HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。
  
| 暇なので... | - 2014/07/31
- ちょっと前、北海道紋別出身の人から連絡があって「紋別が舞台になった映画が出来たから、是非見てくれ」と。
それで見に行った。
映画「私の男」 浅野忠信が出来の悪い親父役。
それで、どんな映画かと言うと、近親相姦の映画。 気持ちが悪くなって、終わるや否や、エンディング・ロールの真っ暗な中さっさと帰って来た。多くの人がさっさと帰って行ったから、皆そんな感じではなかったかしらん。 ところで、最近の映画館って、宣伝や予告が異常に長いし、エンディングロールがまた異常に長い、それも真っ暗な中であるわけで、その間歩くのも危ないので、ずっと椅子に縛られる訳で、映画館は人の時間をどう考えているのか、と怒ってみたが、それは置いといて、
父親と女子高校生の近親相姦なんて、そんなシーン見たくない。 勘弁してくれ! 何が芸術映画だ。 それが、モスクワ国際映画祭で受賞だって。 さすが共産国家で友情どころか家族の愛も無くなったロシア人には受けたかもしれない。 気分が悪かった。
評判をと思ってネットで見ると、感動しました等と、書いている人がいて、近親相姦を見て感動する人や泣ける人がいるのかと、そっちの方が不思議な気持ちになった。 あーあ。
ところで、紋別の流氷の様子や、知り合いの親戚が市営住宅に住んでいたので、その様子もあってよく分かったと言っていた。
そうそう、音楽が凄く良かったので、よく調べたらジム・オルークだった。 そこだけは良かった。 でも、二度ともう見ないし。
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| パスワード盗まれる | - 2014/07/30
- ウチが借りているサーバー。
昔からの知り合いなのだが、電話が掛かって来た。 私の声が聴きたかったのかと思っていたら、エライ怒っている。
それは、アンタのHPのメールアドレス,パスワードが誰かに盗まれて、それを悪用したらしくて、迷惑メールが世界中に送られていて、そのクレームがじゃんじゃん来て困っているんだよ、と。 心当たりがあるのかというのだが、そんなものに心当たりがあるはずもない。 早く消してくれと頼んで、アドレスごと削除してもらった。
前の、サイバー攻撃と言い、今回のアドレス窃盗といい、ウチは、かの国に相当恨まれているのかしらん? 日本の周辺には、まともな国がないのか?
しかし、びっくりした。
、
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| 検査で | - 2014/07/29
- 身体の検査で、コレステロールの値が少し高いと。
善玉の数値より悪玉緒数値が3倍になるといけないが、あなたは2,9倍といわれた。 お医者様が、ここしばらく卵を一切取るなと言われ、目下調整中。 しかし、卵と言う食材は、単品はもちろん、お菓子、ラーメン、マヨネーズ、揚げ物の衣など、ありとあらゆるところに入っていて、食べるなと言われると困ってしまうほど、口にするものが無くなる。 でも、努力しないと。
ついでに尿の検査で、濃度が濃いと。 これもどうしてかと尋ねると、水をのまないからだといわれた。 昨日から飲んでいる。
まあ、オレの人生もロクなことはない。
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| 七月は | - 2014/07/28
- 想像したとおり、熱暑の7月になった。
あんまり暑い時に頑張っても、どうしようもない事もある。 休むが勝ち。
七月は 脳を休めて 水飲んで
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| フジロック | - 2014/07/27
- 当店のシンガー・ソング・ライターの吉田ヨウヘイ。
今、開催中のフジロック・フェスティバルに出演した。 本人からもメールで、良い演奏ができました、と連絡が来た。 ちょうど、知り合いもその場に行っていたようで、良かったですよと書き込んで下さった。 後から訊けば、何と1,000人も集まったらしい。 演奏の始まりの頃は50人くらいしかいなかったが、徐々に増えて来て、驚いたらしい。
本人にも大きな自信になった。
お前ら、よくぞ ここまで来た...
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| MARION BROWN “NOVEMBER COTTON FLOWER” | - 2014/07/24
- MARION BROWN “NOVEMBER COTTON FLOWER” BAYSTATE RVJ-6066 (JAPAN)
何となく、ほんわかした気分になるので好きな一枚である。 当時の記憶。 その前に、このBAYSTATE(ベイステイト)と言うレーベルから「Zenzile(1977)」という超カッコ良いレコードが発売されたらしいのだが、何故か目にしないまま、後になってひっちゃきになって探した。 その後に発売された「Passion Flower(1978)」を購入。 まあまあだね、などと仲間と話しているうちに、このノベンバー・コットン・フラワーが発売された。
同レーベルのこれら3枚の内で、もっとも軟弱という事になったのだが、ところが商売人のビクター、このアルバムの一曲「LA PLACITA」がラテン・アフリカン調で心地良さがウケたらしく、大ヒット。 我々は、日本で作ると素人受けのばかり出しやがってと陰口をたたいていた。 要は、この作品によってマリオンブラウンの名前が、我々のような頑ななフリージャズ・ファンから一般に移った瞬間であった。 後輩から、マリオン・ブラウンって良いですね、あれがフリージャズなんですね。などと言われると、余計に腹立たしい。 というわけで、フリー・ジャズ・マニアとしては面白くなかった。 だが、不思議と何回も聴いたアルバムであった。
やっぱりA−2の「LA PLACITA」に尽きる。 一曲目も美しさがあって良いけれど、かつてもマリオン・ブラウンの、暗くて聴き難さを持ったおかしなサウンド、しかも切れがあるという、あのサウンドがないと、フリージャズにならない。 いっその事、あっけらかんとした「LA PLACITA」の方が良い、と折衷案を出した。 誰に?って、自分に。
と、ここまで書いてみて、フリー・ジャズ・マニアとは、実に面倒なやっちゃと思う。 しかし、おかしなもので、それから40年もすると、それが好きな一枚にも変わる所が可笑しい。 時間が掛かるのよ。 人も音楽も好きになるのは。 今日会ったから愛しているなどという、軽薄な人間とは違うのよ。 まあ、そこがマニアという事で。
このアルバムの良い所は、マリオン・ブラウンも吹っ切れたと言われた、今までも神経質なサウンドを一旦休んだ所にある。 まあ、それはダラー・ブランドのアフリカ調とも通ずる、たゆたう風に乗ったサウンドでもあり、西インド諸島を渡る風のようでもある。 音楽ビジネスとはそこまでやって見せるのだ。
思えば、この当時の同レーベルの三枚とも、今となっては揃って見る事など、なかなか叶わない。 どれも名盤と言われる、傑作である。
誉めたのだが、ちゃんと伝わったかな?
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| EYDIE GORME “BLAME IT ON THE BOSSA NOVA” | - 2014/07/23
- EYDIE GORME “BLAME IT ON THE BOSSA NOVA” COLUMBIA CL2012 (USA)
もう終わったと思った音楽が、突如として蘇る事がある。 クラブジャズ・ブームの時に、ちょうどそんな風にDJ達が探し回った一枚である。 ボサノバ・ボサノヴァと騒いだものの、最近は、もう行き渡ったのだろう、静かになった。 値段もこなれて来て、良い事である。
このタイトル曲「BLAME IT ON THE BOSSA NOVA」は、60年初め、日本題「恋はボサノバ」として大ヒットしたのである。 当時、ラジオの電話リクエスト、略して「電リク」と言っていた番組から流れて来たのである。 長野の片田舎に住んでいる高校生が、夜になると聴こえやすくなるラジオにしがみ付いて聴いていたのだ。 何度聴いたことであろうか。 そんな少年は、思えば我ながら可哀想になってしまう。 それでもポップスを聴いて、胸をときめかせているのも、また青春であった。
時は流れ、2000年前後、DJブームの一環としてボサノバが流行ると、この曲も探されるようになり、踊りの場で人々に聴かれたのである。 素晴しき人生の繰り返し。 輪廻は巡る。
アメリカにおいて、スタンゲッツやジルベルのヒットに始まり、流行していたボサノバを多くの歌手たちが歌い出した。当時はジョニー・ソマーズ(JONNIE SOMMERS)など、誰もが一斉に歌ったのだ。 それは今聴くと、アメリカン・ボサノバといえるのだが、青春の明るさと爽やかさが全面に出ていて、私など好きだ。 今聴いても、なんとなく嬉しい気分になる。
しかし、思えば当時のアメリカのポップス・ミュージックの豊かな事。 それでもかと曲が作られ、アレンジャーも多くいて、歌手の層も厚かった。 当時の豊かなアメリカにおける、ティンーン・エージャーといわれる世代に対する音楽の供給量の豊かさもさる事ながら、曲そのももが持っている雰囲気が豊かで、現代などの曲は、比べるべくも無い。 凄かった。
ところで、このアルバムの演奏メンバーは見れば大したもので、CLARK TERRY, DICK HYMAN, MUNDELL LOWE, AL CAIOLA 等ジャズメンがゴロゴロ。 うーん、良いアルバムだ。
友人が来て、このアルバムを眺めながら、この中の曲「THE GIFT」 がテレビのタバコのCMで流れてきて、高校生の時すぐにEPを買ったのだが、LPは高くて買えず、どうしても欲しかった、と言っていた。 そのTHE GIFTという曲は原題はリカルド・ボッサ。 なんど聴いても飽きない。
こうして針を下して聴くと、知らない曲がないもの! ねっ!
って、そういう年代だから当たり前か?
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| RED GARLAND - JOHN COLTRANE “SOUL JUNCTION” | - 2014/07/22
- RED GARLAND & JOHN COLTRANE “SOUL JUNCTION” PRESTIGE 7181 (USA)
入荷のこのアルバムは、なかなかイケル。 何がイケるかと言うと、良い時代のプレステイジ・レーベルの香りがする。
写真のガーランド。 どこぞの親父のような様子だが、まだ若い。 しかしストローハットをかぶり、丸みの出て来た横顔に口髭を生やし、胴回りも肉が付き、すっかり貫禄が出て来た。 しかし、目つきの鋭さは残っており、まだまだ現役だい!と胸を張った。 なんと言ったって元プロボクサーだからね。 全体的にオレンジ色のモノクロ写真が良い感じ。 アルバムのタイトルが「ソウル・ジャンクション」。 アメリカのフリー・ウエー(高速道路)その名称が、「ソウル線」の合流・分岐点それも馬鹿デカイ、ジャンクションだと言い切ったタイトルが素敵。
まだ私が若かった頃、このアルバムを購入して聴いた時に感じた事は、とてもアメリカ的だという事だった。 プレステイジのハードバップのサウンドというか、雰囲気が伝わって来てとても好きになった。 だがどこかで聴いたアルバムのような不思議な作品だと思って、よく調べた所、何のことはなくて、あの名盤「ALL MORNIN‘ LONG(オール・モーニン・ロング)」と同じセッションだったので、ああ、そういう事だったのか、そっくりなサウンドの双子の関係にあったのだ。 と納得したのである。 これで合わせて2枚組となったわけである。 だが、この時の1957年のセッションはこれだけにとどまらず、次のハイプレッシャー(HIGH PRESSURE)、更にディグ・イット(DIG IT)と続く。 いやいや、良い作品はみんな1957年、本当に恐るべし57年。
しかし、いま改めて思うと、レッド・ガーランドという人は当時レーベル・オーナーから大変な信頼を寄せられていた事が理解できる。 何しろ、今だから我々はオール・モーニン・ロングのような歴史に残る大名盤や、この作品にしても、コルトレーンがリダーかと思ってしまう、いや、思いたいのだが、実はリーダーは彼・レッド・ガーランドであり、コルトレーンでさえ、当セッションではサイドメンなのである。
久しぶりに盤面に針を下すと、いつまでも止まらないガーランドのイントロ。 もう一度計ってみたら、8分ほどもある。 そんな長いイントロ、というかブルースのピアノ・トリオとして十分に通用する演奏をしている間、あの大スターのコルトレーン先生がサックスと首に掛け、今や遅しと出番を待っている姿を想像すると、何だか可笑しくなる。 コルトレーンは、「先輩!いつまでやっているののですか」とイライラしたかもしれぬ。 と同時にガーランドの偉大さに気が付く。 やっと入ってきたコルトレーンのソロは満を持していただけの事はあって、テナー・サウンドが炸裂する素晴らしさも、またこの作品の一つの聴き所である。 イエーィ!
なにしろ大巨人のコルトレーンであるからして、大名盤が目白押し、その中に埋もれてしまいそうな作品であるが、聴けば、こういう作品を良くぞ作ったものだと感心する面白さ。 と私が言っても仕方がない。
でも、じっくりガーランド節も聴けて、私は満足した。 ありがとう!
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| JENNIE SMITH “JENNIE” | - 2014/07/21
- JENNIE SMITH “JENNIE” DOT DLP 3586 (USA)
猫ジャケ好きな私としては、ちょっと欲しかったアルバム。 このアルバムは確か、某評論家の先生が美女ジャケと持ち上げて書いたので、それで人気と相場が比例して急騰してしまった。 しかし、昨今の不景気で一応落ち着いた感があり、ある意味買いやすくなった。
しかし、その先生でなくても、美人のジャケットである。 彼女の顔をよく見ると、化粧がノった肌が生々しくて。 純情なオジサンなどドキッとしてしまう。 むかし、キャバ嬢に誘われて顔を近づけた時の、彼女の肌を思い出してしまう。 目のアイラインのひき方なども、昔のガールフレンドを思い出す。 若い子の化粧も悪くない。ウン。 いやそういう事ではなくて。
彼女が美人な事は置いといて。 何と言っても、猫が可愛い。 猫の視線と彼女の視線が同じ方向を向いているのが良い。 本当に欲しくなる猫ジャケである。
ところで、そんなジャケットの歌だから大した事が無いと思えば、大間違い。 アメリカでレコードデビューする事、更に作曲をすべて、50年代からテレビ・音楽で大活躍のSTEVE ALLENに曲を作ってもらえるような歌手は、そんじょそこらにいるものではない。 非常にラッキーともいえるのだが、幸運とは実力あっての世界、彼女のキュートな声は一度聴けば忘れられない魅惑的な声質にオジサン、また聴きたくなって何度も聴いてしまった。 ひと頃、何万円もしたことも理解できる。
そういえば、ビクターにも同じタイトルのアルバムがあって、あちらもジャズの雰囲気があって、なかなかの名唱であった。
良いアルバムを作る人なのだ。
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| DODO MARAMAROSA "DODO'S BACK" | - 2014/07/20
- DODO MARAMAROSA "DODO'S BACK" ARGO LP-4012 (USA)
一昨日の事。 ドド・マーマローサ(DODO MARMAROSA)のドドス・バック(DODO’S BACK)を家のステレ装置で聴いていたところ、あまりパッとしない。 悲しそうな雰囲気がしなくなった。 それで、友人に「ステレオから哀しみの音がでないのだけれどどうしよう」電話した。 暫くすると車でやってきた友人と、プレイヤーの回転を調べると、やや不安定であった。 それで修理に持って行ってもらった。
こうやってなんだかんだと、トーレンスの修理ばかりしている。 でも、少しづつ、良い方向に向かっている。
その時の私の電話をそばで聴いていた、友人の御嬢さんが呆れたそうだ。 「ステレオから哀しみの音が出ないなんて言って騒いでいるパパ達は、どう考えても頭がオカシイ」と。 彼女は音大出の音楽家ではあるが、オーディオの話をして悲しい音がどうのこうのと言っているのは、大変不自然に思えるのだそうだ。 耄碌してしまって大丈夫なのかと心配されているそうだ。
確かに心配するかも。 悪魔に魅入られたような趣味だし。
今回はサンプル盤である。 ジャケットは只で配るわけであるから、カットしてあるのだが、確かに左上にカットがある。 当然である。 しかし、嬉しい事に、見栄えが悪くならないようにしたのか、金色のハトメで止めてある。 文字が全く取れてしまった訳では無いので、非常に嬉しい。 こういうのが揃ってこその見本盤と言える。
ところで、作品は「ドドス・バック」となった通り、61年、彼が復帰したので、そういうタイトルになった。 彼は40年代中ごろのビ・バップの時には中心的役割を果たしたのだが、精神的な病を抱えていたようで、音楽に没頭できる状況になかった。 それゆえに彼の人生には、苦しみや悲しみがきっと沢山あった事であろう。 その彼の一応の61年の復帰作である。 哀しみのピアノと、私が言う通り、冒頭からしんみりと聴き入ってしまう。 彼の内に秘めた哀しみがそこはかとなく現れた表現で、彼の訴えたい言葉があるような気になって仕方がない。 聴いていて何とも言えない切ない心持ちになる。 実際、そんなにジメジメした雰囲気のピアノでは決してない。 一曲目など明るく振舞って健気でさえある。 ただ、私にはそういう明るさが、却って悲しく思えるのだ。
2曲の「COTTAGE FOR SALE」は、はっきり哀愁が漂う。 この曲は、結婚して家を買って幸せだった二人が、なにかの事で家を手放すことになった哀しみを唄った歌なのだが、こんな曲を彼が演奏すると、本当に拙い事態になっていたのかと勘繰ってしまい、私は、正常な気持ちで聴くことが出来ない。 いやはや。 1〜2曲と来て、もう哀愁は絶頂である。
しかし私などは、ちょっと陰に籠った作品が好きなので、こういう頑張って仕事をしているけど、苦しみ哀しみを隠している作品は、よけいに大好きになってしまう。 いいアルバムだ。
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