HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

前ページTOPページ次ページHOMEページ

新宿
2009/12/06

新宿にいて思う。
新宿ほど雑多というか混沌というか、多様性に富んだ街はちょっとない。

今は相当落ち目ではあるが、東洋一の繁華街と呼ばれる歌舞伎町。
5つの有名百貨店に代表されるショピングの街。
番外編かもしれないが外国のその筋の人たちにも名が知られた2丁目のオカマ街。
かつて60軒もあったレコード屋街。
今なお増加し続けるラーメン屋。
かと思えば、西口の高層ビル群。
住民だってセレブもいれば、レゲェのオジサン違った浮浪者まで雑多に生息。

ソドムとゴモラの街新宿。
いや、ここでは何があっても驚かないのが、我々の自慢!



モノの不思議
2009/12/05

LEE MORGAN "CANDY" BLUENOTE 1590
11月に買付で歩いていて出合った。かなり高額だったが、こういうものは買わなければいけないと思って買って帰った。
それが売れたとたん、次の買付でもう一枚入手。これが美品だったので、即売れた。
そうしたら買って行かれた方が、これよりやや状態が落ちるのを持っていたという事で、売りに来た。

モノは一枚入手した事で、次々と入手が可能になることもある。
もし、最初の一枚を購入していなかったら、次の一枚もウチに入って来なかったかもしれない。
そんな事が良くあるのが不思議だ。

かつて、あるショップで購入を諦めたが、思い直して翌日再度出かけたが買われてしまっていて、その後何年も縁が無くなってしまったモノもある。
人生はそんなものである。

私は基本的にコレクターなので、何でも気に入ったものは買う。
本なども図書館で借りて読むことはなくて、絶対に買う。
だから買うことに躊躇はない。買わないとモノとの縁が遠くなる事を身に染みて分かっているから。
偶然だけでは済まない何かがある。

このレコード、当時再発されていなかったので、オリジナルしかないので有名だった。それにしてもワンホーンの良いレコードだ。

ジャケットの写真はモノクロで色々なキャンディーがガラスの容器に入れられている。淡いトーンがなんともロマンティックで、ジャケット・タイトルのオレンジ色が滲んでいる。
昔友人が印刷の滲みが嫌だからとさんざん探したが、どれも滲んでいて、諦めた。
しかし、滲んだ感じこそ、このジャケットに淡いイメージをもたらす重要な要素となっているのだ。

お客様!高額なのだが仕方ない。

新宿2丁目
2009/12/03

用事があって新宿1丁目へ行く。
急いでいたのでタクシーに乗る。
目標物がなくて、明確に説明しようが無い場所なので、道順を細かく説明する。
「途中、おかま通りと呼ばれる道を通って・・・・・・」と言う。
運転手さん「本当のほの筋の人はね、オカマ通りって言わないんですよ」
「なんで」
「そういう人って思われたくないんじゃないですか」
「だって、あそこの通りで降りれば、もう分かるでしょ」
「いやね、手前で降りるんですよ」
「なるほどね」

皆さん、苦労していらっしゃる。

風邪
2009/12/02

朝、店に来るなり従業員が風邪を引いたと。

「すぐに帰って寝て下さい」と私。
思いやりではなく、インフルエンザだと困るし、うつりたくないから。

病院に行ったら風邪だったとの事。
一安心。
しかし、病院の先生から「年寄りはね罹らないね。罹るなら早めにインフルエンザに罹った方がいいよ」と言われている。
なぜなら真冬になったら患者が増えるので、病院に行っても混雑して大変だから、だそうだ。

罹るなら今の内になりたいな。

年末
2009/12/01

今日から12月。

なんだか焦ってしまう。
子供の頃、夏休みの終りが近づいて、溜まった宿題に焦っているような気分。
きっと心の片隅に、もっと仕事に精を出さなければいけないと、思っているに違いない。
いかん。

ATM
2009/11/30

朝、ぼんやりテレビを見ていたら、女子高生の間で「ATM」というのはどういう意味でしょう?とやっていた。
携帯のメールで「あなたの 便り 待ってます」だそうだ。

そういえば昭和30年代、東急線に乗って通学している女子高生の間で、東急の「TKK」は「たいへん 混んで 腰掛けられない」という意味に使われていた。

世の中、ちっとも変わってない。
子供の時から学校の他に、あれだけ塾に通っても、賢くなっていないんだね。
いや、昔より悪いかもしれない。
大体、女子高生の言葉遊びなどをテレビでやるか?少なくとも、昔はガキなど相手にしていなかった。

須永氏の本
2009/11/29

 ジャズDJの第一人者「須永辰緒」さんの本が出て、その後ろの方の「レコ屋対談」というコーナーにウチとの対談が掲載された。

最近、ご来店のお客様から、「本、読みましたよ」とか「須永さんの本に載ってましたね」などと声を掛けられる。
それが意外な事に、クラブ・ジャズなど全く興味の無さそうだった方が多いので、驚いた。

皆さん、結構クラブジャズのことを興味を持って眺めている事がわかった。
以前はクラブジャズって何?
という質問があったが、さすがに最近はなくなった。
市民権を得たのだろうか?
むしろ従来からのジャズの評論家の方が拒否反応があるような気がする。

今回のこの本、結構ジャズの有名盤が沢山出てくる、またスイング・ジャーナルに連載するほどの筆力なので、こっちも読んで十分面白い。

本「そのレコードオレが買う」Rittor Music 1800円



ヨーロッパ
2009/11/28

ヨーロッパは今頃、夕方近くになると、もう暗い。

9時になってもまだ明るく、夜でもウキウキした気分の夏の間と違って、陰鬱な気分になる。
まして、我々旅行者にとって、到着してこれから電車に乗り、9時頃にホテルにチェックインをしなければならないと思っている人には、暗さとそれに紛れた犯罪の不安も付きまとう。

ヨーロッパの冬は街の色彩だけでなく、心も何もかも沈む。
特に北に行くにしたがってそういう傾向は強い。

スエーデンやフィンランドの北の地方など、朝は11時過ぎで、午後は2時には暗くなる所もあって、そういう場所は自殺率も高いのだそうだ。
納得できる。
それが、冬になりはじめとか、暗い内ではなくて、春になり始めの時期の方が自殺率が高いとか。
これから楽しくなるという時に、とは不思議なものだ。

冬とは言え、雪が降ってしまえば、また違った景色というか、雪の白さであたりが明るくなる。
そうすると人々の気分も良くなるのだそうだ。

働き者
2009/11/26

自分で言うのもなんだが、私は働き者だと思う。
今日も朝9時から仕事しているし、ヨーロッパの出張から帰った足でそのまま店で働いているし、今月は結局一日も休まなかった。
先月は22日に一日だけ用事があって休んだだけ。
おれって偉い!
自分でホメテどうする。

しかし今時「働き者」などという単語を使う人はいない。
昔は、何処そこの嫁は働き者だとか、婿さんが働き者だとか、よく会話に出てきた。働く事がいかに美徳だったかという事である。

最近は働き者だなどとホメられることもなくなった。
むしろ働かないで金儲けする人の方が尊敬されるらしい。

買付け
2009/11/25

買付け出張から帰国。

帰りのコペンハーゲンの空港で、待っている間、横に座ったフィンランドから帰って来たという女性と話をしていたら、フィンランド人は結構シャイだと言っていた。
そういえば、あの周辺の地域、ノルェーの人なども結構シャイだという話で盛り上がった。

もちろん日本人はシャイな国民性として世界中で有名だ。
シャイな国民は世界中に実は結構多い。
考えて見ると、シャイでないのは欧米の白人種だけなんじゃないかと思う。特にアメリカが手に負えない。
世界に君臨していると思えば、国民だって、何処へ行ったって言いたい放題やりたい放題。シャイでなんかなくなる。
その彼らが繁栄して、世界中に習慣を押し付けたというかバラ撒いて来たので、彼らの価値観が闊歩しているから、そういう風な考えた方になるのだろう。

まして日本は自分の感情を出さない事が美徳だったのだから。
そういえば相撲で勝ってガッツポーズする横綱など、我々みな嫌いだ。
文化の違い。
シャイであることは、それはそれで良いんじゃないか?

前ページTOPページ次ページHOMEページ

 Copyright 2025 HAL'S All right reserved. Initial up at 2001