HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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イタリア
2013/05/13

朝、セガフレードによってエスプレッソを飲む。
余程の名店でなければ、このコーヒーの味はセガフレードが良い。
イタリアに行った気がする。
イタリア語のセガフレード、の「レ〜ド」と語尾を伸ばす所がいい。

伸ばすと言えば、映画「ニューシネマ・パラダイス」の中でも、子供のトトが映画技師を呼ぶときにも「アルフレ〜〜ド」という言い方も好きだ。

そういえば、この間来られたお客様は、なんとあの映画「ニューシネマ・パラダイス」の舞台になったシシリーの村に行ったとの事だった。

新婚旅行だったのだが、何も知らない世間知らずの奥様を説き伏せて、ホテルも交通機関もはっきりしない場所に行ったと。勇気ある行動である。
もちろん映画の村の名前ではなかったが、映画に出て来る広場はじめ、映画を映したビルの壁もそのままになっていて、大変感動したそうだ。
ちょっとした見どころもあるらしい。
話を聞いている私も興奮。興奮しまくらちよこ。

地元の人々も親切でとてもよかったそうだ。
あそこに行けば、あの温度や空気が感じられるから余計に嬉しいだろう。
そうだ、旅行とはそうでなくてはいけない。

私もまた、あの映画が好きだ。
それは語尾を長くする子供の発音が好きだからのみならず。
トトが街を出て行く時の「行くんだ。決して帰って来るな」というアルフレードの別れがたい気持ちを抑えた、自分の人生の後悔と教訓の混ざり合わさった、尚且つ愛情極まった強い口調の励ましの台詞が、私が18歳で家をでた時の母親の言った言葉とダブってしまうから。

別れ場面のその駅は、いかにもイタリアの田舎の駅と言う感じで風情があって良い。
時々私が訪ねて行く、知り合いが住んでいるアドレア海沿いの単線の小さな駅を思い出させてくれるので、映画に思い入れがあって好きだ。

イタリアっていい。

OSCAR PETERSON “GIRL TALK”
2013/05/12

OSCAR PETERSON “GIRL TALK” MPS 15 179 ST

オスカー・ピーターソンのナイス・アルバムが入荷。
ピンクのラベルで、ダブル・ジャケットである。
本の様な表紙をめくると写真と、ドイツ語と英語のライナーノーツがあって、中には小さなペイジも一枚付いている、素敵な造り。
彼がドイツのMPSで作った作品群はどれも最高の出来である。

当時の噂話。
録音が終わりマスターを聴く事になった。レーベル・オーナーや、ドイツ人として世界ナバーワンのジャズ評論家であるヨアヒム・ベーレント等がいたかもしれない。
その時彼は、「これ、俺の音か?」と言ったと。
あまりの音の良さと、それによって音楽の素晴らしさが表現された事に驚いたというわけ。
それ以来ちょっと落ちかけていた自信を取戻し、音楽活動に弾みが付いた。
これほどの大物の音楽家が、自信喪失になっていたとは考えにくいが、良く出来た話という事で。
しかし、然もありなんという、大変良いサウンドである。
その時の演奏とは「ACTION」を指しているのである。勿論MPSの中でも最高傑作で、当時あまりオスカー・ピーターソンの作品を聴かなかった私でも「ACTION」は良く聴いた。
その一連の作品「GIRL TALK」、「TRISTEZA」、「HELLO HERBIE」などどれも傑作である。
たしかに、この作品のライナーにも本人が、これほど素晴らしいエンジニアと仕事をしたことが今までに無かった、と言っているからには、あながち間違いでもなさそうである。

よって今回は、この作品の出来の話ではなく、音の事について考えた。
なぜならば、ちょうど同じく、当アルバムのセカンド・プレス「MPS/BASF 2120669-6」が入荷。
こちらは朱色のラベルに普通のダブルジャケットである。
以前から思っていた音の違いを、聴きただしてみたのである。

以前だったら、私は試聴等しないで、オリジナルが一番と言うはずである。オリジナル信者だったから。
しかし、ショップを始めてからは、あながちオリジナルばかりでもあるまいと思う今日この頃。
私も大人しくなって、丹念に聴くようになった。
それで、早速試聴。

まず今日は、セカンドのMPS/BASFの方から。
明るさ、華やかさ、広がりがある。
ふわッと室内に音が広がる良い録音で、豪華さも感じられる中々の好印象。
これなら、どなたにも十分満足して頂けるはず。

次に、ピンクのラベルのオリジナル盤。
おや、セカンドに比べると音の広がりはない。
その代りに強さしっかり出して、音楽の本質を聴いて欲しいと思わせる音作り。

聞き終わって、さてどっちが良いか考えてしまった。
オリジナルの方は、音楽がしっかりと伝わる。
ベーレントと共に長い人生の間、アメリカのオリジナル盤などジャズを真剣に聴き続けて来たマニアが作った様子がひしひしと伝わる。ややモノラルの音の雰囲気を持っていて、私は好みである。

私の得意な勝手に話を作ると、二度目に作った時は、技術者はちょっと考えた。
ステレオとしての良い音とは何かと考えた。また、この素晴らしいジャズをもっともっと、多くの人々に聴いてもらいたいと。
其れならば部屋をステージに例えて、右から左までふわっと広がるような、ステレオとして良い音とは何かを、彼なりに考えていたのではないか?
その結果がこの音になった。

どちらも優れた音質であるからして、どちらが良いか悪いか等という話でもない。
どちらが勝ったと言う話にしてしまっては、まずいのではないか。

普通のレーベルなら明らかにオリジナルが上と言い切れるのだが、MPSというレーベルの音楽センスは、そういう我々の浅はかな考えの上を行っていたのだ。
そういう結論にした。

どっちが好きかは、人生色々、人それぞれ、両方買って聴いて。

初夏の風
2013/05/10

今日はカラッとしてハワイに行ったような良い天気だった。
汗もかかず、半袖のシャツで街を歩く事が出来る、一番の季節かも知れない。

そよ風が吹く、暖かな午後は眠くなってしまう。
仕事をする気も失せる。

そういえばそよ風と私(The Breeze And I)という曲があった。
スタンダードの良い曲だが、あまりジャズでは取り上げない。
レコードを探したが、残念ながら店内には無かった。

仕方なくyou tubeで探した結果、一曲だけこんなのが。
Eddie "Lockjaw" Davis がやっていた。なかなかの演奏であった。
http://www.youtube.com/watch?v=Eq-WvB7kPIE

聴いて、コーヒーを一服。二服、三服、四服.....
何か不服でも?




初夏の空 今日はさぼれと 天が言う

我が道は 仕事に非ず 五月病

ALBERT AYLER “IN GREENWICH VILLAGE”
2013/05/09

ALBERT AYLER “IN GREENWICH VILLAGE” IMPULSE A-9155

このアルバムが新譜で入って来て、日本で出回り始めた頃、私は学生だった。
最初に、このジャケットを見たのは吉祥寺のジャズ喫茶ファンキーで、入口に窓に飾ってあった。
赤地に黄、水色、青、緑、紫、茶と表だけで10色は使っていて、それらがうねって画面一杯にのた打ち回わり、激しさが全面に出たサイケデリックなデザインに、新し物好きな私は、これぞ我が意を得たりという気持ちであった。
それでファンキーに入ってこのレコードを聞いた。

思えばちょうどあの頃、付き合っていた彼女がファンキーにバイトに行ったが、そこに居たバイト君と出来てしまったので、私の短い恋は終わった。
私はそれ以来、何となくファンキーには足が向かなくなった記憶がある。
どうでも良い話ばかり思い出す。どうでもよい、関係のない話は置いといて。

当時の日本は借り物ヒッピー文化真っ盛り、私も長髪にして細身のジーンズを穿き民族風のシャツや素肌にセーターなどを着て、新宿などを歩いた頃で、大いにアメリカのヒッピーにあこがれた。
汚らしいからフーテンと言った方が正しい。
サイケデリックが最新流行語で、ポスターなどを喜んで集めたりした。
サイケデリックと呼び、たしかサイケという略語はなかった。
その時に見たのがこのジャケットであるから興奮した。
勿論サイケデリックと言われたデザインのジャケットはロックを除けばジャズではCharles LloydやHerbie Mannなどにあったが軟派ジャズには興味がないので、ジャズ硬派な我々には問題外。
そこに前衛と言え、伝統を踏まえた腰の据わった音楽とデザインの融合作品が現れたわけで、我々はこれぞと認めたのである。
これは断トツに前衛であり、サイケデリックであった。
何を持ってサイケというのか、今になってみると良く分からないが、そういう事で。

兎に角その後、自分で購入して一生懸命に聴いた作品になった。
真面目なジャズ青年だったのだ。
まだ輸入レコード屋に行けば、70年初めでもオリジナルのオレンジラベルと、セカンドの赤黒ラベルが入り混じって売られていたが、乏しい生活費からの出費が厳しい私はバーゲン・コーナーで見つけたがそれは、当然セカンドの方で、後になって大いに悔しい思いをしたのである。

ところで、このデザインはRobert Flynnとなっている。
ブルーノートのリード・マイルス(Reid Miles)やベツレヘムのゴールドブラット(Burt Goldblatt)に比較すると目立つ事はないが、彼はプロデューサーのクリード・テイラーと共に、60年から69年まで、ボブ・シール(Bob Thiele)がFlying Dutchmanを設立するまで共に働き,同レーベルのデザインを手掛けている。
だがこんなサイケデリックな作品は他に類を見ず、もう一つARCHIE SHEPPのMAGIC OF JU-JU(9154)で頭蓋骨に花柄サイケ文字という興味深いジャケットがあるだけである。
他に数枚、アイラー本人のLOVE CRY(915)などにややサイケ調な雰囲気が認められるだけで、あとは実を取った腰の据わったデザインが多い。
だが物の意味を伝えるという視覚的な仕事を彼は外していない。
それはレーベルとしてビジネス的に実に好ましい仕事であった。

という事から思うに、ここまで激しさを表現したという事は、この作品の音楽が、いかにデザイナーにも刺激的だったかという証拠でもある。
もう一つ、なぜこのアルバムがこれほどのサイケ調になったかと言うと、私がESP盤やDEBUT盤など数々のオリジナル盤を入手した結果解ったのだが、アイラーがいかに音楽と美術の融合に力を注いでいたかという事を、デザイナーが理解したからではないかと、私は固く思うのである。

アイラーは1970年に亡くなっていて、その死因が溺死とも他殺とも言われ、フリージャズを作った一人としての苦悩を偲ぶと共に、当時の私など若者の心を大いに刺激した。
いつか、アイラーが死んだというあの橋の上に立ってみたいと、青年達は語り合ったのである。

良い時代、良い音楽であった。
青春は女の子に振られたとしても、それでも良い時代なのだ。

タイヤのパンク
2013/05/08

自動車のタイヤのパンク。
タイヤ屋さんに聞くと最近多いらしい。

コインの駐車場が増えた。
あのコインパーキングには車止めがあるのだが、その横には立方体の機械があって、四角の角がある。
そこを乗り越える際に、大丈夫だと思って無意識に、角でタイヤのサイドを擦ってしまう事が原因だとか。

タイヤの接地面は相当強くなった。
しかし、サイド部分は意外にそうでもない。
そのサイド部分に相当ダメージを抱えていて、何かの時にパンクするというわけ。

コインパーキングに入れる時は焦らずゆっくり、確認しながらハンドルを操作しよう。

もう一つのEMTカートリッジ
2013/05/07

カートリッジの話のつぃでにもう一つのEMTの修理の話。
この間、同じくEMTのカートリッジの修理依頼があった。

それはステレオ用であった。
だが見慣れたTSD15・XSD15等とちょっと違う。
本体の色がシルバーで、良く見るとThorensと書かれている。
これがトーレンスのMCH-IIなのだと解った。
これは90年代にXSD15を、トーレンスにてチューニングした逸品である。購入した時には木箱に入っていたとの事、結構なお値段だったそうだ。
いずれにしても、ヨーロッパの趣味の工業製品によくあるチューニング物である。
メルセデスベンツのAMGやブラバス。BMWのアルピナ。ポルシェのRUFやゲンバラとかシュトロゼック。
などの会社と同じイメージであろうか。って車と一緒にしても仕方ない。
ないが、他社でチューニングするという事は欠点を取り除き、更に性能を向上させた物であるから、悪いはずがなかろう。
そのMCH-Uの針圧は2グラム。
修理が出来上がった時にちょっと試聴した。
店主の余禄である。いや確認である。

音の輪郭のくっきりさが素晴らしかった。
KEITH JARRETTのKOLN CONCERTのレコードでは、今までに聞いた事の無い音まで聴こえ、こんな音が入っていたのかと思えるしっかりした解像力にびっくり。それでいながら基本的に音は上品である。
ステレオ用の針としては文句が無かった。
私の持っているXSD15も良かったが、こちらが解像力は上回った。

欲しいな。

EMTカートリッジ
2013/05/06

お客様から「ちょっと音がはっきりしなくなったから、オーバーホール頼めるか」と送られて来たカートリッジ。
EMT OFD25 という50年代のモノラル用。
写真を撮り忘れたので、イメージだけ。

黒いエボナイトのシェルに、赤い字でOFD25と彫られている。
エボナイトという所が良い。
初期のモデルなので、指掛けはない。
指掛けが無かった昔は、アームの上げ下げのリフターもまた無かった。
ターンテーブルの上に針を乗せるのが大変で、親指と人差し指で摘まんで載せるのだが、不器用な人はレコードの上に落としてしまったようだ。
やってみると確かに思った場所にピタッと載らないので、気を遣う。
リフターが無かった時代のマニアの苦労が感じられる。

今でも、海外の買付に行って、そういうレコードに出会う事があるのだが、小さく掘れた傷が盤の周辺にポツポツと一杯あって、びっくりしたものだ。
という、歴史的な稀少なカートリッジ。

自重は36グラムという重量級で、今時の大概のアームには付かない。
後ろに追加のウエイトを追加する必要がある。それでも軽針圧用に作られたアームには明らかに向かない雰囲気が感じられる。
36グラムという重さはシェルの内側に鉛を積んでいて、どうもここにも良い音のポイントの一つがありそうだ。
針圧は8グラムと、重量級に相応しい針圧である。
悪いはずがない事が伝わって来る。

修理に出す前に試聴しようという事になり、従業員もそこに居合わせたお客様も一緒に聴いた。
余りの迫力に一同びっくり。

ソニーロリンズが目の前に出てきて、一発ゴリっと吹いた。
私も、今まで聴いた中で一番のサウンドだった。
何処が不満だったと言いたいが、それがはっきりしない音だと、オーナーさんが言う。
最高の時には、一体どういう実力だったのだろうか。
皆で感心した。

国民栄誉賞
2013/05/05

長嶋茂雄の国民栄誉賞。
ファンには良かった。

しかし国民栄誉賞ほど、受賞基準の曖昧な賞はない。
思えばこれは確か王監督を表彰するために作ったものであって、その後は歴代総理大臣の国民への人気取りも大きな目的にされている側面は否定できない。
という事は人気さえあればどうでも良い事になる。

だが人気だけかというと中々人生思うように行かないものである。
例えば相撲の大鵬は生前に受賞することが無かったが、先に千代の富士が受賞してしまった。
人気で言えば「巨人 大鵬 卵焼き」と言われたほどの、日本中の子供達の人気を、一人で3分した人なのに、それでも生前の受賞に至らなかった。
当時の中曽根首相も連発した人なので、早いうちに挙げても欲しかった。

受賞者のなかでは、芸能人、作曲家が目に付く。人気というにはやはり芸能人には敵わない。

意外に没後受賞が多い事も目に付き、これは政治家の人気取りのための表彰かという、意見も出て来て当然の理由になっている。

今回、最も不思議な事。 授与式は通常首相官邸で行われるが、今回だけは東京ドームで行われ、更に首相が始球式、松井の引退式も兼ねると言う、一国の首相もエンターテメントの道具に使われるという、念の入れようであった。
まあ、それも本人が嬉しければ我々がごちゃごちゃ言う事ではない。

また、松井の前にイチローだという意見もあるが、イチロー選手は二度も辞退している立派な方なので、心配には及ばない。ぜひ三度目も辞退して頂きたい、きっと生意気だと世間の反感を買う事になるかもしれない。

その前に、野茂英雄に対する冷遇をどう考えているのかという意見が、私の周囲でも多くある。
多くの国民の疑問にどう答えてくれるのか。
これには現役も歴代の首相たちも、全くの無力である。
野茂は、近鉄球団・監督のいじめ、さらにマスコミのいじめを背に、アメリカに渡ったのである。
2度のノーヒットノーラン達成はじめ見事に成功を収め、日本野球のレベルの高さを知らしめ後続の日本選手への道を開き、遂にNHKでもメジャーリーグの試合の中継まで行われるようになったという、偉人であり、NOMOマニアという単語も出たほど人気も絶大なものがあった。
昔いた会社の社員は休暇を取ってわざわざロサンゼルスまで見に行った程の熱の入れようだった。
それなのに受賞の話は一向に聴こえてこない。

一度マスコミのいじめにあったからには、人気があっても取り上げてもくれないだろうか。
巨人でなければ太陽は当たらないという教訓でもある。
だが、その方が我々へそ曲がり族には有り難く、応援のし甲斐があるという物である。

寡黙で不言実行の男、野茂英雄こそ本当の英雄(エイユウ)である。
男だねー。

五月の連休
2013/05/04

五月の連休である。
ゴールデン・ウィークと呼ばれるに相応しさである。
あらゆる休日の中で、最も心が浮き立つ日々である。
ヨーロッパのどこかの街にいるかの様な錯覚に陥る気持ちの良さである。
ロマンチックになる。


親しみある五月の太陽よ。
香しい五月の風よ。
僕は半そでのシャツを着て 街を歩きたい気分だ。

木々の青さが目に映る五月よ。
休日に相応しい五月の空よ。
僕は新しいスエードの靴を履いて 街を歩きたい気分だ。

柔らかな光が窓にさす五月よ。
色鮮やかなスカートが街に溢れる五月の色よ。
僕は街角のカフェに座って コーヒーを飲みたい。

今日からはジョアン・ジルベルトのレコードが聴ける気分だ。

デモ
2013/05/03

1日の日はメーデーだった。
デモがこの近くを通る事がなく、例年になく静かな日だった。
いずれにせよ、何故かは知らないが、最近はメーデーでも大騒ぎになる事が無くなった。
その代わりに、ここの前の通りは毎月大騒ぎになる。

早い話が、反韓デモ。
ここは大久保が近い事があって、韓国のデモに負けてはならないと、ちょっと右翼が集まるのである。
その様子を、東スポの記事からパクってしまおう。

  大久保で「日本人差別をなくせ」デモが行われた。
  所がこれに反対する「カウンター」と呼ばれるハンデモ隊が結成される。
  「在日は出て行け」「お前らこそ帰れ」応酬に、150人の警察隊が割って入る。

  デモ隊は、「韓流にトドメを」「日本人を脅して補助金ざんまい」などと  プラカードを揚げながら出発。
  警察に取り囲まれてスタートしたデモ隊はすぐ怒涛に遭う。アンチデモ隊もまた拡声器で応戦。
  周囲はラブホテル街で、今まさにラブホに入ろうとしている若いカップルが茫然としてその様子を眺め
  ていた。

急にラブホの話題を入れるあたりは、さすが東スポである。
周囲の風俗関係の様子も念が入っている。
だが、それに感心している場合ではない。

デモの最後はここの近くの柏木公園で終了となるのだが、「なかよくしようぜ」と書かれた風船を腰に付けた反デモ隊は執拗に攻撃を加え、間に入った警察隊もタジタジ。機動隊もかけつける騒ぎ。
仲良くしたい雰囲気は感じられない。

近所のレコード屋は閉店の張り紙をしてドアを閉めているが、様子を見に行くと、ちゃんとそこに店主が居て観戦中。
彼の解説によると、もう少しで市街戦が始まる所まで来ているとの事。
新宿ソーラン踊りではなく、新宿騒乱事件の再来かと思われる勢い。

それが4月29日には天皇制反対のデモがあり、今度は右翼が反デモ組織を結集したとかで、近くの交差点も大騒ぎであった。

毎月の恒例の市街戦であるが、警察隊が出動する大騒ぎにも関わらず、不思議な事にテレビのニュースには写らない。
なんで?
靖国神社反対のデモは極小のデモでもテレビに写るのに、ヘンだ。

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