HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。
  
サンマ | - 2024/10/02
- 今年は秋刀魚が大量だとテレビでも言っている。
たしかにスーパーでも、デパートでも秋刀魚は沢山売られている。 しかし、みな一様に細い。
太った美味しそうな秋刀魚がいない。 これは不漁と同じ。
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現代の映画俳優の...... | - 2024/10/01
- 最近の映画を見ていて、俳優の名前がなかなか覚えられない。
画面に映し出された顔に記憶がないと、家内を呼び、「これは誰だっけ?」と聞く羽目になるのだが、彼女も「誰だっけなあ?」とうろ覚えである、というより最近の俳優の顔が覚えられないのだ。 我々夫婦は年寄りで記憶力の減退という事もあるのだが、それより、俳優たちが皆似たような顔で何か、どこか共通点のあるような、「似た」感じなのである。
「昔の俳優は個性的でよかったよね」と話し合ってしまう。例えば黒沢明の映画は三船敏郎、仲代達也、等々、それどころではなく、脇役たちも、良い「ツラ構え」をしていた。 どの映画会社でも、女優達も顔の全体の形、歯並びも個性豊かで、根性の座った顔で実に個性的なのである。 優しそうな雰囲気の俳優でも、真の強さがあって良い。
最近は理想の顔にしようとして、どこか似てしまうのかなあ。 監督たちが同じような顔の俳優を好むのかなあ。 まさか整形の先生が同一人物?という訳でもなかろう。 なんでだろうか?
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テレビCM | - 2024/09/30
- 先日、歌謡曲がメーッセージソングばかりと書いたが、もう一つ、テレビのCMがまたメーッセージばかり。
地球だの、未来だの、豊かさだの、そんなメッセージのためによく高いコマーシャル代を支払うもんだと感心してしまう。 何か裏があるの?
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ジャズ | - 2024/09/29
- 最近のジャズは変わった。
今のような雰囲気になったのは、2000年前後からかなあ。
以前より、ヨーロッパのジャズはクラシックの要素が強い。 そもそも演奏者が育ちの良い家庭でクラシックの教育を受けている人が多いらしく、どうしたってクラシックの味わいが深いのだから、そういう音楽スタイルになる。 従って非常に高い音楽水準の作品が出来上がる。
現代はリスナーも音楽教育を受けた人も多いし、ポピュラー音楽も相当の水準にある、そういう環境下では、ジャズと言えどヨーロッパ風の高水準、静かなジャズ、といった上品さがないと受けないという事になろうか。
特に「静かなジャズ」というのが特徴であろうか。 ジャズを嫌いだった人、ジャズを知らなかった人、がスッと入れるジャズとでも言おうか。 ジャズも育ちの良い音楽と感じる時代になったのだろう。 また、ヨーロッパ的、という観念も消えた。世界が同じようなスタイルのジャズになってきた。そもそも今のジャズの世界の中心は北欧と言っても過言ではない。 まあ、販売的には日本が依然一位である事は間違いなさそうだが。
そんなジャズばかり聴いていると、ふと50年代のどこかブルースの味わいが残るアメリカのジャズが聴きたくなって、管楽器の入ったレコードをターンテーブルに乗せてしまう。 だからチャーリー・パーカーやジョージ・ルイスのレコードは必要なんだ。 時々原点に戻るんだ、でも残念ながら原盤で聴かないとその神髄が分からないんだ。
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ホームページ | - 2024/09/28
- ここのところ、当店のホームページに不具合があるのではないかと、4人ほどの方々から指摘がありました。
それで、私も色々試してみた所、2年ほど前に買ったノートパソコンで、不具合が見つかりました。
それは、通販リストの「選択」と下部にある「次の50件」のボタンが動かない、というもので、スマホでも同様の問題が指摘されました。
色々、確かめていただいたところ、制作元では異常は見つからなかったのです。 今の所、原因不明であります。 何分にも20数年前の古いホームページです。 今後の対策を考えているところです。
申し訳ございません。
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メッセージ・ソング | - 2024/09/27
- テレビなどで最近の歌を聴いていると、そのほとんどがメッセージ・ソングではなかろうかと。
メッセージ歌謡と名付けよう。
個人的にいうと、あんまりメーッセージソングを好まない。 なんだか口が達者な人の歌のような気がして......
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日本語 | - 2024/09/26
- お父さん、お母さんと書いて、おとうさん、おかあさん、と呼ぶ。
明治からそうなっていると皆さんおっしゃる。 しかし、戦後の統制の時期にそれすら、危うかった時もあった。 それが、いつだったか忘れたが、文部省が「許す」と通達があって、今に至る。
そんなことで、文部省が上から目線で許すも許さないもないもんだと、当時怒った人たちがたくさんいた。
戦後、GHQの威厳を笠に着て、国語審議会という組織が出来たのだが、現代用語の基本はこの時にできた、と思う(が、組織が色々あって私には正しくは分からない)。 それだけでなく、日本語をローマ字書きにし、其の内に英語に使用などと言い出す人たちまでいたらしい。 その時に立ち上がった人たちが「日本語とは漢字と仮名がまざって成り立つものなり」と決定させたと、聞いた事がある。
そんな事を思うと、アメリカに植民地化され、政府共々アメリカに従わされたにもかかわらず、よくぞ、世界で最も英語を話すことが出来ない国民となった事は、実に自慢できる事態なのである。
言葉使いの悪い私が言っても説得力はないが、 美しい日本語を守ろう!
ムズイ? ハアー?
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スタンダード | - 2024/09/25
- ラジオで、「スタンダード」とは、時間を掛けて磨かれて来た名曲、と言っていた。
その通りだね
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通販リスト更新 | - 2024/09/25
- 9月25日
通販リスト更新いたしました。
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ピックアップ・カートリッジの事 | - 2024/09/23
- 当店がジャズのレコード屋のせいであろうか、時々、モノラル盤を聴くための方法を聞かれる。
私が、ステレオ針で聴くモノ盤とモノラルの針で聴くモノ盤の両方ありますよ、と答えると皆さんびっくりされる。
まず、東芝やキングはじめ日本で製造された70―80年代からのモノ盤は、実はステレオの針で聴いて頂きたく、これ以上なにも無い。
本来のモノ盤は廃盤マニアが探している所の、50年代のオリジナル盤やセカンド・プレスなどである。 今回はそんな、昔の言い方でいう所の「音キチ」と呼ばれる人、予算のある人、上級ジャズ・レコードマニアだと自負している方々だけの話。 従って条件としては50―60年代初めまでのモノラルしかなかった時代のオリジナル・モノ盤とそれに準ずるモノ盤を聴く人だけに限る話になってしまうので、ご了解いただきたい。
カートリッジはマニアの程度、予算の問題、音色の好み、等様々な要素で成り立つ物なので、その使用する種類は、人の好みの数だけ膨大に存在し、また音の好みは十人十色。 しかし、その道に入らなければ、なにも分からない。
まず当時の高級機と言われたモノ・カートリッジを使ってみてはいかがであろうか。 相当な高級機を持っている人たちの多くがなぜかGEのバリレラで十分とおっしゃる。 しかしそうは考えずに、50年代付近に発売されたMCカートリッジを是非使用していただきたい。一例を上げると。 初期のオルトフォンのType-A,Type-B, Type-C,の三種類から始まり、CA25D、それからCG25D等、EMTのOFD25等々、他にあるが、当時のレコードには、当時の世界水準の物を使用してみたらいかがであろう。 しかし、現代のオルトフォン・ジャパンの製品は推奨しない、あくまで昔の、当時の、製品に限るのだが、しかし、一応モノ針であれば、それなりに効果が期待できる。 その他いくつもあるが、あとは個人の好き不好き。 私はオーディオ・マニアではなく、むしろ音楽マニアに言っているつもりである。
音楽の気品を考えると、是非当時の高級機のサウンドを確認していただきたい。まずはそこから試して行っていただきたい。 最近はこの種類のオーディオもアンティックとよばれ、価格も安くはないらしいが、何とか頑張って試す価値はある。
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