HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。
  
| 教育 | - 2012/04/04
- この間、オーディオ雑誌をパラパラと捲っていたら、「以前、雪が解けると春になるという素晴らしい感性の子供、云々」と記事に出くわした。
教育の事など私は苦手だし、出番ではないのだが、つい書かずにいられなくなった。
昔、教師叩きの材料に使われた嫌らしい文句が、まだ生きていたとは驚いた。 知らない人がいては話が 進まないので一応触れたほうが良いかもしれない。
小学校の理科の授業で、雪が溶けると何になるという問題で、ある子供が春になると答えたところ、バツになった。 それを見た主婦がなんと風情のない感性の分からぬ教師だとやり玉にあげ、それが朝日の天声人語にも載ったとか、載らなかったとかで、あっという間に日本を駆け巡った。 その後は、くだらない話として鎮静化したと思っていたら、今も人間の情の部分で使われているようだ。
私が最初にこの話を聞いたのは、たしか30何年も前の事、中央線松本行きの電車のボックス席の向いに座った、私の出身校やら自分の子供の学校自慢までとても教育熱心と思われる主婦から聞かされのだった。「あなたはどう思います?」と得意げに突然聞かれ、なんとなく相槌を打ってしまったのであった。 その後、この話は理科の問題という肝心な部分が省かれたり、そのうちに作文にとって代わられたり脚色され、教師憎しの風潮の旗印になってしまったのである。 中には冷静というか立派な人がいて、「雪が溶ければ水である」と正解が出され、当たり前になった。
これがゆとり教育の象徴ともとれる出来事の一つだったのかもしれない。 あれは一体どういう風が吹いたのだろうかと、今でも時々思い出しては不思議な気持ちになる。教育が安易に語られた時代の象徴的な話だったのかもしれない。 だが人間の風情とか、優しさとかいう部分は、きちんと勉強した人や真面目に生きた人にこそ生まれるもので、口から 出まかせの中途半端な意見が誉められるのは、テレビのお笑い芸人くらいであろうか。
人間の本当の風情とか情とかいう物は、真実あってこそ生まれるのであろうかと思う今日この頃。
今日は真面目だったな。 自分で言うのもなんだが、今日のは他人が書いたような日記だった。
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| めだか | - 2012/04/03
- 聞いた話。
家の玄関にメダカの瓶が置いてあって、近所の子供たちが時々覗いている。 一度は子供たちが、メダカの学校の歌を歌っていた。 それが先日、その中の幼稚園に上がるか上がらない子供に、「このメダカはいつ蛙になるの?」と質問されたそうだ。 可愛いと思う間もなく、思わず困惑してしまった。 しようがないから「この前、お姉ちゃんとメダカの学校の歌を歌っていたでしょ。オタマジャクシでは無くてメダカって分かったのでしょ。これはオタマジャクシでは無くメダカ。だからね、蛙にはならないの」と思わず強く言ってしまったと。
因みに、その子の父親はその子に対して「勉強ばっかりしていては、人間は駄目だぞ」と言って聞かせているとの事だった。
やっぱり勉強しないと駄目だ。 うん
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| 寿司屋で | - 2012/04/02
- 昨日は夜遅くなり、疲れて寿司屋。
ちょうどそこに海外からの旅行者ご婦人3人に添乗員。 板さんと身振りで会話している割には、好き嫌いもなくお任せで順調に食べていて、私の所に順番が来る頃には、御櫃も空になる見事な食欲。 もうお腹もいっぱいとにっこり笑って言うには、これ以上食べると、皆様の食べる魚が無くなってしまうから。 あなた、すでに無くなっているでしょ。
何処から来たかと聞けば、中国の上海の奥の方から来たと、今日は銀座の超高級有名ブランドで値札も見ないで、時計をいきなり買ったとかで、お金に動じない流石の銀座の店員も驚いたと豪快に、にっこり笑ったその笑顔の人相の良さ。 ついでに、車は家族で10台持っているが、スポーツカーとしてフェラーリ所有と得意そう。フェラーリはサスが固いので乗っていると疲れるけど、走りが楽しいというあたり、どうも本当に所有している様子。
ファッションはカジュアルというより、昔のシブカジをもっとアットホームにした感じで、250万の高級時計とはバランスが今一つながら、それこそ余計にリッチ感が滲み出て、羨ましい。 日本も昔はこんな事もあったね、等と話しながら、よくよく考えれば、ちょっと海外旅行に行ったとて、そこまでリッチだったかという話になった。
そういえば日産のゴーン社長の給料が2・3年前に8億円だと言われ、庶民の反感を買った。今は日本の社長もそのくらい取っている人は沢山いるが、バブル当時の頃などびっくりするほどの高給取りの社長もいなかったように思う。 そういう意味では日本人は、社員に篤くして一億総中流だった時代もあったが、決して一度の海外旅行で1千万も買う人たちが、ぞろぞろいた程とは思えない。 日本人は出世して上に立っても、とても良い人達だったのだと改めて思った。 今の社長さんたちは別だから。
中国人添乗員の中国は貧富の差が大きいからと、寿司に醤油をたっぷりつけて頬張るのを見ながら、社会民主主義のかけらもない国だと納得してしまった。 あれ、日本が社会主義で、中国が資本主義だったっけ。
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| 爪が割れる | - 2012/04/01
- 最近よく爪が割れる。
カルシゥム不足かも知れないし、冷え症の影響かもしれない。
そのままにしておくのだが、割れた箇所が服などに引っかかって余計に割れてしまうのが困る。 さてどうしたものか。
団塊草食系は弱いんだ。
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| 消費税 | - 2012/03/31
- 今朝TVを見ていたら、消費税増税法案の閣議決定について何とかという政治学者が「消費税は弱者にきつい」と述べていた。周囲もウンウンと頷いていた。
本当に消費税は弱者にきついのかな?増税自体がきついのは弱者も強者にも同様ではなかろうかと私は考えてしまった。 消費税は沢山お金を使った人が沢山払う仕組みで、使っていない人は支払いが少ないのではないか?例えば税率5%なら毎月50万消費した人は25,000円の消費税を払い、毎月10万しか払っていない人なら5,000円しか払わなくても良い仕組みである。ある意味平等でありかつ支払う金額の貢献度が実質的にちがう。
一方、所得税の税率は、300万円の所得の人は10%の税率だが、1000万の所得の人は33%と税率に開きがあり、まるで罰則の様に稼いだ人に厳しくなっている。 金額にすれば、控除があったとして各々約20万円と176万円と支払金額の開きは大きい。 頑張って稼いだ人が、より多くの高い率で払う事になり、稼いだことが空しくなるような仕組み。そういう言い方は良くない、ここは社会に貢献しているわけ。
消費税はそういう意味で弱者に優しい税率と考えるのが真っ当ではなかろうか。 もっと弱者に優しくしたいなら、所得税率を下げれば済む話しである。子供手当も子供がいる人の税率・控除を新たに決めれば良いだけである。
消費税増税が正しいか正しくないかの前に、論点をずらすような解説はいたずらに国民を混乱に陥れるだけだ。
ところで現実に戻って私の場合は無い袖は振れない状況。 もう払えません!
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| カラオケ | - 2012/03/30
- 知り合いに誘われて、仕方なくカラオケ・スナックに行った。
ギラギラした雰囲気も好きじゃない。知らない人の素人の歌など聴きたくもない。
毎日毎日店で、朝から晩まで音楽を聴いて、そこに何かを見つけ、値札に一言書こうと思っている内に、音楽があればなんでも聴き入ってしまうようになった。 それがカラオケといえどそういう聴き方になってしまうようで、、余計に素人の歌の嫌な所が気分が悪い。 職業病かな。
でも、うまい素人より、下手なプロの方がマシだと思うようになって来た。 嫌だね、素人の歌は。
もう行かねえぞ、カラオケスナック。
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| 強風 | - 2012/03/29
- 今日は、生暖かい南の強風が吹いた。
春って感じだが、埃っぽいし、花粉が空中を渦巻いていると思うと不安な気持ちにさせられる。
昔は春の風が吹くと何となくウキウキしたものだが、今の世は花粉症の心配をしておかないといけない。
同じ春風でも、エライく変わったものだ。
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| ARCHIE SHEPP "DONAUESCHINGEN" | - 2012/03/28
- ARCHIE SHEPP “LIFE AT THE DONAUESCHINGEN MUSIC FESTIVAL” SABA 15148 (独)
私はこのレコードを20代から何回聴いて来ただろうか。その度に感動し、かつ興奮してしまうレコードは他に無い。DONAUESHINGENという字もスラスラと出て来る、悲しい性じゃのう。
演奏はCOLTRANEに捧げた「One for the Trane」の1曲、45分に及ぶ長い演奏である。 メンバーはRUSWELL RUDD, GRACHAN MONCURVのトロンボーン2人、JIMMY GARRISONのベース、BEAVER HARRISのドラム、全員30代前半で音楽人生怖いものなしの絶好調、GARRISONだけが、COLTRANEとの共演者としてキャリアが上だ。 まず、GARRISONのベースから始まる、これがCOLTRANEのVILLAGE VANGUARD AGAINの「My Favorite Things」の導入部が思わず連想され、私のようなファンは目頭が熱くなる。
しばらくしてドラムが入り次いでSHEPPの登場となり、クインテットによる熱い即興演奏が展開され、一つの頂点を迎えるころにはA面もそろそろ終わり、はやる気持ちでレコードをひっくり返す。B面になるとまた楽しみが待っているのでワクワクするという、そういう流れである。
B面はなぜか情緒あるフレーズが連続、ORNETTE COLEMANのLonely Womanのような雰囲気も漂わせながら。ハテナ?と思わせぶりなフレーズを聴き進んで行くと、「The Shadow of Your Smile」登場。それも堂々たるバラード。かつてフリージャズの演奏にこれほどの堂々としたバラードが挿入された演奏があったであろうか?見事なバラードと熱気を孕んだ即興は確信的に2度繰り返される。 フリーフォームの演奏で頭がホットになった観客には、砂漠にオアシスの見事なクールダウン。 ここにきてなぜトロンボーンが2本いたのか納得させられる低音部の見事な使い方に完膚なきまでに叩きのめされる算段は見事な構成。 演奏が終わった後に観客のアンコールをせがむ音まで延々と録音されている。
ジャケットの写真はアフリカの衣装であろうか、彼の当時のアフリカ回帰思想が現れた出で立ちである。それが口先で挟んだサックスのマウピースが如何にもカッコ良い、彼の音質からすると重要な咥え方だったのだろう。ジャケットの内側はRUDDとGARRISONの写真が掲載されてベーレントの力の入った紹介で、裏ジャケはSHEPPの顔のアップである。若くてハンサムな良い男である。
即興良し、バラード良しの、この見事な作品は1968年の10月ドイツの南西部の小さな町の音楽祭で、コルトレーンの死後わずか3か月の事であった。
私も泣ける。
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| 学問 | - 2012/03/27
- ちょうど読んでいた本「最後の言葉」重松清・渡辺孝。
大東亜戦争で南の島で亡くなった兵士たちの日記に関する話。 途中、こんな文が。 「一生の生活を通して、終生の心境が如何に変化しようと、学ばんと欲する心は永久に変わらざると信ず今からでも境遇が許すならば、希望の道に進みたいと思う。」 弟にも、学を積まないといけないよ、苦労しないためにも精進しろと。
死に直面しながらも尚学ぼうとする人に感動した。
思えば、私は勉強などついぞ真面目にした事がなかった。 小学校6年の時に、家の製材工場の主任に「材木屋には学問はいらん、早く木の見方を覚えるんだ」と言われ、高校を出たら父親の仕事を継いで材木屋になるつもりで、男として本当にそう思い、暇さえあれば工場に出かけ、手伝ったり、木材を眺めたりしていた。 姉にそんな話をすると、違うと怒られたが、生意気な私は聞く耳を持たなかった。
といって、どちらが悪いとは一概に言えない所はある。 所が運命とは、「人生は不得手の方に進むものなり」と言われる通り、家は傾き、材木屋を継ぐ事は断念せざるを得なかった。 勉強をしておけばよかったと後悔するのである。 やはりこれは真面目に、真っ当に学を積んでおくことが最善な道であった事はその後人生の苦労が物語っている。 今の人生を見れば間違いない。
人生、若い時こそ学んでいた方が良い。学校の勉強だけが学ぶ事ではないが、なににも基本となる事は間違いない。
青春の後悔を今更持ち出しても、私の人生変わらない。
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| ブレーキ | - 2012/03/26
- 私がパッと見て惹かれる車は、車種では無くて「ブレーキ」の所。
要するに目が「ブレーキ・キャリパー」に行く。 タイヤのホイールの奥にスピード感溢れる色の、ブレーキ・キャリパーを見ると堪らない。
キャリパーは、よくスポーツカーなどについている「モノブロック・キャリパー」というパーツで、いわゆるBREMBO(ブレンボ)というブランドが有名である。 ブレーキローターを抑えるポッドの数により、4ポッド、6ポッドと大きさが変わる。 後付けの場合はBREMBOというメーカー名が読み取る事が出来る。 好きな人はわざわざキャリパーを黄色に塗ったり、赤く塗ったり、地味な人は黒くしたり、また、大体のマニアは大きなものに交換し、中には8ポット等という超ド級の人もいる。 細かい所にこだわるのはマニアの常で、自己満足の世界である。 そうでないと、なんだか燃えないから。
その効果は、ブレーキの効きが良い、という事になっているが実際はブレーキパッド、タイヤ等との組み合わせで、意外にも性能を発揮しない事もある。 じゃ見かけ倒しかと言われると、そうでもないが、そうとも言える所がちょっと辛い。
実際は普通の乗用車に付いているブレーキで全く問題はないのである。 車は急に止まれない、という大原則が立ちはだかってしまうのである。 要は運転者の使い方次第である。 それでも拘るのはマニアの悲しい性かもしれない。
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