HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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レコード。ガイドブック
2024/06/07

店の本棚を見ていたら、レコードのガイド・ブックというのか、細かいジャンル別に膨大な本があった。
クラブジャズだの、ボサノバだの、ちょっとのジャンルを取り上げてこれが名盤と銘打ったガイドブック。

今見ると、まったく不要な本。

だが、当時はそういう本を見てレコードを買っていたんだよね、みんな。
結局、薄っぺらな知識だけに終わったんだよね。

思えば、日本のこういうブームに乗った本を作ったとて、今見れば、作家の軽薄さが透けて見えるだけだ。評論家たちもそう。

そもそもジャズの面白かった時代と言うのが50ー60年代が中心なのだから、今更何をかいわんや。
評価の定まった作品で商売しないでほしい。
ジャズ評論家もないもんだ。


通販リスト
2024/06/06

本日、通販リスト更新しました。

トヨタ 不正じゃないんじゃない?
2024/06/05

ニュースでいや、バラエティ番組で、トヨタ等不正、不正と騒いでいたけど、あれ見た時に、一瞬、これって国交省の嫌がらせ?
って思ったよ。
だって役人の考えが見えたから、

最近の役人のメーカー苛めじゃない?
豊田側の話が出ていたけど、より厳しく検査したんだと言っていたよね。
所が国交省は規則通りにやってないから犯罪だと。
ユーザーのより安全の為の、国の基準よりより厳しくして検査したのが、国の通りにやっていないから、違反だと。
芸能人などコメンテーターも大喜びでトヨタ叩きに終始していたから、おかしいよね。

訳わかめ。

庭の百合の花
2024/06/04

庭の百合の花が咲いた。
白い、てっぽう百合。
白いって、テッポウ百合は白いものだ。

昔から言う。
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花。

スッと立った姿は、素敵である。

通販リスト
2024/05/25

本日25日 通販リスト更新しております。

PAT O’DAY “WHEN YOUR LOVER HAS GONE”
2024/05/21

PAT O’DAY “WHEN YOUR LOVER HAS GONE” GOLDEN CREST CR 309 EP

ちょっと珍しいEP入荷。
今回は7インチ盤であって、しかも裏ジャケの上部に大きくD.J.COPYと書かれていて、しかもその下にNot For Saleと但し書きがある。
そして、更にその下に、(Grooves are closed at end of each selection,will not play in automatic sequence.)
と記されている。
すなわち、溝は曲毎に終了し、自動的に先には進みません!という事である。
従って一曲終わると、そのままリピートしているという訳。
ラジオDJの為のEPで有る事がはっきり理解できる。

ジャケットにはCR−3009と番号が振られているが、EPの方はスタンパーでCR309とされている。
実に興味深いEPである。

所で、その元のLPの方の説明も少ししておこう。
参考の写真の通り、セクシー・ジャケットとして、かつ良い歌の作品として、かつレア盤として、非常に人気でもあった。
最近はCDもLPの再発もあり、内容を聴くことだけは可能になった。
しかし、セクシー・ジャケットと呼ばれる通り、こんな素敵なジャケットはやっぱりオリジナル盤を眺めるに限る。30センチ四方の大きさにおけるデザイン性は格別なものがある。
ところで、彼女はセクシーさばかりを取り上げられるのであるが、実際の唄の実力はどうかと言うと、これがなかなかの実力。
レコードの内容がトーチソングなので、哀愁というか風情を大切にした歌の言葉をかみしめる様に大切に歌っている。
声も聴いていて気持ちが良い。
可愛らしさと強さを併せ持った素敵な声の持ち主である。

私はかつて、このレコードの持ち主にイタリアで出会って、売ってくれと言ったら、自宅にもう一枚あるから来たら売ってやると言われ、訊いたら何とベルギーのコレクターであった。しかし、たった一枚の為に私は後日ベルギーのブラッセルに赴き、再会を果たし、レコードをゲットしたという執念深い思い出のある一枚なのである。
愛着も湧くなあ。

しかし、ラジオ用のDJ・COPYとは恐れ入った。
長く店を続けていると珍しいもので出会えるものだ。

(LPのジャケ写は参考)

Pim Jacobs
2024/05/20

最近、Pim Jacobs "Come fly with me"のCDを見つけたので、クルマの運転でこれを聴いている。

普遍的なメロディというのか、特に芸術性云々と拘る必要もないのだが、センスの良い演奏で、リズムがゆったりしているのに、スピード感があるという、クルマの運転によくマッチした音楽なのである。
更にどの曲も捨てる所が無い。見事な作品なのである。例えばレコードなら、A面もB面も両方聴いてしまう作品。

クルマの運転の音楽にはスピード感が必要なのだが、只、早ければ良いと言うわけでも無く、チャカチャカしていても疲れるだけ。
グングンと来るような、リズムが欲しい。

私はいつも、運転用のCDを探すのだが、なかなか見つからない。
帯に短し襷に長し、だが今回は当たった。
暫く続きそうだ。

もっと言うと、最初にシナトラのCome Fly with meを一曲聴いてから、Pim JacobsのCDにチェンジすると良いんだけどね。


(写真はレコードを流用、同じ写真だから)

ジャズを聴く
2024/05/18

ジャズを聴く、と一言で言っても、人により全く異なる。
レコードで聴く、CDで聴く、ライブでしか聴かない、という事もあるでしょう。
また、オリジナルで聴くか、再発でも良いかと思う事もあろう。
人生の大半をジャズを聴くことに費やす趣味の人もいれば、酒の肴にちょっと流れていれば良いという人もおられよう。
それはそれで、なんでもありである。

しかし聴き方の中で、評論家のように聴く事、が一番だと考えておられる方々は多い。本を読んでジャズを勉強される方々に多いのだが。
評論家のようなという意味には欠点を見つけ出す事だと思い込んでいないか?

私はいつも、このアルバムの良い点はどこにあるかと思いながら聴いている。
商売という事もあるが、それ以上に良い点を探すと聴いていて気持ちが楽だ。そうすると確かに欠点も見えてくる。
だけど、欠点はさておき、良い点を見つけて書き出したりしておくと、後からも大いに役に立つ事もある。
何度か聴いているうちに、ハッとする事もあるし、聴いておけば、何年か後になって、そうかと腑に落ちる事もある。

折角、購入したレコード、評論家のようになろうと意地悪く聴く事もあるまい。
私たちはファンなのだから。

江利チエミ
2024/05/17

先日、ラジオを聴いていたら、江利チエミ特集だった。
彼女の代表曲、テネシーワルツはラジオの中でも別格の扱いであった。

江利チエミは、私なんかより10歳年上だったから、私が子供頃には既に大活躍で「テネシーワルツ」を歌っている姿は当時の白黒テレビでも良く見たし、溌溂とした元気な姿が印象にある。
ヒット曲も沢山あった。
ジャズ歌手という範疇も、ちょっと笠置シズ子と似たような雰囲気か?

彼女は、はっきりとした良い声なので、歌が映える良さがあった。
改めてネットで調べてみたら、当時テネシーワルツが23万枚、トゥーヤングが15万枚だったそうで、ジャズの大流行にも繋がったらしい。
今の時代の話ではなく、あの時代である。なにしろ78回転のSPレコードの時代の事、当時世の中の殆どの家に蓄音機など無かった時代である、従って、どれほどの大流行だったか考えると、驚くべき数字である。蓄音機のある家には、一家に一枚といえる販売である。

彼女は本家の米国キャピトル・レコードにも録音を残し、大ヒットではないが、ヒットチャートに乗ったというから大したものなのだ。
その後、ドラマ「サザエさん」で人気を取り、一見順風満帆のように見えたが、売れている時代に紅白の落選、家族の裏切りや離婚など決して良い人生でもなかったチエミが可哀想。
でも、私たちは、十分楽しませてもらった。

つばさの党
2024/05/16

衆議院東京15区の補欠選挙。
つばさの党関係者が大音量を流すなど選挙活動を妨害したとして、団体の代表ら3人が公職選挙法違反の疑いで逮捕され、何度もテレビで報道されていた。
画面で見るたびに、この方々の何か異常的というのか、悪そうな雰囲気にただならぬ物を感じてしまう。
一種の気味悪さを感じてしまう政治団体もあるものだと驚いた。

この方々はある種の、政治の周辺や裏側の情報等で暗躍している、活動家というのだろうか、山本太郎氏などとも共闘していたらしいが、やっぱり変。
左翼も結構、この人達を利用していた時期もあるらしい。

政治という理念を掲げた世界に、一見綺麗そうだが、この方々の理想とするものが、どこか裏がありそうな雰囲気が漂っていて気味が悪い。
ただ、こういう妙に勢いのある人たちは一般の有権者からすると魅力を感じるのだろうと思われるから、今後どうなるか?

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