HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。
  
| JIMMY FORREST | - 2011/09/27
- JIMMY FORREST "NIGHT TRAIN" UNITED RECORDS NO.002 (LP) USA
さて、面白いレコードの入荷である。 このレコードは気取ったジャズ・ファンにはあまり興味が無いのかもしれない。 しかし、ソウルミュージックのファンには超が付くレア盤である。 なぜなら、あの60年代のR&Bから70年代のソウルミュージックのシーンの先駆けとなった音楽こそ、52年にヒットしたこれ、ジミーフォレストの「ナイト・トレイン」だったのである。ヒットすると即、多くの黒人ミュージシャンが追随してこの曲を発売したのである。
今聴けば、粗削りである。しかし、音楽の出発点として全く問題は無く、実にソウルフルな良い曲である。 ポップス・ファンにもお奨めの歴史的な作品なのである。 ジャケットは、暗い青い夜の中、月明かりに照らされた平原を汽車が近づく実に黒人ミュージックなイメージの先駆けで、手前にサックスの絵がある所など、微笑ましい。 UNITED RECORS COMPANY現在のUNITED ARTISTとは全く関係がなく、会社を閉めた後はSAVOYに権利を譲ったということである。
歴史的にも興味深いので、ちょっと取り上げて見た。
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| かりんとう | - 2011/09/26
- 昨夜、店のカウンターの下を見ていたら、カリントウの袋が3つ出てきた。
全部、食べ残し。
開けてまとめて一つにして、食べた。 朝、店に来てカバンを開けると、残ったのが出てきた。 オレはずーっと持って歩いていたのか? 小さいな。
「秋彼岸 苦きコーヒーに かりんとう」
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| 領土 | - 2011/09/25
- 隣国との国境問題がある。
尖閣列島など日本の領土なのだから、さっさとコンクリートで港とか、基地を作るとか、電波塔を作るとかしたら駄目なの?
実効支配ってそういう事ではないのかな? 旗を立てた方が勝ちって、韓国の竹島などを見ていると思ってしまうが、日本は騒いでだけいて、結局相手に何かを作らせるように持って行くように見えるが....。 そんな国のリーダーって、本当にリーダー?
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| 曼珠沙華 | - 2011/09/24
- お彼岸ゆえ、新宿でも空き地や庭に目にする彼岸花。
このあたりの狭い土地では1本づつか2・3本だが、それでもすっくと立ち上がっている。 夏が終わると、その時を見透かしたように、すっくと立ち上がり花を着ける。 すっくと立つところが良い。
人も、心のわだかまりを忘れて、すっくと立ちたいものだ。
「根には毒 うらみつらみの 彼岸花」
あれ、忘れてないな、あの時の事。
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| かりんとう | - 2011/09/23
- この前、下のセブンイレブンでかりんとうと買ったら、396円と言われた。時々買っているが、薄い袋入りなので、こんなに高かった事もないので、値上がりしたのか?おかしいなと思ったものの、まあいいかと思い買って帰って食べた。
今日も同じカリントウを持って、レジに行くと、198円。 今日は安いなと思いながら、買って帰って食べた。 安いと、あっという間に食べ終わる。
だが、同じ商品なのにオカシイとよく考えていたら答えが出てきた。 198 X 2 = 396 という事はレジのお兄さん、レジを2度打ちしたんだな。 僕って頭が良い!
理由が解明してほっとした。 って、下らない事に頭を使って喜んでどうする。
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| LOUIS SMITH | - 2011/09/22
- LOUIS SMITH "HERE COMES LOUIS SMITH" BLUE NOTE 1584
入荷
このレコードを見る度に思い出す。 10年程前に買付に行ったスェーデンのある街のレコード屋にこのレコードの美品が飾ってあった。中古店としては見栄えのある見事なデコレーションである。 私が売って欲しいと望んだところ、笑顔になり、うやうやしくこれを壁から外した店主がレジに向かいながら背中越しに言った。 「この中にBack Shot La Funck、というミュージシンがいるが、これは誰の事だ?」。 試験問題を出された。 答えないと売らないとニヤニヤしている。もちろん日本人マニアにはこんな初級問題はキャノンボールだと誰でも知っているのだが、私も勿体付けて、わざと難しそうな顔をして、「キャノンボールと」人差し指を立て答える。 彼もまた人差し指を立て、「ライトゥ!」。 嬉しそうに、レコードを渡してくれた、2割位お負けして。 あの頃はまだこうやってレコード探しするのも余裕があって楽しかった。
さて、ライナーによると、1931年テネシー生まれで、スカラシップで高校、大学へと進んだらしい、という事はなかなか頭の良い少年だったのだろう。数枚の作品を残しただけで大学に戻ってしまったのも判る。 頭が良いだけでなく、トランペットの才能もあった。色々なバンドで経験を積みながら、58年このレコードをトランジションレーベルに吹き込んだ所、ブルーノート社が気に入ったのかこの権利を買い、ブルーノートで発売されたものだ。なるほどトランジションらしくバラードが散りばめられている。
ジャケットにはなぜか、中国カンフーのようなシャツとズボンと靴を身に着け、座り込んでトランペットの朝顔を床に付けて、ニヤッと笑っている。彼こそ「カンフーマン参上」ならぬ「ルイス・スミス参上」と行きたかったに違いない。こういう舞台設定が良い。
演奏は勢い込んで聞かなくても良い。 ゆっくり、ゆっくり聞かれたい。 実にストレートなジャズで、かつ上品である。 1曲目の「TRIBUTE TO BROWNIE」ではブラウニーを意識したのも頷ける好演奏である。キャノンボールとの相性も上々。2曲目のスローなブルースも、B面の「STAR DUST」の扱いも、哀愁とムードに注意した好演奏で、彼が一流であることを証明している。 50年代ジャズを代表する良い作品である。
ブルーノートの音は暗くて、かつ元気があって、それが風情になって良い。 「暗い音色」が風情とはオカシイかもしれないが、日本人に合う音である。
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| STELLA BROOKS | - 2011/09/21
- STELLA BROOKS "STELLA BROOKS" DISC 620 78 3SP-SET
入荷
非常に珍しいレコードで、3枚の78回転SPが入っている、いわゆるアルバムである。レコードの事をアメリカではアルバムという人がいるが、この形式こそがアルバムの由来となった。 このレコード、ジャケットがDavid Stone Martinのデザインによるところが素敵。
ステラ・ブルックスの事はあまり知られていないし、当時のアルバム故、ライナーノーツも着いていない。 1910年に生まれ、子沢山で再婚した母親から孤児院に入れられ、8歳くらいから歌を歌いだし、サンフランシスコなどで30〜40年代に大人気で、ホワイト・ビリー・ホリデーと言われた事などはネットに出ている。50年代には忘れ去られた存在だったというから、日本には入ってこないはずである。 だが、歌は当時のジャズボーカルそのもの気怠さをもった良い雰囲気で、とても良い。しかし、このレコードの事はあまり情報が無いのだが、彼女のヒット曲「A Little Piece of Leather」「As Long As I Live」が収録されているのが嬉しい。 ピアノをジョー・サリバンが担当しているのもホッとさせてくれる。
マニア向けの好アルバムである。
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| EIRC DOLPHY | - 2011/09/20
- ROY PORTER - CHARLES MINGUS "THE STORY OF LOVE" REX HOLLYWOOD 28002
USA (78 SP)
ERIC DOLPHYというタイトルにしておいて、本人が出て来ない。 これは1949年にハリウッドで作られた78回転SPである。 ドルフィーが演奏に参加したと言われるSPである。 片面にCHARLES MINGUSの「THE STORY OF LOVE」が入っていて、片面にROY PORTER 「DON'T BLAME ME」が収録されている。 ドルフィーはミンガスの一員として参加している。 ただし、ソロは取っているのか良く分からないが、人によっては、いや、ちゃんと分かったと言う立派な耳の方もいて、なんとも言えない。 だがコレクターに取ってそんな判ろうが判るまいが、ここにドルフィーがいて演奏していたというだけで、たちまち彼の雄姿が脳裏に浮かび、溌剌として周囲にも気を遣いながら演奏している、彼の姿が見えるのである。 大変重要な作品なのである。
ただ、ドルフィーの初期における参加曲としては、これとサヴォイ盤とノックアウト盤という3つのSPがで有名になっていて、どれもコレクター泣かせであるが、特にノックアウトはレア過ぎて、入手困難で皆ノックアウトである。 そのうちに、当店にも順次入れたいと思っている。
因みに演奏者は、 John Anderson, Buddy Childers, Hobart Dotson, Eddie Preston (t) Jimmy Knepper, Marty Smith, Britt Woodman (tb) Eric Dolphy (as, fl, cl) Jewel Grant, Art Pepper, Herb Caro, William Green, Gene Porter(reed) Russ Freeman (p) Charles Mingus (b) Roy Porter (dm) となっていてる
SP故に、ラベルの写真を掲載した。
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| ある猫の死 | - 2011/09/19
- 22年生きた猫が亡くなったと連絡をもらった。
最後は水も飲まなくなってうずくまったまま、死んでいったという事であった。 動物が老衰で全うすることは大変に立派な事で、死んでいった本人はいうに及ばず、飼っていたいた家族にも本当に素晴しい事である。 だが家族には悲しみはいつまでも残る。 せめて、家族の腕の中で死んでいった事が救われる。
この猫は、子猫の時に車のエンジン部分の中になんと、2日間も居て、近所の人から声がすると指摘され、何度もボンネットを開けても見つからず、遂にエンジンの横の狭いところで発見された歴史を持つ。 エンジンの熱で焼け死ぬか、運転中に道路に落ちて死ぬかという、どうにもならぬ所から飼い始めたので、殊更に縁を感じていた猫であった。
非常に美しい三毛猫だと言っていたが、それは今日だけは否定しないでおいた。
奇しくも、自分の母親の命日だったという。 きっと、お母さんがお迎えに来てくれたと思います、と言っていた。
聞いていて、思わず寒気がした。 本当かも。
夜遊びの 猫戻り来ず いなびかり
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| 雨 | - 2011/09/17
- 昨日の夜、急に雨が降ってきた。
不思議な事に、雨が降り始めの埃臭さが漂ってきて、久しぶりにこんな事があるものだと感心。 昔の私がいた家の造りだと隙間だらけなので当たり前だが、最近の家は気密性が高いのに、臭いがしてくるとは不思議ものだ。
雨の降り始めの臭いに猫が気づいたのか、怪訝な顔をしている。
夜遊びの 猫戻り来て いなびかり
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