HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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2009/02/17

当店に女性客が来る事など、年に何度もない珍事。
でも数日前におばさんらしい人がいらっしゃった。

ちょっと立ち話。
なんの事か忘れたが、娘のしつけがどうのこうの、となって。

「魚の煮付けは出来るけど、子供の躾けは出来ません。」だと。

おじさんもびっくりの上手さ。
座布団一枚。


晴れた2月の日
2009/02/16

晴れた2月の日になると、いつも思い出す。
店を開いて、ちょっと一安心した5年目くらいだったか。

良く晴れた、2月にしてはやや暖かな日だった。くだびれた新宿の朝の通りを歩きながら、ふと、以前の会社の同僚に会いたいと思った。
「午前中は居ないから、店よろしく!」と従業員にメールして、愛車をオープンにすると、彼が働いていると言われていた、鎌倉の長谷の町を目指した。
道は知っている。

首都高から横浜を通り、横横を抜ける、ここから下道を走って少し行くと。
突然、鼻がかゆくなり、くしゃみで出始め、目もかゆくなった。
花粉のせいだ、と気が付き道端に車を止め、幌を閉めた。
コンビニを探して水道を借りて目を洗った。

しばらくしても症状は、良くなる事もなく、具合の悪さと共に、徐々に行く気も失せてしまい、Uターンして帰って来てしまった。
それ以来、彼に会いに行っていない。

彼は私より幾つか年下だった。しかし、しっかり者で仕事も真面目で優秀で
あった。何より自分の考えを持っていて、言うべき時には意見を言う。
それに対し、年長者といえ誰もその事で反感を持つ事がなかった。
私がリストラの際会社を辞めた後、部長になっていた彼は重役とある意見の食い違いから身を引いたと、噂に聞いた。

仕事をしている時、私はいつも「貴方は出世する人だから、もし出世したら、僕を部下に使ってね」と言っていた。
それを傍で聞いていた女性社員達に「だらしない人ね」とあきれられていた。

今日の教訓
春のオープンカーは要注意。
どうでもいい教訓。

J・B
2009/02/15

ジェームス・ブラウン
80年の頃の話。

「俺の喜びは、かつて偉大なBと言えば、3人しかいなかった。
 今では、4人になった事だ。
 ベートーベン、バッハ、ブラームス、そして俺ブラウンだ」

大変受けた。
間違いない!
 
その彼も、残念ながら昨年亡くなってしまった。

(註)「ジャズ・ビート・アンソロジー」シンコーミュージック
30年代から90年までの雑誌「Down Beat」の記事を編集した物で、それの日本語版。

駐車禁止
2009/02/14

今日も獲物が掛かっている。
新宿は場所柄、駐車禁止取締りの二人組みがのべつグルグル歩いている。
獲物を見つけると、営業車であろうとなかろうと、せっせと捕獲に精を出す。
配達中の車が捕まっているのを見ると、私は本当に切ない。荷捌き所?ほとんど無きに等しい。
遊びで車を置いているわけではないのに。

じゃあ、なぜ郵便車だけ除外されているのだろう?そういう決まりだからなどと言われたらそれでおしまい。
宅急便は駐車禁止扱いで郵便車はOK、郵便局だけが国民の為になっていて、宅急便は商売だからけしからん?配達の車はみんな悪?タクシーの運転手はトイレにも弁当を食べにも行けない。
私には理解できない。
どう考えても、これは悪法だわ。

そもそも、日本では住宅街の路上駐車に関して、住民が非常に煩い。

昔、住んでいた横浜で、ちょっと他人の車が家の前に駐車していると、「自分の家の前に駐車してけしからん」と、すぐ警察に電話する人がいた。
すると市民に迷惑だと言われると警察は出動しなければならない。
そのたびにレッカーに行ったりして警察もウンザリしていた。
ある日、パトロールで廻っていたら、その人の家の前に車を止めてあったので、即レッカーした。
その家の人から、「ウチの車が無い」と大騒ぎで電話が掛かってきたので、「駐車違反だからレッカーしてありますよ。」と答えたと。
それ以来、駐車違反の電話が掛かって来なくなったそうだ。

この人は、自分の家の前は自分の家の土地、だと思っている。
実は日本中でそう思っている。

だが、誰でもが道路に車を止めて、荷物の積み下ろしななどを認めないと、例えば、引越しで自分の車も家の前に止められない事になる。

現在行われて事の考え方の根源は、車は家を出たら、何処にも止めずに、道路をただ走って帰って来い。そして家の前の道路はウチの物だから、ウチの前に止められたら迷惑だ、と。
これは幾らなんでも乱暴だわ。

いや、そうでは無いと思う事から始めないと、もう駐車問題は解決しない。
道路交通法は安全で円滑な通行のためだ。だったら、駐車してある車があると迷惑を掛けられたと被害者ぶらずに、譲ってあげればいいでしょ?

道路は車が走ったり、止まったりの両方が出来るものでなければならない。
ヨーロッパのように、夜6時から朝9時までとか、地域の登録車は終日路駐可、なんてなったら素敵だな。

ズビグニエフ・ナミスオフスキ
2009/02/13

ズビグニエフ・ナミスオフスキ。
なんじゃ、これは?
ポーランドのミュージシャン。
知っている人は知っている。知らない人は覚えてね。

ZBIGNIEW NAMYSLOWSKI "LOLA" UK DECCA 入荷。
正直なんと読んで良いのか分からない、いつも困って適当にナミスオフスキとかナミオフスキーとか誤魔化している。

このレコード、64年に彼らがジャズ・フェスティバルに招かれた際、ロンドンで録音したもので、国を跨った分、やはりレア盤になろうか。
演奏は、それはそれはファンタスティック。

64年の東欧のジャズ?どうせ遅れてない?などと甘く見ていると、度肝を抜かれる斬新さに唖然。
この時代の東欧の芸術全般に言える気がするが、とにかく前衛芸術としてハッとさせる作品を作る。
まず、恐ろしいほどの暗さというか深さというか、そういう深い闇を見せられ、また、それに反発するかのような力を感じさせる。
ジャズの彼らもまた例外ではなく、やっぱり力がある。

彼らはその後、ヨーロッパのミュージシャン同様、フリーフォームの方向に進むのだが、この時の作品はその手前に位置する重要な作品。

なぜか、英国の青年のようなセーターを着て写真に納まっている。
ポーランドから来た、英国青年?
考えると不思議な写真である。
演奏、ジャケ共に興味が尽きない一枚である。

芸術作品が好きな人には堪らない一枚である。

暇な日
2009/02/12

今日は暇な一日だった。
暇な日は「売上げが少なくて駄目な日だ」と思わない。
時間が空いたから、値付けが出来る大切な時間なのだ。
リスト用に一杯入力が出来た。

当店は社員が少ないので、値付けする専門スタッフがいない。もし常に来客があるとすると、商品の値付け等をする時間が出来なくなってしまう。
というわけで、見て、聴いて、と確認を要する仕事なので、暇な時間があるのはある意味ありがたい事なのだ。

それなのに、暇が出来ると、すぐコーヒーブレイクに出掛けてしまってはイカン!
喝ッ!って、自分にか?


音楽の心
2009/02/11

昔、廃盤集めに没頭していて、乗りに乗っていた頃。
あるレコードのオリジナル盤が入手したので、今まで持っていた日本盤の方を友人に譲ることになった。
友人が家に来て、レコードを渡しながら、「日本盤で悪いね」
と私が何気言った所、かれは、
「私は日本盤で十分です。なぜならオリジナルであろうと、再発の日本盤であろうと、若干音は違っても、聴こえて来る、その音楽の心は同じだから」
なるほどと納得した。

オリジナル、オリジナルと大騒ぎしていた自分が恥ずかしかった。
その事があって以来、日本盤を馬鹿にするのを止めた。
有名なレコードだけでなく広く音楽を聴き、真剣に耳を傾けるようになった。
もちろん、オリジナル盤コレクターを止める事など出来るはずもなかったが、友人とも以前にまして音楽の話が、楽しく出来るようになった。

今でも「音楽の心」の大切さを忘れていないつもりである。

チェット・ベイカー
2009/02/10

チェットの人気盤、入荷。

1. SINGS (PACIFCI JAZZ) 1222
2. IN EUROPE (PACIFIC JAZZ) 1218

両方とも、状態はまずまず。
何より、正面の写真がきれいな事が嬉しい。

昨日、仕事が終った後、店でしんみり一人で聴いてしまった。
この仕事に就いて良かったなあ。


最近
2009/02/09

最近ちょっと忙しかった。
従業員はイタリアに旅行に行かせたので、彼はまだ旅行中。
今週の末には帰国する予定。

私は日本で買取の交渉。
ようやく話しがまとまった。

また、良いレコードを店頭に出せると思うと嬉しい。

切符
2009/02/05

若い頃、駅の切符売場で、おばさんたちが、券売機の前に着いてから、案内板を見て料金を確かめ、ハンドバックからごそごそと財布を出して、ようやく切符を買う姿を見て、いらいらしていた。
買う前に料金を調べて小銭を出しておくべきだと。

それが自分が今、それなりの年齢が来た。
不思議な事にどうして、待っている間にカバンから小銭がサッと出ない。

ちょっと前まで、片手に鞄持ちながら、財布を出し、財布から小銭をぴったり出すという一連の動作が短時間の内に自然に出来た。
ところが最近カバンを一旦、券売機の前に置いてから中を覗かないと財布が出なくなった。また財布から小銭がサッと出なくなった。
いやだな、歳取るのって。

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