HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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通販リスト更新
2024/08/05

本日、通販リスト更新いたしました。
よろしくお願いいたします

鯰(なまず)
2024/08/04

時代劇の「剣客商売」を見ていると、話の中でよく「鯰(なまず)」が出て来る。
秋山小兵衛が女房のおはるに言う「塩で揉んで、ぬめりを取ってな、削ぎ切りにしてな....」と。

昔は、池波正太郎の本の通り、鯰は結構な食材だった。
江戸時代はおろか戦前いや戦後すぐの頃まで、身近な魚だったらしい。

調べた所によると、平安初期・貞観の時、大旱魃があり京都でも相当の餓死者が出たのだが、ちょうど時期を同じく運良く京都で鯰が大発生、それを食べた人たちがいて、それが日本の鯰を食べる歴史の始まりである。
気取っている京都の人たちが鯰を食べたと思うと愉快でもある。

だが実際、日本は海に囲まれているのだが、実は山が多く、ほとんどの地方で川魚が身近な魚であった。
鯉、ドジョウ、ウナギ、鮎、鮒などいくらでも出て来るのだが、現在ではウナギ以外は忘れ去られた魚でもある。

どじょう等はまだ有名店があってようやく体面を保っているが、特に鯰などほぼ誰も食する事などまず考えられない。
大概の珍味を食べて来た私も、鯰の味は知らない。

しかし、ネットで調べただけでも、かなりの名店が残っている。
関東近県では川魚料理で有名な埼玉から三郷、千葉と旧利根川沿いに何軒も出て来た。
ウナギと同様、かば焼きが人気であるらしい。
かなり美味であるらしい。
生きているうちに食べたいなあ。

サボテンの花
2024/08/02

昨日の事、部屋にある丸いサボテンの花が咲いた。
2輪、なかなか綺麗である。

今朝見たところ、なんとサボテンの根元から白っぽいキノコが生えてしまった。
見るからに毒キノコ。

部屋の中にあるだけでも人間の身体に悪いのではないかと、とても驚いた。

植木の葉が....
2024/07/31

庭の植木の葉が茶色く焼けてしまった。
暑さの激しさのせいだと思っていた。

そうしたら近所の人に指摘された。
昼間に水を掛けていませんか?と。

私は朝が遅いので、日が出てから水を上げていた。
夏場は日の出る前と、特に日が沈んだ後に水をたっぷり上げてくださいと。
昼間の水はダメージを与えるようだ。

植物君、ごめん

柔道の某選手
2024/07/29

オリンピックのある柔道選手。
二回戦で負けて大泣き、会場に響き渡る泣き方で、私はちょっと引いてしまった。

可哀想ではありますが、あなた一人の舞台ではありません。
柔道は礼節を重んじるスポーツではありませんか?

これだけ暑いと
2024/07/28

毎日、暑さが尋常ではない。
熱で庭の草の葉が焼けてしまって、茶色になってしまった。

可哀そうに。

Slide Hampton
2024/07/27

UMEA BIG BAND“SLIDE HAMPTON IN MONTREUX” GAZELL GMG1225 (Sweden)
Mono盤

このレコードを聴くと、いつも思い出す事がある。
10年ほど前、某有名ビック・バンドのメンバーが、来日すると昼休みによく来てくれた。
その中にトロンボーン奏者がいて、常に何か無いかと聞いてくる、それで、このアルバムを聴かせたところ、アレンジから演奏からすべて最高だという。 それで値段を聞かれたので「1万円」というと、彼は「高くて買えない」私が「では、諦めな」彼「アメリカに帰ったら探してくる」
という事で帰って行った。
翌年、彼はやって来て「どこにもなかったし、誰も知らないと言う、であるから購入する」と言うので、私は一年間、仕舞っておいたレコードを下から出して、「去年から待っていたよ」と渡した。
2人で、回り道したと大笑いになった。

いや、それほど良いアルバムである。
彼の言う事にはトロンボーン奏者は、演奏中は暇なので、アレンジなど自分ならこうするとか、いつも考えていると、だからトロンボーン奏者は優秀なアレンジャーになるんだと、なるほどと納得した。

70―1年の演奏だが、アメリカの黒人はヨーロッパに行くと大変大切にされたので、非常に気分が良かったらしい。当然作品の出来も良くなる。彼SlideHamptonもまたその一人である。

70年、スエーデンのユメアで行われたジャズフェスティバルの出演者達で急遽編成されたビックバンドであるが、アレンジ及びコンポーズは彼が行った。その演奏が非常に好評で、伝説的な演奏として音楽ジャーナリストにも絶賛され、ファンの間でも有名になった。当時スエーデンはジャズ雑誌の数も結構多かったらしいね。

その勢いをかってスイスのモントルーに出演する事になり71年初夏、彼らはUMEA・BANDの名前で出演をはたした。訊いた話によると、ここでもまた演奏は大好評であったと。
それならば、それらの演奏を国民に聴いて頂こうと企画されたのがこのレコードである。
モントルーと言いながら、曲の数が少なかったので、A面は70年のUMEAの録音で、B面はモントレーの録音である。それしか音源がなかったとも言える。1曲はイエテボリの演奏を追加してある。要はかれらの最高の演奏の全てである。

しかしさすがに、いづれも甲乙付けがたいノリノリのビッグバンド・ジャズである。
UMEAでの演奏はギターのRune Gustafsson(グスタフソン)が一人で,バンドのサウンドをグイグイ引っ張り、これでもかと乗っていかせる感じが良く出ている。
素晴らしいプレイヤー達に感謝したくなる出来である。

もちろんモントルーの1曲目から期待を裏切らないビッグ・スイングである。
このレコード日本ではあまり有名にならず、私も海外に買付に行くようになって、現地のコレクターに教えられて知った。レコード屋冥利に尽きる。
本当に気持ち良くなる稀有な作品である。

In The Still Of The Night
2024/07/26

今朝もなんだか朝方目が覚めてしまい、ラジオを聴いた。
ぼーっとしていたら、Toni Harper のIn The Still Of The Nightが掛かって目が冴えてしまった。
通好みの歌手の歌だけに驚いた。

ちょうど、数日前のCSの音楽番組でCannonball Adderley の1963年、来日公演をやっていたので見ていたら、その中でトニ・ハーパーが2曲歌を披露していた。
まさか彼女が日本に来ていたとは思わなかった。

彼女は作品が少なくそれほど名前が知れている訳ではないが、2枚だけ物凄く良いレコードがある。
一枚は1956年Verveからボーカル・シリーズの一番すなわち 2001番として出されたToni と言うアルバムで、Verveには珍しい赤と黄色のラベルで、非常に良いムードで私の大好きな一枚。
もう一枚が 1960年Victor盤でNight Moodというのだが、この中の1曲がIn The Still Of The Night。
Marty Paich(マーティ・ペイチ)楽団がバックを務めたものだが、とにかく出だしからアレンジ力の違いを見せつける。
この曲は古い曲で、いつの時代もヒット作はあるらしいのだが、彼女の歌が一番好きだ。

このまま彼女はスター街道を歩むと思えたのだが、なぜかそのままになってしまった

https://www.youtube.com/watch?v=X5gnQ9f32qw

日陰も悪くない
2024/07/25

「On the sunny side of the street(明るい表通り)」という曲がある。
スタンダード曲の中でも好きな曲。

Grab your coat and grab your hat
Leave your worries on the doorstep
Just direct your feet
On the sunny side of the street
コートと帽子を取り、心配事はドアに掛け、明るい表通りに足を向けよう。
色々名演奏はあるが、NHK朝ドラの中で世良公則が歌ったものは、思わぬ出来の良い唄で、ジャズの良いところとかアメリカのジャズの雰囲気がしっかり出ていて感心した。

勇気をもらえる歌ではあるが.....。
だが今日も35度、これだけ暑いと表通りなどとても歩けたものじゃない。
日陰の道がよろしい。

通販リスト更新
2024/07/25

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