HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。
  
| 目が... | - 2016/02/29
- 最近、目が見えにくい。
クルマを運転してもなぜか非常に眩しい。夕日や朝日に向かった時など、我慢ならない事がある。 眼医者さんで検査した所、右目が白内障で手術の必要があると言われた。 なるほど、右目はなぜか、近い所が見えるようになったのは、白内障で近視になったためだという。 とにかくパソコンの画面の文字が見えない。
ウチの仕入部長にそう言ったのだが、翌日「親父はちっとも入力が進んでいない」と文句を言われた。 クソ!
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| BARBARA LEA “WITH THE JOHNNY WINDHURST” | - 2016/02/26
- BARBARA LEA “WITH THE JOHNNY WINDHURST” PRESTIGE 7065 (USA)
こんな素敵なボーカル入荷。 ここの所、良いのがいっぱい入荷して嬉しい。
さて、このアルバムはジャケットの写真が良い。 もっともこのレーベルには歌物が少ないので、目立つ存在でもある。 彼女はもう一枚PRESTIGEにあるが、ジャケはそちらの方も負けず劣らずである。 ちょっと彼女の美人の写真に興味が出て来たので、ざっと見てみよう。 彼女は、初期は3枚しかないので話は簡単に済みそうである。
メジャー・デビューは1955年、レーベルはRiversideである。 以前に書いたかもしれない。レコードディングも終わり、アルバムが発売になったある日曜日の朝、ニューヨークタイムズの表紙ページに「1955年本年度のベスト・ポピュラー・ボーカルLP」として取り上げられて、運が向いて来た。 という作品から始まった。
それから56年、57年と3枚作る事になった。 それぞれのジャケット写真を見てみると、最初のリバーサイドのものは、上品そうな雰囲気を持っている事が伝わるが、やや地味で古風な顔立ちである。
そして次が、56年のこのアルバムで、彼女の顔は前回よりもはっきり見る人に認識させる。流石のプロが取ったポートレイトである。マイクを前に立ち、美人の歌手が一瞬目を閉じて、口を開け一生懸命に歌っている。肩が出るドレスを着て、指先には濃いめのマニュキュア。育ちの良さも出ている。
そして、3枚目が57年のLea In Love( Prestige-7100)で、こちらは濃淡の淡いポートレイトで、間違いなく美人である。しかも、はじめてセクシーさを出している。 徐々に洗練さが増してゆき、最後が最も芸能人として洗練された写真になっている。 3枚を見ると、この後が楽しみなのだが、どうもこのままで継続は無かったようである。 一年毎に作品を一つづつ世に出し、徐々に洗練度の増したジャケットは、見ると非常に嬉しくなってしまう。
これら3枚のアルバムは、どれも人気が高く、綺麗なものなど殆ど出て来る事がない。 まして一枚目の10インチなど皆無に近い状況である。 内容はどれも、素晴らしく、何度も聴いてしまう歌声である。
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| THE ART TATUM ,ROY ELDRIDGE,ALVIN STOLLER-JOHN SIMMONS QUARTET | - 2016/02/24
- ART TATUM “THE ART TATUM ROY ELDRIDGE ALVIN STOLLER JOHN SIMMONS QUARTET”
CLEF MGC-679 (USA)
こんなアルバムが入荷。 この作品の良いところは、なによりもジャケットの絵がなんとも言えない味わいがある。 後ろ姿が3人並んでいて、左側がROY ELDRIDGE、真ん中にART TATUM、右側にALVIN STOLLERだと思われる人がいる。 4人の演奏だけど、まあいいか。 左から背が低い順に並んでいる。 ROY ELDRIDGEが最も低いのだが、この絵の通りだとすると相当低いと言う事になる。 画家と言う人達は、ちゃんとした教育を受けているとするならば、身体的あるいは生物的な特徴を相当正確に、デフォルメはするにしても表すものだ。 一体どのくらいの身長だっただろうか? これを解決しないとオジサン、ここから先に進まない。 それで、ネットで調べると、ネットでないと面倒だからね、ネットが一番だわ。 出てきた出てきた、ロイ・エルドリッジの身長は「5フィート3インチ」だという。 日本に換算すると 161.5 cmだと。 なるほど、この絵は、根本において外していない事がわかった。 いいねえ、デビット・ストーン・マーティンの絵のデザインは。 余計に気に入ってしまった。
レコードを聴いていると、あのもう一枚の傑作「ART TATUM-BEN WEBSTER QUARTET(VERVE)」を思い出してしまった。 風情があっていい。 あれに匹敵する良い作品だなあ。 いい気分で聴いて行って、B面の2曲目で、このレコードがもっと好きになってしまった。 その曲とは「You Took Advantage Of Me」。この演奏をきいていると、なぜか、LEE WILEY が歌っている曲が浮かんできてしまった。 この曲は多くの歌手や演奏家が演っているのだが、この演奏が一番、彼女の風情に匹敵する 聴かせてくれて、ありがとう。
ジャケ良し、演奏良し、昔は良かったなあ。
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| ANDREW HILL “SO IN LOVE” | - 2016/02/23
- ANDREW HILL “SO IN LOVE” WARWICK W2002 (USA)
珍しいアルバムの入荷。 今回の盤は大変綺麗である、ところが前のオーナーが大事にし過ぎ、ジャケットにテープで補強をしたらしく、よく見ると、裏ジャケにテープ跡の色が残ってしまったのが残念である。 まあ、そういう事もあるという事で。
このアルバムは私には想い出深い一枚。 それは、私のコレクター人生最初にアメリカのオークションで購入した一枚であるから。 雑誌で読んで、アンドリュー・ヒルの初リーダー作だとあったので、是非聴いてみたくて、ビットしたのだった。 荷物が届き、初めて聴いてみると、「SO IN LOVE」と言うのはこんなに知的で面倒な曲なのかと思った。 このアルバムで曲のメロディを覚えたので、他の歌手が歌っているもの、例えばJOANIE SOMMERSの「POSITIVELY THE MOST」などのSO IN LOVEを聴くと、まあなんという良い曲だこと。 先にこっちを聴くべきだったと、色々聞いてから、2・3年経ってから、このアルバムに戻って聴いた時、この人の音楽の美しさが良く分かった。 それで、一遍に好きになってしまい、ブルーノートの作品からせっせと集めて聴いたのだ。
改めてこのアルバムを見てみよう。 ジャズと思えぬ、クラシックなジャケット写真である。 白人の美しい女性が、顔が良く見えないけれどもこういう時は美人と言わないといけない、ベットに寝っころがって上に向かって両手を組んでいる、まどろみの昼寝でもあろうか、はたまた情事のあとであろうか。 いや、これは一体どういうジャズかと思えば、一曲目のタイトル曲は、美の極致とも言うべき演奏である。 彼のピアノの美しさは、他の人とは一線を画す物があるが、すでにそれは、はっきりと表れている。 コンガの使い方も彼の考えがはっきりしている。 演奏には、マラカイ・フェーバスが参加、当時はなんだかどこかで聴いた事のあるベーシスかと思いきや、一風変わった所があるのは、流石AEOCの一員とは恐れ入った次第である。 シカゴの人間でもあるし、このままいけば彼も例のシカゴ一派に属するかと思いきや、それは無かった。 要は、オレは前衛ジャズではないという事だったのか。 しかし、独自の美意識は彼ならではの物があって、クセになるミュージシャンである。 大した人だった。
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| 消費税 軽減税率 | - 2016/02/22
- 消費税 軽減税率が細かく決め過ぎているようだ。
先日も国会の質問で、店内で食べるものと、持ち帰る商品を一緒に会計する場合、一体どういう計算かという事になり、財務関係者が返答に詰まってしまったようだ。
そもそも、大店法の改正で、大企業ばかり優遇し、日本中の商店街の中小の店舗を廃業に追い込み、街をシャッター通りにした責任を感じてもらいたい。 かつて選挙の際には、街の発展を願って商店の二代目達が一生懸命に自民党の先生方を送り出していたのだが、その中小の商店主たちに対して、恩をあだで返した大店法改正。 その時の反省など、どこ吹く風、平気で消費税10%とはよく出来るものだと、私など呆れ果てる。 それで困ったのか、軽減税率だというから、基本的な生活用品・食品は税率が0(ゼロ)かと思えば、8%だというから、本当に呆れた。 消費税値上げは、大企業にとって実は却って有り難い話だが、中小商店には売上激減という命が掛かったトンデモナイ政策なのだ。 おまけに、外国人向けの「免税店」の許可を得て売り上げがあるのは大手ばかり、中小はその恩恵もなく、競争相手にもならない。 政府自らが大手企業優遇を推進している。 そもそも「税金」の最も重要な点は、その「公平性」にあるのだが、この不公平感はなんだ。 そんなひどい国があるものか。
財務省よ、麻生君よ、いい加減にしなさい! 自民党も憲法改正で票が欲しければ、消費税値上げ中止を言えば、人気取りには効果が大きいけどなあ。
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| DEXTER GORDON “DADDY PLAYS THE HORN” | - 2016/02/21
- DEXTER GORDON “DADDY PLAYS THE HORN” BETHLEHEM BCP36 (USA)
さて、久しぶりの名盤の入荷。 これはレア盤である。 これも最近は彼の作品の中で一番人気だという、昔では圧倒的にBLUE NOTEの一連の作品だったが、こちらの方が今のリスナーには良いらしい。 聴けば勿論、最高のバッパーたる面目躍如のブローが展開される。 だが、この作品を聴くと私などは、おやっという感じになる。 ジャケットは大変にモダンであるが、ブルーノートで育った私には、この演奏がビバップの雰囲気が残っているから。 それで、年号を改めて見てみると、1955年。 なるほどなあ。
彼はビバップの最高のテナー奏者として華々しく、歴史に名を残した。 40年代の作品のディスコグラフィーには膨大な数のセッションに参加している。 引っ張りだこだった事がよくわかる。 それが50年代になると、アメリカの社会の浄化運動というのか、そのドラッグの関係で警察に厄介になると仕事が出来なくなる。そのせいか、人生の良い時期なのに愕然とするほど録音がない。 50年代のデータを見ると、リーダー作は、DOOTONEの一枚とこれしか見当たらない。 あとは、WARDEL GREYとの共演物が50年代にちょこっと発売されていたに過ぎない。 警察など、自分の点数だけで他人の人生など知ったこっちゃない。それは分かるが、せっかくの才能を持っているのに、神様もまた残酷な仕打ちをするものである。 しかし、彼が不運かと言うと、それは違う。 60年代に入ると彼も40歳。「40にして立つ」ということわざ通りになったかどうか知らないが、怒涛の快進撃。 BLUE NOTEの録音から、進撃の巨人となって甦るのである。 男っぷりの良い豪快テナーサックスとは彼の事で、70年代に入っても仕事はいくらでもあるという様子。 人生、考えを変えればいくらでも道は開けるのである。 遅すぎるとこなどひとつもない。
というところで、そんな流れを考えると、50年代の作品は、彼の音楽性を探る上に於いて、非常に重要で、もう一枚のDOOTONE盤の原盤ともども「幻の名盤」のトップクラスとなってしまうのは致し方ない。
しかし、このジャケットは良い。 ジャズっぽくはないのだが、なぜか親父がいて、片手に大きなテナーサックスを持った、それも眼鏡を掛けた普通の親父である。アメリカにいそうな日曜日に半ズボンをはいた、それもシャツにはリボンタイという妙なお洒落な親父である。いや、良く見ると親父だか、ガキだか良く分からない所もあって、父っちゃん坊風とも言える、実に生意気そうな白人の不細工な男である。 それがこうして絵になり、ジャケットになった瞬間、押しも押されぬ立派なジャズを代表する作品になった所が、実に愉快である。 あの時期、決して身体的にはもちろんの事、精神的にも決して万全では無かった時に、よくぞ立派な仕事を成し遂げたと、感心せずにはいられない。
いやあ、ジャズのレコードって、いいねえ。
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| THELONIOUS MONK “UNDERGROUND” 日本盤 | - 2016/02/20
- THELONIOUS MONK “UNDERGROUND” 日本盤 CBS/SONY SONP-50007
多分、日本初出の番号ではなかろうか。 何だか入荷して嬉しい日本盤。 それはこのアルバムの裏ジャケにある。 アメリカ盤とはちょっと、いや、かなり異なっていて、裏に植草甚一さんがエッセイを書いているからである。 その文章がモンクが好きな人なら思わずニコっとしてしまいそうな、ジャケットの良さも誉めていて、モンクに対して親しみを感じさせてくれる。
私はオリジナル嗜好なので、少々音が悪かろうが、オリジナルを好ましいとしてきた。 しかし、こういう日本独自のジャケットデザインを見せられると、これまた触手がうごいてしまうのだ。 このアルバムなどはそういう意味では合格点の満点の一枚であった。
昔、自分で売ることもなく持っていたのだが、店を始めた時に売ってしまった。 それで、又どこかで見つけたら買おうと思っていたのだが、自分でレコード屋になったので日本のレコード屋には滅多に行かなくなった、というわけで日本盤を見ることがなかった。 今回の入荷は日本盤であり、しかも、シュリンクが付いているので、帯もある。 帯は表から見ると横帯で、裏になるとなぜか縦帯という事になる。 いいねえ。
CBS/SONYのレコードの事は滅多に誉める事がないが、これだけはいいかな。 しかし、それにしても、この迫力のあるジャケットのデザインはどうだ! 見ていると、人生に希望が持てるな。 うん。
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| JOHNNY SMITH “MY DEAR LITTLE SWEETHEART” | - 2016/02/19
- JOHNNY SMITH “MY DEAR LITTLE SWEETHEART” ROOST LP2239 (USA)
別にどうという事など無い作品でもあるが、何故か手元に置いておきたい。 これはジャケットによるものが非常に大きい。 可愛いらしい5歳くらいの女子の横顔のポートレイトで、真剣なまなざしがよい。 タイトルがとても素敵で、女の子を持った父親が羨ましい。
1960年の作品で、バックにストリングスを入れてある。 オーケストラは専門に任せて、彼はギターのアレンジをしたとなっている。 言ってみれば、コンチェルトを作った事になる。 世間に誇れる立派な仕事である。 ところが、このアルバムはいつも彼の作品とはちょっと違う、非常に個人的な臭いがする。 愛情が溢れすぎている感じがする。
私は残念な事にというか、幸いな事にというか、女の子を持った事がない。 ゆえに、女の子を持った父親の気持ちはこんなものだろうかと思う。 そう思うと何故か、自分もそういう環境にあるところを想像してしまう。 男の子だって子供の頃は可愛かったのだから、それから想像していくと、きっとこんな気持ちになるに違いないと思うのだ。 愛しい我が娘の可愛らしさに、胸がいっぱいになるのではなかろうかと。 男の子ではスイートハートとは言えないが、それが女子で、それもこのジャケットの絵の中の子供だったら、もう父親としてはまさに「リトル・スイートハート」と言いたい。 彼に女の子がいたかどうかは知らない、しかし、これは考えると、そうであったに間違いなさそうである。いや、そうであって欲しい、そうで無ければ私の気持ちが困る。 これは、ジョニー・スミスの、自分の娘へのプレセントの作品である。 或いは同じ様な父親たちへのプレセントでもある。
女の子を持った父親って、羨ましいなあ。 でも、その内に中学生くらいになると、お父さんは汚いなどと言われるようになるんだな。 かわいそうに、へへへ。
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| AUDREY MORRIS “FILM NOIR” & "AFTERTHOUGHTS" | - 2016/02/17
- AUDREY MORRIS “FILM NOIR” FANCYFAIRE FF7845 (USA)
AUDREY MORRIS "AFTERTHOUGHTS" (FANCEY FAIRE) (USA)
一緒に入荷した2枚のアルバム。
暇があると、時々売り場から持って来て聴く。 なかなかのボーカルである。 それなりにずっと弾いて歌って来た人なのだろう、と思う。 なぜか、この2枚はそんなに有名な曲があるわけでもないが、聴いていて、また聴こうかなという気になる。
それで思ったのは、人間、歳を取るとロクな事はない。 しかしだ、しかし 「ジャズ・ボーカルに年齢は邪魔しない」という事だった。
(左の写真はシュリンクがあるので、写りは悪い)
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| ここの裏のイタリアン | - 2016/02/16
- この前、夕食を食べようとして、せっかくだから近くの店という事になり、裏にあるイタリアン・レストランに入った。
元コンビニのampmが入っていた場所だけの事があって店内は広い。
注文する事になって、チキンの腿肉焼きを頼むと、ウエイトレスが「50分かかりますが...」という。 「じゃ、カモ肉で」 「それも50分かかりますが...」 「じゃ、ステーキとか他の肉料理は」 「それも50分です..」 そこで、やっと納得、作りたくないという事が。 他の物を注文しようとすると、「それは終わってしまいました」。 呆れて、ゴンルゴンゾーラのペンネを頼んだものの、しばらくして、ようやく出てきたものは、あらまあ!塩辛くて食べられない。
そう言えば隣に座った客も「まじかよ、これも出来ないあれも出来ないって、何にも食えないジャン」と呆れていた。 厨房を見れば、相当数のコックさんがいっぱいいる。 私も若い頃、アルバイトでコックをやっていたけれど、いくらなんでも注文を聞いて50分は聞いた事がない。 焼き物で50分はないわな。
改めて客層を見渡せば、若者だけ。 オジサンは行っちゃいけなかったのね。
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