HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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故障続き
2020/11/13

ここの所、私の周りでは故障続き。
まず、自宅の水道の水がポタポタと垂れていた。
そうしたら、店の水道も不調になり、蛇口を締めても水がポタポタ。
直そうと思っていたら今度は、隣の倉庫の部屋はカランが壊れた。

続いてクルマ。
ボルボの暖房の風が出ない。
途中でクルマを止め、ボンネットを開けるとラジエーターの水が無い。
近くのコンビニで大急ぎで水を買って入れたのだが、心配で翌朝ボンネットを開けると見事に水が減っていた。
ラジエーターの修理か?

続く時は続く。
やっと修理から上がって来たばかりのシルビア、エンジンが掛からない。
まさか、バッテリーは10月に新品に替えたばかり、いくらなんでも私の経験上、新品のバッテリーが上がるはずはない。
知合いの修理屋に見てもらうと、セルが壊れていたと言う。

なんだかなあ。


CHERIE LYNN “SHADES OF CHERIE”
2020/11/12

CHERIE LYNN “SHADES OF CHERIE” BREEZE RECORDS BRC-1304 (USA)

大変珍しいアルバムで、私もあまり聴いた事がない。
半分だけボーカル作品という事になっているので、ちょっとガッカリと思ったのだが、内容がボーカルも演奏もしっかりジャズ作品なので取り上げた。いや、それだけでない出来が良く音も良かったからである。

しかし、彼女シェリー・リン(Cherie Lynn)についてはほとんど情報がなく1932年生まれで2007年死亡というくらいか。
それで、裏のライナーを読んでみたのだが、あまり書かれていなかったが、「彼女のスモーキー・ボイスはアップテンポのナンバーでスイングし、バラードも優しく撫でる様に歌う、それだけで十分で、まさにこれこそSHADES OF CHERIEと呼ばれるのも不思議ではない」と。ライナーとしてはありきたりの感じであった。

バックを勤めたGlenn Henryは彼女の夫で、Glennは西海岸ではそれなりに売れていたようで結構仕事はあったようだ、しかし、レコード作品はほとんどない。
このアルバムは1964年LAのハリウッドのプライベート・レーベルBreeze Recordsにおいて、夫のGlennと共に吹き込んだ夫婦にとっても唯一の作品となった。
従って、曲目も夫婦で半分づつという事になったのであろうか?本当は夫婦でそれぞれの名義のアルバムにしたかったのかもしれないが、仲が良さそうで何よりという所である。

しかし、彼女の歌は聴いていて大好きになってしまう。大人の良い声である。
アルトの声は聴く程に魅力が増す。曲によっても歌い方を変えて来てそれが見事にハマる。
B−3のBaubles, Bangles And Beadsは心が奪われる、素晴らしさ。
続くB−5のScarlet Ribbonsもさらっと丁寧に聴かせる、こちらは耳を持っていかれる感じである。
もちろん、A−1のDay In, Day Outや、続くAngel Eyesなども良い感じである。最初の曲で掴まれたからこそ、最後まで聴いてしまうのだ。

Baubles, Bangles And Beadsという曲はよく聴く曲であるがまあ、「光モノ、バングル、ビーズ」というところか?歌詞は聴けば聴く程、米国人でなければ理解も半分くらいといった所で、なにしろ韻を踏んでいるのがずっと続くのである。きっと洒落た歌詞なのであろう。
baubles and bangles, sparkles, spangles
Loads and loads of baubles, just give me those bangles
I gotta have sparkels, bangles and beads
と、英語の達者な私にも無理である、というのは真っ赤な嘘でチンプンカンプンなのであった、残念。

Scarlet Ribbonsは私のような昔のPOPSファンなら知っているかもしれない、ハリー・ベラフォンテのヒット曲。
我が子の欲しがった赤いリボンを探し回って途方に暮れた父親であったが、朝起きたら、何と子供のベットの上には赤いリボンがいっぱいあった。という他愛のない歌詞である。彼女は子守歌を歌うようにゆっくりと丁寧に歌ってくれる。
私もそのまま寝かされてしまいそうである。

針圧の事
2020/11/11

ここの所、知り合いに「モノラル・カートリッジの使用においてどの位の針圧で使用しているのか?」と尋ねると、皆2.5g前後であるようだ。

ネットでちょっとだけ調べた所、DENONのDL-102は3g
オルトフォンの現行モノラルカートリッジは4gであった。

因みに最近、私が使用しているオルトフォンのTYPEーC、Radio Denmarkは5gである。
どっしりした音色で高音も延びがある、まあ好みの音である。

もっと凄いのがあってフェアチャイルドのカートリッジは12−18gという物も存在する。
以前、オーディオ評論家の篠田さんが試聴の時に、8gくらい掛けられないようではモノラル・カートリッジとは言えないよ、とおっしゃっていたのが耳に残っている。
50年代のオリジナル・モノラル・レコードをしっかりと当時の音を聴きだそうと思うなら、5g以上の針で聴きたいものだ。

その後の、日本で盛んに再発されたブルーノートやプレステイジのレコードはステレオの針が良いのは言うまでもない。






寒くて....
2020/11/10

なんだか、寒さが急激で身体がとても付いて行かない。
昔は、もっとゆっくりと寒くなって行ったと思うのだが、昔は夏が涼しかったので、その落差を感じなかったのであろうか。

私は夏が懐かしく、あれほど暑い暑いと言って嫌っていたのに、まだ冬も来ていないのに、すでに夏が恋しい。

熱いお茶が美味しい。
暖かいコーヒーが美味しい。


 コーヒーを かきまぜ忘れる 夏の夢

 ふくよかな 美しき夏よ コーヒー飲む 

youは何しに日本へ
2020/11/09

テレビ東京の番組「YOUは何しに日本へ」
「あの人は今」的な番組の制作により、同番組3度目の出演となった。

よく見れば、恥ずかしいね。
寅さんの台詞ではないが、吾人生「恥ずかしき事の数々」の一端でもである。

MEL TORME “AT THE CRESCENDO”
2020/11/08

MEL TORME “AT THE CRESCENDO” BETHLEHEM BCP 6020
(USA)

ナイス・ボーカルという言い方が何とも似合う一枚である。
冒頭から聴いて行くとメルが、今日はライブ・レコーディングをしていると紹介し張り切ってノリノリ。
It’s only a pepper moonから What is this thing calles love と絶好調。
途中マティー・ペイチを何度か持ち上げたり、メル・ルイスや、ドン・ファガーキストなどメンバー紹介する処も何だか上手い雰囲気である。
ラリー・バンカーと演って行くうちに、曲を盛り上げて行く雰囲気にもなっている。

1957年ハリウッドのクラブ・クレッシェンドでのライブ・レコーディングであった。
稀に見る上出来の一枚。
聴いていて、こちらもウキウキしてくる。
良い時代の雰囲気がグイグイ来る。
この場に居たかった名演奏のライブの一枚でもあった・

YOUは何しに日本へ
2020/11/06

YOUは何しに日本へ。

11月09日(月曜日)放映という話です。
よろしければ 見て下さい。

THELONIOUS MONK “THE UNIQUE”
2020/11/05

THELONIOUS MONK “THE UNIQUE” RIVERSIDE RLP 12-209 (USA)

今回は珍しいオリジナル盤である。
後発の切手のジャケも悪くないけれど、オリジナルの時代を感じさせるジャケットは風格がある。
ジャケの後ろを見ると、録音がハッケンサックとなっているのはVan Gelderの録音である。
BlueNoteやPrestigeの音とは違うけれど、かなりはっきりとした音色で気持ちがよい。

モンクのスタイルは、Be-Bopそのものではなくもっと独自性がある。
言ってみればファッツ・ウォーラーやカウント・ベイシーの後に彼が後継者として出現し、そのジャズの空間の重要性と音の簡素化が行われた。今まで日本の多くの評論家達が「シンプル」と表現していたのだが、シンプルではなく、「ジャズの骨格」を大切にし骨格にこだわったという事である。そして、それはあくまで黒人ジャズの伝統に則った、ジャズであった、という事に他ならない。
モンクにおいてはジャズの骨格がいかに重要であったかという事で、その骨格こそジャズの神髄であり、それがいかに優れた音楽であったかという証明でもあった。
我々はその事に、なかなか辿り着かなかったのである。

さて、モンクのアルバムの多くは自作曲であるが、Riversideにおける第一作目Plays Ellingtonはエリントン作品であり、当アルバムはスタンダード集である。
それだけに親しみ易い演奏でもあるのだが、そこはそれ、モンクであって彼の味わいが十分に感じさせ、決してただのスタンダードではない。

演奏はA-2のMemories of youはソロ演奏でシンプルかつ憂いを湛えた美しさに感動する。
Honeysuckle roseはファッツ・ウォーラーの得意曲であるが、モンクも随所にかつての伝統的なピアノ・スタイルを見せ、楽しげである。
聴いているこちらも感慨深いものがある。
Darn that dreamはモンクが原曲に忠実に弾き出すと、やがてペティフォードがゆったりとしかも落ち着いた音の運びで歩調を合わせると、そこに得も知れぬ美しさが広がる。
A面だけで十分に満足できるのであるが、せっかくなのでB面もちょっとだけ聴く。
Tea for twoなどもモンクとペティフォードの二人の音楽性が的を得た楽しげな演奏でウキウキする。
勿論ドラムのブレイキーはモンクの当時のお気に入り、相性も抜群である。
と言うわけで、あっという間に次々と魔術師の術にかかったように聴いてしまった。

ジャズは黒人の音楽であって、そう簡単に白人などに真似されてたまるか、と自信に満ち溢れた思いがひしひしと伝わってくる素晴らしい作品でもある。
私はジャズに親しみ出した頃から、今もって大好きなアルバムでもある。

しかし、オリジナル盤は珍しい。

Marvin Gaye の有名曲What's Going on
2020/10/30

先日の YOUは何しに日本への収録の時、収録が終わってからアメリカ人のスティーブさんと話になった時、こんな事が話題になった。

大貫妙子の例のアルバム「サンシャワー」の中に「都会」という曲があって、それがMarvin Gayeのヒット曲 What's Going onと曲がそっくりだという事で、彼が両方をギターを弾きながら歌ってくれた。
流石にギターの先生をしているという事で、大変感動する弾き語りであった。

彼が時代を超えて、こうして音楽は国を越え、時代を跨いで、繋がって行くことが素晴らしいと言っていた。
嬉しかったなあ。

音楽はともかく互いに「インスパイア」して、繋がって行く。
素晴らしい事である。

口の悪い人はパクリというのかもしれないが、そんな事を言っていると、日本の歌謡曲・ポップスは全てパクリになってしまう事にもなるかもしれないし、世界の音楽も殆どがパクリになってしまう。音楽家のスタイルなども全てパクリになってしまう。
現代のジャズ・ピアニストの殆どがエヴァンス派と言えるのもそんな感じである。
DJなどもパクリどころではない。

それでも 音楽はダイナミックに繋がって行くのだ。
いいねえ。

引導
2020/10/29

昔からの友人が来て、お昼を食べながら話をしていた時、なぜかテレビの時代劇、長七郎江戸日記。
「俺の名前は印籠代わり...」というセリフで、私が何で印籠なんだろうね、というと。
友人は「ちがうよ、引導だよ」
「なるほどね」

納得
引導と印籠では違うわなあ。

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