HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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ちょっと太目な...
2014/03/03

今日、お客様と従業員が話をしていた。
「僕の友人なんか、名盤のCD復刻版というのを聴いた時、テープのノイズかもしれないけれど、ちょっとでも雑音が入ると、オイオイ雑音があるじゃん、これは拙いだろ、と思うのが最初に来てしまう」と。

音楽のスタートがCDの時代だったので、レコードの音は知らない。当然、ノイズが無い。
それが徐々にレコードの存在を知って来たが、どうしても雑音が我慢ならないと。
雑音を消すと、せっかくの音質の美味しい部分も無くなるわけだが、それはそれで納得出来るものらしい。

という話を横で聞きながら、私は考え込んでしまった。
現在の社会において、音楽に雑音は無い、といって間違いはない。
CDで聴く音楽、テレビ、FMラジオほとんどの媒体・装置から雑音は聴く事は無くなった。

我々の時代の過去に戻って言うと。
雑音なくして音楽は無かった。
生で聴く音楽以外は、ほとんど雑音も一緒に聴くものだったと言える。
それでも大いに満足だった。

それが80年代になり時代は進み、CDが出現した時、ソニーのコマーシャルでは「雑音が無いから良い音質」であるという大転換を迎え、私のようなコレクターは焦った。
それで、せっせとCDに買い替えたのだ。

だが結局、CDの痩せた音というか、良く言えばスッキリした音に、嫌気が差し結局は元の古巣のレコードに戻った。
ちょっと太目な音に戻った。

戻って安心していたのに、最近は、また色々な音響機器やらデジタルやらで、レコードの音が危うい。
CDで育った人たちにとって、当然デジタルの音の方が良い訳で、これはもうどうしようもない。
そういう人達とか世代とは大きな溝がある。

でも仕方がないのだ。
やっぱりオレなんか、ちょっと太目なお姉さんが好きだもの。

KENNY DORHAM “AFRO-CUBAN"
2014/03/02

KENNY DORHAM “AFRO-CUBAN" BLUE NOTE 1535

このレコードは本当に良い。
ジャズっていいなあ、と心から思える数少ないアルバムの一枚である。という事に絶対に間違いはない、と私は譲るつもりはない。
まあ、早い話が好きな一枚である。
このアルバムより、12インチとしては56年の1524番の方が番号が早いのであるが、録音としては55年のこちらがファーストアルバムである。
以前、そのセカンド・アルバムの1524”AT THE CAFE BOHEMIA”の際にも書いたので、また同じことを繰り返すかもしれないが、その時の日記は、すでに遠く行ってしまい、探すのも困難なので気にしない。

この作品は、同名の10インチ盤(5065)に、ひと月後の録音のテイクを加えて12インチ化したものである。
当時のレコード会社の普通のやり方である。
10インチの方は既にヴァン・ゲルダーが手掛けていて高音質であるが、しかし、12インチ化の際、再度カッティングし直したこちらは、ほんの1・2年の違いではあるが聴き易いので、やはりお薦めする。
実は今回、10インチ盤も一緒に入荷したのであるが、壁に飾って一時間で売れてしまったので、こちらだけを紹介する事にした。
レコード屋は売れてしまうと何も残らないのが淋しいな。

A面は5065と同じ内容である、B面は数か月後のセッションでJ.J.JOHNSONが抜け、コンガが抜けているので、かつてはB面の方が好きだという人もいたほどであるので、両面とも十分楽しめる出来である。
しかし、なんといってもこのアルバムの一曲目の「AFRODISIA」は、クラブ・ジャズ・ブームの先駆けであり、ブルーノート・ジャズが欧米のクラブ・ミュージックを席巻した事は紛れもない事実で、大変な貢献度なのである。
お蔭で、相場は上がってしまったが。

ケニー・ドーハムはトランペッターの中でも、特に哀愁漂うサウンドの持ち主で、とりわけ哀愁を重んじる我々日本人のジャズファンには魅力的に映るのである。
私も何度聴いた事か。
聴けばたちまち20代の好青年に逆戻りだ。好青年というのが大事だ。

ジャケットはアフロという題名の通り、眺めてみると....
アフリカと言うよりは、あれ、キューバってこんな様子なのかしらん。
私には、ややインカ風ではあるが、まあいいか、アフロ−キューバンだから。
なんでもいいから納得、だって大好きなケニー・ドーハムのレコードだから。
案山子の絵だってOKしちゃうよ、オレ。
でも、ジャケットの上部にはちゃんと彼が真面目に演奏している写真があるので安心。
写真の小さい事で有名なブルーノートのジャケットなんだから、これだけ大きく扱ってくれたら恩の字。

50年代にハードバップが誕生しそれぞれが新しいジャズに燃えていた頃の、仕事さえすれば人が認めてくれるに違いないと、みんなが思っていた、熱い時代の音楽が伝わる良い作品である。

こんなレコードを仕事で聴けて、今日も幸せな一日だった。

映画「RUSH」
2014/03/01

久しぶりに車の友人から電話が掛かってきて、何の話かと思えば。
映画「RUSH」を観たけど良かったから、お前も行けよと。
わざわざ電話までくれたからには、行かねば。
有り難い事に近くの映画館で夜10時過ぎの上映があったので仕事が終わってから急きょ、私も参戦。

1976年のF1、年間チャンピョン争いを中心に当時のF1スターのニキ・ラウダとジェームス・ハントの話を描いた映画。
モーター・スポーツ好きとしては見逃すわけにはいかない。
話の筋? 
筋はどうでもよかったので、あまり覚えていない。
アメリカ映画らしい奇妙な友情物語というところか。
しかし、ニキ・ラウダの俳優がデイブ・スペクターにそっくりで、そこが気になって仕方がなかった。
そういう映画の筋の事は置いといて。
興味ないし。

なにより興奮したのは、友人が指摘していた通り、最終戦の舞台となった「富士スピードウェイ」。
コースはかなり変更になってしまったのだが、裏は殆どそのままなので、コーナーの描写が楽しみだったが、さすがにそこまでは望む方が無理だったが、迫力重視でOK。
メインスタンドは現在と、あまり変わりはないので、その辺りの臨場感は伝わる。
なによりピットが今のように豪華でなく、まるでショートサーキットのようなチャチな小屋が連なっている、当時のピットの様子が再現されていて、よくもまあ作ったと感心。
エンジンの大写しの画面など、そんな様子に非常に感動。

数年前、当サーキットでの大雨観戦の問題もあったが、昔から富士は雨の多いコースなのだと感慨深い。

でも、ちゃんと富士山が写っていたのが嬉しい。
いやいや、うれしい映画だった。

そうそう、書いた後に思い出した。
映画の中で、ニキ・ラウダのセリフ。
「私はお尻で車の動き、調子を感じるのさ」というのがあった。
車仲間の言葉で言えば、「ケツ」が正しい。
私なども、それは必ずというか、車を運転するということは正にそれで、「ケツ」で感じて走ると言う事に尽きる。
こういうところも見ていてうれしかった。

ローリング・ストーンズ
2014/02/26

"ローリング・ストーンズ 東京ドームで来日公演スタート"

スポーツ新聞のような見出しだ。

行って来た。
ストーンズ・サウンド全開で大興奮。
キース・リチャーズ(70)が飄々とした感じで2曲歌った。
かつてのメンバーのミック・テイラー(65)も今回限りのスペシャル参加。

ストーンズの特別なファンでもないし、ロック屋でもないので、演奏云々については私の出番はない。
見るだけで、もうそれだけで十分、感謝感激。
唄の途中でマイクが邪魔になると、お腹の中にというか、ズボンの中にキュッと仕舞う。
これがまた粋。

コンサートが終わって出て「いや、足が疲れた、もう2時間も立ってられないね」と話すと。
「何を言っている、あっちは平均年齢69歳!負けてどうするの」
という叱咤激励。

そう言えば、ミックは前回、といっても8年も昔の事らしいが、前回同様、メーンステージの端から端まで、全速力で走った。
今回はどうかと思ったが全力疾走、見事!
そのステージの幅80メートルだそうだ。

あっちの方が人生の先輩だ、イカン負けてる。

しかしなんだ、今日は二二六事件の日だったな。

飛蚊症
2014/02/25

虫を飼っているのだな、オレは。


飛蚊症 猫と一緒に 小蝿追い

飛蚊症
2014/02/24

金曜日の夜、ふと気が付くと、目の前にミツバチのような影が空中停止している。
それを目で追うとすっと動く。

これはひょっとすると飛蚊症か?
休み明けの本日、新宿駅近くの眼医者さんに行くと、色々検査されてやっぱり飛蚊症だと。
「先生、私は失明するんでしょうか」
と不安になって聞くと、
笑いながら「いえ、年齢からくるもので、気にしないのが一番です」。
あちゃ〜、年齢と来たもんだ。

読んだ方の中に「はは、やっぱりな」と思われた方がいらっしゃるかもしれません。
理由は、決してネットのHサイト等の、見過ぎではありません。
仕事、経営のストレスなどが原因なのですね。

同情したのなら、レコードを買って下さい。
お願いします。

セムラ(SEMLA)
2014/02/21

伊勢丹に弁当を買いに行って、ふと目が留まったこのお菓子。
セムラ(SEMLA)
スエーデンのお菓子で時々食べた事がある。
パンに生クリームをどっさり入れてある、あれ。
正直に言えば、甘党の私だが、余り美味しいと思って食べた事はない。
だが、ここは天下の伊勢丹、それほど不味いものは出さないだろうと思い、従業員にも買って帰った。

食べてみると、甘すぎず、パンもバサ付もなく、食べられた。
流石、日本人向きにしてあるのか立派なもの。
でも、これで十分。

もっと解りやすく説明しよう。
確か、イースターがどうのこうのと言われて食べた記憶はあるが、他人の宗教に興味が無いので、はっきり分からない。
パンではあるが、香料が効いた味で、パンの生地のバサつき加減で相当味わいは変わる。
生クリームがどっさりと入っている。
パンはこの写真のように小さくなく、ハンバーガーのバンズを連想させる大きさ。
家によっては、生クリームはいらないから、バターをくれと言いたい家も無い訳ではない。

現地でこういうのを食べていると、つくづく、食べ物の好みは育った環境によって全く異なるものである、という事が解る。
どちらかと言えば私なぞ、これより「お汁粉」の方が食べたいもの。

エアコン
2014/02/20

エアコンの入れ替え、無事に終了。
200ボルトの単相と3相の見間違いで、合わない本体が届いたアクシデントはあったけれど事なきを得た。
今回はダイキン製。

今までの三菱重工製のは、大きさの割に寿命が今一つだったので、ダイキンにしたのだ。
代金も安いし。
取扱説明書を読むと、室外機10年、室内ファン13年となっている。
保全期間と言うらしいが、寿命の目安は10年だと覚悟しておけと、なっている。
我々の得意なオーディオ製品など50年以上が常識だと思っている私にとって、とても信じがたい数字である。

そこまで書かなければならない企業の気持ちも解らないわけではない。
かつて経験しなかった30度超えが当たり前の酷暑。
更に東京でもここまで寒くなかったと思われる寒さ、そして積雪。
これでは、エアコンの寿命も持つはずもない。

しかし、そうは言っても新品を導入したわけで、これから少なくとも12・3年間は無事に過ごせる事を祈る。

駄洒落
2014/02/19

知人の話
2・3年程前くらいから駄洒落を言うようになった。

最初の内は、駄洒落をいうと奥様は、笑っていた。
半年後、フンと笑うかのような
半年後、時々笑い、時々聴こえなかったかのような
現在、怒るようになった

夫婦関係はこうして幸せに続くものだなと思う、と言っていた。

???

犬で
2014/02/18

そういえば犬の続きで。
最近、散歩中の犬とすれ違う時に、日本犬にとても惹かれる。日本犬といってもこの辺りでは柴犬しか出会う事はないが。
柴犬のきりっとした姿勢、くるっと巻いた尾、しゅっと上がった目、ヒンと立った耳がいい。

ところが、最近の柴犬もえらく小ぶりなのがいる。
豆芝と言うらしい。
柴犬だけでなない。犬はみな小型化してしまい、小ぶりになり過ぎた感じが淋しく、哀れである。
「可愛い」という概念がここまで動物の形を歪めてしまって良いのかと。
地球の生物に君臨する人間として、その種の存在の仕方までを変えてしまうような、品種をいじり廻してしまって良いのかと、オジサン、人間類の一つとして深く反省の念を持つ。
そんな話に脱線せず。

しかし、日本犬の良い所は、矛盾した性格を有している点につきる。
従順にして獰猛、
鷹揚にして繊細
可憐にして攻撃的
ぼさっとして利口

日本犬の魅力は、品種の形を研いで来たにも関わらず、野生的な性格というか犬らしい性格を一点残したところに、素晴らしさがある。
と私は思うのだが...。

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