HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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2010/07/29

埼玉県北部で燕が飛んでいるのを見て、東京ではまったく見なくなったものだと思いながら、あっちこっちと飛んでいるのを眺めた。

子供の頃、近所のどの家の軒先に燕が巣を作った。
私の家は、旧中仙道沿いにあったので、道の両脇に作った燕が、道路すれすれにまた高く行き交って、歩く人を邪魔するほどであった。飛ぶスピードが速くて見ていてもキビキビしていて気持ちが良かった。
だが巣の下には、糞が積もった。
当時、ほとんどの家の戸が開けっ放しだったので、燕によっては、堂々と家の土間すなわち玄関の中に巣を作るずうずうしいヤツもいて、夜中は閉めた戸の中で寝て、早朝には外に出せ騒ぐとこぼしていた家のおばさんもいた。

余りに酷いので、お盆の前の大掃除には巣を全部壊してしまう事も多々ある。でも燕は、懲りずにせっせと巣を作る。
翌年にはまた帰ってくる。

不思議な事に、巣は街道を挟んで家の玄関側に作られていて、家の裏側に作った巣を見たことが無かった。

時々、燕の雛が巣から落ちる、可哀想だから拾って上げると、凄い数のダニがタカっていて、取っても取っても取り切れないダニを見ていると、燕には手を出してはいけないと思っていた。
雀などの雛が落ちていると、拾って帰ってせっせと家で飼っていたが、燕は飼うことはしなかった。ダニの問題もあったが、なぜか人に馴れないという事と、やがて渡って行く時に仲間と共に飛ぶことが出来ないと可哀想だから、人間は手を下さないように一線を引いていたからだ。

決して人に馴れない燕が、なぜ人家の軒下に巣を作るのか不思議でならなかった。
考えると変な鳥だな。

遭難件数急増
2010/07/28

朝のテレビで、山岳遭難件数が急増している事、安易にヘリ救助を求める件数の増加についてやっていた。
老人ばかりが山に行けば、さもありなんと思う。

実は20年以上も前の事、山岳雑誌に就職していた大学時代の友人と会って話しをしていた時に、最近の山へ行く年齢層が中年ばかりだという話になった。それで、このまま行くとヘリコプターとか救助の問題はどうなるのか、パンクするのではなかろうか、という話になった。
その時は、ヘリも多めに用意して、山岳趣味はもう単なるスポーツだからすべて有料にすれば儲かっていいのではなかろうかと落着いた。
だが、現在はそんな状況ではなく、救助については携帯電話で簡単に呼ぶわ、民間の有料ヘリはお断りだとか、無料でヘリを飛ばせとか、もうタクシー代わりになっているようだ。
そして、ついに先日はヘリが墜落。

そりゃ、日本の市民は皆スポーツをする権利もある、救助していただく権利もある。貴重な生命を助けるのは当然である。税金を使っていただいても、やぶさかではない。
だが高速道路と同じで金額の大小はあれど受益者負担にするしか、もう方法は無かろう。

でもな、その前に準備とかトレーニングとかあるやろ!
山に行くことはスポーツだぞ!
ゴルフだって練習してからいくだろが。
え、練習などしない?なるほど。

あまりの暑さ
2010/07/27

あまりの暑さのせいか、お客様が来ない。
自分でも近くのデパートに行こうと思ったが、途中で引き返してきた。
お客が来ないなどと文句は言えたものではない、と納得。

7月はやっぱりこれだ。
昼寝でもしたいな。


  七月は 脳を休めて 水飲んで

BOB HARDAWAY
2010/07/26

BOB HARDAWAY "LOU'S BLUE" BETHLEHEM BCP 1026 (USA)

このレコード、通称「水兵さん」とよばれる10インチ盤である。
水兵さんのジャケット写真だから水兵さんと呼ぶのだが、ボブ・ハーダウェイと言っても覚えられない程、無名なテナーマンなのでマニア間では通称水兵さんで呼んだ方が通りが良いから。

青い発色が素晴らしいのだが、写真では上手く色を出せないので我慢をしていただく。日本盤の色もいまいちだった気がする。
どうしても見たい方はオリジナルを購入していただきたい。
ちょっと強気に書いたが、まさにその通り、ジャケは本当に素晴らしいのである。
それも当然、写真はGoldblattが撮ったもので、どうしたってセンスが光る。

水兵さんは夕暮れ時に繁華街で暇を潰しているのか、待ち合わせでもしているのであろう。
黄昏時の淋しさに、兵隊さんの虚無感の組み合わせが、良い雰囲気を醸し出している写真である。
以前、Tという評論家がオカマか?と雑誌に書いた事があるが、彼は白人の仕草とかを知らないらしい。

で、演奏、マーティー・ペイチ、マックス・バーネットのバッキングもイケルが、なんと言っても本人のテナーが抜群である。
白人であろうか、さっぱりして小気味の良い、スイング感も持合わせた立派なテナーで、全編に渡って出来が良く感心する。

キレイなら6万はする逸品である。
(理由は解らないのだがこのジャケット、不思議な事に何度撮っても上手く写す事が出来なかった。文字の部分ボケた感じになるし、色も中途半端な感じだ)


バッテリー
2010/07/25

携帯の充電器を忘れていて、電池切れのため電源が入らない。
それではまずいと、下のコンビへ行って充電器を購入。

機種の適合でさんざん、すったもんだのあと。
おばさん「この機械は、一度店の外に持ち出すと、いかなる理由があっても返品は出来ません」
私「なんで」
おばさん「そういう規則ですから」
では解りましたと、カウンター箱を開けていただき、携帯にセットして、始動を確認した、購入終了。

なぜかと言うと、購入して一時間もするとお客様が戻ってきて「これ、合わなかったから使えませんでした。返品します」というお客が沢山いるとの事。後で調べてもらうとちゃんと電池レベルが下がっているそうで、驚くこと、それが一人や二人ではなく、いっぱいいるのだそうだ。

しかし、今の世の中、ひどいお客が多い。
マナーどころのレベルではなくもう犯罪。

コーヒーショップ
2010/07/24

近くのコーヒーショップで、コーヒーを注文。
「レギュラー、ショートで」と私。
「はい、かしこまりました。350円です」店員
お金を財布から出して渡す。

店員の、若くて美しいお嬢さん。
透き通ったきれいな目を見開きながら、私の顔を見てにっこり笑う。思わず前に一歩前進してしまった。
美しいお嬢さん、左手を差し出しながら、右手でお釣りを差し出した、だけだった。

あー、びっくりした。
あまり笑顔でにっこりしないでね。おじさん勘違いするから。

入荷多数
2010/07/23

イタリアの買付のレコードが沢山入って来て、整理が大変。
アメリカ盤の廃盤等はみな状態が良くて、売れ行きも好調。ほっと一安心。

その中で面白いレコードがあった。
JOE NEWMAN "ALL I WANNA DO IS SWING" RCA-VICTOR LMP-1118 (USA)

ジョー・ニューマンはカウント・ベイシー楽団のトランペットのスタープレイヤーとして、ベイシーの一時代を築いた中の一人。
味わい深いサウンドでムードたっぷり。

このレコードは55年のアル・コーン、フレディ・グリーンといつもの3人が揃っている。この3人って、そういえばアルコーンがリーダーの「THE NATURAL SEVEN」や、フレディ・グリーンの「MR.RHYTHM」でも共演しているベイシー楽団の仲良し3人組なんだな。

で、いつものジャズのレコードのライナーの常套句「息の合った好演奏」が繰り広げられているのだ。
名人達なので演奏の事は誉めても仕方が無い。上手くて当たり前だから??

それよりジャケットが面白い。
ドラムとピアノに挟まれて、トランペッターがガンガン吹いている様子が書かれていて、それを見ている聴衆も口を開けて聴き入ってしまっている様子が描かれている。
そして、タイトルが「ALL I WANNA DO IS SWING」私がしたい事のすべてがスイングだと、要するに「スイングこそ全て」なのかな。

た・し・か・にその通り!
もの凄くスイングした傑作なのだ。
しかし、フレディ・グリーンって本当に良いわ。ウン。

新宿の朝
2010/07/21

日記で文句ばかり言っていても仕方ない。
たまには新宿の朝を散歩と思い、3丁目の末広亭あたりを歩く。

すると3丁目と2丁目の境の信号に酔いつぶれている若者。
歩道から頭がはみ出してうつ伏せになって寝ている。
周っていた警察官がそばに行き、「起きて下さい。しっかりして下さい。」と肩を揺さぶっているが、何がいけないと口答えしながら、また寝てしまう。警察官もあきれて行ってしまった。

ちょっと行くと、ビルの入り口でこれまた、うつ伏して寝込んでいる、若者らしき男性。
座り込んでいる若者。

すがすがしい新宿をと思ったが、朝から酔っ払いばかり。
もうすぐ10時だというのに。

いや、すがすがしい朝の新宿からの中継でした。
ソドムとコモラの街新宿か?

病院で
2010/07/20

朝、病院に行く。
待合室で待っていたら、70過ぎのある男性、「私、急いでいるんですが、何とかなりませんか?」と言って受付で急かしていた。
だが、いすに座ったとたん横にいた女性に対して、「病院の人達は、のろまでかなわん。急いでいると言ってね、早くやらせないとね」。

二人目、定年退職した感じの男性。「まだ時間が掛かるんですか?ずっと待っているんだけど」。
よく聞いていると、アンタの担当の先生、10時からって受付に大きく書いてあるじゃん。

三人目、ガッチリした70位の男性。「あのね、血液検査をしたら○○の値がでるでしょ。だからすぐに解るから」。
受付の女性「はい、解りました、検査などは先生が指示されますから」。
「いやいや、前回も検査したから、今回もね血液取って検査して下さいね、すぐに解りますから」
「はい、それは先生に....」
「いや、じゃ、しなくても解るかな、先生は」
「いえ、ですから診察の時に先生に....」
「貴方ね、やっぱり調べてももらわないと」
よほど医学の知識に自信があるらしく延々と、受付の女性に検査の方法を説明していた。受付の言う事など全く耳に入らないらしい。最後に自分には時間がないと。

皆さん余程の大物なのか、時間の無い方々なんだね。
でもサンダル履きで、私にはどう見ても時間がたっぷりあるようにお見受けいたしましたが?

JACKIE McLEAN
2010/07/19

JACKIE McLEAN "LIGHTS OUT" PRESTIGE7035 入荷。
このレコードは過去2年間一枚も売った事が無かったのに、今シーズンなぜか3枚目。不思議である。といってもオリジナル盤の話だから。

暗い部屋の中を撮ったのであろう、ジャズメンの貧しさが伝わって来そうな、モノクロの写真が良い。手前にマクリーン、向こう側にドナルド・バード。ジャケットはブルーノートの影響がまだ少なくて、洗練されたとは言いがたい雰囲気があって、それがプレステイジらしくて、これがまた良い。

56年の最高のハードバップがここにはある。
この後、7048の4・5・6、7068のJACKIE'S PALと続く同レーベルのメジャー作品で、コレクションの王道的作品ばかりである。

ジャッキー・マクリーンは私がスペルを見なくてもスラスラッっと英語で書くことが出来る、数少ないジャズメンの一人だった。それほど好きなミュージシャンって事だったのだ。粘りと黒いサウンドが堪らなかった。

この辺りのレコードは70年代すでに高額で、私などは渋谷のジャロのシバさんが相手をしてくれないので、アメリカのメール・オーダーのオークションで、4・5・6と一緒にやっと購入したものだった。
コレクターの友人とオークションのリストが来ると、頭を寄せ合って、幾らで落ちるか考えたものだが、下手にビットした金額を教えてしなおうものなら、翌日には私よりちょっと高い金額を入札されてしまう、際どい交渉術が必要だったのだ。

しかし、当時私はレコードの事ばかりかまけていたが、仕事をしていたのだろうか?


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