HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。
  
| TAX FREE | - 2015/08/16
- 知合いが、最近ドラッグ・ストアなどで、タックス・フリーなるレジが設置されていて、中国人などの外人がそこに並ぶと。
場合によってはタックス・フリーのレジが3台もあって、一般のレジがひとつしか空いていない事も珍しくない。 何だかちょっとヘンな気がすると。 そういえば、セブンイレブンもタックス・フリーの申請をしたと、ちょっと前のニュースで見た。
考えてしまった。 外国人誘致に多額の金を日本国政府がつぎ込んで、どうか来てくれ!と言うのは一体何の為か。 ひとえに、外貨獲得である。 その外貨とはなにかと言うと、まず企業への売り上げ向上、そして消費税の税収確保である。
どこの国でも、タックス・フリーなどと売り場を作っているのは、空港のデューティ・フリー・ショップや市中の限られたショップだけであり、その利権を取る事は非常に厳しい。
その理由はどの国も税収が大きな狙いに決まっている。 だけれど消費税などを自国民と全部が全部一様に徴収するはちょっと可哀想ということで、ほんの少しくらいは良いかと免税店が許可されるのだ。
それを、あるコンビニや薬局を免税にするという事は大変良くない事である。 まず、免税を掲げた店だけに客が集中してしまう事。 さらにもっと重要な事は、せっかく消費税の税収、それも膨大な金額をみすみす逃してしまう事。 税における最も重要点である「公正負担」がそこなわれる事!
こんな簡単な理屈が解らない日本の指導者とは一体どういう程度なのだろう? 大丈夫かな?
かつての私の旅行会社時代の話では、DFSという看板のハワイなどにある企業が空港の権利を取ろうとしてセリになり、売り上げの40%のお金を納める契約をした事もあるそうだ。 それは厳しい企業の経営でもある。 それ故に、ショップ側が可哀想だからと街中では一ヶ所だけに認められていたわけだ。
中国人観光客の数が半端でないから、ひと儲けしようと、ある特定の企業だけに恩恵を授ける国って、首相も含めて、もう終わっている。 国民も怒れ。
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| 休む | - 2015/08/15
- 久しぶりに一日休んで、家で過ごした。
レコードを聴いたり本を読んだりしていたのだが、冷房が寒すぎて身体が不調になった。 夕方から何となく具合が悪くなり、ストレスから胃が痛くなる。
店にいないと、調子が狂ってしまうって、オレって淋しい人間なんだ。
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| お盆 | - 2015/08/14
- お盆。
親戚や知合いと行き来をしたりして仏壇にお参りをしたり、家で迎え火などを焚いて、先祖が訪ねて来てくれるのを待ち、ゆっくりすごすのがお盆。 夏のもっとも暑い日にこういう行事が残った事はありがたい。
迎え火に関東は「おがら」を焚く。 玄関先に出て、おがらをポキポキと折り、四角く積み重ね新聞紙で火をつける。 焚くと、何処からともなく、飼い猫もやって来て家族と一緒に火を囲む。 おがらはふわふわと侘しげに燃えてすぐに消える。 その淡い炎が、余計に遠いあの世との、一年の内の唯一の日であり、かすかなつながりをしみじと感じさせる。
火を見つめているうちに、猫が急にそわそわしたりすると、ウチのお祖母ちゃんが帰って来たかも知れないと思う。 あわてて玄関を開け、招く気持ちになる。 心の中で、よくぞ帰ってきてくれました、と有難く思う。 元気な者もいつかは親も亡くなれば、そういう気持ちになるだろう。
しかし最近は、東京でこういう風景を見た事がない。 7月だから風情が無いやね。
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| DON ARNONE “BLUE SERENADE IN BLUE” | - 2015/08/13
- DON ARNONE “BLUE SERENADE IN BLUE” GOLDEN CREST CR3003 (USA)
あまり見ないアルバムとミュージシャン DON ARNONE(ドン・アーノン)。 それがオッと目を引く美女ジャケで、こんな雰囲気の写真の感じはどこかで見たなと思っていると、そういえば同じレーベルGOLDEN CRESTと言えば、PAT O’DAYというセクシー美女のボーカル盤があった。 美女を使った写真が得意だったのか。 だが、こちらはそこまでセクシーではなくて、上品さを出している。
ドレスを広げてソファに座りうっとりしていると、その向かいに彼のギターを演奏している姿がある。 しかし、それはギターの先端と彼の腕がほんの少しだけ写っているという、おかしな構図。 男はどうでも良いと言う所がおかしい。 可哀想だから、ネックの部分に「DON ARNONE」と書いた。 まあ、美女の前では男などどうでもよいと割り切った所がおもしろい。
彼の作品はおそらくこれ一枚であろうか。 ムード・ギターの好演奏。 なめらかな音の運びは安心して聴ける。 相当の腕前のミュージシャンだった事が伝わってくる。 ギター好きな人にお薦めである。
ところで、このアルバム・タイトルは「BLUE SERENADE IN BLUE」となっているのだが、ジャケットの表には「SERENADE IN BLUE SERENADE」となっている所が不思議。
このアルバムは殆ど見る事がない。 せめて写真だけでも掲載しておこうと思う。 しかし、GOLDEN CREST というレコード会社は極マイナーな会社で、コレクターとしては要注意である。
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| 500gのステーキ | - 2015/08/12
- 知合いと話していたら、彼は80歳なのだが「昨日はステーキが食べたいと思い立って牛肉を500グラム買って来て食べた」という。
80歳で500グラムを食べる人がいる事に驚いた。 そう言えば、以前テレビでスキーヤーの三浦雄一郎氏が同じように500グラムをぺろっと平らげるという話を見た事がある。 最近の年寄は元気だ。
私の場合は、500グラムは無理だがステーキが一番のご馳走で、もちろん、しゃぶしゃぶ、スキヤキと来て、次にとんかつ、てんぷら、等となり、さっぱりした物に切り替えようとは全く思わない。 それには理由があって、もう20年も前の話だが、義父が87歳の時。 時々ステーキが食べたいと言うので、私など気を利かせて脂身の少ないヒレの部分の高級な肉を130gくらいの少なめに焼いて上げると、油が少なくて物足りないと文句を言う。 ならばと、翌日も牛肉で、サーロインにして量を増やして食べさせると、うん上手いなどとペロリと平らげる。 本人もちょっとぐらいならと、今日は酒を小さな徳利で1本だけ付けてくれと言い、スーッと飲んでしまうのだった。
そんな所にやって来た家政婦さん、脂っこい食事を見かねて、「お父様を大事にしていらっしゃる事はよく分かりますが、それではお年寄りにはキツ過ぎます」と、翌日から野菜中心のさっぱり系の食事に切り替えたいと申し出た。我々も長生きするならその方が正解だと思い、申し出を受け、彼女の得意な料理にしてもらった。 しかし、それから1月もしない内に、急激に身体が弱って行き、義父は亡くなってしまった。
家政婦さんが、あたしのせいで亡くなったとしまったのでしょうか、と盛んに気を揉んでいた。気にしないようにと慰めたものの、心の中ではその通りだと、私は思った。 義父は野菜も食べたが、牛肉など結構肉類も好んで食べていたので、体力が落ちなかったのではないだろうか。 さっぱり味の野菜中心の和食、たとえ根菜類を摂っているとしても、体力もまたさっぱり系?になってしまうのではなかろうか? その時に私は悟った。「人間、年齢に関係なく食べたい物を食べろ」と。 しかし、500グラムのステーキは無理だ。
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| MILES DAVIS “MILES IN TOKYO” | - 2015/08/11
- MILES DAVIS “MILES IN TOKYO” CBS/SONY SONX60064R (JAPAN)
黒いジャケットが当時のジャズに対するカッコ良いイメージとして思われていた事を如実に表した好アルバムである。 このアルバムはダブル・ジャケットでRON CARTERの背中の向こう側に彼マイルスがいて、トランペットを吹いている。 それ以外は漆黒の闇の中である。 発売当時スイングジャーナルのゴールドディスクを頂戴したとかで、表には必ず「SJ」というシールが張られている。 表紙を開くと中に4ページの紙が貼ってあって、中は演奏中のポスター状になっている。 更に捲ると、当時のスイングジャーナルの編集長の児山氏のライナーがあって、最後のページは全員のステージ上の写真である。 裏表紙はマイルスの写真に黒一色である。 中々のジャズらしい雰囲気を現わしている。
ところで、私が72・3年頃このレコードを購入した時には、このジャケットではなく茶色のジャケットの方である。 ジャズ関係の雑誌でも何でも、こちらの写真が使われていた。 従って私も、この茶色のシングル・ジャケットの方をオリジナル盤として疑うことなく購入した。 内容は全く同じでCSB/SONYの番号SOPL162というものであった。
それが後になって、あるコレクターの友人からお前のは再発盤だと自慢気に言われ、どういう事かと驚いた。 その後、探し始めてから相当しばらくして、中古屋で見つけて購入したのが、黒いダブル・ジャケットの方である。 それで何となく、64年の来日ツアーの時に発売された物が黒のほうで、72・3年頃発売されたものが茶色のほうかと思っていた。 所がライナーを読んでいると、児山氏はこう言っている。 「1964年7月10日から1週間日本各地で開催されたワールド・ジャズ・フェスティバルからもう5年の年月がたった。」と ライナーの内容は、再発の際に変えていない。 という事は、このアルバムが日本でリリースされたのが69年ということになる。 では、なぜ、我々はどこのレコード屋でも茶色の方のジャケットしか見なかったのか、又黒い方のジャケットを見たことが無かったか? また、発売たった2・3年後にはもうジャケットがシングルの体裁のもの変わってしまっていたのか。 まあ、余程売れなかったか、ダブルの物はコストが高いから一回こっきりで止めたかどちらかであろうか? 当時はジャズのレコードなど、どこでも売っていなかったので、私などはきっと目にする機会がなかったのだろう。 と、どうでも良い話は置いといて・初回プレスのアルバムは枚数が少なく、世界的にレア盤という事になる。 マニア必携のレア盤である。
演奏はフリージャズ好きには堪らないSAM RIVERSの演奏が聴けるのが嬉しい。 マイルスと演奏したのがわずかな短い間だったので、非常に貴重で、それが日本盤で聴けるのが有り難い。 日本が世界に誇る、ジャズ芸術の立派なアルバムである。
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| ササニシキ | - 2015/08/10
- 新宿の寿司屋さんで食べていて「米を代えましたか?」と聞くと、おやじさんが「ちょっとね、ササニシキが入らなくなって、試行錯誤をしている」と。
そういえば寿司屋の米は、コシヒカリのモチモチでオニギリにしてもイケルような食感と異なり、さっぱりとして口の中ですーっとほぐれるような「ササニシキ」だと聞いていた。 コシヒカリは粘りが強すぎて甘みも強く、家庭のご飯には良いけれど、押しが強すぎて、鮨飯にはどうかと言う所。
この寿司屋の話だと、ササニシキは寿司屋の米として使われていたが、20年くらい前に冷害があり、作付が減った。それでもまだ何とか続いていたのだが、震災後東北方面で作っていたほとんどの農家が止めたと。 それで、ブレンドをしたり炊き方を代えたりしているという事だった。
知合いの横浜・青葉台の福助という鮨の巨匠に訊いた所、ウチではササニシキは使っていなくて、コシヒカリにしていて「品種」と「炊き方」で、寿司飯として満足できるところまで来たという。 同じコシヒカリでも生産者によって、相当粘りが異なるようだ。 いづれにせよ苦労と努力のあとが伺える。 家でどれほど、家族が酢飯を食べさせられてきたか?きっと、お父さんもう寿司飯は勘弁してよと言われた光景が目に浮かぶ。
鮨の文化まで変わってしまいそうな米事情。 しかし、ササニシキとコシヒカリは親戚関係の品種らしいが、こんなに違ってしまうのだ。 まあ親戚にも色々な子がいるのと同様である。
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| WES MONTGOMERY “CALIFORNIA DREAMING” | - 2015/08/09
- WES MONTGOMERY “CALIFORNIA DREAMING” VERVE V/V6-8672 (USA)
私の好きなアルバム。 昔、よく聴いた曲ばかりでもあり、ちょうど学生時代だった事もあり、何となく甘酸っぱい思い出と共にあるアルバムでもある。 当時、ママス&パパスの大ヒットで連日連夜ラジオから流れていた歌が、なぜかウエスの洗練されたギターで聴かれたさのが、これまた新鮮だった。
今でもこのアルバムを取り出すと、晴れた朝の光が差している中で大き目のサウンドで聴きたい一枚でもある。 イメージとしては、クルマで出勤する時に、カーラジオから流れてきたらピッタリなイメージか。 まず冒頭のCALIFORNIA DREAMING の爽やかなサウンドは何とも言えない心地良さと、アメリカに対する眩しさを感じさせてくれる。 日本では絶対に無かったであろう、スカットと抜けたサウンドなのである。
ジャケットは美女が海岸の岩の上に膝を抱えてすわっている。 波が白く泡立っている。 女の髪はブロンドで、セーターもパンツも黄色という白人の美しさと柔らかさを意識した、なんとも究極的な美しさ。 美しいのに、何が悲しいのかうつむき加減な可愛い人。 これは堪らないと思いながら、更にひっくり返すと、こちらはサンフランシスコのゴールデン・ブリッジ。 どこまでもカルフォルニアは素敵だと主張されてしまい、それを受け入れるしかなかった。 うーん、良いやねえアメリカは。
VERVEレーベルでのウエスは、65年の夏ごろはウイントンケリーと共演をしており、実にノリノリで火の出るような見事なジャズ・プレイを聴かせて、世の中にウエスありと観衆を唸らせた。 それがこの後、会社の方針転換かヒット作を画策されたか、プロデューサーにクリード・テイラー、アレンジャーにドン・セベスキーと、ついに時代と共にやって来たポップ・ジャズ路線に入る。 まず66年になってテキーラ(Tequila 8653)を発売。 その後を受け、秋になって録音したものがこれである。
これが見事当たって、発売当時アメリカのヒット・チャートでも上位に食い込んだ大ヒット作となった。 日本でも連日ラジオでも聴かれるようになった新しいジャズの代表であった。 勿論、当時の日本はコルトレーンの全盛期、ウエスなど聴けるかというアナーキーな反骨精神にあふれた人達が多くいた中でも、メゲルことなく人気が上がった一枚である。 ある知合いは、横浜のジャズ喫茶「ちぐさ」で、このアルバムをリクエストした所、店主から「若い者がこんなレコードを聴いていてはいけない!」と真面目な顔で怒られたと言う時代でもある。
しかしコルトレーン派の私でも、また幾らハードなジャズが好きでも、コルトレーンばかり聴いている訳にも行かず、合間にはこういうレコードが丁度よいのである。 という事で重要なローテーションの役割を、「A DAY IN THE LIFE 」と共に担っていたのである。 そんな良い時代がいつまでも続くと思っていたのだが、この2・3年後にはウエスは天に召されてしまう。 コルトレーンも亡くなったのは悲しいが、ウエスの時はなんだか、心に穴が空いたような気持ちで、急にジャズ界が淋しく感じてしまった。 相反する音楽ながら、数少ないアルバムのヘビーローテーションが一挙に二人もいなくなったわけだから。
しかし、今こうして聴いていると、只のポップスにあらず。 見事なアレンジと凝ったサウンドで、メンバーも良い所をずらっと揃えていて、見ればHERBIE HANCOCKまでもが参加している。 選曲も巧く、A面はCALIFORNIA DREAMING、B面はSUNNYという当時の大ヒット曲を、大衆のウケを狙ってちゃんと用意している所も感心する。 ウエスのギターも冴えている。
いや、こんなアルバムはもう出来ないだろうな。
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| 昼はラーメン | - 2015/08/08
- 昼食で久しぶりにラーメン。
醤油味のラーメンが食べたかったので、小田急の中華料理屋に行き「ねぎチャーシューメン」 美味しかった。 しかし、スープは全部飲まないようにしている。 なぜなら、あのスープの中には味の素が「スプーン一杯程度」入っているかもしれない。 高級な中華料理屋は解らないが、新宿界隈のラーメン屋においては、私なりによく観察した結果、量に差はあるものの、必ずスプーン一杯程度は味の素が入れられている。 特に更に量が多い時は、食後に吐き気がする事もある。
いつからラーメン屋はこんな風になってしまったのか? せっかく気合を入れてスープを取っているのだから化学調味料など不要なのに。 考えてみると、人は一度にスプーン一杯の化学調味料を食べられるか? 無理ではなかろうか。
勿論個人の好みなのだが、でもお客様への大量使用だけは止めて欲しいと思う。 いっその事、客の好みにしてテーブルに置いたらいかがか?
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| 添乗員 | - 2015/08/07
- 先日の旅行では、添乗員さんがいた。
旅行会社の出身なので、旅行に行くときに添乗員付きなど参加した事がない。 それで実際に行ってみたら、添乗員付きとは本当に有り難い事であった。 空港のチェックインは考える事無く並んでいればいいし、到着すればただ付いて歩けばよい、ホテルのチェックインもキーを貰うだけである。 トイレに行きたい時は、トイレに行きますと、荷物を放ったらかしていく事も可能である。 何かあった時は添乗員さんに相談すればよい。
ところで、添乗員さんは事ある毎に、客の数を数えている。 一人でもいなければ大問題である。 そういう状況を、会社にいた頃私たちは、「積み残し」と言っていた。 荷物と同じである。 とにかく、常に客の数を数えていないといけない。 「積み残し」をしたら、客に迷惑が掛かるし会社で有名になってしまうし、出世はない。 添乗員さんの苦労が良く分かった。 他人の世話は楽では無い。
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