HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。
  
| 名刺 | - 2010/10/12
- 知り合いのデザイナーさん、私の名刺を見て、「うん、もう少し遊びがなくてはいかん。」と言って作ってくださった。
いや、派手な名刺。 名刺の真ん中には穴があいている、レコードマニアならピンとくる、スピンドル・マークの穴を空けるという懲りようで、おまけに名前の後ろにはなんと花押が。 戦国武将のようになってしまった。
だけど、せっかく花押を作っていただいたのだが、自分で書けない。
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| THE HOLLIES | - 2010/10/11
- 来店のお客様、暇で話が弾んでしまった。
話の中で、67・8年、当時中学生だったがおませな同級生がいて、有名ポップスバンド「THE HOLLIES」が渋谷のヤマハに来て店頭ライブをやるというので、一緒に見に行ったら、本当に演奏をしてくれてお驚いたと言うのを聞いて、こちらも驚いた。 昔はいい話が転がっていたんだね。
そうそう、ホリーズというバンドはビートルズにちょっと似たバンドで日本では「バスストップ」という曲が大ヒットした。 「バスストップ」といえば平浩二でこちらも中々の名曲だが、あちらのバスストップも相当の名曲であった。 思わず懐かしさが湧き上がる。
私が知っている歌は
Bus stop wet day shes there I say Please share my umbrella
Bus stop bus goes she stays love grows Under my umbrella
バスストップ 雨の日 やっぱりあの娘がいて 一緒に入りませんかと傘かけた
バスストップ バスは行ったが彼女は残る 愛が育った傘の仲
あれ、演歌のような訳詩になってしまったが、あまりの古さに自分でも唖然。 でもま、そういうような歌だな。
ああ、私にも甘酸っぱい思い出が....。
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| 演奏 | - 2010/10/10
- 午後、ふらっと入ってきた音楽家の方、今日は大きな筒を布の袋に入れて肩に担いでいる。
「それってあの....」私が楽器の名前を忘れて口ごもっていると、 「そうですよ、ディジュ」 ディジュリドゥまたはイダキというオーストラリアの先住民族の5万年も前から伝わっているという、白アリが幹に穴を空けてしまったユーカリの木を切って作られている管楽器である。
「悪いけどちっと演ってよ」とねだる。 「良いですよ」と快く受けて、さっき演奏してきたばかりだと言いながら、布袋からそろそろと取り出し、演奏して頂いた。 ブオブオ・ブオブオという音が絶え間なく出る。 いやいや、さすが倍音が素晴らしい音色。 循環奏法を目の当たりにして感動。 ちょうど一人いたお客様も感心して聞き入ってしまった。
ありがとう。 今日はいい日だ。
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| 阿部薫 | - 2010/10/09
- 阿部 薫 "1972 Winter" Sound Words 入荷
噂によると、どうもブートのようだ、なのでジャケットはない。 白ジャケにサラッと、黄色のラベルが貼られた盤が一枚入っているだけだ。 しかし、数の少なさ、秘密のような知名度の少なさにより、そのレコードの価値は秘宝のように保たれて来た。 先年、再発のCDが発売されても尚、価値は保たれて来た。 それほどの珍盤である。
演奏は彼の中でも突出して良い部類に入る。 さらに言えば、どうやって撮ったのか知らないが、音質が非常に良い。 まるでアセテート盤を聴いているような感じの高音質。 感心する。
ま、二度と入ることは無さそうだ。
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| Ben Webster | - 2010/10/08
- Ben Webster "music for loving" Norgran MH N1018 入荷
まずはジャケットの方を先に見ていただきたい。 これもまたデビット・ストーン・マーチンの絵のジャケット。 青いタイツ姿の女性を描いた美人画とでも言おうか。 よく見ると美人であると、はっきり言えるわけではないが、そこはかとなく伝わってくる雰囲気で美人画と言い切る。 彼の絵はジャケットにすると本当に生きてくる。 それに大変珍しいレコードである。
このレコード、両面とも5曲づつで、前半3曲はウイズ・ストリングスで、後半2曲はテディー・ウイルソン、ジョー・ジョーンズのトリオバックにしたワンホーンカルテットという構成になっている。 いづれもウェブスターの柔らかで、豊かで、切ないサウンドのムード・テナーが満喫できるようになっている。 ムード・テナーに酔って終わる趣向である。
やはりジャズはテナーに尽きると言った人がいるが、まさにそういう感じを思わせる作品である。 この作品例によって、その後題名を変えられてVERVEで再発される。 Sophisticated Lady MGV2026
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| ピザ屋のおじさん | - 2010/10/07
- そう言えばスェーデンで、昼に入ったピザ屋のおじさん面白い事を言っていた。
「お前はパソコンを使うか」 「うん」 「ここの国では、若者は今日の食事の心配より、コンピュータを買うのが先なんだよ」 「ふん」 「日本はどうだ」 「同じだ」 「世界中そうなんだ」 「あはは」 あちらでも、携帯やパソコンで若者が持金のかなりの部分を使ってしまっている事に嘆いている大人がいた。
おじさんは、何よりも食べることが重要だと力説していた。 御もっとも。
今の方は馬鹿らしいと思うに違いないが、苦しい時代を生き抜いて来た、我々にしかわからない人生哲学だから。
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| タクシー | - 2010/10/06
- 夜の外苑東通り、私の前に走っている車ちょっと遅い、よく観察すると、おじいちゃん。
これは仕方ないので付き合って走る。すると後ろにいたタクシー、黄色信号で止まったらクラクション。 また次の信号でスピードを落としたら後ろからクラクションを何度も鳴らしながら、既に赤に代わっているにも関わらず、私と前のおじいちゃんの車2台をいっぺんに抜いて、左折して行った。 いはやは、暴走族かと思ったら個人タクシーとは。 新宿駅近く、信号右折待ちのタクシー、信号が変わったとたん何を思ったか急発進、正面のバスの運転手がクラクション鳴らして怒った、プーッ。 案の定、歩行者がたくさん歩いてきてしまいタクシー右折出来ず。 バスも通れず、車も通れず。 いやはや、どこの兄ちゃんかと思ったら個人タクシー。
昨日の夜も、女子医大の近くの信号で道路工事をして道が狭くなっていた。 旗振りのおじさんが車を誘導して互いに一方通行にしていた。 私の前から妙に動きが悪い、しばらくもたもたしながら進んでいくと、なんと強引に突っ込んでしまい身動き取れなくなってみんなに迷惑を掛けている車がいる。 いやはや、よく見たらタクシー。
とにかく最近東京のタクシーのマナーが悪い。 乗ったタクシーの運ちゃんに聞くと、「最近規制緩和で次々と新しいタクシー会社が出来たりして、競争激化でいっぺんに不景気になった。そのため、なりふり構わず客を探すような人が増えたし、新人ばかりで運転技術もマナーも悪いんですよ」と。 でもな、ベテランのはずの個人タクシーまでもが一体。
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| BENNY CARTER | - 2010/10/05
- BENNY CARTER "PLAYS PRETTY" NORGRAN MG N-1015
彼の作品はちょっと前に「NEW JAZZ SOUND」というのを紹介したばかりだが、なぜか引き続き入荷してしまった。
まず、先にジャケ写を見ていただきたい。 このレコードの素晴らしさは追々話すとして、まず何といってもジャケットの絵が良い。ジャケットが物を言う、いや音を利かせている。 デビット・ストーン・マーチンの絵の中でも傑出していると、私は思う。
彼、ベニーカーターが椅子に腰かけてキャンバスを抱えている。 ガニ股で足を開き、大きな靴が、見る人に安心感を与える。彼本人はキャンバスが大きいのか、目がようやく見える程度であるが、なぜか存在感は伝わってくる。 膝に抱えた大きな白いキャンバス、大きさは20号くらいであろうと予測する。70センチほどの大きさで、絵の表現としては立派な大きさである。 そこに赤一色で描かれた抽象的な絵柄。いやいや印刷する前の現物の手書きの絵を是非見たいものだ。
良いジャケットには内容も供わっていると言われる通り、聴かずに買っても問題は生じない。ホッジスにも劣らぬ、スイング時代を代表する彼のムードあるアルトが存分に聴くことができる。どの曲も申し分ない。 でも私はいつもB面のLAURAから聴く。なぜか、この一曲だけメンバーが違っていて、雰囲気も違うから。だが一枚の作品として違和感は無い。
このレコードあまりにムードがあり過ぎたのか、後日VERVEから美しい美人ジャケでMOONGLOWと題名を変えて発売された。強調された分なぜかそちらの方が、音もさらにムードが煽られた気がする。
兎に角。 30センチ四方の中に、70号のキャンバスの作品を描き切った力作である。
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| 地下鉄のベンチで | - 2010/10/04
- 昨日の夜10時、地下鉄のホームのベンチでせっせと化粧している女性がいた。
朝の通勤時間の化粧は時々見たが、夜10時の化粧は珍しい。 一見若いが、よく見るとかなりのお歳の方で50歳ほども行ってそう。
女性はいくつになっても頑張るんだね。 人生、いかなる方法であろうと頑張ってちょうだい。
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| ヨーロッパ滞在中−2 | - 2010/10/03
- 滞在3日目、はじめてスカートを穿いた女性を見た。
なかなかセクシーだ。
以前、ビジネス研修会に参加した知り合いの女性が、参加者同士のディスカッションの時間に、他の女性参加者から「あなたはなぜスカートをはかないのか?その方が女性らしいし、女性らしさを失ってはいけない」と注意されたので、日本とはそれほど女らしさに拘るのかと考えてしまったと、言っていた。
ヨーロッパ特に北に行くほどズボンを穿いた女性の確率は高まる。 女性のパンツルックは自立している証拠でもあろうか。
日本でも自立した働く女性の世の中になれば、これからはきっとスカートの女性が減っていくんだろうな。
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