HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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セロテープ
2010/03/19

アメリカで生まれたスコッチテープ。
これが私にとっては大敵。

レコードのジャケットの保護のため、あるいはジャケ割れの補修と何かにつけて、貼り付けられているのがこの透明なセロテープである。

ベタベタと糊がはみ出し、剥しにくく、剥した跡は変色し美しさを損ない、迷惑で、これほどレコードジャケットの保存に問題があり、コレクターに嫌われ者の事務用品は他に無い。

私はレコード屋として、このテープ剥しは日常業務の一環として日夜努力しているのだ。
こんな事に頭を使っているのだ。

絶対に使ってはいけないテープ。
でも今でも、皆さん結構使っている。
ジャケットをビニールの袋にぴったりと包み、端を止めるためにテープを使うのだ。そういうのを長年棚に入れておくと、やっぱり糊がはみ出したり隣のジャケットにくっ付いたりしてあまり推奨はできない。
私も以前はそうしていたが今は糊付きの透明な袋があるのでそれを使っている。
セロテープは元々長期間、貼ったままにしておくものではなく、一時的に紙などを止める為の事務用品なのだそうだ。
なぜならば、糊の面には剥しやすくするための剥離剤も塗ってあるらしいのだ。完全に密着してしまうものでない用途として考慮されているのだ。
それを使ってしまったレコードコレクター達のアイディアが裏目に出たのかもしれない。

だが、このセロテープ、20世紀最大の発明だといわれる程の立派な業績なのだそうだ。
ふーん。

大福・草餅
2010/03/18

最近、昼食の後、甘い物が欲しくてデパートの食料品売り場で「大福ひとつ下さい」などと言って買っている。ひとつでは店の方に申し訳ないのだが、いっぱい買っても仕方ない。
それでも売り場の女性は嫌な顔もせずに笑顔で接してくれる。ありがたい事だ。
今日ケースの中を見ていたら、蓬餅というのがあったので買って食べた。
草の香りがいいね。

蓬(よもぎ)は私が子供の頃は、常に近くにあった。
餅に入れて一緒に搗いて(ついて)草餅を作る。中にアンコを入れると蓬餅になる。もう大好物だった。
それで食べたくて、春になると、田んぼや畑の畦道でよくヨモギを摘んだ。

ヨモギなど、いくらでも生えているのだが、重要な事があって、白い毛が生えているのを摘まないといけない。
私など当時の田舎の子供は、パッと見て違いが分かる。
そうでないのは苦くていけない。

自慢にもならない話だった。
今はそんな事をしている人もいなくなったのだろう、きっと。

新宿
2010/03/17

コンビニでふと買った今朝の新聞に、「家電戦争 新宿の陣」(自社店舗も競合 仁義なき戦い)という激しい見出しが。(東京新聞)
ヤマダ電機の進出で家電量販店の激戦という記事。ビッグとヨドバシにヤマダが殴りこみという状況で、デフレ時代ここに極まった。

パラパラと週刊誌を見ていると、「住みたい町と、住みたくない町、人気投票」もやっている。

家電量販店目白押しの新宿はワースト2位にランクイン。
2位とは、誇りだ、いや違うか。
理由は「沢山のネズミがうろついている汚い街」「スーパーがなくて不便」となっていた。
1位は大阪市。大阪市で片付けるにはちょっと範囲が広すぎて最悪というにはいかがな物か?
3位は足立区。理由が凄い「給食費未納が多い」「ガラが悪い」。
なるほどね。

というと新宿の街を要約すると、「ネズミが居て不潔で、スーパーもなく不便で、家電量販店が凌ぎを削る街」。まるで田んぼの中に量販店が出現した場所を連想させる。ま、そんなものか。

確かにスーパーは少ないが、大きなデパートの食料品売り場が5つもあるので、便利と言えば超便利、だが安価な物を求めたら何処にも売ってないので超不便。でも良く探せばあるんだよ、ドンキホーテも。

ネズミは地下鉄の中、ビルの中には何処にもいるので、東京はみな一緒。都会は皆そんなもの。ネズミと野良猫のいない都会など世界にない。

因みに、住みたい街第一位は横浜市青葉区。
住んで見ると分かるけど、相当田舎で、なぜか住民はみな東京を向いていて横浜という意識が希薄。
尚かつ朝夕の電車の混み方が半端でない。これが精神的にも相当きつくて、会社に着いた時に、一日の仕事の半分が終ったなどと言う人もいた。
大変な通勤電車で通っているので、それだけで給料を上げてくれと言った人もいたくらい。
電車内で喧嘩もあったりで、それでも住みたい?
知らぬが花だな。
いや、良い所だよ。

ORNETTE COLEMAN
2010/03/16

ORNETTE COLEMAN(オーネット・コールマン) AT TOWN HALL 1962 ESP 1006
入荷。

先日のアイラーのベルズに匹敵する、コレクターズ・アイテムのレア盤である。
62年 12月のタウンホールのコンサートの実況である。
このレコードを作ったのが65年である。それは中に入っている、タイプで打たれた、一枚のプロモーションにそう書かれているから。
このレコードはブルーノートの4210番で発売しようとしたのかテストプレスがあるが、結局出される事がなく、結局ESPで発売されたものだ。
そのせいか、このESP盤も耳マークはある。
ラベルはただの白ラベルである。

ジャケットは黒字のカンガルージャケットに紫のインクでシルクスクリーンで作られている。アイラーのベルズと並べて飾りたい衝動に駆られる。
下の方に、「ESP−DISK REVIEW」となっている。
当時のサイケ調の文字デザインによる素晴らしい芸術作品である。

中のプロモーションには曲の紹介とDAVID IZENZON と CHARLES MOFFETTの紹介がある。

このレコード、30年前だったか、私がまだ渋谷にあった会社に勤めていた頃、ある知り合いが訪ねてきて、「これだけど」と言いながら見せられ「7万円で買って!」といきなり切り出されたものだ。
面食らったが一期一会とはこの事だと思い、即決で購入を決めた。見てしまったら買わずに居られなかったが、当時の私の給料は5万だったと思う。

私のコレクションは、この店の開店当時に売ってしまったので、それ以来の入荷となった。
本当は、自分で買いたいな!。

トヨタ
2010/03/15

最近、トヨタは孤軍奮闘の感がある。
景気回復に興味のない日本政府の援護射撃のない、淋しさを十分味わっているに違いない。

そこで、ハイブリットの車のCMを考えた。
出演芸能人は工藤静香。
だって、「駆動」「静か」。

発進が静かだから。
だめか?

猫写真展
2010/03/13

知り合いが、日本橋三越で岩合光昭氏の写真展をやっているからいかないか?と誘われたので、空いた時間を見つけて出かけたのだが、ものすごい人の群れで長〜い行列。
時間の無い私にはとても無理なのでそのままUターン。
見たかったけど残念。

せっかくなので「ではお茶でも」と各階の喫茶店に行こうとすると、ここでも長い行列。
暖かな土曜日と重なったのか、人出は最高。
これでデパートは不景気って本当?

近くのカフェでもと入った店でも満員だった。
本当に不景気なのか?

ガムを貼った10円玉
2010/03/12

今朝、買物に入った店でお金を払おうと思い、小銭入れを漁っていたら、中からヘンな10円玉が出てきた。
よく見たら、ガムが付いている。

これって、地下鉄の券売機から出たに違いない。
昔から券売機にガムを付けて、おつりが出ないようにして、その後で、中に手を突っ込んで引っ掛かっている10円を取り出すという仕組みで金を集めている人がいたようだ。
JRなどでも手を焼いていたそうだ。
最近はそんな話は聞かなくなったが、自分の財布に、こんな10円玉が入っていて、驚いた。

私が?
いえ、私はやりません!

JOHNNY HODGES
2010/03/11

ジョニー・ホッジス(JOHNNY HODGES)2枚 入荷。
"MORE OF JOHNNY HODGES" NORGRAN MG N-1009
"CASTLE ROCK" NORGRAN MG N-1048
両方とも、もちろん大名盤。

"MORE OF JOHNNY HODGES" は54年演奏で落着いたしっとり感のある名盤。いちいち名盤と言わないと気がすまない。
"CASTLE ROCK" は、51-2年頃の演奏で、タッタ、タッタ、タラタッタ、ブリッ!というノリノリな演奏。元ネタはCOLLATESという10インチ盤の名盤にたどり着くが、10インチは10インチ、こちらはこちらで名盤。

ジャケット両方を良く見ていると何だか似ている。
そう、だから両方一度に掲載したの。
写真を撮ったのが同じ時だからなんだ。
オープンのシャツも腕時計も同じ、いやベルトも同じ。CASTLE ROCKはサックスを下げているが、MORE OFの方はタバコ。ほらここでもタバコは名盤の条件でしょ。
ただ、ハードバップなどと違って、このホッジス親父いかにもダラッとしていて、黒人運動とか地位向上とか全く関係なさそうな顔つき。
そこが私にとってたまらなく好きな所。
いいんだよジャズやってりゃ。

昔、知り合いがエリントン楽団の演奏会に行った。その時、ホッジスは美人のお姉さんの顔だけを見て演奏していたそうだ。それでもレコードよりも演奏は素敵だったと話していた。
人間って面白いね。

両方とも35,000円。いや一枚3万円にしようか?。

TONY FRUSCELLA
2010/03/10

トニー・フラッセラ(TONY FRUSCELLA) "TONY FRUSCELLA" ATLANTIC 1220入荷。
これが彼にとってたった一つのメジャー作品。
可哀想と思うか、一枚でもメジャーに作品が残って良かったと思うかは、個人の主観にまかせる。
40年代後半から50年代終りまでわずか10年の音楽人生。なぜなら彼もまたクスリと縁が切れなかった人である。
そのまま引退同然で69年に亡くなっている。とスイング・ジャーナルの幻の名盤読本に書かれている。
オレの周りってクスリやっている人が多いなあって、昔のジャズマンの事だよ、知り合いじゃないな。

彼のレコードを聴こうと思ってレコードなど探した事があるが、ゲッツのVERVEにちょっとと、良く分からないようなマイナーやらブートのような会社からちょこちょこ出ているので、聞く事は不可能ではない。それでも10枚に満たないだろう。

しかし、この一枚はジャズ史に燦然と光る名盤である。
トランペットを左肩に掛け、両手でホーンを支えた真剣な面持ちの、モノクロ写真、タイトルと番号は黄色で栄える。
タイトルと演奏者はただ一つ、「TONY FRUSCELLA」と。
落着いた演奏で、これもまたコレクター心をくすぐる一枚である。
金額?高いんだ。

オリンピック
2010/03/09

ちょうどヨーロッパ出張中。テレビでバンクーバー・オリンピックの中継をみていた。
言葉の問題があっても、スポーツならよく分かりやすい。

スエーデンでは自国の選手が優勝したスキーとカーリングを24時間ずーっと映し出していた。何度も何度も。
人気スポーツは優勝した選手くらいはちょっと出る程度。

ドイツではスケートだかなんだか優勝したとニュース番組でずーっとやっている。以前活躍したカタリーナビットも字幕が出ないと分からないほどに変わってしまった彼女も解説で大もてのようだ。
オランダも自国の選手の活躍は延々と放送する。
BBCのニュースも英国の選手。

考えて見ると各国とも、自国の活躍した選手しか放送しない。
他国の人気選手だの、美人選手だのって喜んで映しているのは日本だけかも。
日本だけがグローバル化が進んでいるのかもしれない。
面白い国だ。

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