| PACO DE LUCIA “FRIDAY NIGHT IN SAN FRANCISCO” | - 2022/03/01
- PACO DE LUCIA/ AL DIMEOLA/ McLAUGHLIN “FRIDAY NIGHT IN SAN FRANCISCO” CBS/SONY
25AP2,035 (JAPAN)
アメリカ盤オリジナルではなく、これは日本盤である。 だが、どうしても書いておきたい、それは こんなにも良いアルバムを放って置けなかったから。 レコードにはSampleのシールが裏に貼ってあり、ジャケットの中にジャケ写真の小さいのが入っていたので、なんだかちょっと嬉しかった。
1980年の師走、ギターの名手3人が揃った名盤である。 演奏を聴くと、このアルバムはパコの為に作ったようなものである。 A面の「Mediterranean Sundance」は、圧倒的に凄い。 感心している内にどんどん演奏は進み、あっけに取られている内に終わってしまった。もちろん次の曲のマクラフリンとアル・ディメオラも良い、が、A−1の演奏は え? え? となって、もう一度針を乗せる。 そして、又乗せる。という事を繰り返してしまうのだ。 猛烈なスピードで弾いているのに、それが鬱陶しくない。 スペインの哀愁がそこはかと漂い、みんなは只管パコを持ち上げているのである。 私は只々、感心、感動、唸ってしまうだけ。 勿論、他の二人だって悪いはずがない。パコが目立つだけである。
パコのギターは良い。 Pedro Iturraldeと共演したFlamenco-Jazz(Saba)では、20歳になったかならないかの青年であるが、音楽はスペイン系だがはっきりとした見事なジャズを聴く事が出来る。 この時のアルバムはジャズ・イン・ザ・ワールドというシリーズであり、世界の音楽とジャズの融合が主眼であったのだが、そのシリーズの中でも代表的な作品となったのである。イトゥラルデのテナーも抜群で、言うも言われぬ哀愁のある好演奏であった。
しかし、このスーパー・ギター・トリオ。 良い演奏である。 それに、日本盤も音が良い。
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