HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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EGIL MONN-IVERSEN “THE PASSIONATE DEMONS”
2014/10/10

EGIL MONN-IVERSEN “THE PASSIONATE DEMONS” WARNER BROS NE 20 000 7 inch (NORWAY)

さて珍しいEPの登場である。
あまり聞いた事のないミュージシャンの名前のEPなど、私もちょっと取り上げにくい。
しかし、試聴して行くと、急に凄いサックスが出て来て、あれっと思い、ジャケットを読むと出ている、出ている。
なんと一曲のみであるが、あのテナー・サックスのドン・バイアス(DON BYAS)が参加しているのである。
思わぬ収穫。
1960年 オスロにて、録音と。
だとすると、これがオリジナルという事になろう。
それもワンホーンでバリッとしたサウンドを聴かせてくれる。
これは有り難い。

それで気分が良くなって、またA面から聴き直すと、アイナー・アイバーセンの名前が。
それだけ読めば、問題はない。
ノルウェー本国では超のつく才能あるピアニストで、作品数は少ないので、レコードはレア盤なのである。
そのなかで、本日のこのEPはさらに珍しいものなのである。

ところで、このEPはノルウェーの映画のサントラで、映画の題名は「非行少年の夜」というらしい。
カンヌ映画祭で賞も取っているし、日本でも公開したらしい。
62年ではさすがに私も見ていない。

ところで、目を皿のようにしてジャケットのライナーを見つめていると、コンダクターがEGI MONN-IVERSENとなっている。
それで、ピアノがEINAR IVERSEN。
これってひょっとして兄弟?親子?
因みにネットの情報によると、EGILは1928年生まれ。
EINARは1930年生まれ、それなら兄弟だろうかと思って調べると、1890年生まれと言う同名のジャズミュージシャンも出て来てしまって、オジサンあっさり降参。
ノルウェー語など解るはずもない。

面倒な時間を掛けて損した1時間と半だった。
いやいや損などない、ドン・バイアスは大変な拾い物!

ジャズの店「アディロンダック」
2014/10/09

今夜は暇だし、9時になったら急いで行こうと決めた神保町のジャズの店「アディロンダック」。
閉店に間に合うように行ったら、結構客が入っている。
なんだ、儲かっているじゃん。

この間行った時、横に座った人が注文して出て来たハンバーガーが分厚くて、とても美味しそうだったから、勢い込んで、今日はハンバーガー! と注文。

厨房で焼いた牛肉が厚い。
アメリカ風のポテトがいっぱい付いてくる。
ケチャップを掛けて、全部いただき。
アメリカンな味わいで大いに満足。

まさか、ジャズ喫茶でハンバーガーに出会うとは。
流石アメリカ仕込みの技、

店主はアンプが壊れて修理中なので、音がちょっとキンキンして駄目だと言っていた。
でも、そんなに悪くは無い。
温かみのある風情のある音で安心した。
こういう音で聴かせると、お客としては落ち着いて店に居られる。

ねんごろ
2014/10/08

昨日だか、黒海じゃなくて、本当の国会で。
山谷えり子国家公安委員が、「在特会」の元幹部らと写真に写っていると、民主党の小川氏が追及した。
そこに、民主党議員からヤジが飛んで、「ねんごろの関係じゃねえか」と。
それが、セクハラ・ヤジと考えた議員たちが、問題ではないかと、大騒ぎ。
議会は騒然、審議は一時中断とまでなったと。

ところで、「ねんごろ」って悪いのか?
ねんごろとは仲の良い事である。
私の知っている限りにおいて、昔から男同士でも仲良しを示す言い方であった。
ただ、その意味を歪めてオヤジ達がいやらしく使う事があって、男女の関係の性的関係を「ねんごろ」と呼ぶ事はある。
「ねんごろ」という言い方に、即、男女関係に向いてしまう、議員さんて凄いね。
ただ、議員さん達は清く正しい方々だが、きっとこの時ばかりは、きっと性的関係のある男女に行ってしまったに、違いない。
本当はみんな根はエッチなんだな。
しょうもない人達だ。

土井たか子
2014/10/07

今更の話ではあるが、9月に土井たか子さん死亡。
社会党の党首を務めた方で、「山は動いた」の発言も有名で、一時は国民に大人気で90年頃には「おたかさんブーム」があったほどで、社会党の絶頂でもあった。
お笑いの山田邦子による、ものまねも大ウケだった。
それが、北朝鮮の日本人拉致問題に関して、北朝鮮側の味方に付くような姿勢や、朝鮮総連との親しい関係など、結局は社民党没落の要因となった。
それだけで、すべての実績が霞んでしまう。
いったいこの方にとって政治とは何だったのか?

ところで、この方が「国会」と発音すると、中の「っ」にアクセントが付く。
私はいつも、この方が気にしているのは「国会」ではなくて「黒海」なんだな、と思っていた。
だからと言って、どうという事もない。

BILLIE HOLIDAY “LADY IN SATIN”
2014/10/06

BILLIE HOLIDAY “LADY IN SATIN” COLUMBIA CL 1157 or CS 8048 (USA)

最近、大好きで毎日聴いている。
毎日聴くなら売れと言われそうだが、ちょっと売るに売れない、理由(ワケ)がある。
まず、7月頃ステレオ盤に一枚入荷した。
それが何と、長い事オートチェンジャーで掛けていたらしく、盤面が擦れてしまって売り物になりそうもない。
そして一月もしない内に、一枚入荷したのが何とモノラルのプロモ盤。
大喜びで試聴していると、これが大外れで3回も針飛びがあって、どうしようもなく、これは泣く泣く私が購入させて頂くしかなかった。
それでも、木綿針でちょこちょこと針飛びを直し、雑音があるものの家で聴くなら我慢も出来る。
むかし水道橋辺りにあったレコード屋の親父が言っていた「雑音の向こう側で聴こえるビリー・ホリディは良いねぇ」という心境である。

ところで、このレコードは大変に良い、いやいや、大変ではなくて、恐ろしく良い。
多分、ヴォーカルの通がいて、初めてこの人のレコードを聴かせたとしたら、こんな凄い歌手がいたのかと驚くはずである。
私も、ビリー・ホリディに関する、ろくでもない過去の知識を捨て去って、改めて新人になって聴いた。
その時に思った。
こんな凄い歌い方が出来る歌手がこの世にいるものかと。
このしゃがれた声から、滲み出る風情。
人生の孤独。
人生の哀しみ。
人生の空しさ。
そして、この人は人の希望にさえ、哀しみを表現する。
いや違う、哀しみぬいた、その先にこそ、幸せがある。光が見えると言っている。

どんな豊かな人にも実は必ず付いて回る「辛さ」。
こういった感情をこれほど、最初の一曲から、最後の一曲まで完璧に歌い切ったアルバムが他にあろうか。
唄は可愛い声だったり、美しい声だったりすれば良いという物ではない。
唄は心で聴くものである。耳だけで聴いてはいけない。

ところで、当時の日本のジャズ評論家の書いたスイングジャーナルなどを読むと、このアルバムにはこう書かれている。
全盛期の彼女の演唱を知るものにとって一聴するにさえ勇気がいる程痛ましい。
彼女の声が見る影も無く凋落している。
音域は狭まり、声は衰え。
あの贔屓目の大和先生でさえ、声は衰え、声に艶はなく、不安定な声をカバーするために時に鼻にかかったような声で、耳障りな節回し、云々。勿論、最後はちょっと持ち上げてくれてはいるが、そんなものは後の祭り。
改めて、評論家に質問したい!
そんなに酷いか?ビリーホリディーの晩年の歌はそんなに酷かったのか?

評論家に大変申し訳ないが、私は全く反対の事を言いたい。
このアルバムがすべての答えである。
全く問題はない!
音域が狭くなって何が悪い?
衰えて、何処が悪い?
艶が無いって、いつまでもガキのように歌えっていうのか?

その代わりに、我々の心の中にまで入り込んで、古傷を抉るほどの声の歌手がいたか?
われわれ聴き手も、年齢に関係なくいつかは消えていく。
そんな虚しさを、共有してくれる歌がそうそうあるものではない。
評論家の文章を鵜呑みにするなかれ。
歌い手の声を、心の中でしっかりと受け止めよ。

心に響く歌はやっぱり存在するのだ。
音楽を批評家になって聴いてはいけない。

わが国で、もう盛りが過ぎたとして軽く思われていたころ、欧米に置いては、その彼女を一生懸命に物真似して勉強している歌手たちが沢山いたのだ。
その頃の、我々には聴く耳のレベルが及んでいなかったと深く反省するのである。今更ながらでも、少し追いついたかなと思うようになった。

しかし、このアルバムを聴いていていつも思う。
ストリングスをバックにして、彼女はさぞ嬉しかったのだろう、と。
歌う喜びを噛みしめて、彼女が歌った事は、レコードを聴いていれば伝わってくる。

悲しくてそして、切ないほど幸せに満ちた、素晴らしいアルバムである。



香港のデモ
2014/10/05

香港の学生中心の民主化デモのニュースは毎日やっている。
テレビのニュースによると、民主化運動の内容は、行政長官の普通選挙、並びに対話。といういたって普通の人間が考える程度の民主化。

ところが日本の左翼はもちろん政府もだんまり。あの国には絶対文句を言わないのが日本の立場か?
しかもNHKなどを見ていると、急に民主化デモに迷惑を被ったと言う市民グループが現れて、デモ反対のデモが行われているとして、報道していた。
いつも正しい事を報道しているNHKの女性アナウンサーによると、交通機関の麻痺、商店やレストランが店を開けられない、といった不満が爆発したものであると、相当力説していた。

いや、これはオカシイぞ。
だれでもピンと来てしまう。
またまた、あの国の得意な政治工作が始まった事は、鈍感な私でも予測はつく。

あの国は日本と異なり、政治的な自由は一切認めらていないので、いかなるデモも通常はない、絶対にない。
民主化デモは余程の不満があっての事で、デモに発展したものと思われる。
そこに、反デモと言えど、デモはデモ。
通常は行うようなものでもなく、大体商店やビジネスマンがデモなど絶対にしない。

これは間違いなく政府側が送り込んできた政治工作員集団だと考えるのが当然。
どこの国でも、最近はデモがあればいきなり押さえ込まないで、反デモを使って、マスコミなどに反対の意見があることや、デモがいかに迷惑かという、ひと工夫しデモや思想を抑えるアクションを入れるのが、政府の常套手段らしい。
民衆を押さえる事のテクニックは上手いもんだね。


しかし、私はデモと言えば歌の文句。
なんという歌だったかな?

デモはデモでも あの子のデモは
いつも歯がゆい、じれったい
早く一緒になろうというと、
デモ、デモ、デモ というばかり

ちょうど安保反対の真っ最中。まだ全学連の方が盛り上がっていた頃。
デモに民衆がうんざりした頃、出て来た歌だった。

我が心のデキシーランド
2014/10/04

暇で読んでしまった本、薗田憲一の「我が心のデキシーランド」。
その中で、ちょっと興味があったところ。

「アメリカ人は音楽が好きだ。
黒人はリズム感がよく、音楽に合わせてリズムを取りながら器用に歩く。
白人も音楽を聴くとニコニコして曲に合わせて身体を揺すって歩く。
ところが、日本人は私たちが演奏していると聴こえないふりをして歩いて行く。中には耳を塞いで、目を合わせないようにして行ってしまう。
こんなに音楽に対する感性が違うのかと痛感した」と。

うーん、解るな。
日本人は花鳥風月の世界だからな。
カラオケは好きなのに。

中目黒のピザ屋さん「聖林館」
2014/10/03

夜、電話を掛けてきた友人が、今からALTECのフルレンジ「603B」を持っている人の所に行って音を聴きに行くと。
興味津々、それなら私も連れて行けと、強引にねじ込んで行った。
その場所は中目黒のピザ屋さん「聖林館」。
鉄の彫刻で凝った作りの立派なお店。
店の地下に社長の秘密の部屋があり、そこにアルテックは鎮座している。

さっそく聴くと、音離れが良くシュッとして、適度な低音は絞まり、適度の高音は明るさと上品さがある。
603Bの軽妙な良い所がでて、上品さのある音は大きくしても耳にキツクない。
良いユニットである。
というより、そもそも部屋の作りがスタジオのよう。 いや、高級リスニング・ルームと言った方が良い。
床、壁、天井と、それも凝った設計で防音と吸音の措置をしている。
感心して帰って来た。
文句を付ける所など、一つも無い。

しかし、最近行ったところは皆それぞれ、それなりに出来る範囲以内において十分良い音にしてあって感心する。
自分の装置に自信が無くなるわ。

ハスキー・ヴォイス
2014/10/02

ジャズ・ヴォーカルで好まれることが多い、ハスキー・ヴォイス。
さて、どういう事かと考えてみた。
空気の出方が、声の出方より多いとそうなるらしい。
ジャズ・ヴォーカルにおいては白人女性がそうであることが多い。
まあ、白人の声の質に似合っていると言うか、そうなってしまうというか。
しかし、なかなか良い感じである。
ハスキーと言えばペギーリーなどは典型的なハスキー・ヴォイスの歌手でもある。
黒人ヴォーカルのような堂々たる声質でなくても十分イケル。

HUSKY VOICE、日本語でいうと「しゃがれ声」という事になる。
犬のハスキー犬と、声のハスキーは同じであろうかと辞書をみたら、なんと同じ綴り。
これはオカシイ、ハスキー犬の声がハスキーなのかと思ったがそうでもない。
調べてみると、犬の方の語源はエスキモーから来ていて、それがなまったものだと。
声の方は、トーモロコシの殻のことをHUSKと言うようで、殻のような声と言う所からハスキーとなったということであった。
犬でなくて良かった。
一安心。



http://www.youtube.com/watch?v=YCbd6pxmVHY


Peggy Lee "Till there was you"
良いねえ、この人の歌い方。


WE ARE THE WORLD
2014/10/01

暇なので、
You tubeを見ていたら、こんなのが。
日本のお笑いが集まって作ったのであろうか。
あの社会貢献の大ヒット曲、We are the world.

ちょっと可笑しい。
特にシンディー・ローパーが良いやね。(笑)

http://www.youtube.com/watch?v=CV4wTiP9fgI

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