HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。
  
| メジャー購入 | - 2015/04/05
- メジャーを購入。
といってもただのメジャーではない。カーザーケージというメジャー(物差)なのだ。 日常生活に何気に使用してしまいそうのメジャーであるが、メートル法に基づくメジャーではない。 この会社の社長が考案したメジャーである。 単位は1kaiser = 105cm となっている。
なんで、こんなメジャーを買ったかというと、友人がケーブを切断する時にはこれが間違いなく、単位として正しいというから。 まさかと思って、試してみたら、その通り、このメジャーに合わせた時が一番だと言っていた。
スピーカーケーブルを切る時に、実際、長さはこれで良いのかと、ちらっと脳裏をかすめる。 その際、これに基づいて切断すれば、安心という事になる。 その他、スピーカーの設置位置などもこれが目安になる。
ところで、本人は自分で発見したと言っているのだが、実は、この10.5センチの単位が最も良い音だと最初に発見した人は、ずっと前にフランスで研究者がいたらしいのだが、よく分からない。 しかしだ、いづれにせよ、ここまで作った人は凄いなあ。 また、自分なりに研究していたら、偶然見つけたという通りなのかもしれない。 言って見れば、誰も見向きもしなかったロータリーエンジンを、わざわざ研究開発して商品にしたマツダのような例と同じと言える。
確かに、これがあると便利で良い。 眺めていると、笑ってしまいそうな商品でもある。
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| ブートCD | - 2015/04/04
- この間、評論家先生の所で、話題にしたブートCDとは。
既発の物をコピーしたわけではなく、未発表のテープから起こしたもので、厳密に言えば違法かもしれないが、近年、ロック界などのスターそれも超大物スターは意外にも、ショップに来て現物を見たり、それを人気のバロメーターにしていたり、発売の売れ行きの予想や当りと見ている節があり、単なる犯罪行為と見られないケースが多々ある。 従って、ブートCDが社会に出ても数は極少なく、レコード会社が騒がないのも理由がありそうである。 またミュージシャン個々の対応もまちまちで、ブートを見つければ大騒ぎする人もいれば、笑って済ます人もいる。また毎日、ブートが売られていないか目を皿のようにしてチェックをしている遺族もいれば、鷹揚な人もいて一概にどれが善悪か、はっきり言えないようになった。 マイルスの遺族のように鷹揚でかつ、ブートとして大量に今なお発売続け、その後、正式に商品化されたケースもある。 ブートに対してはロック界の大物は大体鷹揚な様子だが、一転ジャズ界の音楽家になるとかなり煩くて、見つけると大騒ぎになるらしい。 意識が高いと言うか、お金にガメツイと言うのか知らないが、かつてはドンチェリー、セシル・テーラーなどの話は有名だが、パット・メセニーなども店頭で騒いだというし、スティーブ・レイシーなど絶対に許さなかったという。まあ、稼ぎが少ない人の方が権利の主張は激しいという事でもある。
というブートCDだが、いわゆるレーベル大手の既に発売された「商品」の違法CDとは、趣が異なる事になっている事を認識して頂きたい。 ただ正直のところ、昨今のブートCDに関しては、音楽というか音源を追及する姿勢の執念が猛烈で、悪い事という概念を通り越して、かえって尊敬の念に値するといった方が正しい。 一朝一夕に真似が出来る事ではなく、レコード屋といっても廃盤屋の私には、深い所はよく理解出来ていない所でもある。
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| レコード静電気除去ブラシ | - 2015/04/03
- 静電気除去ブラシの商品化
商品名「アナログ・リラックス」という、レコード盤の静電気を取る、新素材の繊維でブラシを作り、商品化したので、営業に来た方がいる。 それで、私も購入してみた
早速使用してみると、レコード盤に埃(ほこり)や細かい繊維が付いてしまって困っていたのが、このブラシでさっと拭くと言うか、なでるというか、カザすというか、それで埃が目立たない。 今までは、2・3回聴くと、埃が盤面に付着してしまい、その都度水を使って拭き取るか、従来の布ブラシで取るかしていたのだが、拭けば拭くほど埃が後から付着してしまい困っていた。 水で拭いたにしても、そう何度もやる物では無い。 盤面を何度も擦るようなことは、良くは無い。 それが、収まってくれれば言う事はない。 そう言う意味では、結構良かった。
かつて、カーボン素材で作られた除電ブラシがあったが、カーボンは折れた繊維が落ちて溝に着くと、それが針で通過する時に、ドカンと大きな音になって、かえって溝を傷めたと思われる事もあり、静電気除去の商品としては、空気がそよそよと出てくる機械以外には、有り得ないと思っていた。 今回は新開発の太さ0.03ミリという超極細除電繊維で溝の中のほこり絡げ取る事も可能だと。 因みに、除電はするが除霊はできないらしい。 モトエ。
使った感触としては良好である。
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当店でも試しに置いてみます。 一個 ¥5,800円(税別)
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| FRANK ROSOLINO “KENTON PRESENTS JAZZ FRANK ROSOLINO” | - 2015/04/02
- FRANK ROSOLINO “KENTON PRESENTS JAZZ FRANK ROSOLINO” CAPITOL H6507 (USA)
10inch
私がいつも言っている「トロンボーンが主役のアルバムで飽きずに最後まで聴く事が出来るのものはそれ程多くは無い」というセリフ。 そんな中にあって、これは立派な力作なのである。 まあ、別にトロンボーンに限ったことではない。 しかし、特にトロンボーンのような低音楽器はどうしたって地味なのである。
ところで、ジャケットを見ると、トロンボーンを横座りのまま、天に突き上げているのは、いかにもラテンの国から来た男で楽しそう。 その通りジャズ・トロンボーンの大物でイタリア系のアメリカ人である。
とう作品 B面1曲目の「BESAME MUCHO(ベサメ・ムーチョ)」 このアルバムの真骨頂の一曲なのである。 チキチキ・チキチキの8ビートから始まり、4ビートになりちょっと落ち着いてから、8ビートになって終わるという絵に描いたようなぴったりの調子である。 一度イタリアの有名DJのニコラ・コンテさんが来店して、何かないかと言うので、これを棚から取り出して見せると、探していたレコードだと、大喜びであった。 盤をチェックして、ジャケットの底が抜けていたのだが、そんな事は気にならないと買って帰った。 そばにいたDJ達も、このアルバムがこんなにカッコ良かったのかと驚いていた。 つい一年程前の話である。 勿論、他の曲の演奏は悪いはずがなく、何処を聴いても楽しめる。
私のこのアルバムはそれ以来、特に注意し、目を大きく開けて探す様にしている。 だが、最近は見つけにくくなった。 何十年も前の物がいつまでもあるはずもない。
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| レコ−ドを売ったけど | - 2015/04/01
- 本日、最後にご来店された客様が買われたレコード、私のミスで中身を入れ間違ってしまった。
電話をしようとしたが番号のデータが消えて無くなってしまったらしい。 メールをしたのだが、アドレスが変更になっているようで、戻ってきてしまった。
なんとか気が付いて、連絡をして下さる事を祈っている。
私も年だな、確実に脳細胞が一日毎に一個づつ死んでいるいのだろう。 だからつまらないミスをするのだ。 最近は疲れているし。
なんだかなあ。
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| BILL EVANS “DIG IT” | - 2015/03/31
- BILL EVANS “DIG IT” FONTANA 683254 (HOLLAND)
このアルバムはオランダ・フォンタナ社のJAZZ CLUB SERIES、我が国で言うところの「美女シリーズ」の一枚である。 基本的にはジャズの紹介を目的としたシリーズなのである。 だが、ジャケットのデザインが可愛い事、中にはれっきとしたオリジナル盤もあったり、また別テイクも、編集違いも聴く事が出来たりと、なかなかの人気となり、ZOOT SIMS(ズート・シムズ)のCOOKIN’(クッキン)のようにオリジナルをしのぐ人気盤になったケースもある。 従って専門のコレクターもいるのも頷ける。 ジャケットを眺めていると、成程と言える一連のアルバムである。
アルバムの内容は、編集シリーズであるので、これもその一枚と言える。 NEW JAZZ CONCEPTIONS とEVERYBODY DIGS からの編集となっている。 同じ曲でも、時々、全く違う編集をしてある事があるので、よく聴くと面白い発見があるかもしれない。 今回はオレンダ・プレスのモノラル盤で、音質は良好である。
時々、フォンタナはイギリス盤がオリジナルという意見を聴く事があるが、基本的にフリップスやフォンタナは各国盤が見つかった場合は、往々にしてオランダがオリジナルである。 かつて我々の中に、欧州内の国のレーベルのブランド格差があって、イギリス、フランス、ドイツ等の順番に格を付けていた悪い習慣であった。 今思えば、無意味な事であった。 PHILIPS系のレーベルのオリジナル関係の、その辺りは欧州のコククターの話によると、各国におけるオリジナル企画はあるものの、この解釈で、ほぼ間違いないと思う。
それで今回は、入荷したジャケットからレコードを取り出していると、あらまぁ不思議、写真が一緒に出て来たのである。 その30センチ四方の写真は、エバンス本人のポートレート写真。 写真は煙草を口元に持って行った、横顔のショット。 なかなか素晴らしい。 それにジャケットに使われた事がないショットでもある。 部屋にジャズ関係の物を飾りたいと思っていた方にはお薦めである。 額に入れて壁に飾るのが良い。
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| 花粉で洗車 | - 2015/03/30
- 先週の事。
雨が降った後、車がエライ汚れているので深夜、空いているだろうと洗車場にいった。 空いているはずの深夜なのに、なんと洗車待ちの車で大渋滞。 数を数えたら13台。 それで諦めて帰って来た。
だが週末近くなって、いよいよ汚れも気になり再度挑戦。 もう良いだろうと行ったのだが深夜にもかかわらず、やっぱり10数台待ち。 今度は引き下がる訳にもいかず、仕方なく1時間以上待って、やってもらった。
掛りのお兄さんに状況を聞くと、今週は全く空く事がなく、社員は疲れきっていると。 なんでも、花粉と砂埃と中国から来るPM2.5が雨で車の表面にこびりついてしまい、それで皆さん洗車にくるのだと。
人間の行動は、こうして一斉に同じ動きをして、おまけに深夜なら空いているに違いないと勝手に想像して、自分だけはみんなと違うのだと一人で満足していると、結局誰もが同じ行動をするのだということを学習した。
洗車して帰路に着いたのが深夜1時半すぎ。 そんなものだ。 それでも後続車が待っていた。
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| 今日の昼食 | - 2015/03/29
- 今日の昼食のサンドイッチ。
恥ずかしいけど、写真を撮った。
ピーナツバターとジャムを挟んだだけ。 貧乏くさいけど、お金もないし。 本当にその辺のラーメン屋に行くより安上がり。 それにバナナ一本。
実はピーナツバターとイチゴジャムを挟んだパンが大好きで、昔から時々食べている。 だが、もうすぐ70歳だというのに、こんな食事で良いのかと思う。 思うのだが、仕方がない。
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| たいちゃんず “うえを向いて歩こう” | - 2015/03/28
- たいちゃんず “うえを向いて歩こう” 自費CD TCS002
何年か前に一度、彼女達のバンドのCDの事を書いた。 その時は「さくらさくら」という曲を演奏していて、それがなかなかの雰囲気でアレンジがまた素晴らしく、聴けば浅草ジャズフェスで金賞を取ったのだと。 その記念CDのリリースが2009年の頃だった。 大した腕前に感心して、それがなんと女の子ばかりのバンドだと。 女の子と言っていいかどうかはわからないが、女子チームなのだそうだ。 最近は幾つになっても女子でいいよね。そういう話ではなくて、モトエ。
今回、第2弾が出来たからと、メンバーでトランペットをやっている「清水まるこ」のお父さんがCDを持って来た。 気持ちは分かるよ。 お父さんも昔の言葉で言えばジャズキチだもの。
早速封を切ると、冒頭にタイトル曲の「上を向いて歩こう」。坂本九ちゃんの歌だがね。 このバンドはうまく日本の曲を取り上げるなあ。 日本人のアデンティティーを巧く出すことが上手だと言う事は、きっと賢い人達なのだろう。 それがイカすアレンジで、ライナーを読むと清水まること書かれている。 こんな良いアレンジをしたなら、お父さんは嬉しいはずだ。 ブルース感も出て来た。 ライナーも瀬川氏が書いていて、思えば結構メジャーになったものだ。
聴き進んでいくと、うん、確かに演奏は、以前に比べても断然と洗練さがアップしている。 垢抜けた。 三管編成も洒落ている。 オリジナル曲も演っているとは驚いたが、その曲もいかにもアメリカのジャズって感じで好きだなあ。
良い演奏なので、ちょうど来たオーディオファブ・レコードさんにも、初めから聴かせた。 そうしたら、これは良いねえという感想だったの、お宅でレコードも出してよと声を掛けて置いた。 どうなるかな?
柔らかなサウンドの持ち主たちで、聴いていて気持ちが良いバンドである。 成程親バカ、ばかりではなかった事を付け加えておく。 これなら胸を張って聴いてよと言えるはずだわ。
(註)CDは当店にもあります。2,000円税込
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| 接点復活剤 | - 2015/03/27
- 友人の送ってきたカートリッジ、修理屋さんに診てもらったところ、何らかの薬品などによりプラスチックの部分がボロボロと剥がれ落ちてくるということであった。
どうしてこうなったかと言うと、接点復活剤を使用してしまったから。 なんでもネットの情報を見ていて素晴らしいと思い購入、ネットの情報そのままに、スプレーでカートリッジに掛けまくった。 それも全体に。 掛けた瞬間は確かに接点が増えるわけで、確かに音質は良くなった。 それで、次々と掛けたわけだ。
しかし、こういうものは液体なわけで時間が経てば、乾く、乾けば接点に隙間ができる。 それで、音質がまた元に戻ってしまうので、また掛ける。 そのうちに、液体はオイル系なので、周囲の本体やシェル等が腐食ししてしまうというわけ。 カートリッジ屋さんに聞くと、こういった修理依頼は非常に多いとの事。 アンプのプラスチック部分の腐食、塗料を溶かしてしまったりする被害もまた多いらしい。
せっかくの数十万円で購入した初期のモノラルカートリッジが逝ってしまった。 だとするととても残念で、誠にひどい話である。
まあ、薬品は使わないことが一番である。 せいぜいアルコールを綿棒に付けて金属部分のみを拭くぐらいで良い。 何でも、過ぎたるは及ばざるが如し。 趣味のものは往々にして大事にしすぎて、却ってダメにしてしまうもの。
ネットの情報も注意したいものだ。
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