HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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おいしい、
2016/04/03

ふぐを食べたいなあ。
だれかご馳走してくれないかなあ。
でも、もう季節も終わりか....


「ふぐ喰って わが心にも 毒溜めて」


オレは毒を溜めて、悪いヤツになるんだ。

昨日の日記で...
2016/04/02

昨日の日記に、昔の映画の場面・場面における人間臭さ、俳優の存在感等が良いと書いた。
それからもう一度、考えてみた。
昔のアメリカの有名な映画スターなど、決して演技は上手いという物でも無い。
日本においても昔からスターの演技は大した事がない。
しかし、それでも昔の映画の方が心に響くものがある。

考えてみると、それはかつての人たちの持っていた「しぐさ」「表情」とか「背中の演技」が、自然に備わった事なのかな思う。
言ってみれば、悲しさや、辛さが日常にあって、それが子供の頃から見に染みついていたのかなあと、思うのである。
貧しい世の中に育ったかつての世代は、人の背中が語る言葉にならない言葉を、発しかつ読み取る能力が自然にあった。

アメリカ人に同じ事が言えるかどうかは知らないが、それらしく感じる事はある。
まして、日本においては背中が語るものは沢山あった。

私の祖母は嫁である私の母の悪口を、わざわざ外に出て家の前に流れてくる小川に、鍋を持ち出しガサガサと洗いながら、背を向けたまましゃべる。
それを母は、台所の流しにいて、やはり背を向けたまま手を動かしながら、耳にしている。
悲しさは背を見れば子供にもわかる。姉たちも黙って机に向かう。
そういう背を見る事から伝わる、心の悲しさを私は知っていた。
多分、日本の家庭の中の多くは似た経験にしているはずである。
このような表に出難い感情の表現、口から発する事のない表現があり、日常の中で私たちは形成されたのだと思う。

その時代に育った人たちの演技には、そういう悲しさが自然に備わっていた気がする。
それは音楽にもいえる事ではないか。

昔は良かったというのが正しいかどうかは別にして、ある意味、私などあの時代から抜け出せない。

映画「オーケストラの妻たち」
2016/04/01

レコードを処分したいという方がいて、御宅に伺ったところ、ジャズやら映画などの話になり、嫌いじゃないから徐々に盛り上がり、この映画はどうだこうだと長引いた。
それで、ゲレンミラーが実際に出ている映画があって、楽団の巡業の内幕のような事も解って面白いと、わざわざDVDで見せてくれた。
最初はスタート部分と10分くらい所の演奏だけでも見せてくれるという事だったのだが、見ている内にこちらも乗ってきて、二人でまた盛り上がる。
そんなこんなで最後まで映画鑑賞と相成った。

それで、本当に本人が出演していてオジサンびっくりした。
その後の物語ではジェームズ・ステュアートが演じていて、これが又そっくりで嬉しかったのだが、本人出演は更に面白い。
話は、ジャズメンをめぐる他愛もない恋と結婚のドタバタ劇。
本人はなかなかのハンサムだったし、音楽が楽しめた。

1942年の日本との戦争中の話なので、アメリカ側の戦意高揚の事を私が喜んで見ているのもどうかと思わない訳では無いが、ジャズの話なので良しとした。
だが、昔の映画の場面・場面における人間臭さ、俳優の存在感等々、なんとも言い難いものがある。
女優のアン・ラザフォードも古風な美人で私のような年齢の観客には昔を思い出してしまう。これがまたブリッコながら可愛いんだなあ。
ジャズという音楽に関係する人々の話も興味深く、恥ずかしながら最後まで見てしまったのであった。
しかし、戦時中にこんな楽しい映画を作っている豊かな国とは戦争などするものではない。

レコードを買い取りに伺ったのに、他人の家でDVD一本を丸々見てしまうとは図々しかった。
私はいったい何をしているのだろう。
楽しかったから、まあいいか?

税金を払わない巨大企業(文春新書)
2016/03/31

消費税は本当に必要なのか?
消費税率を10%にしたくて仕方の無い安倍首相。
いや、安倍さんは官僚に言われているだけなんだけどね。
雀の涙の僅かばかりの低減税率を持ち出して、国民を騙くらかしてなお消費税の増額に踏み切りたいと。

そもそも経済的に言えば世界の中で、圧倒的な健康優良児の日本という国において、本当に消費税は必要かと考えると、実は全くそんな事は無くて、払うべき企業が法人税を払っていれば、消費税などなくても問題は無いのだ。
その説明をしたくて、資料として購入した本。

「税金を払わない巨大企業(文春新書)」 

この中から、ちょっと抜粋して説明しようと思ったのだが、読んでいて、ムカついてきてしまた。
分かっていて読んでいたのだが、腹立ちを抑えきれなくなった。
説明するのも憚られる。
えーい! 私が説明するより、ぜひ、購入して皆さんで読んでくれい。

いかにして、抜け道があって、巨大企業が税金を納めずに、この世の利益をむさぼっているか良く分かると思う。
企業はもちろん、個人でも金(税金)を払う意志の無い人間はいくらでもいる。
安倍さんが、昨年の春闘の前に各企業に給料を上げてくれとお願いした事が、良く分かったと思う。
納税するべきお金が巨大企業には唸っていたからで、ちょっとくらい給料に廻しても全く問題が無いはずであったから。
しかし、それとて巨大企業の高給取りに恩恵が行くだけの事でもある。

結局、世の中の仕組みとは「税金とは取り易い所から取るものだ」という事が良く分かる。
なんだかなあー.....、。

昔は大企業の社員はバッチを付けて肩で風を切って歩いていた。
でも、そういう企業の社員を見つけたら、一言言ってあげたらいい、税金を払ってから威張れよ、と。

あ、ヤバエ。ウチの客にも大企業がいるんだ。
あんたは別だからね。(モミモミ)

ロイヤルホスト
2016/03/30

ロイヤルホスト略して「ロイホ」のデザートが結構好きで、時々行きたくなる。
ケンタッキー・フライドチキンとかと同じ様な感じ。

好みは写真のヨーグルト・ジャーマニー、コーヒーゼリーや季節のパフェであったりする。
なぜ良いかと考えたら、ここのアイスクリームが結構美味しい。
特にチョコレートのアイスクリームが美味しい。

大したものだと思うのだが。
でも私が美味しいと言うと、店が無くなってしまうからなあ。

新宿そだち
2016/03/29

新宿の朝、歌舞伎町入口バス停の真ん前に自転車を停めていたらしいお姉さん。
場所が場所だけに、ファッションから見ても、早朝、お帰りになるような方でもあるし風俗関係者かと見た。
それが荷台にチラシやらプットボトルやらを入れられていたようで、怒りながらそのゴミを辺り一面にブチ撒けていた。
ゴミが自転車のカゴに捨てられていれば、怒りたくなる気持ちは分からないでもない。
しかし、近くのコンビニにでも行きゴミ袋を貰って来るとか、方法はあろうが、彼女はそれを四方八方けっこう遠くにも投げ捨てる。
いやいや、見事なこと。
オジサン、見ていてちょっとムカッとした。

いやちょっと待てよ、この辺りは週に2・3回はゴミ掃除の車が出動して、靖国通り沿いを清掃して行く。
お姉さんはそれを知っているからこその態度か?
エライ! さすが新宿そだち、恐れ入った。

帽子
2016/03/28

最近はここの店の周囲の知合いからも、池田さんのトレードマークだね、と言われて喜んでいる私も、春はハットは被れない。
なにしろ関東の空っ風と言う通り、東京も近代化を遂げたと言っても気候の事象までは変えられず、春なればどうしたって風は吹く。

東京の風はけっこう強く、ハットは特に要注意。
ぼやっとしていると道路の真ん中を、我が帽子がコロコロと転がって行くのを見送る事になる。
だから春はキャップが良い。

私など一度は、四谷三丁目の信号のど真ん中で、風に煽られ帽子が吹っ飛び、運転手たちが、気の毒がったのか、車が一斉に停まり、私が一人で走り回って帽子を拾うと言う恥をさらした。
まさにマングースのごとき、わが身であった。

恥じ!

花に嵐の...
2016/03/27

知合いのお嬢さんが東京の大学に行くことになった、
それで、父親も最初は合格したことを喜んでいたのだが、少し日にちが経ち、落着いた時「この子を遠くへやるために、私は頑張ってきたのだろうか?」
と淋しがっているという。

地方から進学するという事は、そう言う事である。
ある日を境に、まさに「巣立ち」という事に他ならない。
親に取って、ちょっとだけ学校に行かせるだけだと思ったのに、これが別れの始まりだったかと愕然とする事なのだ。

子供の方も、卒業、就職、結婚などと進み、ふと思い起こせば、必至に生きた我が人生、故郷にいた年数より東京で暮らした年数の方が長い事に気が付き、己の親不孝ぶりを嘆くも既に遅し。
こうやって皆生きて行くんだなあ。
でも、前に進むしかないんだな、人生は。

「花に嵐の例えもあるさ、さよならだけが人生さ」
人間とはかくのごとし。

2016/03/26

田舎の姉が餅をついたからと、わざわざ送ってくれた。
箱に、餅、豆もち、草もちなど沢山入っている。
ところが、ウチの仕入れ部長は餅は嫌いだと食べる気もない。
どうも最近の若い衆は餅等食べないようだ。

しかたなく、一人で持ち帰り冷蔵庫に入れて、せっせと食べていた。
半分ほどになってホッとなっていたのだが、この間から下痢をするようになった。
それで、餅を見たらカビが生えていた。
そのせいで下痢をしていたのかと、カビだけ取って食べていたのだが、どうもかび臭い。
これはひょっとするぞと、カビを取った後、匂いを嗅ぐとなんとカビの匂いがプンプン。
オイラ、こんなものを食べていたんだ。
下痢程度で済んでよかった。

子供の頃は、餅のカビ等食べてもなんとも無かったのだが、弱くなったものだ。
青カビはペニシリンの元だから健康の元だなと言っていたのだ。

今は、そうは言わないなあ。

SHELLEY FABARES “JOHNNY ANGEL”
2016/03/25

SHELLEY FABARES “JOHNNY ANGEL” COLPIX CP426 (USA)

ジャズ・ファンの方はちょっとお休み頂こう。
その間に、POPSアルバムの紹介を。

ジャケットに可愛らしい、そして若いのにちょっと上品そうな女の子。
その横にIncludes her great hit “Johhny Angel”としっかりと書かれている。
そう「ジョニー・エンジェル」は私の高校時代の代表的な、好きな一曲であった。
何しろ彼女は、テレビの「センセット77」「サーフサイド6」「ルート66」等の粋な話とはちょっと異なったホームドラマ「うちのママは世界一」で彼女を見る事が出来たのである。
憧れちゃうよね。
Johnny Angel
Johnny Angel、
You're an angel to me......
と私も何度口ずさんだ事か。
僕って可愛い! いや、モトエ。

1961年、アメリカのティーンエージャーの時代が始まろうとしていた、まさにその時、この一曲は大ヒットしアルバムも発売された。
ティーンエージャーという甘酸っぱい想い出の数々、シックスティーという時代のアメリカの音楽界への憧れ、それと同時に豊かさを絵に描いたようなテレビの中のアメリカン・ドラマの数々。
アメリカへの憧れが、そのままに続いた結果、私はポップスからジャズのファンになり、ついにマニアになった。
そんな原点でもあった、あの頃のポップスは特別に面白い。

当時の話に戻ると、ジョニー・エンジェルは日本でもヒットし、伊東ゆかり、などによって日本語で歌われ、和製ポップス全盛となり、大いに楽しませてくれた。
今も聴くとたちまち、16歳のボクに戻ってしまう。
ロマンティックな胸がキュンとなっていて高校生に。
最近のあっちの方ばかりマセた、今時の高校生には分からないだろうなあ。

そんな、彼女の大ヒット作品。
ジョニーエンジェルはじめ、スタンダード曲の「It’s been long long time」。
Kiss me once
kiss me twice
kiss me once again…
 という唄も悪くない。

アメリカの60年代の歌は本当にいい。
まず、歌手は必ず10代の若い人に決まっていて、いや、たまには20代もいるさ。
シャララーというコーラスで始まり、
適当にリズミックで、
甘酸っぱくて、
それでいながらどこか生真面目で、上品さをちょっと保っっている。
寂しいけど、実は豊か。いや、豊かなんだけどちょっと寂しい。
こういう曲、なんだか不思議なんだよなあ。

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