| THE ASTAIRE STORY | - 2021/02/11
- 年末からNHK―BSで録画してそのままにしていた映画、フレッド・アステア主演の「イースター・パレード」を見る。
ジュディ・ガーランドとフレッド・アステア主演の実に面白いミュ−ジカル作品で、当時のミュージカルの中にあっても2人の歌と踊りの芸達者ぶりに、ただただ感心してしまった。
続けて録画してあった「バンド・ワゴン」を見る。 なんと1953年という古いが、アメリカではかなりヒットしたミュージカルらしい。 なにより面白かったのは出だし、落ち目の往年の大スターのかつて使用したトップ・ハットとステッキがオークションに掛けられ5ドル・スタートながら50セントでも売れず、司会者が「幾らでも」と言う、見ている私も思わずひどい扱いだと怒ってしまいそうなシーンがある。それでもアステアは満足したのだろうか?と心配してしまった。 兎に角、当時の映画の色の明るさ、色の綺麗さ、赤や黄色の鮮やかさ、いやかつてのアメリカのフィルムの凄さに感心してばかり。 おまけに、美人女優のエバ・ガードナー本人がちらっと出て来て楽しませる。 ストーリーが面白いが途中の台詞「演劇は感動し、刺激し、楽しませる」という演劇論まで披露。 勿論 踊りの素晴らしさは群を抜いている。 アステアはそれほど美男子ではない、むしろ猿のような顔立ちであるのだが、そんな心配も画面を見ている内に徐々に引き込まれ、いやこれぞハマリ役 これぞ世界一の良い男となってしまう。 この頃、アステアは既に54歳、それが年齢を感じさせない踊りと歌に只々感心してしまったのである。
さて、話は変わって、私のアステアのコレクション。 アステア・ストーリーというボックス・セット。 布の表紙が付いたアルバムで4枚組のLPに何枚かの写真などが付きナンバー入りの特別セットである。 勿体なくて、ほとんど聴くこともなく、時々気が向いた時に棚から取り出してページを捲り写真など眺めているだけ。 聴かないのに何故か大切にしている、私の生涯のコレクションである。
映画を見たついでに、アルバム・セットを眺め、これから、昔のアステアの映画をもっと見ようと決心した私であった。
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