HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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アダルトサイト
2013/01/16

仕事に疲れて、ちょっとネットのニュースでも見ようとあっちこっちクリックしていた。
そうしているうちに、面白いネタがいっぱい出て来て、オジサン嬉しくなってしまって芸能ネタにも進んで行く。
そのうちにちょっとエッチな話が出て来て、まだ見ますか?って出たから、ハイをクリックしたとたん。
あらまドッキリ、「只今登録されましたのでと何万円も請求される」。
面倒なのに引っ掛かってしまった。
消そうと思いそのサイトのあっちこっちを探すと、却ってかれらの都合の良い事ばかりが出て来る。
最も凄い点は、「あなたは再確認し、それを了解して入会しました。このサイトにはクーリングオフ制度の適用はありません。すでにあなたを特定出来ています。したがって何日までに支払を行わないと、サービス価格ではなく本来の請求金になります」等々、もう支払う方向に進んで行く。お前の事は解っているんだよ!と脅しも忘れない。
実はこちらを特定など出来ていないのに、脅す所が悪質で、いやらしい。
悔しいが消しても、消しても顔をだす画面を、削除することが出来ない。

当店のアルバイト君がパソコン関係に詳しいので、相談してみる。
まずセキュリティー・ソフトでスキャンをしてみたり、そういういかがわしい名前を特定しようとしたが、該当するものが出て来ない。
こんな最もありがちなエッチサイトの退治に効果ないなんて、本当に役立たず。
あんなもの買うもんじゃない。とイライラが募る。

そうしていたら、あそうだgooのネット相談にひょっとしてなにか答えがあるかもしれませんね、と彼が言いながら見てみると、あるある無料でワンクリック被害に対応してやっつけてくれるソフト。
有料でパソコンが重くなってしまうセキュリティーに比べ、なんぼ優秀か?
なんだか現代の必殺仕置き人のようで感心してしまう。
その画面の説明通りにやって無事に解決。

終われば簡単。
しかし、無料でこんなに凄い事をやってくれている人って、本当に凄いな。
その筋では相当有名人らしい。
尊敬してしまった。

HOWARD McGHEE "Life is just a bowl of cherries"
2013/01/15

HOWARD McGHEE “LIFE IS JUST A BOWL OF CHERRIES” BETHLEHEM BCP-61

このレコードは何となく惹かれる。
GOLDBLATTと左下にあるから彼の絵なのだろうか、ベツレヘムを代表するデザイナーだけあって流石である。
2枚の葉が付いた、斜めに鋏を入れた小枝にサクランボが3つ。左からの太陽の光が反射した所がいかにも美味しそうで、完熟してちょうど食べごろ。
アメリカン・チェリーの甘くて豊かさを思わせて、そそられるジャケットなのであろうか。
佐藤錦に負けていない、アメリカン・チェリーはかえって酸味が少なく甘さがあって私は好きだな。
サクランボの話は置いといて。

HOWARD McGHEEはBE-BOPのトランペットの代表選手として華々しい活躍をし、ジャズの発展に大いに貢献した。その作品はDIALやSAVOYにあるが、同期のジャズメンに比較すると評価は地味である。
だが暫くして、当ベツレヘム・レーベルに吹込みの機会を得て、THE RETURN OF (BCP42)を発表した後の作品がこれで、次が今や超レア盤となったDUSTY BLUE(6055)と続く。どれも傑作である。
3枚の内でこれが一番軽視される、故に私の日記に掲載する事にもなる。

このアルバムは10人と編成が大きい。演奏が良いのに、編成が大きいだけで不人気なのが残念である。
どういう風に良いのかというと、もちろん彼のトランペットのサウンドが抜群であることは言うまでもない。
それからアレンジがとても素敵で、50年代のハリウッドの優雅で豪華な凝った音楽の素晴らしさは得も知れぬ美しさがあって、その優雅さは眩しい。
私のように貧乏でジャズ喫茶に入り浸って、タバコを吸いながらひたすら頭を振りつつコルトレーンに耳を傾けていた青年に、軽蔑こそすれ相容れないサウンドでもあった。ま、嫌いだと言えば済む話である。
だが実のところ、それは近づく事が出来ない眩しさがあった。
それが年齢と共に素直になるに従って、好きになれるアルバムである。
えっ、まだ青年? じゃ駄目だ。

私はボウルいっぱいのサクランボ的人生ではないが、一応落ち着いてきたので楽しく聴ける。
まず一曲目のSONNY BOY 。タイトル通り「小さな少年」の通り、ほのぼのとしたメロディーに心が打たれる。
SONNY ROLLINSのPRESTIGE盤の演奏でも心が打たれるが、それに負けず名演奏である。
繊細さを持ったトランペットのサウンドの可愛らしさがある分、こちらに軍配があがる。
バックのオーケストラの慎重な音の運びがムードを高める。

ところで、B面の曲、タイトルになった「Life is just a bowl of cherries」も詩的なタイトルだけあって、曲も素敵である。
人生はボウルいっぱいのサクランボのようなもの、と言い切るこの言葉。
ボウル一杯のサクランボとはいかにも素敵な事ばかりで、そんな呑気でどうするとつもりだとチャチャを入れたい気もするが、a bowl of cherriesとはそういう素敵な事の比喩した言い回しなので、やっぱり楽しく生きようという前向きの、いかにも豊かな白人らしい歌。
ムードがある。明るさがある、それも抑えた明るさが感じられる所に好感が持てる。
その辺りのアレンジがやっぱりベツレヘムというか、ハリウッド好みの曲調なのだ。
それが今になって聴くと却って50年代の美しさや抑揚の効いた楽しさ、豊かさが伝わってくる。
私には何故かその時代の音がとても心地よい。
そのサウンドはF.スコット・フィッツジェラルドの小説の場面のような豊かさの象徴的な優雅さをちらりと垣間見たように感じてしまうのである。
彼のトランペットのサウンドがそういう諸々の思いを、聞く人に感じさせる見事な演奏というほかない。

敵わなかったものに対する郷愁なのであろうか。
いや今でも、その当時のアメリカの豊かさに追い付くまい。

雪が降る
2013/01/14

雪は降る、あなたは来ない。
シャンソンじゃなくて。

午前中から降り始めた雪が激しくなった。
新宿でも、休日と重なって車の往来も少ない。

温度が上がる昼ごろになっても止む様子はない。
このまま行けば、久々の大雪になる可能性が高い。
何か起こりそうでワクワクする。



「雪降るや 地蔵を参る 人ありて」

痔の事
2013/01/12

お客様友人、何人かの人からホームページの日記に痔の話等書かないものだと注意を受けた。
御もっとも。
でも、日記って毎日でも付けていると、良い事、悪い事、恥ずかしい事、なんでも書かないと書く事がなくなるものだ。これが。

また、数人の方からは是非手術を受けるようにご忠告も受けてしまった。
人騒がせで申し訳ない。

一人の方は、わざわざご来店され、昨年手術を経験されたとかで、その医師を推薦して帰られた。レコードも購入されて、今日は購入しに来たわけではなかったが、と念を押しながら。
その先生と言う方が、近所のそば屋の女将の推薦してくれた名医だったので、驚いてしまった。
外堀を埋められた気分。

感謝、感謝。
恥ずかしい、恥ずかしい。

年齢と共に...
2013/01/11

年齢と共に、社会の理不尽さに対して怒りの念が湧くものだという。

それは事実で、街を歩いただけでも、放置自転車、歩きタバコ、通行人の横断歩道の渡り方一つを見ても怒りが出て来る。
勿論テレビのニュースを見ていても怒りが湧く。
そうするとしょっちゅう文句を言う事になる。
これがいけない。

親父の文句を聞く事ほど面倒な事は無いのは、過去の自分が経験して来たはず。
それを思えば、何も言わない事。
言ったとて、自分で何も出来ない。出来るはずもない。
言えば言うほど、己の力の無さが身に沁みる。

小さな悪さは見なかった事にするのが一番良い。
大きい時は? 尚更見なかった事に。はい。

免許更新
2013/01/10

今日は免許の書き換え。
ゴールド免許の方々は最寄りの警察署に行けば、20分ほどで更新が終わる。
だが、違反歴ありの私は運転免許試験場に行かなければならない。
おまけにゴールドだったら5年有効なのに、違反者なので3年で更新。
なぜそうなのかと案内の葉書をよく読むと、2回以上の違反をした運転者という事になっている。
なるほどその通り。
私は神奈川県が現住所になっているので、面倒だが二俣川という遠い所に行かなければならない。
朝8時頃までに入らないと無料駐車場がいっぱいになってしまうので、7時に出発。
そこで、講習を受ける事になるのだが、「違反運転者講習」という2時間の講習である。
扱いは易しいが、違反運転者講習と呼ばれるだけあって、内容は犯罪者扱いというべきか。
安全運転について口を酸っぱくして言われ、無事、新しい免許を頂いて帰ってきた。

私は次回も3年後かな?
そんな気持ちでは、いかん、いかん。

JULIUS HEMPHILL “DOGON A.D.”
2013/01/09

JULIUS HEMPHILL “DOGON A.D.” MBARI MPC501

さても、待ち望んだアルバムの登場である。
って、待っていたのは私だけ?
そんな事もあるまいと、ここに記載する事にした。
このレコードは72年の演奏と裏ジャケに記載されているが、私の記憶では発売はもっと遅かったはずである。
だが、このアルバムが日本に入荷した時に、私は入手できなかった。
少量は入荷したらしいのだが、縁が無く私の手元には来なかった。諦めていた。

ある時、近藤等則の紹介で知り合ったギタリストのHNERY KAISER(ヘンリー・カイザー)が来日した時、何かの経緯でこのレコードの話になった。良い作品だと。
持ってないので欲しいと言ったところ、「私も大好きだから2・3枚くらい持っているはずだから、一枚上げるよ」と、彼が帰国後わざわざサンフランシスコから送ってくれた。
色々経緯があって、ようやく入手できた大切な、思い出深い一枚である。
故に物としても、音楽としても、私の思い入れは深い。

裏ジャケを見ると、住所がセントルイスとなっている。
そうなのだ、彼はOLIVER LAKE等とセントルイスを拠点にしてBAG(BLACK ARTIST GROUP)を立ち上げた時の主要メンバーなのである。彼以外のメンバーがパリに行きBAGというアルバムを作った。パリで注目を浴びたアメリカのフリージャズ音楽家達は箔が付いて、帰国後は本国でも大層有名になった。
だが彼はちょっと出遅れた。その彼等の72年の録音がこれである。
リーダー的存在である事が伝わる出来の良さ。

彼等の音楽はシカゴのメンバー同様、黒人音楽の伝統、ブルースやゴスペルやジャズを決して忘れていない所に面白さがある。
しかし彼らの音楽は飽くまでも斬新である。
新しい音楽に少量の伝統音楽を振り掛けて行くところの面白さがあり、ブルースが根底に流れている所も面白い。
ヨーロッパ・フリージャズとの違い、それが聴き所でもある。
当時、私などはフリージャズとしてのみの解釈で聴いていたのだが、最近の音楽ファンはスピリチャルの範疇で聴かれる人も多いようで、今の耳で聴くと、どうもその方の解釈の方が取っ付き易く聴き易い。
最近の若者には敵わないなと思うのである。

ところで、このジャケットWOODY SHAWの「Blackstone Legacy.Contemporary」のジャケットに似てないか?
非常に似ている。斜面の使い方が似ている。だがそれが神々しさが出ていて良い。裏はアフリカの祭事に使われる御面で宗教的な思いもあるのだろう、黒人の心、スピリチャルを現したかったのであろう。
アルバム作品としては黒白トーンのシンプルさが実に素晴しい。

MBARIと言う言葉はどういう意味だろうとパソコンの辞書を引いていたら、スワヒリ語でNEWSという意味らしく、DOGONはドゴン族であり、同様にスワヒリ語で幼子という意味らしい。アフリカの事はよく分からないが、多分そんな感じが混ざったものであろうと私は思う事にしている。
このジャケット・デザインがその後の彼等の作品のレーベルのマークになるから、これもまた面白い。
兎に角、コレクター親父の私が、何が何でも持っていたいと思うレコードの一枚である。

寄席
2013/01/8

新宿に有名な落語の寄席がある。
末広亭、時々散歩で前を通る。
以前は大して並んでいる人など目に付かなかったのだが、最近は落語ブームとかで、午前中から沢山の人が並んでいる。
通る度に、あんなに延々と並ぶ人がいるものだと感心する。
おばさん方やご年配の方々が多いのも特徴だ。
ブームというのはすごいものだ。

そうだ、ジャズも朝の連ドラでやってくれないかな。
トランペットを持っている女の子がジャズに目覚めていく話とか。
廃盤屋には関係ないか?
確かに。

2013/01/07

昨日トイレに行き、しばらく座っていて、立ち上がったら便器の中が血の海。
びっくりした。
数年前から痔が悪かったけれど、そこまでの事が無かった。
それで、まあいいかと思っていたのだが、血を見ると焦ってしまい、今日はさっそく病院に行った。

大して待たずに診察があって、先生からいきなり「手術ですね、大きいのが3つも出てますよ」。
あちゃー。

なんだろう痔って。
手術は嫌だな。
どうしようか思案中。

ARTHUR GODFREY “JAZZ FOR THE PEOPLE”
2013/01/06

ARTHUR GODFREY “JAZZ FOR THE PEOPLE” SIGNATURE SS1055 (USA)
この人はギタリストで、歌もなかなか上手いエンターテイナーである。
ジャケットはちょっと冴えない。親父がギターを持っているだけのジャケットである。だが、このレコードを見るとちょっとそそられる、それはシグネイチャーというレーベル名による所が大きい。なんたって、あの幻の名盤、レイ・ブライアントのトリオ盤が出たシグネイチャーである。
それで、おやっと、一瞬気持ちが動くのである。
なんだ、やっぱり大した事がないレコードかとなるが、ちょっとこのアルバムには面白い事がある。

3曲目の「JAPANESE SANDMAN」という曲。
戦前のアメリカで、ポール・ホワイトマン楽団の大ヒットした有名曲だった事は、私もマニアの端くれだから知っている。スイング系のレコードに時々聴くことが出来る。
題名からして「日本のサンドイッチマン」を連想させてくれる。聴くとなるほど哀愁がたっぷりで、この曲の他の演奏でも必ずクラリネットが登場する。
ああ、そうかやっぱりサンドイッチマンの事かと思ってしまっていた。悪くない連想だ。
ところが英語の辞書を引くと、SANDWICH MANは立派な英語で、辞書にもあって、我々と同じイメージの看板を身体の前後に掛けたサンドイッチマンそのものである。和製英語ではない。
変だなと思い、SANDMANを引くと、全く想像とかけ離れた「眠りの精」の事なのだそうだ。
私も初めて知ったから嬉しくて、こうして日記のネタにしてしまった。

それでジャケットの作曲者を見てみると、R.WHITING.  EGANと書かれている。
暫く見ていてあれっと思い立って調べて見たら、この人達すなわちリチャード・ホワティングが作曲でイーガンという人が作詞という事であることがわかった。
それで、もう調べるのはネットしかないと言うか、手っ取り早いと言うか、「JAPANESE SANDMAN」を探すと、あるある、いっぱい出て来る。なんだ最初から画面を見れば簡単だったな、ハイ。

意味は、「日本の眠りの妖精」という意味だったのだ。今回のこのアルバムでは歌は無いが響く物はある。もったいないので歌詞も記載してしまおう。年を取ると人間、欲張りになるものだ。

Here's the Japanese Sandman
Sneaking on with the dew
Just an old second-hand man
He'll buy your old day from you
He will take every sorrow
Of the day that is through
And he'll give you tomorrow
Just to start a life anew

子守歌のようで、なんて素敵な歌だろう。

涙にくっついて、日本の眠りの妖精が現れたよ。
それは、年取った骨董屋...
彼は悲しみと交換に、古い夢を買い取る。
君にあしたを下さる....

という感じだろうか。
あれ、私のようなセカンドハンズ・レコードショップの親父のことかなと思ってしまう。彼はレコードでは無くて、古い夢を買い取る所が、私とちょっと違う。

昔の曲はいいねえ。
もう一度、そう思いながらこの曲に針を下し耳をたてて、ジャケットを手に取り、コーヒーを買って来て休憩してしまったのだった。

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