HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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HANNIBAL MARVIN PETERSON  "HANNNIBAL"
2014/07/05

HANNIBAL MARVIN PETERSON  "HANNNIBAL"  MPS/BASF 20 22669-7  (GERMANY)

ハンニバル続きで。
ちょうど上手く入荷が続いた。

このレコードは演奏もジャケットも、私の好きなレコードの一枚である。
そして、なによりも思い入れの強いアルバムである。
昔、レコード屋に新入荷で入荷したのを見て、ジャケ買いした一枚であった。
家に帰って聴けば、新主流の音楽らしく、ちょっとフリージャズっぽさが同居した所が斬新。
なによりこのジャケットが良い。
これほどの見事なジャケット・デザインが他にあろうか。

ジャケットは動物園の象さんが主役である。
まだ仕事の途中であろうか、演技台にどっかり座った象さん。
きっと、「よっこい庄一」と言ったかどうかは、わからないが兎に角、座った。
そして象が上を向くと、なんと鼻がトランペットになった。
前足を上げ、口も開け、天に真っ直ぐに伸ばした、そのラッパ付きの鼻で、ブフォーと叫んだ。

そんな様子の「ブリキのオモチャ」を写真に使ってある。
バックはタバコの煙をくゆらせてある青い色。
漆黒の闇の中に、どっかり座ったブリキの象さん。

話は大きく過去に遡って、ハンニバルは、かつてローマ帝国を苦しめたカルタゴの英雄で、象を使った象騎兵隊を伴った。
当時、世界最大にして最強を誇った機動力ある軍隊であった。
祖国の為に戦い続け、連戦連勝、しかも最後は家族にも、祖国にも裏切られるという悲劇の将軍だった。
そういうハンニバルの歴史に思いを馳せ、このアルバムを聴くとなんとも言えぬ愛着がわく。

そのハンニバルの騎兵隊の象と、ハンニバル・マービン・ピーターソンのトランペットを掛けたところが、洒落ている。
なにより、このオモチャを良くぞ探し当て、更にこのジャケットに使おうと思った所が素晴らしい。
それにしても良いジャケットだ。

「ハンニバルこそ、ジャズ界のモハメッド・アリだ」とニューヨーク・タイムズに載ったと聞いた事があるが、自由自在のソロはまさにアリそのもの。
傘に掛かってサウンドが降り注ぐ。
ストレートというか数限りないジャブと言うか、もし数える事が出来るならば、その数は数万、数十万、いや数百万という数になるのだろうか、とにかく凄い。
激しいトランペットのサウンドの攻撃的な演奏のあとは、民族的なサウンドにもなり、必ず安らぎはある。
こんなトランペットを初めて聞いた時の我々の感激は、今の方々には想像もできないだろう。
サウンドの突き刺さる激しさにおいて、ウッディ・ショウかハンニバルかと言った論争もあったのである。

うん、良い時代だった。

HANNIBAL MARVIN PETERSON “CHILDREN OF THE FIRE”
2014/07/03

HANNIBAL (MARVIN PETERSON) “CHILDREN OF THE FIRE” SUNRISE 1944 (USA)

このアルバムは当時、新譜で購入した記憶がある。
どんと中央に置かれた黒人青年の顔が何か訴え掛け、何か意味ありげで、上部にこれまた大きく「HANNIBAL」と大きく書かれたジャケット写真が、レコード店の新入荷の壁に掛かっていて、激しく私の心に働きかけたのである。
こういう時は試聴などしないもの。
さっと手に取ると勢いよくレジに向かい、買って帰って、家に着くや即聴いた。
私もジャズに燃えていた。若かったし。
清水俊彦の「ジャズは燃え尽きたか」という本が出たのが77年だから、74年にはまだ燃え尽きてはいなかった。
ジャズは熱い血潮の火山活動の真っただ中であった。

聴いて行くと不思議な感じに捉われる。
この作品は、ジョン・コルトレーンとアリス・コルトレーンのINFINITYの続編のような音楽性と宗教感が溢れていて、あんたはコルトレーンの後継者となろうとしていたのかと、思わず尋ねてしまう事になった。
コルトレーンのテナーサックスを、彼は得意なトランペットで、代わりを演じてしまった。
アリスのサウンドも、彼は琴で演じてしまった。
そうかもしれない、コルトレーンが生きていたら、こうやりたかったと思われる事を、続編を続けてみたのかもしれない。
タイトルの下に「ベトナムの子供たちに捧ぐ」となっている。
ベトナム戦争の泥沼で、アメリカ国内でも人々の間に疑問視が広がっており、終焉に向かいつつある時期でもあった。
平和を願う、彼の宗教心がこういうスピリチャルな作品に向かわせたのであろうかとも思う。
ストリングスや琴やコーラスが入った、人間たちの抒情詩が組曲となって展開される。
25・6歳の若い彼が成し遂げた、大ジャズ交響曲である。

メンバーを見ているとふと気が付く、コーラスにWAHEEDA MASSEY(ワヒーダ・マッセイ)が参加している。
72年の作品、アーチーシェップ( Archie Shepp)のアッティカ・ブルース( Attica Blues)を髣髴とさせる、カル・マッセイの娘のコーラスを思い浮かべ、胸にジーンとくるものがある。
子供の声を効果的に巧く使う事を知っている。
ハンニバルも、何と憎いことをしてくれるのかと感動する。

やっぱり彼はシェップやコルトレーンなどの黒人音楽の立派な後継者であった。
偉いぞ、ハンニバル!
若いのに良くやった!
と感心したのであった。

今、久しぶりに聴くと、スピリチャルな大抒情詩である。
当時はまだスピリチャルというジャンル分けが無かったので、これらもみんなフリージャズのひとつに括っていたのだが、改めて思うと、スピリチャルとは良くぞ言ったものだ。

ジャケの中には、ちゃんとライナーが残っていて、漫画などもちょこっと書かれていて、見ていてオジサンなんとなく嬉しくなった。
良いねえ。

JEROME RICHARDSON “GOING TO THE MOVIES”
2014/07/02

JEROME RICHARDSON “GOING TO THE MOVIES” UNITED ARTIST UAJ 14006 (USA)

本日入荷。これも私の好きなアルバムである。
なにしろ、こんなにバリッとしたバリトン・サックスがあろうか。
バリッ、ゴリッ、と堂々と鳴り響く音のプレイヤーは珍しい。
そういう人ではペッパー・アダムスもいるが、この人は、それに加えてリズム感が良いし、音がすっきりしてノリが抜群。
その人が、演っているA−1の「NO PROBLEM」。
もう最高で、これこそ全く問題がない、本当のノー・プロブレムなのである。
オマケにベースがヘンリー・グライムス(HENRY GRIMES)。
この人はフリージャズに於いてセシル・テイラーはじめ、幾多の名盤に登場する人で、アルバート・アイラーとはLive Greenwich Village(IMPULSE)で共演し、アーチーシェップとも共演している重要な人なのである。
これが、ちょっと個性的で深いベース音で、良いリズム。
レス・スパンのギターもノリが良い。
リム・ショットのグラディー・テイトのドラムもイケル。
ずっと身体を揺すって聴いてしまう。

次の曲の「MOON RIVER」も何だかんだ言って、リズミックな楽しい曲である。
良くぞ演ったと思える、ノリで、しかも上品さはあって、曲の雰囲気は壊さない。
こっちもノリノリで聴き入ってしまった。

ちょっと音が前に出るオーディオで聴きたい一枚である。

ところで、ジャケット。
「私を映画に連れてって」と言いたい気分になる。
映画に行こう、というタイトル通り、全てサントラが主題となっている。
そのまま、ジャケットは映画のポスターか、はたまたチラシかという出来具合。
左上はオードリー・ヘップバーンの顔が見える「ティファニーで朝食を」。
左下はかつてのギリシャの大ヒット映画で主題歌も大ヒットの「日曜はだめよ」。
下の真ん中は「危険な関係」、主演にジャンヌ・モローがでているし、ジャズとしても数多くの演奏曲。
右下は「ウエストサイドストーリー」、もう見たくない程のヒット作品。

そして本日の出し物はと書かれていて、
JEROME RICHARDSON
GOING TO THE MOVIES
ジェローム・リチャードソンの写真がドンとあって、いかにも映画っぽく、タバコに火をつけているポートレイトが素敵。どこのムービー・スターだっけ?

映画も、音楽も、またポスターだって良い時代であった頃の、良いジャケット。
見ているだけでも、嬉しくなってしまう。

ニュースで
2014/07/01

東京都の議会のセクハラ問題の話が収束したと思っていたら、テレビのニュースでまだ引っ張っていた。
その度に思い出すのも嫌なので、ちょっと私が知っている事を。

ニュースで見た限りにおいて、例の女性都議は、いかにも頼りなげな「原稿」を手に持って「棒読み」であった。
そんな事で議会の中で、海千山千の議員に向かって、心にぐさっと来るような演説が、一体できたのかと思う。
オジサンはちょっと待てと言いたい。
一年生といえ議員になったのである。
議員に立候補したと言う事は、社会に対して何か訴えたい強い思いがあったはずである。
まさか有名とか金のためだけではあるまい、それが女性の権利についての意見だったかもしれないが。
であれば、日頃から問題意識を持って、勉強、研究、活動を重ねていれば、原稿を手に持っての棒読みはない。
少なくとも、都議会といえ議会。
バックに何万の票があるか知らないが、支持者がいたわけで、その支持者達の想いを込めるならば、棒読みはない。百歩譲っても。
まず、そこが私は疑問を持ったのだ。

この女性は、私たち自動車マニア、特にポルシェ・マニアにとって恨みある女性なのである。
何年前かは忘れた。
当時ポルシェの雑誌は「911」と、「911DAYS」と競合している雑誌が2冊あった。
911の方がちょっと硬派と思われていた。
その911に、突如おかしな記事が何ページも掲載され始めたのである。
いかにも女を売りにした若い女性が出て来て、女らしい写真も沢山掲載、内容はポルシェに乗ってどこそこを走って云々と。
モーター・ジャーナリストも甘く見られたものよ。
そもそも、スポーツカー・ポルシェの雑誌であるからその内容は、ブレーキがどうの、空冷エンジンがどうの、チューニングがどうの、オイルがどうの、ボディーの色がどうの、パーツがどうの、という雑誌は油の臭いのする、男臭い雑誌であった。
それが女を売りにした美しいかもしれないが女性が毎回出て来て、気分が悪い。
そいう話が何気に仲間との話題になり、「もう我慢の限界だ。これ以上買う義理もないのではないか」という意見が広がった。
それで不買運動をしようかという事になった。
そんな話を、アッチコッチでしたり、書き込みをしている内に、皆がそうだそうだとなった。
編集部にも、あの女が出て来る記事だけは勘弁してくれと、知り合いを通して抗議も申し込んでおいた。
やがて3か月か半年だったか定かではないが、本当に休刊になってしまった。
我々はその、編集長には美しいかもしれないが、我々には相応しくないし、自動車評論家ともよべない女性さえ、誌面からいなくなってくれば良かったのだが。

そんなこんなの内に、ある日、テレビを見ていたら、なんとこの人が画面の中で、いかにモテるかという話をとうとうと、自慢している。
友人に電話すると間違いなくあの女だと。
それが、日テレの「恋のから騒ぎ」。
いや、驚いたのなんの。
あっと驚く為五郎。

その内に、妊娠騒ぎで1,500万も男から取ったらしいぞ。と言う芸能ネタが、我々仲間でひと頃話題になった。
相手は誰だ?という話にもなったが、分からないまま、我々の中では「若いのに、したたかな人生を歩む者がいるものだ」と、見上げた根性の人間がいるものだと感心していたのだが、話はそのまま収束して。
数年後、雑誌も再び活動を開始し、何事も無かったかのように平穏な日々に。

それが今回のニュースで、再び、あっと驚く為五郎。
都議会議員の塩村先生となって、ここに居たのである。
根性が据わった、ご立派な方であるから、きっと政治・思想のお勉強をされたのであろう。
それにしても、まさか議員とは驚いた。
セクハラの話より、こっちの方が驚いた。

しかし、人生色々であるが、人生のプロという人はいるものである。
昔、野球の野村監督が当時の巨人の桑田について、テレビの中で「ピッチャーでもプロだが、人生でもプロ」と言った事があるが、まさにこの方こそは、人生のプロ。
今回は、あれよあれよと言う間に、マスコミも味方に付けてしまった。
追い風に乗って、次回は国会に乗り込む事になるのであろう。

世の中の人も、あういう生きる力を見習うといいね。

知り合いの猫
2014/06/30

6年以上も前の、写真。
載せようと思いつつ、ついに後回しになっていた写真。
暇で、書くこともないので、探していたらやっと見つかった。

これは、猫が自分のネズミのオモチャを片付けた所の写真である。
ネズミのオモチャも、遊びもも「チュウチュウ」と呼んでいるらしい。

写真もちょっと、解りにくいので説明しよう。
その猫は主人が帰って来ると遊んでくれと、チュウチュウを足元に咥えて持って来る。
それを拾って適当に投げてやると、追いかけたりキャッチしたりして、口に咥えて持ってくる、そういう犬のような遊びをするわけ。
それを30分から1時間も、へとへとになるまで遊ぶと。

そのチュウチュウが見つけられない時もあるので、次々と、いくつもあっちこっちに入り込んでしまう。

面倒なのでそのままにしておくと、翌日、仕事から家に帰って来ると、猫がせっせと片付け仕事をしてあって、なぜか自分の餌の入れ物に仕舞ってあると、いうわけ。
餌の容器が自分の宝物入れだという事になっているかも知れないと言っていた。
余りに可愛いし珍しいので、撮ってもらったものだが、飼い主はそんな事は、どこの猫でも、当たり前の事だと思っていたようだ。

きっと、猫は今日も遊んでもらうんだと思いながら、ありそうな場所にもぐって探しだし、咥えて来ては、餌の容器に、片付けている所を想像すると、可愛くて涙が出そうになると、話していた。

因みに今は、10歳くらいなので、チュウチュウ遊びには全く興味を示さないそうだ。
勿体ない。
ビデオでも撮って置いてほしかった。

ドルフィーの命日
2014/06/29

今日はエリック・ドルフィーの命日だと、お客様が言っていた。
おまけに、ちょうど50年目にあたるのだそうだ。

50年も経つのだ。
思えば感慨深いものがある。

レコード、プレイヤー
2014/06/28

いつも思うのだが、最近のプレイヤーは、ターンテーブルの厚みが半端でなく高さがある。
そうすると、レコードの針を下ろそうとすると、かなり神経を使わないと、うまく針が乗らない(乗せられない)。

まして、途中の曲から始めたい時や、飛ばして次の、次に、進みたい時など、実にアーム操作がしにくい。

必ずA−1の冒頭から聴く方はそれで良いのだろうが、私のように曲を選んでレコードを掛ける人には、はなはだ問題が多い。

どうしても、プレイヤー本体ボードに右手の薬指・小指をしっかりホールドして置けないと、アームを狙った位置に持っていくことが出来ないので、非常に困る。
そういうプレイヤーがどんだけ優秀でも、私には使いようがない。
使えないプレイヤーをなぜ作ったのかなあ、と不思議な気持ちで眺めてしまう。
ま、人それぞれ、人生色々であることはわかる。

でもな、本当の音楽マニアが作った機械と言えない。
と思うのだが、最近はそういう面倒なプレイヤーばかりになっている。
時代が変わっているのだな。きっと

胃カメラ
2014/06/27

今朝は、胃腸科で胃カメラ検査。
口が臭いし、胃の調子もなんだか良くないので、近くの胃腸科に行くと、胃カメラで検査しましょうという事になった。

それで、私は口の中(喉)を麻酔などすると腫れた感じがしてきて、吐き気がしてどうしようもなくなる。
とても我慢できないので、注射の麻酔でやって下さいと言ってあったのに、検査に入った途端、看護婦さんが「口開いて」と言うから、口を開けると、いきなりシュ、と麻酔を噴射。
「え、違うと、これは困る」と言うと、「いいから、いいから」。
ゲーゲ−。
「大丈夫です、なんでもない、なんでもない」だって。
何でもなくねーよ。
苦しみの中で胃カメラ検査。

検査の最中、画面を見て下さいね。
問題なさそうですね。ガンも無いですね。
でも逆流性食道炎ですね。
 
胃カメラというのも苦しいものだね。
もう絶対に、二度とやるものか。


通販リスト更新中
2014/06/26

通販リストが更新されました。

お支払の口座ですが、
今回から、郵便局の口座も作りました。

ただゆうちょの方は、振り込みお知らせがありませんので、お支払の際にはメールでお知らせください。
通帳を持って付け込みに行きます。

ゆうちょ銀行(郵便局)
記号 10150
番号 30395361
名前 有限会社ネクストビジョン

宜しくお願いいたします。

もう夏
2014/06/25

6月と言え、既に夏。
晴れた日は暑い。
そんな暑さの中、街を歩いている時など、男は良いが、女の人は化粧もあって、さぞ大変なことであろう。
と思いながら眺めていたら、ご近所の見たことのある奥様が通りかかった。


日傘指す 隣の奥様 厚化粧

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