HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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最近の年寄
2015/08/26

最近、どうもジジ・ババの悪行?、悪行というほどでもないが、なんだかマナーと言うか、目に余る物がある。
今朝も、りそな銀行のずらっと並んだATMの前で、備え付けの電話機を取り上げた80歳前後のオジイさん。
「カードが出て来ないぞ、どうなっているんだ、えっ、すぐに来いよ!いいな、直ぐに来いよ」と大声。
偉そうに指図する所が、聞いていて気に障る。
ガードマンがすっ飛んで言って、「少々お待ち下さい。直ぐに係りが参りますから」と平身低頭。
そこへ小走りにやって来た若い女性、落着いた様子で機械の後ろに回ったと思ったら、すぐに戻り
「お客様、カードは入れておりませんね」
「そんなことはねえよ、出て来ねんだよ!」と怒鳴る。
「いえ、入れておりません。確認して下さい」
「何を言っているんだよ、無いと言ったら、ない」
「一度おカバンの中をお調べになって下さい」
「あん?」
と言いながらカバンの中などを見ていると、財布の中にあった。
「ああ、あったよ」
そのまま、何もいわずに、スタスタと帰っていった。その逃げ足の速い事。
女性は落ち着いた様子で、何でも無い顔で戻った。
きっといつもの事なのだろう。

最近こういう老人の口汚い怒鳴り声を新宿のあちこちで耳にする。
私には関係ない話しではあるが社会に申し訳ない気になる、だって同じジジイだから。

JOHNNY HODGES “SOLOIST BILLY STRAYHORN AND THE ORCHESTRA”
2015/08/25

JOHNNY HODGES “SOLOIST BILLY STRAYHORN AND THE ORCHESTRA” VERVE V-8452 (USA)

ホッジスのアルバムの後期の作品中、最も出来の良いアルバムである。
私もホッジスが好きで、かなりの作品を聴いた。どれもがそれぞれ聴き所があり、どれもがそれぞれ楽しめるという所に置いては、エリントンの作品と同様である。
評論家が推していなくても、十分に楽しめる事は間違いない。
優れた音楽家の中でも更に目立つ人たちは、違うものだと感心させられる。
その中にあって、ホッジスのこの作品は60年代からの作品に於いて、別格の出来なのである。

何しろ、冒頭からきらびやかなサウンドに驚く。
ホッジスのアルバムはどれも良い音のサックスを聞かされるので、もう当然だと思っていると、このアルバムは更にキラビヤカなのである。
録音が良いので、マスターテープがそうなのかもしれないが、情緒、凝ったサウンド、ユニゾン、ピアノの音、当然ホッジスのサウンドとどれも上出来。
また音楽自体のメロディも素敵で飽きることなく最後まで、朗々と鳴るビッグバンド・サウンドを大いに楽しめる。

良く考えると、やっぱりこれはストレイホーンのアレンジ及び指揮の才能が輝いた作品なのかと気が付く。
面白い事にストレイホーンは曲の雰囲気作りに専念したかったのか、ここではヒピアノはJIMMY JONES(ジミー・ジョーンズ)に弾かせている。
きっと、力の入った作品だったのだろうと、私も思う。
ひょっとするとエリントン楽団関係で数多くの作品に名を留めてきたが、もっとも全面に出た作品としてはこれくらいなのではないかと思う、もう一つのストレイホーンの有名な作品は「And, His Mother calld him, Bill… 」
となってしまい、これではジャケットに名前があると言え死後のリリースの余りに悲しい。

この作品はホッジスの作品でもあり、ストレイホーンの代表作でもある。
いや、クラシックの協奏曲と同じという事で、ストレーホーン指揮・編曲、アルトサックスのソリストがホッジスという事であり、我々の協奏曲はこれだと黒人音楽とはかくあるものぞという所を社会に示したものなのだ。

出来れば、ぜひ聴いておいて頂きたいと、切に願う。

“LEONARLD FEATHER PRESENTS BOP” MODE #127
2015/08/24

LEORARD FEATHER “LEONARLD FEATHER PRESENTS BOP” MODE #127 (USA)

昔はしょっちゅう目にしたのだが、最近にしてはちょっと珍しいアルバム。
数少ないアルバムを短期に出しそのまま消えた、ウエスト・コーストのマイナー・レーベルMODEから発売されたものである。
会社は西海岸だが、ジャズメンは東の一流所のGeorge Wallington, Phil Woods, Than Jones, Curley Russell等を揃えた。
従って録音はニューヨークで、1957年の8月の事である。
プロデューサーとしてのレナード・フェザーの狙いは、10年前BE-BOP全盛時におけるニューヨーク52番街のクラブにおけるの、当時の典型的な雰囲気と音楽スタイルの復興にあった。
10年も経てば、BE−BOPの全盛を知らない若手もいるが、新旧織り交ぜそれなりのBOPバンドが出来上がった。
特にフィル・ウッズは当時26歳、チャーリー・パーカーに憧れ、そのフォロワーとして文句ない選択である。
彼のサウンドは溌剌としてスイング感良し、創造性ありと文句ない。
その後パーカーの未亡人chanと結婚し59年に渡仏するわけで、最も良い時代だったのかもしれない。

B面の「Salt Peanuts」においては、パーカーの当時5歳の息子「Charles Baird Parker(チャールス・バイヤード)」が素人臭いながらも一生懸命に「ソッ・ピーナツ、ソッ・ピーナツ」と声を張り上げているのも、感慨深い物がある。

ジャケットは例のMODEの漫画のカバーで、耳にトランペットを突っ込んだ男が突っ立っており、中央に縦書きでBOPと大書きされている。
なかなかの迫力というか面白い構図である。

このアルバムは70年代の我々コレクターに取っては、いつかは欲しいアルバムで、大人気だったのである。
がしかし、バブルの頃には、別に人気盤でも無くなっていた。
ブルーノートなどのはっきりしたブランドが出来上がったせいでもあろうか。
しかし、今こうして聴いていると、BE−BOPであり、かつ10年後のハードバップであり、いやはや魅力たっぷりのアルバムで捨てがたい味がある。
昔のマニアは良く勉強していたのだと、感心してしまった。

この辺りのMODEは、予算の関係か紙質も落としてジャケットの作りもしっかりしていない。
更にジャケットの右上に値札を剥がした跡もある。
しかし、よく見ると今回のは、剥がし跡が無い!

再びしかし、盤質となるとシャーシャーと雨降り盤が多い。今回ももちろんそういう盤質である。
まあ、あの時代は針圧も10グラムもあり、そんな事ではビクともしないオーディオ機器だった事を考えれば、納得するしかない。
たしかに、個人宅の8グラムの針圧のプレイヤーでは気になる物ではなかった。

JAKI BYARD “WITH STRINGS”
2015/08/23

JAKI BYARD “WITH STRINGS” PRESTIGE 7573 (USA)

この作品はあまり気にする人はいないと思うけれど、ちょっと面白い作品なので。
先日のホッジスの「Don’t sleep in the subway」がポップスのヒット曲からの借り物だったので、今日もポップス借り物つながり。

このアルバムには「Music to watch girls by」邦題「恋はリズムにのせて」がある。
これは当時相当流行ったので、いまだ記憶がある方は多いと思う。
まず、Andy Williams(アンディ・ウイリアムス)が歌物、ハーブ・アルパーが代表するアメリアッチという今は聞かれないメキシカン・スタイルのトランペットがノリノリな演奏でやって、また大ヒット。演奏者は記憶にないが、多くのミュージシャンが演奏した。
そもそもペプシ・コーラのTVコマーシャルだったようで、それが大ヒットとなった。
かつてはペプシも、コカコーラに負けないような大きな会社だったのに。
今やダイエット・ペプシのみの淋しい会社になってしまったのがオジサンは淋しい。モトエ

一応参考に原曲を
https://www.youtube.com/watch?v=E7iXpTJk15s


それを真面目くさった、もっとも聞き苦しいと思われるピアニスト、ジャッキ・バイヤードが演奏した所が興味深い。
本人は、本心はポップスをやりたかったのかもしれなかった。
ところで、ストリングスといってもオーケストラではない、エリントン楽団でも有名なバイオリニストのRayNance(レイ・ナンス)が付き合っているだけである。
まあ、レイ・ナンスなら一人で十分。
大した芸術家である。
ギターはGeorge Benson(ジョージ・ベンソン)という新旧取り混ぜた、絶妙なバランス。
全編、いわゆるスリングス物ではない。
演奏は意外に上品でムードがあると思えば、強力でソウルフルでもある、しかも聞けば聴くほど面白いアルバムである。
ドラムのAlan Dawsonはヴィブラフォンは弾くは、ドラムは長いソロはあるはで、大活躍の頼もしさ。

出来は良い。
ジャッキー・バイヤードは大した芸術家である。

アルバム各種
2015/08/22

今日、来店された方は、マイルスの「カインド・オブ・ブルー」のアルバムを各種約100枚は持っていると言っていた。

昨日、ちょっと遠くから来られたか方は、アルバート・アイラーの「ベルズ」のレコードを、各種約30枚持っていると言っていた。

オリジナル、再発盤、日本盤の他世界各国版を集めた結果である。

コレクターの人生は幸せである。
私も羨ましい。
良いね。

従業員は夏季休暇
2015/08/21

従業員は夏休み、しばらく私一人で店番。
最近は、仕事中にお茶に出かけたりするのだが、一人だとずーっと店にいないといけない。
これが結構、ストレス。

りんご
2015/08/20

スーパーで見たリンゴ。
ニュージーランド産だという小ぶりのもので、ヨーロッパなどでコンビニや駅の売店で売っているものである。

思わず買ってしまった。
なぜならJAZZというシールを貼ってあったから。

BARNEY WILEN “MOSHI”
2015/08/19

BARNEY WILEN “MOSHI” SARAVAH SH10.028 (FRANCE)

かつてはフリージャズ・ファンの間においては、重要作品であった。
現在はどうも違うジャンルとして思われているようで、音楽がどう捉えられているのか、オールド・スクールのオジサンには知り得ない事である。

このアルバムは、69年から70年にかけてバルネがアフリカ音楽探検隊を伴い、旅をしてアフリカ各地の音楽を聞き、採取、撮影して歩いた結果の作品群である。
ちょうどジャズ界、特にヨーロッパにおいては、デキシー〜スイング〜ビ・ボップ〜ハードバップと来て落ち着いたと思った瞬間フリージャズ〜ジャズロックと目まぐるしく変遷があり、それに着いて行けないジャズメンは駄目なヤツと思われたような気配さえ感じられていたわけで、その状況下、各人四苦八苦であった事が伺える。
そんな中、テナーサックスの天才児、バルネも心に期するものが有った。
アフリカに己の音楽の原点を見つけようとしたか、ロックでもない、フリーでもない新しい音楽サウンドを仕入れようとしたか、いずれにしても、出かけて行く必要はあった。

その前に、その前後の動きを掴んで置きたい
1967 MPSでJazz meets India を発表
これは当時MPSにおいて世界の民族音楽とジャズの融合を大いに図った作品群のひとつで、日本代表として白木が「Sakura Sakura」を発表している。これは素晴らしかった、ウン。  
ジャズの世界にも民俗音楽が押し寄せていた。
1968 同じくMPSでAuto Jazzを発表、これはバルネがF1・モナコグランプリのエンジン音にインスパイアーされ、作品に練り上げた新しい試みであった。世間は比較的好意的に迎えたと思う。
1968 同じくMPSに置いてDear Prof. Learyを発表。ディア・リアリー先生とは当時LSDの権威といわれた人物で、まさかバルネともあろうお方が、LSDにうつつを抜かすのかと、そのロックとしか言えない音楽に賛否両論が巻き起こる。

そして、現状打開となったのが、当作品Moshi(モッシ)と考えられる。
まずモロッコに上陸、あたかもその前に流行していた自然科学中心のアフリカ探検隊のようであったろう。ターザンという映画もあった事でもある。
しかし対象が音楽とは、今まで見向きもされなかったアフリカ音楽。
何しろナグラのテープレコーダーを持ち音楽を録音する班、35mmの撮影機を持ち撮影をして歩く班と総勢15・6人だった。
アルジェリア、ニジェールと南下を続け、その後は西に転じ、マリ、ブリキナファソからセネガル、ダカールと続いた。アフリかのサハラ砂漠の大探検である。
もちろん歩いた訳ではなく、英国の四駆ランドローバーであった。
しかし、車であっても困難は想像できる、ジャケットの裏に書かれたアフリか地図とその足跡を想像するだけで胸が躍る。
遂にアフリカからのジャズが世界に発信されるのかと思われたのである。

その結果、膨大な音楽と映像のテープが残り、その中から使えるものを選び出して作品にしたものである。
音楽はきわめて自由であり、サウンドは種々雑多民俗音楽はじめ自然の音まであれば、ジャンルも種々雑多ポップスまである。しかし、気取って一々音楽ジャンルを挙げる事は私のする事ではない。
サウンドはそのままの音源、また手を入れた物ありで、大いに楽しめる。
楽しむ事こそこの作品の狙いである。
これぞフリーの音楽である。

なんとも表現の仕様の無い圧巻の音楽作品である。
是非、オリジナルで聴かれたい。

その後、近年になって続編が発売された。
続編はそのままの音源が多いため、本編との共通性はあまり感じられないが、いずれにせよ貴重盤である事は変わりがない。
その内に又、続々と発売される事であろう。

JOHNNY HODGES “DON’T SLEEP IN THE SUBWAY”
2015/08/18

JOHNNY HODGES “DON’T SLEEP IN THE SUBWAY” VERVE V6-8726 (USA)

久しぶりに面白いアルバムを見た。
電車の中で立っている美しい黒人の少女。
しっかり立っている。日本人のように寝てなどいない。
こんなタイトルのアルバムはそんなにあるもんじゃない。
ホッジスにしては珍しい。

この曲は67年にイギリスのポップ歌手のPetura Clark(ペトラ・クラーク)のヒットで当時、日本でも結構ラジオから流れた。
私も覚えがある、耳に残るシクスティーズのなかなか良い曲である。
それをホッジスが演奏したとは面白い。
時あたかも、Wes Mmontgomery(ウエス・モンゴメリー)がVerveレーベルで「California dreaming」で大ヒット、その後クリード・テイラー等と一遍にA&Mレーベルに移籍し、しかも「A day in the life」等大ヒット連発。
Verveも焦ったのか、こんな作品を思い立ったのかもしれない。
ウチもポップス曲でヒットを狙えないものかと。
と言ってしまうと、なんだポップス頼みの大衆向けのつまらない作品と言われてしまそうだが、所がちょっとまった。
この作品、意外に出来が良い。
もちろん冒頭のタイトル曲。私もレコードに針を載せた時にあれっと驚いた。
しかし聴くうちに原曲のメロディーの綺麗さをそのままに、ホッジスのアルトは心地良い。
流石である。

所がその後の二曲目からは、ホッジスはいつもの、男前の我らが知っているホッジスそのもの。
有り難く聴いてしまうと言う訳。
良いアルバムである。

参考のために一応原曲を掲載。
https://www.youtube.com/watch?v=0ISX9mW78Dw

ところで話は急に変わって。
先日アメリカに行った時、現地の人が言っていた事。
日本に行って驚く事は、地下鉄の中で乗客が寝ている事。
あれは財布でも何でも持っていてくれと言う事だと。
兎に角、驚いてしまって、コイツラは馬鹿かと思うそうだ。
世界の常識で、絶対にあってはならない事である。
平和ぼけの日本ならではの光景である。


Don’t sleep in the subway !
「地下鉄では眠らないで」


70年談話
2015/08/17

安倍首相の70年談話。
考えて見たら、あんなものは不要である。
なんで70年も前の戦争で負けたからと、70年間謝罪して、まだそんな事を意識して生きて行かないといけないのか?

戦争に負けた国は、何もかも奪われ、その後も搾取され続ける事が当たり前なのだ。
勝った側の国々は好きなように要求し、国連を作り、自分たちの都合で何でも決めてきた。
日本は愚かにも反論も無く、無力にひたすら言う事を聞き、ひたすらお金を払って来た。
もう、この辺でいいではないか。

戦争責任のすべては東条英機にあって、国民に無い。
どうも日本の政治家もマスコミも国民の責任、「一億総懺悔」にしたいらしい。
とんでもない事である。
もう良い。
謝罪を止める事は、止めたも言わない事。
何も言わない事である。
知らぬ存ぜぬ。

ここからは政府の腕の見せ所。

しかし、戦争は負けたらいけない。
たった一度の敗戦が、今どれだけ日本国民を又日本経済を苦しめているか。

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