HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。
  
| 本 「オリヴィエ少年の物語」 | - 2016/01/15
- どうも子供向けの本であるらしく、大人としてやや恥ずかしいのであんまり大きな声で言いたくないが、私が結構好きで読んでいた、いや、いる所の本。
ロベール・サバティエというフランス人作家の本で、「オリヴィエ少年の物語」といい、福音館から3冊に分かれて出ている。 これは、なんだか読んでいると心が豊かになってくる。気がするんだ。 ところが本の内容は孤児の成長の話でとても豊かな話では無い。 ちょっと暇があると、時々、思い出してパラパラと何となく読んでしまう。
その中の「三つのミント・キャンディー」という本の終わりに面白い事が書かれている。 長いけど書き出してみよう。実に面倒ではあるが。
『ブルジョワというと日本ではただ大金持ちというニュアンスで理解されていますが、これは本当の意味と少し違います。ブルジョワ(bourgeois)という言葉の語源は封建領主=貴族の支配をうけない自由商業都市(bourg)の市民というもので、先祖から受け継いだ土地の収穫で生活する貴族に対し、自分の才能だけを頼りに生きる市民と言う意味を持っていました。つまり、働かないでもお金のある貴族に対して知恵を働かせる事で財をなした商人の事をさしていたのです。この意味は現在にもいきています。いかえれば先祖から受け継いだ財産でなく、自分が働いたお金をたくさん持っている人がブルジョワなのです。 したがって、この階級の人々は貴族階級と異なって働くと言うことを恥じるどころか、非常に大切なことと感じています。働くことがお金を生み出す以上、時間を能率よく使い、秩序正しい生活をしなければならないと考えるのです。ブルジョワ階級の人たちが、日常の生活でも「ていねいな言葉つかい」にこだわり、「厳格さというよろい」をまとうのは、貴族のまねをしているのではなく、自分達の生活のモラルに忠実であろうとするからです。』
これって子供の本か? こんな事を書くかねえ。 きっと賢い子どもが読む本なのだろう。
こういうのを理解していないと、ヨーロッパの本を読んでも中途半端に分かったつもりになってしまう。 話は飛ぶが、 しかし、こういうのを否定してしまったのだから、共産主義は既に破綻していたというしかないね。
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| 共産主義者宣言 | - 2016/01/14
- 新宿の地下商店街「サブナード」に古本市が出展していたので、覘いて思わず買ってしまった。
マルクスが書いた「共産主義者宣言」の日本語版。
40数年前に私も大変有り難く、押し頂いて読んだ本。 しかし、その後の欧州社会主義国家の衰退で、古臭くなり、誰も読む事もない本であることは間違いない。 今日日の左翼にだって、考えが違っていて全く必要のない本であろう。 今更だけど、却って面白いなあとよんでみた。
今思うに、このマルクスという人は、余程貧乏だったのか?それとも心が貧乏だったか知らない、ブルジョアにたいする憎しみは尋常では無かった。 当時は私なども、納得して素晴らしいと思っていたのが恥ずかしい。
金持ちに対する憎しみありきで、革命がソ連、東ドイツ、ポーランドはじめ東欧諸国がこぞって共産国家になったのだから、大したパワーだったのだ。 一体何がそうさせたのか不思議である。 その後の社会主義国家における自由への憧れは筆舌に尽くしがたいものが有り、血を流して勝ち取って行くのだが、それが中国や北朝鮮やベトナムなど有色人種の国に於いてはそのまま残っているのも不思議である。 台湾などもその中国にすり寄って行ったし、日本なども中国ブームがあるほどの人気だった。 どういう事か分からないが、民主主義は白人のもので、独裁主義は有色人種には普通の思想という事なのであろうか。
しかし、日本人も左翼が好きだよな。 私は自由が良いけどなあ。
だけど最近のサヨクの、自由は欲しい、お金も欲しい、財産もある、でもサヨクってのは一番困るよなあ。 私が指導者だったら真っ先に「粛清」の対象だな。 公務員のサヨクとかも。 だって国から金貰っていながら「私、共産主義者です」なんて言われたら、信用できないもん。そういう人間ほど、また反体制側の人間になるものだから。
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| KRZYSTOF KOMEDA “MUZYKA KRZYSZTOF KOMEDA” | - 2016/01/13
- KRZYSTOF KOMEDA “MUZYKA KRZYSZTOF KOMEDA” MUZA 0558/61 (POLAND)
久しぶりに入荷した、ポーランドジャズの代表作。 コメダの往年の実力が分かる60年代の作品を4枚のアルバムにしてあり、それを箱に入れた物である。 これは大変なレア盤である。 バラでは時々出会う事はあるが、今回のような箱入りはまず出ない。 揃ったら、箱に入っていて欲しいと思うが人情というものである。
ジャケットはモノクロの壁に赤い花ガラが一つあるだけのシンプルなもの。 それが4枚同じジャケットであり、ボックスの表紙もまた、この絵柄である。 実にシンプルで4枚は共通ジャケである。 だが、この4枚はこの作品だけのために作られているので、共通ジャケといえ、格別な扱いで、如何に気合が入っていたか。 裏ジャケの説明は一度に4枚分を掲載している。 簡単過ぎるが、まあ仕方がない。そういう時代だったという事で。
音楽は彼の代表的作品が収録されている。 例えば、「Crazy Girl」. これは最初、Berndt Rosengrenと一緒の吹き込んだ物があるが、ここではサックスをJanWroblewski(ウルブルスキー)と組んでいて、こちらの演奏も上出来である。 その他、映画音楽も多くあり、どれも見事な出来栄えに感心させられる。 曲により演奏者は入れ替わり、ポーランドの有名所が次々と現れる。 Zbigniew Namyslowski, Michal Urbaniak, Tomasz Stanko, 等 そこにスエーデンのEje Thelin, Rune Carlssonなどの参加。 歌手のWanda Waeskaも参加。
何処から聴いても楽しめる。 楽しめると言うよりは芸術作品で、当時のポーランドのジャズの水準の,高さは恐ろしいものがある。 当時の芸術はどの分野もそうだが、ジャズは当時の社会主義国家における自由への憧れの象徴で、自由を求めるあの力強さ凄さに圧倒される。
ところで、この作品群はバラ売りもされた、その後ジャケット・デザインを変えPOLJAZZからもばら売りされたので、聴こうと思えば、聴く事は出来る。 是非、聴いて欲しい作品である。
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| ALICE BABS “ALICE AND WONDERBAND” | - 2016/01/13
- ALICE BABS “ALICE AND WONDERBAND” DECCA LK4326 (SWEDEN)
スエーデンの歌手アリス・バブスのもっともジャズの雰囲気を感じさせるボーカル作品で、聴くといつも感心してしまう。
彼女はスエーデン民謡はじめ、ポップス、クラシック、ジャズとなんでも歌った。 歌が上手い故の成果なのだが、それが却ってとりとめない歌が氾濫しているように思えてしまう。 だが、この作品のようにバックのミュージシャンをジャズメンでカチッと固めて来ると、流石に一味違う。 参加者を見よう。Benny Bailey, Ake Person, Arne Domnerus, Bjarne Nerem, Bengt Hallberg、Georg Riedel, Egil Johanson,など同国の錚々たるメンツが揃っていて、アレンジは有名なピアニストのハルベルグ、指揮はドムネラス,と文句ない布陣である。 リズムに乗ったスイング感が溢れる、ナイス・ジャズ作品になっている。 タイトルも「アリス・イン・ワンダーランド」をちょっともじって、「アリス・アンド・ワンダーバンド 」という、バンドという所がミソである。 ジャケットもパステル調でやや少女チックにしてある。
唄っている曲もスタンダードが多くて楽しめる。 もちろん演奏も素晴らしく、高水準のエンターテイメントが楽しめる。 彼女は正統的な唄い方をするので、どうしてもそういう箇所はある、あるのだが、曲の雰囲気、展開で違和感のないようにしてあるところも感心させられる。 こういうスエーデン・ジャズメンの力にも頷くところもある。 ボーカルファンはもちろんの事、アレンジも素敵なので、ビッグバンドのファンも十分に楽しめる、非常に出来の良い作品である。 アメリカだけでなく世界には傑作と言う物がいくつもあるものだと、私は感心してしまうのである。
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| 続きで | - 2016/01/11
- プーチン大統領はこう語った。
『イスラム国(IS)』は何もないところから発生したのではない。これは不要な体制に抗する武器として大切に育てられたのだ。 シリアとイラクに対抗する前進基地として作られたISは積極的に他の地域へと勢力を拡大しており、イスラム世界の覇権を目指しているが、明らかにこれらの諸国だけには限定していない。状況は危険というレベルを超えている。 こうした状況で国際テロリズムの脅威を声高に語るのは偽善的であり、無責任だ。しかも麻薬売買、石油、武器の違法取引などのテロの資金供与チャンネルには目をつぶり、また急進主義的集団を操ろうとし、彼らを自分の政治的目的を達成するために働かせようとしている。
確かに。
ビンラディンも勿論そういうことである。 そうそう、日本に於いては、坂本龍馬も同様である。 鬼畜米英と良く言ったものだ。
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| プーチン語録 | - 2016/01/10
- 知合いが面白いから見て、と言われてネットを探したプーチンの発言録。
結構な人気になっているらしい。 何しろ強気で、かつ切り返しが見事な独裁者という様子が見て取れるのだが、読んでいるうちに確かに的を得ているのもある。
その中で私が面白いと思ったものを挙げると。
「我々みんなが過去の教訓を忘れてはならない。我々はソ連の歴史の例を記憶している。社会的実験の輸出、自分のイデオロギー的状況から考え、他の諸国の変化を後押しする試みはしばしば悲劇的結果を招き、成長ではなく、退廃を招いた。
だが、他人の誤りに学ぼうという者はどうやら誰もおらず、間違い、革命の輸出を繰り返すだけで、それが今やいわゆる民主主義、革命という名で続けられている。」
間違いない
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| 成人式で | - 2016/01/09
- 成人の日だからと今日から三連休、TVでは昨年の大荒れの映像が流れている。今年もきっとそんな映像が流されるのだろう。
それで思い出したのだが、ちょっと前に小学校の先生をやっている知り合いに聞いた話。 今でも授業中に騒ぐ子供もいるらしい。 中には授業崩壊のクラスもある。 そうでなくとも、基本的に私語は当たり前だと。 それがどうしても、私には理解できなくて、困った。 なぜ先生が怒らないのかと。 そうしたら、どうもバックにいる「親」と、そしてもう一つの圧力団体である、教師憎しの「マスコミ」がいて、これらが怖くて手出しが出来ないという様子。 それでまた考えてしまった。
しかし、百歩譲って、それでも子供に怒れない、或いは困惑したまま、何もしないで、見過ごすことが一体できるのかと。 自分の職場・嫌縄張りを荒らされて、それで一時間授業を続ける事ができるのか? それでも教師の職業に固執したいのか? 私ならガキの頭を殴って、面倒なら仕事などやめてやる。モトエ。
しかし、全く状況が変わっていないわけではなく、教師もそれなりに復讐をしていると、思われる。 その結果、出来の悪い子の成績は放置されたままになる事になる。 結局高校生になっても、いや大学生になっても9X9も出来ない人間が五万といるこの日本の事実。 格差社会は経済だけの事ではなく、むしろこちらの方が事は重大である。 これぞ教師たちのひそかな復讐なのではないか。
昔は、よほどの馬鹿を除けば、そんな子はいなかった。 それでいてプライドだけは高く、大企業に入れないから就職難だとブラブラしている若者。
今の大人たちが本当に堕落したのだと私は思う。 親も親なら子も子、社会も社会、政治も政治、国も国。 共産フェミニストに牛耳られたマスコミと、何よりも大きいのが日本人の弱さがこの事態を招いた。
しかし子供達も同じ教室にいながら、他人事として平気でいられる神経もすごい。 とどのつまりは自分以外の事に無関心でいる事が、もっとも賢明であるという生き方だと親も教師も教えているのだ。 という事は、日本人の弱さの裏返しなのではないか。 弱さ故、誰がどう被害を被ろうとも、自分だけは良ければと思ってきた生き方。 弱い人間の理論をつき詰めると、きっと今のような日本人社会になるのかもしれない。
実はこれぞ民主主義の崩壊の始まりかもしれない。
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| JIMMY BLANTON - DUKE ELLINGTON "DUO" | - 2016/01/08
- JIMMY BLANTON - DUKE ELLINGTON "DUO" RCA EPA-619 (Germany)
EP
当店の仕入担当部長にしている若手が、大騒ぎをしている。 なんだと思えば、「オヤジ!こんなレコードがあったんだけど、知ってる?」 ちらりと見ればエリントンのEP、こんなもの一体誰が買うんだと、ちょっとムカッとしながら、振り返ると4曲入りのEPである、それもプレイヤーの書き出しの最初の名前は「JIMMY BLANTON」. おお!良くやった。
しばらく前に、日記に書いたエリントンとレイ・ブラウンのパブロでの名盤「THIS ONE’S FOR BLANTON!」というアルバム。 このアルバムは録音も良く、オーディオマニアのためのアルバムとなってしなった気もするが、音楽的にも非常に素晴らしい物がる。その名作アルバムのタイトルにもある「この一枚をブラントンへ!」と言っている、その幸せ者のブラントンとはJIMMY BLANTONの事である。 ところが、そのジミー・ブラントン本人の作品など殆どの方はお聴きになった事がないと思われる。 それで、なんとか耳に出来たら良いなあ、と探していたのがこのEPである。
EPの方は、どうも1940年の録音らしい。 ブラントンの亡くなる少し前という事になる。 音源はSPだが、EPにしていたのだ。 音質は良好で、若干ベースの音を持ち上げていて、雰囲気も良くわかる。 ベラントンのベースは40年と思えぬ非常にモダンで、スピード感に溢れた素晴らしさ。 ブラントンはエリントンにとっても大切な人だった。それは聴けばわかる。 こういう斬新なベーシストはエリントンの音楽を進めて行く中で非常に重要な位置にあった。 それが奇しくもレイ・ブラウンの師匠でもあったとは、なんという素晴らしさ。 昔から、「良い師匠を得る事は1年間の練習に匹敵する」という話を実証したようなケースでもある。レイ・ブラウンを見れば誰しも納得するに違いない。
EPの絵柄は2人の後姿になっていて、遠近法でいくとブラントンが前にいて、エリントンは向こうにいる。ほのぼのとした良い感じである。 演奏曲を良く見ると、「Pitter Panther Patter」「Sophisticated Lady」はどちらのアルバムにも入っているので、比較しやすく有り難い。 Sophisticated Ladyなどは、ひょっとするとこの曲の5本指に入る好演奏で、思わずほろっとさせられる。 Boby and soulもいいんだわ。
私は、パブロのレイ・ブラウン方と、ビクターのブラントンのEPと聴きながら、感慨にふけった。 いや、ジャズって本当にいいねえ!
ぐっと来てしまったから、ちょっとコーヒーでも飲みに外に出よう。
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| なんとかの法則か? | - 2016/01/07
- 新宿を歩いていて気が付いた。
外観が汚い家ほど、「ゴミを捨てないで下さい」と書いてある。 面白いものだね。
そういえば関係あるかどうか分からないが。
昔会社員の頃。 正月を長期に休んだ人ほど、新年の挨拶もこれ見よがしにせっせとしていたなあ。
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| JOHN COLTRANE “至上の愛” | - 2016/01/06
- JOHN COLTRANE “ A LOVE SUPREME”(邦題:至上の愛) IMPULSE A-77 (USA)
今回の入荷はモノラル、プロモーション・コピーのモノクロ・ラベルである。 プロモ盤は私が店を始めてからの初めて入荷するものである。 しかし当作品はもう、いやというほど見て来た一枚でもあるのだが、まずモノラル盤でオリジナルという条件をクリアーする良好なコンディションの物は、非常に稀で、私も今まで取り扱ったデータを見ると、やはり少なく、年に一枚も無い。これは60年代からのアルバムとして、かつて50万枚も売ったとされるにも関わらず、極めて出会う数が少ないのは不思議である。 まして、良好なプロモ盤など滅多に出ない事が良く分かった。
さて、このアルバムはスミソニアン博物館に収められているというから、大したものである。 日本においては、70年代、ジャズを聴き始めた若者にとって、まず聴くべき推奨盤でもあり、かつ愛聴盤でもあった。最も愛された作品であり、もっとも尊敬された作品であり、ジャズの中心である。 AKB風に言えば「センター」として長い事君臨していたのである。 このような作品は他になく、断トツの威容である。 これがもし、50年代にブルーノートから出されていたら、軽く100万円を超えていたに違いないと私は想像してワクワクする。 ところで、最近この翌日の録音のシェップを入れた未発表テイクが世紀の発見として宣伝され販売されたのだが、その事実は1977年のディスコグラフィーに掲載されていた事で、マニアには周知の事実であったので、騒ぐほどの事はない。 はやり、別テイクより本テイクの方が、後から聴くと納得出来る事が多い。 当時の担当者たちの耳の確かさに、今更感心するが、まあ、そんなものである。
さて、私もコルトレーンに心酔し、聴きまくった一枚なのである。 私にとってコルトレーンこそ、神であったのである。 最近の若者が良く神とか鬼とかいうけれど、明日になったら忘れているような軽薄な紙のようなペラペラな神ではない。 何しろインパルス時代の彼の音楽は宗教である。 お蔭で、私が新興宗教に入らずに済んだのはこの宗教音楽あってこそ、だったのかもしれない。 タイトルを見れば、「至上の愛」であり、曲名は4曲で、 Acknowledgement 確認 Resolution 決意 Pursuance 追及 Psal 聖歌 かつて、演劇家の芥さんという人が、よく某ジャズ喫茶で会うと「コルトレーンというのはタイトルの付け方は下手な人で、それに比べセシル・テイラーの方が、全然上を行くセンスの良さだ」と話していたが、確かにそんな気もする。コルトレーンの方が馬鹿真面目で、信仰心丸出しになっている。 セシル・テイラーが近年日本で表彰され5千万円も頂いた事を考えると、したたかだったかもしれないと思う。 確かにこのアルバムはコルトレーンの苦悩、純粋な心、信仰心によって救われた精神を表現したものだろう。 内ジャケに書かれた詩も信仰心がよく表れている。 やがて音楽は、「A love supreme」という神を称える声となって聴こえる。 この作品を何度も聴いていると「心地良さ」となって来るのは、きっと己の信仰心と呼応するのだろう。
いや、しかしだ、見ているとプロモ盤は欲しくなってくるなあ。
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