HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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確率
2011/08/30

以前、何の雑誌か忘れたが読んだ事があって、原発の事故は1万年に1度の確率だと書いてあった気がする。
余程安全なのだろうと思った記憶がある。

所が、原発の事故は86年のチェルノブイリに続き2011年のフクシマと大きな事故が2回も起きた。
小さな事故など両手で足りない。

確か、その時に一緒に読んだ内容に、当時飛び始めたボーイング747(ジャンボジャット)も同様にいかに安全かと書かれていた。

何だか方向が、開発や販売重視でかつ国の指導者たちに都合のよい時には、何がなんでも、風の向いている方向に向かざるを得なくなってくる。
市民には何とでも言いたい放題で、誘導するものである。
また、我々もそういう威勢の良い言葉で聴けば気持ちが良い。

そうやって、人間社会は、いや日本は成長してきたとも言える。
それが宿命なのだろうか?
考えると切ない。

CM
2011/08/29

新宿を歩いていると、山田電機の大きな電光掲示板からコマーシャルが流れている。
複数の若者がボランティアで明るく働いている内容で、若者よイザとなったあなたたちの力が必要だ。そのためにも普段から救命の講習に行ったり、ボランティアをして頑張って下さい、というもの。

なかなか社会の為を思ってこんなCMを流す人はいるものではないと、思わず立ち止まって感心していると、エンディングになると画面に大きく東京電力!。

いやいや、大変危険は放射能を福島の土地にばらまいてシカトしている加害者が、被害者にお説教できる立場とは、巨大な力を持った企業が羨ましい。





空間認識能力
2011/08/28

空間認識能力などと漢字で書くと、凄い能力のように思える。
何のことはなくて、地図を読み取る能力のことである。
最もらしい単語にしてある所が学問である。

確かに、車でどこかに行こうと思って地図を見てもどうしてよいか判らない人は女性に多いとされる。
男にはそういう人は少ないらしい。
地図をみて多分、地形や景色が想像出来ないのだろう。
結局は子供頃からの歩き回った遊びを通した訓練であろうか。

私は個人的にそういう能力はあると思っているが、地図も不要とばかりに旅をして歩く人もいる。
以前よく一緒に買い付けに行った近所のレコード屋は凄かった。
地図もメモも何も一切なくて、あっちだ、こっちだと歩いて、ヨーロッパ中を旅して廻るのには恐れ入った。
流石に私が忘れないように地図に記入しようとすると、覚えた方が賢明だというのには閉口した。

本屋さん
2011/08/27

最近の大型書籍店では立ち読みが許されていて、椅子といってもストールだが、そのストールがわざわざ置いてある。
休みの日など、みなさん堂々と座って読みふけっている。
良いね。

でも、その店では、買うときは他人が読んだ本を買うのか?
ならば古本価格にして欲しいな...




好きな曲
2011/08/25

今日、大阪から来られたお客様と音楽の事で話が弾んでしまった。

好きな曲が「My Favorite Things」と「When You Wish upon a Star(星に願いを)」なのだとか。
ロマンチックな方でした。
自分のお葬式の時に、My Favorite Thingsで送ってくれと、奥様に言ってあるそうだ。

世の中にジャズやクラシックをはじめ、音楽好きはたくさんいる。だがお葬式の時にこの曲で、と言える人は少ないのではないだろうか。

やっぱり人は好きな曲があると良い。彼はきっと、お葬式の始まりはルイ・アームストロングの「星に願いを」で始まるるのだろうか?
My Favorite Thingsは、やっぱりジュリー・アンドリュースなのだろうか?等と考えてしまう。羨ましい話であった。

星に願いを、は戦前のディズニー映画のピノキオである。私も子供の頃映画館で見た。当時はアニメはアメリカが一番だった。ピノキオとおじいさんの切ない話だ。
この曲は、その後ジャンルを問わず幾多のミュージシャンが歌い、演奏している。

My Favorite Thingsはミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」からだが、私などジャズ派の人々はコルトレーンの演奏で好きになった人が多い。
最初はミュージカルの曲等と知らずにいた。
考えると、コルトレーンはチム・チム・チェリーなど、ミュージカルの有名なこういうのが好きだったのだろうか。
ジャズの前衛であった彼が、ミュージカルのビデオなどを家で見ていたと思うと、ちょっと違和感がないわけではないが、まあそれも良いかもしれない。
音楽の良さには境がないということで。

Louis Armstrong ;
http://www.youtube.com/watch?v=ZjvwKaAa-fE


出版
2011/08/24

先日来られたお客様、本を持って来て見せてくれた。
何の本かと思ったら、ご自分のブログをそのまま本にしてくれる会社があるのだとか。
一冊だけの自分の本。
いいなあ。

お茶
2011/08/23

昨日来られたお客様と、最近の子供たちは日本茶を飲んでいないらしいという話になった。
その話によると、急須でお茶を入れて上げると、茶碗の中を覗き込んで不思議そうな顔をしたり、これ何?と尋ねるのだそうだ。
家でお茶を飲まないのか?と聞くと、お茶はペットボトルでしか知らないようだ。
きっと家庭でも食事の後にお母さんがお茶など入れてくれなくなったのだろう。

いや、なんとも日本が遠のく話である。
最近の主婦たちは急須でお茶など入れないのだろうか。じゃ男が入れろと言われそうだ。私は入れているけど。
考えてみると、すでにお茶はペットボトルで買う時代になったのだろうか、とちょっと暗澹たる気持ちになった。
確かに急須でお茶を入れるのは面倒と言えば面倒だ。

そういえば今の子供たちの母親と言えば40代。彼女たちの年代は企業では女性にお茶汲みなど封建的と言われ、反対運動が大いに盛り上がり、お茶汲みが廃止になった時代である。
ちなみに、それによって私が仕事をサボって喫茶店に行く回数が増えた。それは置いといて。
まさか、そのまま家庭の中にまでお茶汲み反対の意見を持ち込んでいたとは思わなかった。
オジサン心配になってしまった。
大丈夫かな、日本?。

LEE KONITZ - WARNE MARSH
2011/08/21

LEE KONITZ - WARNE MARSH "LEE KONITZ WITH WARNE MARSH" ATLANTIC 1217
入荷。
と言うより、ちょっと前から入荷。

このレコードは個人的に非常に好きなレコードである。
まず、ジャケットが良い。
私がジャズのレコード・コレクションを始めた最初の頃、このレコードの再発盤はマーシュが左手に持っているタバコが写っていなかった。それを友人に指摘され必死にオリジナル盤を探したのである。多分今でもCDなどの写真にはタバコが写っていない物があるはずである。
苦節○年、オリジナルを入手した時の感激は今だに忘れ得ないのである。

ジャケットは、二人の初々しい頃の写真のコーティング・ジャケット。
確かに、マーシュのタバコを持った手が切れてない。
当時二人は28歳、トリスターノ学校の新進気鋭の優等生の二人である。
アトランティックという会社がわざわざ遠くまで撮影に行くはずも無いので、ニューヨークにある会社の近くの公園ででも撮ったのであろうか。
しかし写真の出来は素晴らしく、険しいジャズ道の山道を行くかのような印象を見る人に与え、そのちょっとした休息のひとコマなのであろうか、サックスを首から外すことなく草むらに座り、コニッツは岩に寄りかかり話を始め、マーシュは煙草に火をつける。コニッツは楽しそうに笑い、マーシュは膝を抱えて座っていて、恥ずかしそうにニヤッと笑いながら時々思い出したように煙草を吸う。
二人でフレーズについて話し合いでもしたのであろうか。
ああ、正に切り取られたジャズの青春の一コマである。

コーティングされた事により、非常に生き生きとした雰囲気が伝わる見事なジャケット芸術である。

1曲目のTOPSYから汲めども尽きないイメージの中から素敵なフレーズが連続した二人のコンビネーションは完璧である。
共演のビリー・バウアーのギターも素晴しく、サウンドに耳が釘づけになってしまうプレイである。
参加した全員がジャズの未来に向かって高水準な演奏が行われたのである。
稀に見る素晴らしい演奏である。

最近、ジャズの人気がハードバップ一辺倒になってしまった。
この辺りのアトランティックのレコードにおけるコニッツ関連の作品もお聴き頂きたい。良い勉強になると思う。

パイナップル
2011/08/19

昨日、買ってきたパイナップル。

冷蔵庫に入れていて、今日食べようと思いふとタッグを見るとこんな事が書いてある。

「パイナップルはバナナ、メロンなどと違い、収穫後に時間をおいても熟しません。」
出来るだけお早めにお召し上がりください。

何日か置いても甘くなる事がないのだ。
そういえば、桃も収穫後は糖度が増す事はないのだそうだ。ただ柔らかさが出るので、食べやすくなる事で、そういう錯覚で美味しいなのだとか。
面白い。

脱走
2011/08/17

…久々に脱走のニュース。
2・3日前のニュースで少年院から鉄格子を一本切って、少年が脱走したと言っていた。
アメリカ映画なら実話に基づいた話では良く見るのだが、日本では脱走とは珍しい。
そのニュースを聞いた時、思わず吉村昭の「破獄」という本を思い浮かべてしまった。
大好きな本だったので、よく覚えていて、興奮して読んだ。

戦前の実話。
主人公は殺人罪で無期懲役になり刑務所に送られる。
その途中列車から脱走、その後刑務所からも脱走。
そしてあの、脱走は不可能と言われた難攻不落(?)の地獄の網走刑務所から脱獄するのである。聴いただけで思わずドキドキ。
それでも懲りずに、主人公は、続いて札幌刑務所からも脱獄。
見事な脱獄である。
話はこんな感じであったと思う。
愉快痛快、思わず応援の大活躍。

彼はその後、ある人に出会い、刑期を全う。
心の琴線に触れた人に出会ったのであろう。
脱走とは鉄格子を破ることではなく、その状況から逃げたいのである。
その人にとっての自由なのである。

それをニュースで聞いた私たちも、本来の罪を忘れてなぜか応援したくなる。
不思議だ。



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