ストーブをつけていたら、急にストーブが消えた、あれっと思っているうちに、パチパチと音がして、焦げ臭い臭いがしてきた。
辺りを見渡すと、電気ストーブの延長ケーブルの付け根から煙が上がっていた。
おお騒ぎでケーブルを外して、事なきを得た。

 代わりの電源ケーブルを買いに近所の電気屋さんへ行く。
事情を話していたら、「ウチでもこの間、コードの付け根から火が出たのよ」と電気屋さんのオカミさんが突然話に加わってきた。
「えっ」
「昼間で人がいたから良かったけどね。夜だったらどうなったか」
「恐いですよね」
と帰りながら、なんかヘンだなと思っていたら、やっぱり変。
だって、あんたんちは電気屋でしょ!

2007/03/08

 先月、病院で中性脂肪の値が高いと言われているので、歩かないといけないのだが、今朝はちょっと寒かったので、タクシーに乗った。
運転手が「お客さん、私の家は高尾ですけどね、今朝何度あったか分かります?」今朝は東京でも寒かったといい加減に返事したら、「0度ですよ。それでね、三鷹の事務所についたら3度でね、今車に乗って新宿に着いたら10度ほどもあるんですよ」
そこで二人で盛り上がって、都心と郊外の温度の違いに、花が咲いた。
家出るときに雪が降っていたので、思いっきり雪用の格好したが、都心に着いたら雪などなくて恥ずかしかった、とか。
 
桜は18日が開花予想だそうだ。本当に、3月中旬に咲いてしまうのだろうか。しかし、開花予想で出てもその後、温度が下がってしまい、結局咲くのが例年通りに近づく事もあるし、東京という所はなぜか3月に雪が降ったりする所でもあるから。
今年もそんな予感がしない事もないが、ちょっと暖かすぎる。

サイン
2007/03/07

サイン入りのレコードはジャズのコレクターの世界では大変地位が低いものである。今は徐々に変わりつつあるが、まるで汚れ物扱いであった。
それは特にUというショップで徹底されていた。
一度、Uのみで買っていたというお客様が夫婦で来店した事があった。チャーリー・ミンガスのレコードを探していた。そこで私は取って置きの一枚を出した。昔私がもらったサインが真ん中に書かれているモノで、私から見れば重要文化財。だってミンガスのサイン。
それを彼は「これって汚れ扱いですよね!」と一言。
私もまだ人間が丸かったのか、その時は必死に貴重さを説明したが、今だったら「帰ってくれ」と一言で済ませるところだ。
マイルス・ディビスのサインも人気になったし、かつての大物のサインを欲しがる人は増えた。
いい傾向である。

サインといえば、ついこの前イタリアで例の知り合いのお陰で「Romano」と書かれた10インチ盤を数枚入手できた。Romano・Mussoliniである。サインをしたのではなくて、彼がジャケットの裏側の端っこに持ち主として名前を書いたもので、若い時にそれらを聴いて練習したのだそうだ。ほとんどが何度も聴いていたので傷だらけでとても商品にならなかったが、本当に感動した。
ムッソリーニと聞けば、第二次大戦のイタリアのリーダーであるが、その息子であったロマーノは、マスコミなどに聞かれると、おじさんと答えたり、おじいさんと答えたりしていたので、本にも、色々な関係になっているらしい。金銭的に苦労はしていなかったようだが、ジャムセッションのために知り合いのミュージシャンを呼んで、家に入ったとたん、ムッソリーニの家だと分かると帰ってしまった事もあったそうだ。

スエーデンのジャズメンのお陰で同様にRolf・Ericsonのレコードを沢山入手した事もあって、裏ジャケットの右隅に几帳面に小さな字で名前が書かれてあった。話によると、大変真面目ないい人で、マイルスに憬れていたらしい。その「Rolf Ericson」と書かれたマイルスの「Kind of Blue」のレコードには、私にもジーンと伝わってくるモノがあって感動した。

サイン物も興味がつきないものである。

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