HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

前ページTOPページ次ページHOMEページ

お彼岸
2013/03/20

今日はお彼岸の中日。

「おはぎ」でも買おうかと、いや春だから「ぼた餅」か、新宿駅のデパートの地下食品売場に行ったところ、和菓子屋の前はお婆ちゃん達の人だかり。
爺様達も後ろに付いて「どこそこの家にも買って行かねえか?」などと口を挟み、その都度、お婆ちゃんに「これはいいの!」等と叱られている。

それでも私も負けずに2つ買って来た。こちらも爺だからな。
爺だって、いつまでも婆に負けていられない。

やっぱり和菓子屋のおはぎは見た目も綺麗で、美味しい。
日本人に生まれて良かった。


 
お彼岸は 男はみんな 役立たず

進ぜたい 仏壇は無し おはぎ食う

江戸の水
2013/03/19

急に思い出した。
藤沢周平の本「たそがれ清兵衛」か、何の本だったか忘れたが「江戸の水で顔を洗ってきただけの事があって....」
という表現が出て来て、思わず懐かしくなってしまった。
私の田舎でも、東京帰りのちょっと垢抜けた人、あるいは東京に行っていた事を「皮肉」った言い方で「東京の水で顔を洗って来た人」などと嫌味を言っていた。
田舎は、どこの地方もきっとそんな言い方をしたのだろう。
昔の人は巧い言い方をするものだと思う。
本当はちっとも変わらないのに。
そうかと思うと、お姉さんたちが「東京の水は肌が綺麗になる」と真面目に言っていたのを、子供の頃聞いた。
東京は軟水だから、水が良かったのかな....。
それならば、東京には美人しかいない事になってしまうが、贔屓目に見てもそうとも言いきれない場合もある。

それで、とにかく、最初東京に来たときの驚いた事。
江戸っ子と言われる割には、地味で垢抜けない人達が沢山いたことである。
こんな程度かとガッカリした。

しかし、逆に洗練された人たちもまた、想像以上の洗練度だった事。
東京はあらゆる意味で幅が広いということで。

暖かい
2013/03/18

今朝、コーヒー屋に行く。
着いたのは9時ちょっと前。
来られたお客様は通常のホットコーヒーを注文されていた。

9時半頃から、来る人は、来る人、なぜかアイスコーヒーの注文ばかり。
不思議に思っていて気が付いた。
外気温がちょっと上がってきていたのだ。

なるほど、こうして春の到来が判るのか。
なんだかウキウキした気分になる。




アイスコーヒー 手に美人OL すっと立ち

年齢差
2013/03/17

「どこも不景気そうだが、ここはどうだい?」
と元気に店に入って来たのは、あるご年配のお客様。
暇だからと時々来られる。

この方もうすぐ80歳だが、元気にハードバップも聴いていて、オーディオにも興味津々。
あ中域がどうの、低域がこうのと、うるさい。
話をしながら、ふと私は思った。
私は60歳台だが、もうハードバップもあまり聴かなくなった。音がガンガン鳴るレコードは聴かなくなった。チェット・べイカーのシングスなどを毎日聴いていて、元気なジャズを聴くのは稀である。
それが70歳を過ぎても、耳が元気でいられるとは、一体どういう身体というか耳をしているのだろうか。
羨ましい。だが私など、彼の足元にも及ばない。

そういえば、一昨日だったかNHKTVにスキーヤーの三浦雄一郎さんが出ていて、食事の話になった。
なんとステーキをたべる時は500gも食べるのだとか、それもしょっちゅうで、それでも量が足りない事があると。
あの方は80歳を超えている。

方や、油っこい食事は止めましょう、と言っている60歳台もいる。
この個人差と言うのは何だろう。
神様は不公平なものだ。

交渉(続)
2013/03/17

以前にあった話。
レコードを売りに来られたお客様。
古いフランス盤で、人気も無く、演奏もどっち付かずで、せいぜい数千円かと思いきや。
本人の話によると大阪にて10万程で購入したという。
それならば私の勘違いか、是非、試聴して確認をと思い「聴いてみても良いですか?」と質問すると。
お客様から意外な答え。
「そんな安い針で聴かんといて。そんな安もんのレコードと違うから」と超強気。
「当店では、オーディオ・ファブさんに定期的なメンテナイスを依頼しているオルトフォンです」
「そんな店は知らんな。まあ、そうかも知れんけど。レコード屋なら見ただけで傷音を知ってもらわんと、ワシのレコードはその辺のと違うから、安もんで掛けられたらかなわん」プライドは高い。富士山のようだ。
それに比べ、富士の裾野にそっと咲く月見草の様な私でも、ちょっとカチン。
まあそれも譲るとしても、だが!カートリッジ屋さんをコケにされては私も許せない。
今回はハイそれまで。
見て判断しろと言われたからには、そのまま見て「傷音が凄そうですね、傷の多いのはウチでは不要です」。

ウチのは決して安い針ではない。

交渉
2013/03/16

時々お客様から、接客で頭に来たことは無いか? と聞かれる。
お客様の事で基本的に怒った事は、ほとんどない。
ただし、面白い話ならある。ちょうど今日一件あったので思い出話として、書いておこう。

来店されたお客様が、10インチ盤を手に取って、中を見たいと。
袋から出して手渡すと「綺麗ですね」と言いながら丁寧に、丁寧に時間をかけて見ておられる。
一つだけあった小さなスリ傷を気にしていたので、試聴しますか?と。
試聴では問題が無かった。
すると今度は「頭からお願い」。
綺麗な盤で音も良い。
最初から掛け、B面の最後まで掛ける。全部聴かれる試聴も珍しい。
途中一回だけプツンという。
綺麗でも一度くらいはプツと言うものである。
「そこ出たな」と、そこを気にしているので、再度試聴すると、そこで一回プツン。
「残念やな、傷か?プレスか?」とても強い反応。

でも、私にはもはや売る気はない。たった一度のプツンの音が気に入らなければそれまでで、私も反応のしようも無いし、お客様も買いたい様子が見えないので、「残念でしたね」と、仕舞おうとすると、急に強く「これいくらになるの?」。
うーん、そう来たか。
たった一度のプツンという音で、傷だ、傷だ、安くしろとは、旦那さま、そんなご無体な。
にっこり笑って「すみません」。

マスク(続)
2013/03/15

コーヒー屋にいたらマスクをした人が入って来て、一杯注文して持ち帰っていった。
花粉症らしい。
きっとコーヒーの薫りも薫ってこないだろうな。
可哀想に。



コーヒーの 薫り拒否する 白マスク

ホワイトデー
2013/03/14

ホワイトデーだそうだ。
ホワイトデーを日本語に翻訳すると「お返しの日」と言う。

2月14日のバレンタインデーは西洋では「セント・バレンタインの日」で、「愛の日」として昔からあった。
きっちり言うと「愛」であって「恋愛の日」ではない。
こういう日はブッダの国日本には無かった。ここの所が重要。日本には無かった。
お菓子業界とデパートが、聖バレンタインの日にちゃっかり便乗した、チョコレート販売キャンペーンに乗せられ、遂には愛の無いチョコレートを贈るという習慣をも生み出した、ちょっと悲しい愛の日である。
百歩譲って、バレンタインデーはそれでも良しとする。
今更反対しても偏屈なオヤジでしかない。
私も昭和45年頃、彼女にチョコレートをもらって嬉しかった記憶があるから。
てへぇ。

しかし、「お返しの日」とは如何なものか?
日本の贈答のお返し文化を逆手に取ったビジネスだけは気分が悪い。
商魂逞しいというか、浅ましいというか、バレンチンデーを倍にして更に儲けを企んだ、お菓子業界とデパートの企てたお返しの日。
これこそ日本のデパートが世界に恥ずべき、お返しを強要し、金を使わせようとする悪巧み。
時代劇の悪代官も 真っ青な浅ましい商魂なのである。
といっても、デパートは何をしても、グッドアイディアとして賞賛される事もある。

マスク
2013/03/13

最近は街を歩けば、ほとんどの人々がマスクをしている。
それでマスクをしたま、コンビニどころか、銀行などにも入ってくる。
以前は、銀行にマスクして入って来ようものなら、ガードマンがそれとなく張り付いたが、最近はそういう様子もなくなった。
マスクも市民権を得たようだ。

当店にもマスクで来られても誰だか全く分からない事もある。
街ですれ違っった瞬間、こんにちはと挨拶されても、誰だか分からず失礼してしまう事もある。

だが、時々胸がドキッとすることもある。
ちょっと目の周りをキリっと化粧したマスク姿。
その典型が看護婦さん。

どれほどの美人かと、思いは膨らむ。
いいねえ。

地下鉄
2013/03/12

東京の地下鉄に乗るといつも、シルバーシートに必ず若者が座っている。
昼の人の多い時間帯はもちろん、夜の空いている時間帯においても、若者の一人や二人は男女にかかわらず必ず座っている。
私、意地悪オジサンは、羽田や成田空港などでもPRIORITYと書かれた待合室というかホールの席もチェックしている。
ここでも若者が座っている。

日本の事だけを言っても不公平なので、ヨーロッパの空港でもチェックしている。PRIORITYの席に座っているのは誰か?
時々、そこに座る人たちがいるので、注意して見ると、「ここでいいよね」と言いながら、日本人の若者だけが座る。
なぜだろう? とオジサン考えてしまう。
いや、良いんだよ、他に見渡しても老人や障害者がいないし、せっかくの席を空けておくのが勿体ないからさ。
身体もお疲れでしょうし。
時々アジア人の一隊の人たちも座っているし。

では白人の健常者や若者はそこに座る事は無いのかというと、絶対ではないが、彼等はまず座る事は無い。
かなり混んで来ても座る事が無く、彼等は立っている人が多い。

白人と黄色人の違いがモロに出るのが、こういう席に座る人の、率の高さ。
理由ははっきり何故かとは言う事が出来ないが、ただ、なんとなくプライドの違いかなと思う事がある。
マナーとはプライドだと意思表示しているような気がするのだ。
だって、そういう席に座っている人より、立っている人の方がカッコよく見えるから。

というと、マナーとは我慢する事なのか。ヤセ我慢であっても、我慢する事がマナーか。
であるとしたら、たとえ混んでいようと、わが身が疲れていようと、大衆の面前では疲れていないという顔をして平然と立っているのが若者の姿では無かろうかと、意地悪オジサンは考えるのである。

最近、海外に試合で出ているスポーツ選手を、男なら「侍」、女は「なでしこ」と呼ぶ。
若者も世界に出て己のことを「侍」や「なでしこ」と言いたいのなら、武士らしく「我慢」を覚えなさいと言いたいな。

こんなところに武士を引っ張り出す、私もちょっとな。

前ページTOPページ次ページHOMEページ

 Copyright 2025 HAL'S All right reserved. Initial up at 2001