HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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牛肉
2012/02/21

牛肉の話で...
夜遅く行った新宿の奥地にあるレストランで食べたステーキがエライ美味しかった。
美味しいものは高い。けれど、それはかなり安くて肉が大きくかつ厚い。
レコードと同様に厚いのは好きだ。

思わず、どこの産地かと聞くとアメリカ牛肉だと。
アメリカにしてはシットリ感があって柔らかく、噛み応えが柔らか過ぎず硬過ぎず、味も良いと感心していた。

実は、料理の仕方に一味あって、仕込みにポイントだと。
ある野菜のタレを作って、一定時間漬け、揉んでおくのだそうだ。野菜は彼の秘伝。
ちょうど良い時間に引き上げると、水も滴る良い牛肉になると。
漬ける時間が長いと肉が解けてしまうと。
私があまりシツコイのか、笑いながら「教えてあげますよ。何度も失敗しますけどね」と。
本当はとても面倒なのだそうだ。
そのひと手間に感心してしまった。

アメリカの牛肉を焼肉にすれば これが本当のヤンキー肉(ヤキ肉)
なんちゃって。
最近キレが無いなー。

牛肉続きで、牛黄清心丸の話
2012/02/20

牛肉の事の前に、その前に漢方薬の事。
写真の薬を知っている人は余程の漢方好きか、薬局の人とか。
中国で作られた「牛黄清心丸」という。ごおうせいしんがん、と読む。このような小さな容器や、蝋の容器に入っていたりと有難さが如実に出ている。
紙を剥がすと金にコーティングされた大きめの丸薬が出てくる。味は非常に不味い。
この薬、早い話が強壮剤であるが、大変ありがたい薬で我々のように年齢が来て体の疲れが取れない時、体力が落ちた時には非常に効果がある。心臓の病気の方も服用すると良い。なにしろ心臓の薬、救心丸と同じ種類の薬であり、更に一瓶分の強力だと思えばよい。
一度、飲みに行った店で、たまたま隣に座った年配者が、病院であと3年ですよと言われたのだが、私はこれで心臓が治って、酒も飲めるようになったと自慢していた。
精神的にドキドキしたり、アガッテしまう人にも効果はあるとされる。
ユンケルなどのドリンクよりよほど効果があることは間違いない、
ただちょっと高価で一つが3,000円する。

ところで、「牛黄」とは何かというと「牛の胆石」である。
胆石は人間にも出るから、牛にも出るが、当然症状の出る確率は低い。100頭に1頭以下と言われる確率で、漢方の世界では金より高いと言われる所以である。
かつて中国でも薬用に賄っていたし、日本でも取れた。牛は沢山いるから当たり前だった。
所が現在、中国でも日本でも胆石は入手不可能になった、業者の競争がきついからではなくて、牛の飼育方法の変化が問題なのである。
本来、当然のことながら牛は自然の草を食べていた。ところが美味しい肉を取るために人間が牛の体に悪い物を色々食べさせる。脂肪が付くエサ、成長が早いエサ、病気にならないエサ、人間の為に美味しくさせるエサ、これらのエサを食べて育った牛の胆石は、自然な状況に無いため、薬として用をなさない。その飼育方法は日本人が考案し、肉が味しいと絶賛され、中国からアメリカにまで飼育方法が広がっていて。言って見れば牛の「不健康」さが世界中に蔓延している事になる。
現在、世界中で農薬の掛かっていない自然な良い草を食べているのがオーストラリアだけなのだそうで、そのオーストラリアの牛から取れた胆石、すなわちオージー「牛黄」が金相場を超えているのだ。

そこで牛に戻って。 柔らかい物ばかり食べるようになって、顎の筋肉が弱くなった我々日本人は、胆石さえも使い物にならない牛の肉を有り難がって食している事になる。
人の知恵で揉みくちゃにされた肉が美味しいと思わされている現実。
人工的に作られた自然ではない牛肉の方が人間の好みになっている現実。
これは一大事。

という話をグルメと自慢の友人に話したら、「オーストラリアの牛肉?あんなのは青臭いんだよ」と一蹴された。流石グルメ、草を食べて育った牛は青臭いと言い切った。
だが、それが自然である証拠。
人工的な味に慣れてしまった我々がもう一度自然の味に戻れるのかと、考えてしまった。
日本人はもう戻れないかもしれないな。
日本は、スローフードにも積極的だが、実はエコとか自然とかに、最も遠い国かもしれん、とちょっと落ち込んだ。ホントに。

牛肉の話にしては話が長すぎたな。
今日は気合が入ったんだ。

バーガーキング
2012/02/19

昨日、仕事が終わって店を出たのが11時。懐かしいイレブンPMだな。それは置いといて。

何か食べようと歩いたがどこにも当がないので、歌舞伎町入り口付近に出来た、「バーガーキング」へ。
ガラの悪い夜の歌舞伎町は歩きたくないが仕方が無い。

「ワッパーとコーラ」を注文して、トレイを持って席に向かう。
ふと気が付くと、外国人の一人だけの客が意外に多い。
これって、私が出張に行っている時、ヨーロッパなどのバーガーキングの店内で見る光景と同じ。
私もそうだが、一人でレストランに行けない客やお金がない一人客がこうして夜のハンバーガー屋にたむろしている。
こういう人達が醸し出す孤独感は、よその国の人達である事を如実に示していて、同じ旅行者同士として一目でわかる。
また上手く表現できないがアラブや有色人特有な生きる力とでも言える、独特の「目つき」があって、弱い日本人の目つきとは違う感じもある。

でも、以前の日本ではこういう光景はなかった。
国際化で外国人が増えたのか?それともお金の無い外国人が増えたのか?
空港の中の店のようなハンバーガー屋が出て来たのだな。

そういえば、バーガキングはヨーロッパに行くとアンガス・ビーフというスペシャル・メニューがある。あれって結構気に入っていたので、日本でもやって欲しいな。
クリントンが大統領の時に日本にもアンガス牛肉の売り込みがあったらしいが、ヨーロッパでは定着したらしい。
アンガスビーフ、美味しいと言えば美味しいかな。
牛肉の話になっちゃった。

オルトフォン・カートリッジ
2012/02/18

カートリッジの販売

オルトフォン 
AB−25D
通称「ツノ」
モノラル

50年代のデンマーク製のモノラルカートリッジ
写真の通り、カブトムシのような角があるので、ツノと呼ばれている。

写真の通り、横位置で2ピン。
縦位置のアームにはジョインットが必要となる。

今月の初めに、カートリッジのプロ「オーディオ・ファブ」にて針の確認及びダンパー交換済。
動作に問題は無し。

中低音がしっかりした素晴らしい音。

20〜30万もしていたらしい。


日本で生まれたジャズは
2012/02/18

日本のジャズのこと。

戦前ともなると日本でも、本格的にジャズをやっていた人たちが沢山いて、曲造りでも素晴らしい物が出来たようだ。といっても、大したことが無いように思っていた。
ところがちょっと前に、あるライブのクラブに行った時のこと。
そのオーナーがギター弾き語りで歌を歌ってくれるのだが、「みなさん浜辺の歌って知ってますよね。あれって当初はジャズだったんです」と。びっくり。
オーナーの話によると、結構スイングした良い曲だったようで、日本のジャズの世界で生まれた会心作と仲間の間では評価が高まった。ところが戦争ムードが高まるとともに、敵性音楽とされジャズのノリを捨て去り、日本独自の音調になって、ああなった。
それでも広く国民に親しまれたのだから、今だに通用する相当なレベルの曲だったに違いない。
確かに良い歌であるが、この歌の良さは主に詩の素晴らしさが紹介されている。

そういわれて気になって仕方がなくて、あちこちYOUTUBEを探したのだが、演奏は一つ二つ見つかったものの、ジャズバンドといえ童謡を歌っているようで風情のない演奏ではちょっと聞きたくないだろうし、唯一子供のバンドが演奏していたが、紹介するには何だし。
是非、だれか素敵なスイングジャズで演奏して欲しいものである。
あれはモダンではなくて洒落たスイングが良いのだ、多分。
デキシーでもない。

喧嘩
2012/02/17

昨日今日と、二日連続で歌舞伎町の入口付近で喧嘩騒ぎを見た。
さすが新宿か?
昨日は、タバコ禁止条例の監視のおじさんが、初老の男性に間違って喫煙の注意をしてしまったらしい。
不愉快な気持ちは分かる。私とて同じ目にあった事があるから。あのおじさんたちは二本の指が口の周辺に行くと、即反応するらしい。
ところが、初老の人は、しつこい。係りの相方も加わって謝っているにも関わらず、ずーっと大声でわめき散らしていた。
途中で見物客が逃げ出すつまらなさ。プライドも高すぎると面白くないわな。

今日は、コンビニの前を掃除していたお兄さんの箒が足に当たったとか、当たらなかったとかで、朝まで飲んでいた酔っ払いのあんちゃんグループの一人が、因縁を付けた。
無視していたが余りのしつこさに、お兄さんが切れて怒鳴り返したあたりから、徐々にヒーットアップ。あんちゃんは酔っ払らっていたが、興奮で顔が真っ青になった。
顔面蒼白ではそこで勝負ありだな。喧嘩は冷静でないとな。

しかし、怒らなくとも良い所で怒っているようでは、人間は大成しないな。
みんな、おととい来やがれ!

カプチーノ
2012/02/16

今頃、ウチの従業員はイタリアで美味しいカプチーノのついた朝食を食べているのだろうか?
大変だけどちょっと羨ましい。

ところで、カプチーノの美味しさの見分け方を知っている人は少ないだろう、と思うので、ちょっと披露。
イタリアの知り合いに教えてもらったから。

カプチーノは、泡がカップよりやや盛り上がっているので、泡を少しすすって、カップと水平にする。
ついてきた小さじで、泡が絡みつくように上下に廻すような感じで、ゆっくりかき混ぜる。
それはコーヒーの面が見えるかどうかを確かめるため。もちろん見えない事が条件。
そういうカプチーノはやっぱり美味しいし、最後までクリーミーに飲むことが出来る。

ただ、いきなり店のカウンターでやらないように。
通だと思われることはなくて、ただ嫌われるから。
なぜなら、こういうやり方は入れてくれた人の腕を試す方法なので、結構失礼なことでもあるらしい。
ま、飲んでいれば、その人の腕は解るから。

人前で通ぶってはいけない、何事も。

こっくりさん
2012/02/14

オカルトの話か?

子供の頃、おやつとして母親が茶箪笥に仕舞ってあったお菓子の数が足らなくなった。
4人分必要なのに2人分しかない。
犯人が判らない。
犯人探しになり、学校から早く帰った時間的にみても、最も犯人に近いのは私という事になったが、私も頑固に自分とは言わない。
というよりその時は記憶に無くよく良く判らない。

結局、犯人探しのために、母親が言い出してなぜか「こっくりさん」をすることになった。
ウチの場合は竹の箸を3本使って、周囲を4人の子供たちと母親が囲むように座った。その時は炬燵に入った。
やる前が怖い。
「こっくりさん、こっくりさん、教えて下さい」と皆が声をそろえて祈る。
瞬きもしないで見つめる。
しばらくすると一本の箸の先が僅かに動いて、私の方に寄った。
その瞬間皆がにやっと笑い「やっぱり」となった。
それには私も猛烈に抗議。

頑強に違うと言い張り、その結果、母親が「こっくりさんも間違いがあるかもしれないので、もう一度聞いてみよう」と再度コックリさんを開始。
「こっくりさん、こっくりさん、教えて下さい」と皆で祈る。
所がなぜか。また、また、箸の先が僅かに動いたのは私の方角の一本。
みんなが頷く。
抗議も空しく犯人は私と特定され、姉たちから嫌味たらたら。
正直でないのは男らしくないとも。

本当に私が犯人だったのか割り切れないが、子供心に妙なインチキ感が残ったのを感じてはいたが、あれを年長者にやられては勝てないとも思った。
こっくりさんは、怖くてそれ以来参加しなかった。

こっくりさん われが犯人 外は雪

猫の続き
2012/02/13

しつこいのだが去年書いた、ガンになってしまった猫。
病気の猫を仕事で昼間、家に居ない人の所に置いておくわけには行かず、何とかならないかと考えた結果、私の親戚の動物好きのおばさんの所で預かってもらう事に。これも縁ということで。
所が既に拾ったネコが2匹もいて、後から来た病弱の猫ではいじめられる可能性が高いので、別に一部屋空けて貰い、そこで猫は闘病生活に入った。
調子の良い日もあれば、悪い日もある。悪い日はおばさんに抱かれたくて胸によじ登り、人間の赤ちゃんのように抱っこされ、おばさんの顎を甘噛みする。
ここ1週間ほど親戚のお姉さんが来てくれ、一緒に添い寝してもらう。
エサは魚でも缶詰でも食べてくれそうな好物を探して来ても、徐々に食欲は落ち、周囲の奮闘もむなしく、なにも受け付けなくなり、昨日朝4時に旅立った。

預かった猫ゆえ、なんとか元気になって頂きたかったが奮闘及ばず、猫は元の飼い主の元に旅立った。
本当に、呼んだに違いない。
数日したらペット霊園から、猫の足型が届く事になっているので、飼い主の遺骨のそばに置いといて貰うつもりだと話していた。

猫といえ さよならだけが 人生か....

2枚の、FARMER MET GRYCE
2012/02/11

ART FARMER - GIGI GRYCE “WHEN FARMER MET GRYCE” PRESTIGE USA

今回のWHEN FARMER MET GRYCEは12インチLPではなく、元ネタというか、元になった10インチ2枚。それが大変レア盤であるが、今回はその10インチが2枚一遍に登場と相成った。

まず、一枚目。
タイトルが、ART FARMER QUINTET PRESTIGE 181
タイトルにGIGI GRYCEと言う文字は何処にもない。
54年演奏のこのレコードのオリジナル盤は赤いラベルに銀の文字。
盤の材質があまり良いとは言えないが、それはそれ、仕方がない。
写真は手前に黒くつぶれてイメージだけでアルトを吹いているのがグライスで、何となくグライスを見ながらトランペットを吹いているのがファーマーと、演奏中のスタジオの様子は解る。
メンバーはHORACE SILVERトリオとの共演となっている。ジャケットの裏には$3.95と記載され、解説は無くカタログの羅列だけである。かといって別に困らない、番号順に書かれたタイトルを眺めているだけで楽しいのがマニアである。

次のPRESTIGE 209は、続きであると言ってしまったが、何のことはなくタイトルは”ART FARNER QUINTET”で、前回のまま。ちょっと芸が欲しい所だがまあ仕方ない。ラベルには”ART FARMER QUINTET VOL.2”と一応、前の続きだと言っている。
こちらは55年でラベルが黄色に変わり、一年違うだけで雰囲気がぐっとモダンである。
ジャケットは前回と同じシチュエ−ションの写真だが、前者より二人の顔をはっきりと見せるようにしている。グライスの表情から真面目そうな人間性が伺える。
裏ジャケは、解説が書かれていて、体裁が整ってきている。
こちらの演奏はこの二人に、FREDDIE RED トリオがリズム・セクションを勤める。

特に1枚目の方がレアで有名だが、こういうのが2枚揃って出るのは極めて珍しい。それもそれなりのコンディションと言うのが良い。
“WHEN FARMER MET GRYCE”の二人が大きな木のある公園で手を握り合う素敵な写真ももちろん良いが、こうやって、2枚で一組の10インチもまた、風情がある。
レコード・マニアで良かったと思える瞬間である。

ジャズの店をやっていて良かった。

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