HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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スイングジャーナル休刊
2010/05/18

よくレコードを購入して下さっているお客様からメールが来た。SJ休刊でショックを受けたと。
と同時にスイングジャーナルからもメールが来た。

「ビ・バップを聴いてその魅力に惹かれた先代社長の加藤幸三は...。
本場のファンを凌ぐとも言われるジャズ・ファン数を誇る我が日本。
その中で中心的役割を果たし,また愛され続けてきたことは,本誌を引
き継いできた社員全員の誇りであり,皆様から頂戴した勲章だとも思っ
ております。」

私がジャズを聴きはじめて40数年前、案内書として教科書として、また時にはゴシップとしても、私を導いいてくれたSJは、なくてはならない手引きであった。
社会人になっていたが一度、SJ会社に入りたくて応募した事もある。
毎月欠かさずに買った。沢山貯まった雑誌が部屋の邪魔になり処分する時の淋しさは今でも忘れない。

約10年前私が店を開いたとき、この雑誌に広告を載せる事が嬉しくて、自分でも大層満足した。だから数年間年間契約した程である。
しかし私の思い入れに反して、雑誌による集客力ははかばかしく無かったことは大いに失望した。毎月1万円のビルの袖看板の方がよほど効果が高かったのである。
彼らが言う所の、中心的役割はバブル崩壊と共に終焉を迎えたいたかもしれない。

以後、SJの広告掲載は飛び飛びにした。

新社長になってからの、SJの内容の乏しさは有名である。
広告もヌード写真のレコード会社のものばかりが目立ち、記事も美人のボーカル写真ばかり、あるジャズマンが自費で出したレコードの記事を載せてくれと言ったら高額の広告費を出せと言われたとか、自分達で記事を探しに出ないとか、悪評は多くなる一方であった。記事もレコード会社の主導で作られている事は読めば伝わる。
公称10万部、実は5000部等と陰口が出るほどの雑誌。

1年も前からもはや時間の問題とささやかれ、3月には6月休刊と噂は広がっていた。

私達のマニアの成長と共にこの雑誌は成長する事もなく、そのままの状態で今に至る。今も50年も前のレコードや死んだミュージシャンを取り上げてどうする?。少なくともジャーナルという単語が付く雑誌であるなら、ジャーナリズムの一端は見せて欲しいのが読者の気持ちであるが、その片鱗すらなかった。ここ数年いや、10年はもはや死に体の雑誌だっとも言える。

ひとえに経営者の責任である。聞くと現在の経営者は先代と違いジャズに興味がないらしい。自分の金を注ぎ込んでも続ける気持ちもないらしい。
こういう仕事は興味がなければ止めたほうが良い。読者に失礼だ。

むしろ今まで買って頂いた事のほうが不思議であろう。
私達は、広告雑誌ではなく、今を伝える健全なジャーナリズムとしての雑誌を望んでいるのである。

しかし、淋しいかぎりである。

牛の病気
2010/05/15

宮崎県の口蹄疫。
ニュースを見ているとさかんに「食べても人には全く無害です。影響はありません」とアナウンサーが執拗に言う。重大な問題の時に、こんな事ばかり言うか?何か裏があるぞと思い、約1時間あまりも忙しい仕事のさなかにネットで検索。便利な世の中だ。

あるブログに行き当たった。

以下、抜粋で掲載させてもらった。(問題があったらお知らせ下さい)

「県も、保健所も、獣医師も、JAも、市町村も、休みなしで必死になって頑張ってます。保健所の友人はGWどころか、発生からずっと休み無し、6〜21時の重労働。爪は割れ、消毒剤で手の皮膚が爛れ…  。それでも必死になって戦ってます。
それでも全然処分が追い付かないんです。 今、処分対称の10万頭のうち、20日間で処分が終わったのは1万頭にも届きません。今1日の処分頭数が千頭。毎日発症する頭数の方が圧倒的に多いんです。 感染した牛は毎日10億個、豚は5兆個のウイルスを撒き散らします。 感染拡大が止まりません。
4月末に発症した友人の農場では、今のペースでは5月内に処分出来るかどうかと言った所です。 全て殺されてしまう。

それでも弱れば排出するウイルスが増える。だから、殺されるのがわかってても、毎日餌をやり、ビタミンをやり、あらゆる手を尽くして少しでも牛を健康に保とうとしてます。
でも、農場全ての牛に広がり、弱い子牛から次々に弱り、死んでいきます。
死んでも処理業者も出入りできないため、死体の上に大量の石灰を乗せても、腐敗し異臭を放ち始めそれでも親牛は自分の子を一生懸命舐め、石灰を落とそうとします。

消毒剤の不足から、本来は牛に使わないような強い薬を大量に毎日浴びせられ、牛は毛が抜け、ぼろぼろになっていきます。そんな中で、自分の家族同然の牛を殺す事も出来ず、飼い続けなければならないんです....」

切な過ぎる。
ここでこそ政府は、力とスピードを示して欲しい、と切に願う。
天災ではなく人災にならないように祈る。

追記
テレビで、口蹄疫に掛かかり横たわった親豚のお乳を必至に咥えている子豚が映っていた。可哀想で見ていると泣けてくる。
大臣は自分の事として考えてくれているのだろうか?こんな事を言ったら失礼だな。はい。

JIMMY HEATH
2010/05/14

JIMMY HEATH "THE THUMPER" RIVERSIDE 12-314 入荷。
昔、廃盤として大した評価が無かったのに、近年評価を上げたレコードがある。例えば、JOHNNY GRIFIN の DO NTHING TILL YOU HEAR FROM MEのような。
今回のもそんな一枚。

JIMMY HEATHのテナーの他、CURTIS FULLER(tb),NAT ADDERLEY(cor),WYNTON KELLY,PAUL CHAMBERS, ALBERT HEATH等、59年の3管編成のハードバップで好演奏である。
彼はアレンジャー、ソリストとして卓越した才能があるが、ほとんど知られていない。だが演奏を聴けばその才能を知ることが出来る。
ぜひ、聴いて欲しい一人なのだ。

最近、本当に見なくなったレア盤である。

AMM
2010/05/13

AMM "THE CRYPT" MATCHLESS RECORDS MR-5 (2LP) BOX 入荷。

この作品、ジャケットを見ると、当時のポップ調か漫画調で、吹き出しも付いているが台詞がない。ちょっとナヨッとした音楽かと思わせる可愛いジャケットなのだ。
ところがドッコイ、いやこの演奏は凄いのなのって。

何か凄いかというと、通常フリージャズは結構、神経質で緊張感いっぱいの演奏が多いが、こちらは大迫力なのである。
工事現場で録音したか、はたまた機械工場の忙しい最中に機械を持ち込んで録音したか?と思わせる力強さがここにはある。
工場で働く人々の賛歌か、はたまた革命かと思わせる、腰の据わったアナーキーさなのである。初めて聴いた時、あまりの迫力でぶっ飛んだ。
演奏は68年だが、当時の英国の中にあっても独自というか個性的な音楽で、どの範疇にも入れられない面白さがある。
なぜか発売になったのは80年になってからという晩生で、しかも、猛烈なレア盤なのだ。ま、売れなかったのだ。

どのくらいレア盤なのかというと。当時、私は買い逃した。その後、一生懸命に探し、発売3年後くらいにも関わらず1万5千も出した記憶があるからだ。それを考えると今の価格なんて安いものだ。

今改めて見ると、いいジャケットだ。

困ったとき
2010/05/12

困った時の、私の口癖「こまった、こまった、こまどり姉妹」。

そんな事で。こまどり姉妹には世話になっている。いや、なってないか。
昨年、こまどり姉妹の映画が出来て新宿でもやっていたので、見に行こうと思っている内に、映画の上映が終ってしまった。
ま、その内にまた来るだろう。

その、こまどり姉妹の話。
 学校は小学校時代も含めて2年半しか通ってないという所、昔の人の話で「半」という所が可笑しい。
 昭和30年後半だったか「ソーラン渡り鳥」が大ヒットでNHK紅白歌合戦に出演した時、紅白は出演料が無いので車代として全員一律3万出たが、美空ひばり一人だけには30万が出た話。
 その頃ヒットの連続で、年間2・3億も稼いだはずなんですが、あのお金は何処へ消えたのでしょうね、とつぶやいた話。
 ファンに刺されたり、ガンの闘病生活などで、家も財産も徐々に売り払い、最後は家賃3万5千円のアパートに住んだ話。
 70過ぎてもいまも厚化粧と開き直るところ。

とにかく波乱万丈で、今となっては面白い。
本音な所がいい。演歌はリアリズムだから。
映画、見に行かなくちゃ。

みつばち
2010/05/11

以前、ミツバチが大量に逃げ出しているニュースがあった。

数日前のニュースでは、どこかの観光でやっているランセンターで、キンリョウヘンというランがバか売れで、在庫切れでうれしい悲鳴だそうだ。
理由はニホンミツバチがこのランが好物で、鉢植えにして置いておくと、寄ってくるのだそうだ。
この事は、実は昔からランの栽培マニアの間では当たり前の話でもあり、ランとしてはそれほどの価値があるものでもないので、大した商品にならなかったようだが、最近、ミツバチが寄ってくる話が急に広まり、養蜂家からのオファーが増えた。
ミツバチの中でもニホンミツバチだけが反応するようで、巣箱のそばに鉢を置くと、誰でも簡単に捕獲できるそうだ。
ニホンミツバチは日本人的で性格も温厚で飼い易い、それに比べセイヨウミツバチは気が荒いので刺されたりして大変そうだ。

面白そうだ。
新宿でやってみようかな。

柔道の女子選手
2010/05/10

よく知らないが、柔道のある女子選手が今度、民主党から参議院に立候補。
テレビとかスポーツ新聞が騒いでいる。

○○でも金。
ママでも金。
で有名らしい。
朝、隣の親父が呼んでいたスポーツ新聞に、「議員でも金」と書いてあった。

違うでしょ、
「政治では金(かね)」でしょ。

荷物
2010/05/09

GWに間に合うように店に並べるはずであったレコード、遅れに遅れ、ようやく店に並ぶようになった。
遅いなあ、ウチは。

リストの準備もしないといけないし、忙しい。

うなぎ
2010/05/08

テレビのニュースを見ていたら、鰻の完全洋食ではなくて、完全養殖の実験が成功したと言っていた。

「人工孵化(ふか)したウナギを親まで成長させて、子世代、孫世代の稚魚を誕生させる、完全養殖に世界で初めて成功したと独立行政法人・水産総合研究センターが発表」していたようだ。

ウナギほど日本人に親しみがあって、沢山養殖もし輸入もしていながら、これほど生態のわからない魚も珍しいらしい。なんたって、山の中の川から、3000キロも離れた太平洋それも深海にまで行動が及ぶ壮大な人生を持った魚なのだ。それも食べたら美味しいときている。
素晴らしい、魚人生だ。

テレビでも解説者の一人が「中学時代に先生がウナギの孵化ができたらノーベル賞をもらえると聞いた」と関心していたくらいだ。

そういえば、20年以上も前だったか、ハワイでウナギの養殖事業の話が持ち上がったらしい。それが州議会か市議会か忘れたが、議論されたのだが、「ウナギは蛇だ。ハワイには蛇がいないので相応しくない」という事で否決された、と現地で聞いた。
ハワイではウナギとヘビの区別がついていないのも驚いたが、日本人はヘビを食べる下等な人種かと思われた事もショックで暗澹たる気持ちになった。

そういえば、その研究者はノーベル賞をもらえるのかな?

飛行場
2010/05/07

沖縄の基地で思い出した。
飛行場の問題。

以前、空港周辺の騒音問題が起きていて、周辺住民への配慮やら補償問題などで大いに荒れた。
私は興味を持って調べた事があって、その時ちょっと違和感を持ったのだが、最初は空港以外は何も無かった。少なくとも住民は居なかった。
その後、そんな場所なのに、わざわざ周辺に人が住み始めた。その内に騒音で補償しろという事になった。住めない場所に住んで、補償しろと。
その時にマスコミも時の政府叩きの材料に使った。
実に不思議な状況だった。

やがて、夜間の飛行禁止。
そう、深夜どこかの飛行機に緊急事態があっても空港はオープンしない。
落ちてくれ、という世界に類を見ない珍しい、冷たい人間性を持った国になった。世界で24時間空港を使えない国は日本以外に無い。

沖縄の基地周辺もたしか最初、人は住んでいなかった。大戦の後だから。
それがいつの間にか、住む人が増えた。
そんな場所だからそれはそれは大変であろう。
大変さが伝わってくる。

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