HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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衝突
2009/07/03

新宿歌舞伎町の裏の交差点。
信号が変わって渡ろうとしたら、こちらから走って行った韓国人女性が乗った自転車と、向こうから来た中国人女性が乗って来た自転車が、あわや衝突寸前。あっと、どうするかと思っていたら、中国のねえちゃんが下りて、ガンつけあっていたがブレイク。

しかし、今の歌舞伎町の勢力分布を見たような気がしたよ。
歌舞伎町のビル大火災以来、最近じゃ日本ヤクザはもうとっくに、幅を利かせていた中国ヤクザもちょっと後退気味で、今は韓国ヤクザが席巻しているらしい。
噂によると、韓国ヤクザは韓国軍隊と同様、大変強いらしい。
この辺りでは、一人勝ちだそうだ。

そういえばテレビの番組も最近は、ドラマも旅行も文化も、韓国、韓国、韓国だもんな。
今がノッている時なんだな。
ま、日韓お互いに理解しあいたいものだ。

サンバ
2009/07/02

ブルースついでに、サンバの事。全く関係ないが。

店を開いて、2年ほども経った時、ある若者が二人やってきた。
「おじさん、サンバのレコードない?」
「サンバは無いよ、ブラジル音楽扱ってないもの」
「いや、ジャズでサンバやってるやつ、日本人とか」
ちょっと考えてから。日本人?サンバ?に反応して思わず口から出ようとした瞬間、彼が「おじさん、てんとう虫のサンバ、って言おうと思ってない?駄目だよ」
「図星!・・・・・」
おじさん一本取られたわい。
で若者の勝ち。

ま、彼らに教わって、ジャズには大変良いジャズ・ボッサやジャズ・サンバの演奏があることが分かったのであった。

てんとう虫のサンバはサンバでは無いのだそうだ!

ブルース
2009/07/01

日本のジャズミュージシャンは最近は大変上手くなって外国のジャズミュージシャンに引けを取らない。
あえて言えば、ブルース心がちょっと足らないというか、持って無いという感じかも。

ブルースと言えば、かつて淡谷のり子というブルース歌手がいた。やはりこの方のブルースもブルースとどうかという論争はあった。ま、てんとう虫のサンバがサンバかという論争と近いかもしれないが、彼女の歌はいたって真面目な歌だったような記憶がある。

その淡谷さん、たしかもう晩年近かったとおもうがテレビに出てきて、例の口調で「あたしはね、演歌が大嫌いなの。だって貧乏臭い歌なのに、歌っている歌手はみんな金持ちなの」。
私も演歌は好きじゃないが、貧乏臭い唄を歌って金持ちになるって話が、個人的には大ウケだった。
今だったら、テレビから締め出しだよね。

あ、でも私、エンカ好きですよ、ポール・エンカ。Paul Anka。
受けなかったか。


IDカード
2009/06/30

先日、郵便局で現金か郵便かの受け取りをしているかなりの歳の老人が、身分証明と言われて、「運転しないけどね、証明書代わりに必要ですね」と、局員に笑いながら話していた。

その光景を横で見ていて、日本は身分証明書と言われると、運転免許書を出すけど、なんだかオカシイと感じた。

そういえば、この前レンターカーを借りようとして、運転免許といわれたので、同じ財布に入れてあったし、サイズが同じなので、つい健康保険証を出したら、馬鹿にした顔で「それはちょっと」といわれた。

なにかヘンだったかしら?
やっている事は変わらないと思うけど。
いや、やっぱりヘンだな。当たり前。

いちご大福
2009/06/29

 ちょっと前のこと、昼の弁当を買いにデパートの地下食品売場に行った。
おにぎり等を買って、ダザートでも買おうかなと思いながら甘い物を探していると、ふとイチゴ大福が目に留まった。

 私は好き嫌いがなく、何でも美味しく頂くし大概のものは食べられる。もちろん甘いものも大好き。
長野県育ちだから、子供の頃から、薪を割ったときに、木の中から出てきた幼虫だって、焼いて食べていたくらいだ。(今が食べないが)

 しかし、いちご大福だけは理解に苦しむのだ。
甘いあんこの大福に、何か悲しくて、酸っぱい苺を入れるのか?
あんとと酸っぱさが合さった味とは、私にとって腐ったアンコの味なんだな。
食べた事ある人しか分からないと思うけど...。
食べたかって?
食べた。

 知り合いで、大福は食べられないけど苺が入ると食べられると威張っている女性がいる。
そこまでして大福を食べてもらわんでも良いですから。

そういえば最近、ってずーっと前からだけど。
甘くなくて美味しい、という表現を使う人が多い。
テレビでも気になって仕方が無いので、「甘いものは、甘いから美味しいんです。」と一人で、いつもテレビに向かってツッコミを入れている。
そこまでして食べてもらわなくて良いですから!

新宿の事
2009/06/27

 新宿といえば酒だけでなく、昔は文化の街という雰囲気も、併せ持っている時代もあった。
ちょうど私が東京に出て来た頃で、今のユニオンの向かい側辺りに、風月堂という喫茶店があって、そこに岡本太郎や植草甚一を見かけた事がある。
風月堂はパリのカフェを目指していたのだろうか、インテリやら学生や文化人といった人たちのたまり場だった。
岡本太郎は結構オーラが出ていたような気がする。
植草甚一はすぐに近くの若者に話しかけたり、掛けられたりで、なかなか暖かな雰囲気を持っていて、いい文化的おじいちゃんだった。

渋谷の古本屋でも、沢山の本を積み上げて、どんな値段になるのかな?なんて何気に値段交渉していたような気がするし。
横浜の元町に行けば、カフェに座っていて、若者が周囲に集まっていた。
ジャズを聴きに行けば時々そこにもいた。なぜか植草甚一はいたるところで見かけた。外が好きなヒトだったに違いない。

その内に、風月堂のアルバイトをしていた学生と仲良くなり、彼のバイト帰りに、歩きながら将来の話をした。彼が舞台照明の仕事がしたいと熱く語ってくれて、何も希望のない私を励ましてくれた。

風月堂は、文化や遊びや反骨精神が面白くて客が集まっていたのだが、やがて軟派や遊びだけが目的で若者が集まるようになると、雰囲気が一変し、ただの危ない雰囲気の喫茶店になって行き、やがて閉店する事になる。

あの時の彼は今頃、どうしているのだろう?
まさか、私が新宿に戻って、レコード屋の親父になっているとは考えもしなかったに違いない。

マナー
2009/06/25

 最近の若者のマナーはなっていない、と嘆く年配の者は多い。
しかしへそ曲がりの私、よくよく考えて見ると今の若者の方がまし、と思えることの方が圧倒的に多かったような気がするのである。

まず電車の乗車、今は並んで乗るのが普通。
昔は、並んでも居ない人が席を取るために、窓から先に荷物を放り込んで席を確保していた人など普通にいた。車内に勢い込んで乗り込むと、席が無い!なんて事は普通にあった。
読み終わった新聞は網棚に捨てていく。電車を降りるときには、前の人の背中は押す。私は若い時、そういう親父達が大嫌いだった。

駅の階段の端など、痰など吐き散らかっていて、不潔でとても歩けたもんじゃない。
駅のトイレなんて、汚くて入れたもんじゃない。
東京だって道路傍で小便など当たり前。
道路にゴミを捨てるのは当然。
煙草の投げ捨て当たり前。
老人に席譲る親父など見たこともない。
そのくせに、気に入らないと、若者にすぐに注意。
昔の親父の方がずっと程度は悪かった。

そんな事をしていた人達が今、80歳にもなり、老人になって席を譲れと言われても、はいそうですかと素直に譲れない。
しかし、そういう親父達だからこそ強さがあって、世界一の長寿なんだね。憎まれっ子世にはばかるって。
いや、私はお年寄りには優しく接しているつもりでいる。

一つ一つ思い出して比較すると、今の若者は洗練されていて優しい。
もう顔がやさしい。

大名行列
2009/06/24

昼食を食べようと近くのデパートの上に行った。
メニューを見ながら考えていると、そこにぞろぞろを入ってくる一団が。

まずは乳母車に乗った赤ちゃん、それを押す母親、続いて父親らしいまだ若い男性、その後に続くはお祖母ちゃん、しんがりはお祖父ちゃん。

なんだか大名行列を連想してしまったのは私だけ。
いやいや、大切なお子様ですから。

修理
2009/06/23

マッキントッシュのプリ・アンプ(C29)の修理が上がったので、ピックアップに行って来た。
ついでに、トーレンスのプレイヤー124も修理が上がっていたので、それもピック・アップ。
持ち帰って,、一緒にセットする。

124に付けてある、SMEアームが私のお気に入り。
SME社の初期の製品で、この会社のオーナーがオルトフォンのアームが気に入らなくて、自分で開発したとの話も伝わっている製品である。
通常、我々のイメージにある、おむすび型でなく、丸い形をしているのが面白い。オルトフォンのあの重いカートリッジに対応しているので大変有り難いのである。
しっかりした良い音である。

今まで使っていた、オルトフォンのアームを装着した、もう一台のトーレンスの方は、回転も徐々に遅れがちになってきているので、オーバーホールに出して、しばらく休みにしようと思う。
名誉の為に言っておくが、オルトフォンのアームは、あれはあれでデザインもシンプルで、セットアップの調整も無いので、素人には気楽に使える感じが良かった。

ま、なんでも一長一短。

Out of the Afternoon
2009/06/22

Roy Haynes "Out of the Afternoon" Impulse A-23
Mono Promotion-copy 入荷。

リーダーはもちろんドラムの名手、ロイ・ヘインズ。
B面1曲目では彼がフィーチャーされたトリオで最高のドラミングを聴かせる。音質の良いレコードなので迫力満点。
しかし、このレコード裏表聴き終わると、ローランド・カークがリーダーかと勘違いするほどの、ローラーンド・カークのエンジン全開盤。
表から聴くのに、裏表とはヘンだが、まあいいか。

ジャケットの左側に首に3本の管楽器を重そうに掛け、杖を突いて、ひっそりと立っている、目立たない男。その男こそ後に、日本の評論家やレコード屋から、サン・ラと並びゲテモノと有難い評価を受けた。だが、その評価は、へそ曲がりの我々貧乏若者には、英雄のように崇拝されるキッカケにしかならなかった。

何しろ、リードがキッと鳴ろうがお構いなしに突っ走る、その演奏スタイル。管楽器の演奏人数も解らぬ混沌としたサウンド。サックスでもなければトランペットでもないサウンドで、聴けば妙に、心も体も浮き上がる。
こりゃ一体全体、なんという不思議なミュージシャン?。
それがバラードになれば一転、上品さがにじみ出る。お育ちは良さそう。

その内に誰かが、ビデオを見たら、いっぺんに2本だか3本もサックスみたいなのを咥えていたという話になり、更に英雄は、若者の心を蝕んで、いや救い主のような存在になっていったのである。

彼の作品はこの後、ジャケット芸術の粋というべき、「Rip Rig and Panic」「Slightly Latin」と行き、67年の軽妙なサウンドのVerveの「Now please don't you cry..」へと続きジャズらしいジャズを聴かせてくれるのである。
その後は更にブラック・ミュージック伝道師と呼ばれる領域でノリノリなサウンドへと発展して行く。

そういえば、当時読んでいた本の中で「ローランド・カークの銅像を誰か作るべきだと思うよ。あれほどすごい音楽家はいないのだから」なんて文章が出てきて、ビックリした記憶があるが、本の題名も内容も忘れた。

このレコードも全編ローランド節が炸裂。でも最後の「Some other Spring」で、オイラ癒されてしまうんだい。
言い忘れてしまった、Tommy Flanaganも結構ナイスなバッキング。
このレコード大好きだよ、今でも。

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