HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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JAZZ AT OBERLIN
2011/04/20

DAVE BRUBECK-PAUL DESMOND "JAZZ AT OBERLIN" FABTASY 3245
入荷。

このレコード、アメリカの高級なというか落ち着いた家のドアに寄り掛かった写真4人分と、ベースだけを置いた写真の合計6枚を組み合わせた、一軒アパートのように見える写真のジャケットである。

演奏はアメリカの白人のジャズの上品さが、そのままストレートに出た、好アルバムで、音楽的な不満は一つもない。
実に良い演奏である。
今回な赤盤なので、コレクターにとっても大変に嬉しい逸品なのである。

ところで、このレコードのタイトルは、「JAZZ AT OBERLIN」
となっていて、ライナーにはOBERLIN CALLEGEで演奏された。

駄洒落の親父と言われる、私。
オーバーリン?
オーバーリン?

桜美林大学じゃないの?と、お客様に話していたが、みな取り合ってくれない。
あまりのシツコさに、従業員がじゃ調べれてあげるよ、とネット検索してもらったら、あらら、駄洒落親父も伊達に歳は取ってない。
まさに、オービリンであるらしい。あくまでだが。

びっくりした。
でも関係者、卒業生の方々、もし間違っていたら、ごめんなさい。


将来の展望
2011/04/19

東京電力が原発事故の収束に向けて計画を発表。
原発賛成派からは概ね歓迎され、反対派からは現状隠しの甘い計画と言われている。
将来の計画を示す事はいずれにせよ困難である。困難ではあるが、国民は早く収束することに掛けている。

以前の会社の友人の話。
会社でも疲れて、休日は常に家でごろごろしていた。
ある時、奥様からお話がありますと言われ、渋々聞くと。
生活も会社での出世もあまり期待が持てそうもない。
父親がゴロゴロしていては子どもに対する教育にも良くない。
ついては、あなたの将来に対する展望を聞かせてくれ、と。

「俺は将来の展望と言われても、そんなの無いし。毎日を生きていくだけで必至なんだよね。それなのに将来の展望って、なんて答えるんだ」
とこぼしていた。国会答弁で日本の首相になった気分だったそうだ。

その会話の時、そういう答弁を求められた人はまだ他にもいて、みんなで大笑いになった。奥さんはいつも旦那の将来に掛けているんだな、と。
だけど、期待されてもな。


燃料
2011/04/18

水道水が飲めないから、売っている水を買おうと思っていると、知人からもう東京の水道は安全だから、飲んでも平気だよって言われた。
今尚、福島の原発は収束していないのに、いつから安全になってしまったのだろう?
そうこうしている内に、周辺の県の野菜が安全だから明日から都内のスーパーに並ぶ、とテレビのニュースで言っていた。
正直な気持ち、あの辺りのホウレンソウを消費者の奥様方は買うのだろうか?
私は買えない。申し訳ないが、買う事は出来ない。
知り合いの一人は刑務所で食べさせたらいいかも、などと言う。
ま、そういう次元の話になってしまう。

ところで、原発の事故の状態はなにも進展していないようだ。膠着状態といってケンカの最中と言っても良い状態が続いていると考えて良い。放射能は出続けていると考えてよい。

ところで、こんな話を知っているだろうか?

3号機はMOX燃料を燃やしていたのではないか?
聞きなれないモックスとは。
原子炉は通常ウランを燃やす設計になっている。所がそこでプルトニウムも一緒にした燃料を燃やすのだそうだ。プルトニウムとウランを一緒にしたものがモックスと呼ばれるものだそうだ。
豆知識程度だが、広島に落ちた原爆はウランだが、長崎に落ちた原爆はプルトニウムだったことは知られているだろうか。
ウランは恐ろしいが、プルトニウムというのはもっと恐ろしい事にウランの20万倍の人体に対する破壊行為を行うエネルギーを持っていて、あまりの恐ろしい規模に米国は研究すら禁止したと聞く。

それを日本では白昼堂々と燃やしている。いや深夜もだけど。
白昼堂々と言った方が、より悪そうで、解りやすいかと思って。
深夜こっそりと言った方が悪そうか?

昼だ夜だと言えば、そういえばこんな題名の曲がある。
「THE NIGHT WE CALLED IT A DAY...」
しっとりした良い歌。今ウチにあるのは、キャロル・キッドが歌ったものだが、チェットベイカーも歌っている。
そういえば、この歌の題名は「もう終わった恋」という事らしい。
疲れ切って、夜も昼も、もう無いと。

話が飛ぶなー。

ついに、レコードが
2011/04/17

いや、何年ぶりであろうか、被害に遭ったのは。

店がビルの3階にある小さな店で、入り口も狭い。
なので当店は入りにくい店である、という事は一度入ると出難いという店でもある。
一日の来店客数が極めて少ない。
また、お客様はほとんど、極めて長い年数に亘って来客して下さっている方が多いので、気心が知れた方が多い。
そういう店であるから、犯罪行為はほとんど無い。

無いわけではないが、前回遭ったのは少なくとも10年も前にあっただけ。
それ以来、無い。

それが先週、残念ながら起きて仕舞った。
レコードを取られてしまったのは、私が忙しさにかまけて売り場にいなかったからで、店の業務の基本的になっていない。
通販リストを作るためにパソコンの入力を行っていたのだが、締切が迫っていたので、ついカウンターから離れたのが悪かった。
でも、今までは、そんな事があっても誰も悪さなどしなかったけれど...。
残念である。

ウチは来客が2人とか3人なんて日がざらにある。
そうするともう犯人が特定できてしまったようなものだ。だから、こういう事があると、その人を見るたびに、永遠に疑いの目見てしまうようになることが最も嫌だ。
こういう事は、取った取られただけでは済まない悲しいものが付いているのだ。
犯罪はイカン。

高層マンション
2011/04/16

前にも書いた。
新宿文化センターの近くの広大な跡地に建った高層マンション。
一棟のみだと思っていたら、すぐ隣にもう一棟。
ニョキニョキと成長している。

日陰になる場所には一戸建てもある。
住んでいる人もいる。
この方々にはもう一生、日が当たらない、一生。
金がある人達は他に住む家を買って、ここは他人に貸せば良いが、借りている人達には気の毒である。

日本人は冷静で思いやりがあって大人しいと今回の震災騒動で外国からも大絶賛のなか、こういう周囲の住民への日照権という、本当に基本的な生きる権利、太陽の光を拝める事が許されない建築物を立て、尚そこに住んでいる人にはそれがプライドってどういう事だろう、全く罪悪感が無いのが不思議でならない。
こういう事に対する思いやりというか道徳感はないのか。

これでもかと作る大手一流建設会社もどうかと思うが、金を貸す銀行も銀行。
そういう高層マンションに住んで喜んでいる人も、気がしれない。
あ、いけね、こういう高層に住んでいるお客様もいたんだ。

こうなったら電車の中の小さな親切などいらねーよ。それよりも、お天道様を奪ってしまってた事への、大きな反省と思いやりが欲しいなおじさんは。

小さな綺麗ごとはもう沢山。
ね、ACさん。

ECM
2011/04/15

メモだけして忘れていたが、今日カバンの中をちょっと整理していたら出て来た。
ECMとは「EDITION FOR CONTEMPORARY MUSIC」と言うらしい。
社長のマフレット・アイヒャーの逆さ読みという、深読みする人もいる。

ENJAという会社は「EUROPEAN NEW JAZZ」なんだそうだ。
別にどうという事もないが、豆知識程度の話。

メモが小さくて出典が不明なので、申し訳ない。
もっと、他になにかあったら教えて欲しい。

友人からのメール
2011/04/13

私の仲良しから、こんなメールが来た。

出来るだけ多くに方に読んで欲しかったので、日記に掲載したいと申し入れた所、勘弁してくれと躊躇していたのだが、私の再三の説得に遂に折れ、許可が出たので、掲載することに。


 今回の地震の津波により、陸前高田で町医者をやっていた30年来の友人が亡くなりました。
なんとか遺体だけは確認出来たようです。
一生懸命、街のために働いている良い人だから逃げ遅れてしまったのでしょうか。
なんだかんだ悪態をつきながら、結局は自分を犠牲にして働いている人だから、いざという時には他人の安全が気になってしまったのでしょう...。
遺体が確認されたと連絡があった夜は「他人を助けてないで逃げれば良かったんだヨ。それでも誰も責めないよ。死んだら終わりだ。」と泣けました。
一人で部屋に入って泣きました。
無念です。

遺体が確認できただけでも良かったと、思わなくてはいけないのでしょうか。


暗い街
2011/04/12

タクシーの運転手に新宿の街は暗くなったね。
と話すと、「新宿だけじゃありませんや、六本木、銀座と繁華街はどこも暗いもんです。まるで空襲に備えて街を暗くしているようなもんです」という感じらしい。
私は戦争を知らない世代なので、空襲の体験はないが、ニュース映像や当時の映画で感じは知っている。映画「君の名は」などは空襲の下で芽生えた愛の物語、きっとこの東京でもそんな話も出来ているかも、と余計な空想をしてしまう。
今時、あるはずないのに、オレは馬鹿かと思ったところで、運ちゃんの「「何しろ暗いんで、近頃は洋服の色が黒いからお客がどこにいるか分からないんで、困ってしまう」。
なるほどな。という事は暗い道路では歩行者も注意しないと事故に遭う確率が増えるという事かも。

暗い街並みの銀座など想像もしたくないが、このご時世では仕方のない事で、文句を言えば「非国民」と怒られそうだ。

電気がないと言えば仕方ない。我々は電力会社を選べない、何があろうと会社のなすがまま。金額だって会社のなすがまま。
原子力で作った電気はもういやだから、ウチには今日から火力を方を頂戴とか、ウチは割高でもいいから水力の方をとか、と選べたらいいんだけど。
でも、どうにもならない。

こうなったら、ウチもディーゼルの発電機買うかな、ちょっと油の匂いが残る電気だけど?

八幡大菩薩
2011/04/11

震災前から歌舞伎町が寂れている、ビルにも空き家が目立つと言われていたが、震災後ネオンも姿を消し、歌舞伎町の中はいっそう寂れてさびしい限りだと聞いていたので、今朝ちょっと散歩してきた。
テレビ的にいうと潜入というのかな。

少し温かいせいか、上半身裸になって体を拭いている浮浪者のジイさんがいる。テレビ的に言えば、浮浪者発見か。
ふと目をやると、背中には立派であったであろう彫り物と、左の腕には「八幡大菩薩」と堂々と彫られているではないか。
さぞ、この辺りにニラミを利かせていた大したお方であったに違いない。

ただ、年齢のせいもありやや身体も縮みがちというのか、背中の絵柄ははっきりとしていないものの、左腕の八幡大菩薩ははっきり読た。
源氏の流れを汲む方なのだろうか。
きちんと言えば、体を掻いていたいただけであるが、まあそれも良し。

恐れ入りました。

痛み
2011/04/10

原発の研究者には基準値が100ミリシーベルになっている、というのを書いた。

それで、急に思い出した。
以前の会社にいる時、ちょうどハワイに手伝いにいっていて、その時来たお客様が歯医者さんのインターンだった。
知り合いの紹介の人だったので、食事と酒も入って、色々人生の話になった。
「私ね、歯科大学の入試の前に、すでに歯科医になっていた兄貴から、我慢しろよと言われ、歯を抜かれたんですよ。どうだ痛かったか?これで患者の気持ちが分かったか?これでも歯医者になるなら頑張れ」と励まされて、やっぱり歯医者になろうと決心して勉強した、と言っていた。
今頃、山形で良い歯医者として活躍されていると思う。

で、原発の研究者。
100ミリだとガンになる確率がぐっと増す。それで、たとえガンになろうとも人々の為に研究を続けるのは当たり前としている研究者の心意気に感動を覚える。
その気持ちに、我々は快く命を預けてしまうのだ。

だけれども、研究者たちに歯医者になろうとした若者のように、己の身を以て痛みの感覚を持ち続けてくれている学者が、いったい今、何人いるのだろうか?

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