HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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デパートのお気に入りの...
2016/03/13

新宿小田急百貨店の食料品売り場に行き、いつものおにぎり屋と和菓子屋さんでお昼を買おうとしたところ、なんと両方とも店が消えている。
売り場が変わったのかと思い、きょろきょろしたが無い。
オカシイのが私の贔屓の2店だけが消滅している点にもある。
今まで、おにぎり屋さんも結構賑わっていて、ごはんに目刺しが頭から突っ込んである「おにぎり」も面白いらしくテレビでも紹介されていたくらいだ。
和菓子屋も今時珍しく安価であり、結構ジジババが好んで並んでいたのだ。

他の売り場の店は依然として残っているのに、私の好きな店だけが消滅という事は、小田急は私にもう来るなと言うことだろうか、としばし考える。

思えば、昔から、私が気に入っている店は、必ず消えるという運命にあるような気がする。
子供が小さかった頃、「パパの好きな店って、直ぐに潰れるね」と言われた事が時々あった。
妻にも言われた事がある。
知合いに紹介した店も、そうなるようで、時々指摘された。

そうそう、そういえばお気に入りだったロースト・ビーフのハーフダイムという、北海道に本拠地がある店も、1と月前に麻布から消えたなあ。
リーズナブルの良い店だったけどなあ。

そうなると、私は巷の評価の低い店ばかりを好んでいたのかと、尋常な人間では無かったのだろうか、と自信が無くなった。

忘れないうちに
2016/03/12

忘れないうちに書いておこう。

一関市にあるジャズ喫茶「ベイシー」。
あそこはジャズ・オ−ディオマニアなら一度は行かなければならない店である。
といいながら、私は一度しか行ったことがないが。

行ったのは、何年も前のことでもあるが、店内に入って驚いたこと。
スピーカーの前に向かって席に座る。
そして何か落ち着かない、よく周囲を見渡すと、その天井の著しく低い事。
これでは鳴らないんじゃないかと思うのだが、それにもかかわらず、このスピード感はなんだと。
音の好き不好きは人それぞれ、勝手に言えばいい。
しかし、他で経験したことのないスピード感のある音。
これは、どこかで音をひっぱっていなければ、こうはならない。

それで、帰りがけに、この時とばかりに室内をきょろきょろと見渡して、私はふと気がついた、ここはバックロード・ホーンの中なのではないかと。
建物が大きな箱になっていて、そのなかにスピーカーを基点とするバックロード・ホーンにしてある。
ただ、ここは音が後ろに向かって出てくるような感じではある。

故にスピーカーの付近の天井の低さがあるのだと。
細い筒の中は流れのスピードが速いはずだから。

こういう考えで室内と作って来た人の発想は尋常ではない。
もはやオーディオ・マニアではない。

という話。
何年も書こうと思いながら、パソコンに向かうと忘れてしまうんだな。

音が違う
2016/03/11

オーディオ仲間から電話が来た。

譲ったスピーカーを運び込、その家で試聴になった。
それでビートルズやら、なにやら聴いていて気がついたと。
それは、良い音楽のレコードは装置が良くなった事が如実に音に出るが、つまらない音楽は、まったく変化がなかったという。
そういうものかと理解したという。
仲間もオーディオに人生を捧げたような人なので、時々、えっ?と思うような事をいう。

聴くこちら側の耳の開け方が違うのかもしれないか、それともレコードを制作する会社の力が入っていないせいなのかどうか、良くは分からないが、そういうものかもしれない、と私もなんとなく理解る気がする。
それがオーディオの大切なところかもしれない。

保育園落ちた...
2016/03/10

保育園落ちた、日本死ね。

テレビを見ていると、国会の場でも、こんな事を取り上げている。
民主党議員もここぞとばかりに政府自民党を攻撃。
テレビでも、もっぱら政府が悪いという論調になっている。
オジサンは驚いてしまった。
まず、誰が書いたかもわからないネットの書き込みに信頼性がないことは社会の常識。
それをいきなり国会の場に取り上げた人の正義感を疑う。
また、マスコミも。

でもな、「日本死ね」という言葉は使わないとおもうのだ。
一人の子供が保育園に入れなかったから、日本が死ななければいけないという論調に、違和感があるなあ。
全文もテレビで紹介されていたのだが、その日本語の汚いこと。
言葉使いの汚いオジサンも、思わずこれは「ひどい」とうなってしまったひどさ。

問題にする前に、日本語を問題にして欲しかったな。
そういえば私の経験でいうと、サヨクの女はなぜか言葉が悪いものだった事を思い出してしまった。
まずは日本語を直してからやろうね。

スピーカーのこと
2016/03/09

雑誌、ステレオ・サウンドの別冊「歴代名スピーカー」にこんな事がかかれていた。

映画館はあくまでも人の声の再生がメイン。だから中域を基点に高低両音域へレスポンスを広げていく。
それに対しコーナーホーン型システムが決定づけたホームオーディオの基点は低音である。基音帯域をまずしっかり固め、その上に倍音を載せていく。これが音楽再生のセオリーであって、音づくりの基本的な考え方。

これは1950年代の話であるが、なにかとても重要な事のような気がする。
もちろん中域ありきでも良いわけだが、音楽を鑑賞するという事の基本はそういう事なのかなと最近特に思う。

JOE SULLIVAN “MR.PIANO MAN”
2016/03/08

JOE SULLIVAN “MR.PIANO MAN” DOWN HOME ECORDS MG D-2 (USA)

昨日に続き、良いジャケ写繋がりで....

ちょっと珍しいアルバム。
レーベル名はDOWN HOMEというのだが、VERVE系のトラディッショナル用のレーベルで数枚発売されているようで、このアルバムも後に、やはりというかVERVE(1002)として発売された。

ジョー・サリバンは1906年生まれのピアニスト。
スイング・スタイルの位置にいようか、古いスタイルであるが達者なピアニストである。
その彼のピアノ・ソロ作である。
達者なだけにピアノマンとは大絶賛のネーミングである。

これは、なによりジャケットが素晴らしい。
デビット・ストーン・マーティンのデザイン画であるが、額の汗を腕で拭っているのか、考え事をしているのか、右手は近景にクローズアップされ、髪の毛の渦巻きも大胆である。
シャツの柄だけ赤く色づけし、これまた渦巻きである。
この絵の特徴は、とにかく大胆な構図であることであり、大迫力である。
彼の絵の中でトップ・クラスの出来である事は間違いない。
説明するより写真を見て頂いた方が、説得力がある。

しかし、何度見ても、凄い絵だなあ。

LU WATTERS YERBA BUENA JAZZ BAND
2016/03/07

LU WATTERS YERBA BUENA JAZZ BAND “SAN FRANCISCO STYLE vol.1 〜3”
GOOD TIME JAZZ L-12001, 12002, 12003 (USA)

今回の入荷は、デキシーの作品それも3枚一遍に。
軽く見逃そうとしたのだが、ジャケットの写真に目に入ってしまった。
なんと素敵な写真であろうか。
LU WATTERS はデキシーランド・ジャズの復興に寄与した人で、西海岸などでも人気が上がった。
西海岸において盛んにデキシーのジャズ・フェスもあったようで、その内に彼らの音楽は、特殊だという事でサンフランシスコ・スタイルと呼ばれたという。

3枚組の作品らしく、2枚目のラベルはSIDE3・4となっていて、3枚目はSIDE5・6である。
それで、しみじみジャケットを眺めているとサンフランシスコの街の絵ハガキのようなショットなのだが、もちろん、ジャケットにしてみんなに見てもらわなければならからそれで良い。
しかし、この街が躍動しているような見事なケーブルカー、坂道が真っ直ぐに続く上空からみた街並み、そして誰が見ても納得するゴールデンブリッジと3枚の写真。
これぞサンフランシスコと言える堂々たる写真のジャケットである。
写真を撮った人は、FRED LYONという、サンフランシスコのポートレイト写真を言われる、カメラマンである。
この街を題材にした写真が五万とある。
となれば、外すはずがないわな。
3枚揃えて壁に飾りたい。

ところで、このGOODTIMEというレーベル、よく見ると住所がコンテンプラリー・レーベルと同じ、という事は別レーベルにしたわけだ。
裏ジャケの造りも、色つきの四角の枠になっているところなど、まさにコンテンポラリーである。

面白いアルバムだ。

テレビ
2016/03/06

風邪をひいて、店を休んだ。
寝るのも飽きて、昼過ぎからテレビを見た。

私はテレビのCMが好きではないので、CMが始まったとたんチャンネルを変える癖がある。
だがドラマを見ていて思わず引き込まれ、CMをそのままにしていた。

しかし、せっかく面白いドラマもCMがはいったとたんに現実というか冷静な気持ちに戻らさせられる。
なんとも味気ないドラマ鑑賞であった。

もったいないことである。
なぜならテレビというものは、かつて映画館から人を奪い、またラジオからも人を奪った、最高のエンターテイメントになったはずではなかったか。
従って、テレビには映画の代わりになって観客をたのしませる義務があると思うのだ。
子供の頃、母と一緒によく映画に行った。
洋画だったり、時代劇だったりしても、夢中でスクリーンに見入ったあの時間、興奮、喜びを奪い、また日本中にあった小さな映画館を葬った責任として、なすべき仕事があったはずである。
また、画面にでるのは視聴率優先で人気のジャニー関連の人ばかり。
せめてドラマの時は、10分おきのCMは遠慮したらいかがであろうか?
民放に期待するも酷というなら、せめてNHKくらいは良いドラマにでもして欲しいものであるが、これが最近は民放以下の思想しか無いようで、最も視聴率を気にする放送局がNHKであり、その時代劇の出演者も話にならない。
時代劇をダメにしたのはまちがいなく、NHKである。

まあ、いいんだけどね。
今の世の中の人は、どうせ筋書きしか見ていないんだよね、みんな。

こうして考えると、日本は音楽も映像・映画も、良いものがどんどん失われていくなあ。

はったい粉
2016/03/05

近くの自然食を売っているような雑貨店に入ったら、置いてあったので懐かしくて思わず買ってしまった。

私の田舎では「麦こがし」と言った。
そのなの通り麦の粉である。
粉と適当な分量の砂糖を、どんぶりに入れ、暑いお湯を注ぎ、急いでかき回すとできあがる。
それが子供頃の記憶ではなんとなく美味しいものだったのだが、今日食べて見ると別に美味しい訳でもない。
昔懐かしい味である。

そういえば、お湯を入れかき回すといえば、そば粉と同様だが、そば粉の方が温度も高くなくてはならないし、かき回し方も生にならないようにしないといけないので、真剣さが違う。
祖母にしっかり混ぜて!と言われながら、手を廻した記憶がある。
はったい粉の方は、勝手にやりなさいという様子であった。

どちらかと言うと、はったい粉の方が子供のおやつという感じであった。
しかし、何十年ぶりに食べた。
まだ、沢山残っているから食べないともったいない。

GIL CUPPINI “GIL CUPPINI QUINTET”
2016/03/04

GIL CUPPINI “GIL CUPPINI QUINTET” HOLLYWOOD HLP4000 (Italy)

今、店の壁に飾ったこのアルバム。
このアルバムは、18年前に店を開くまでは、私が知らなかった作品であった。
それがヨーロッパに行くようになり、知る事になる。
それは有る時ミラノで知り合った、マフィアだという噂のある人から、人陰の無い車の陰に連れて良かれ、どうだと見せられたのが最初の出会いである。
従ってこのアルバムも、いや演奏者もマフィアの関係者かと思ってしまった。
という事は、イタリアのレア盤である相当の数の人がマフィアになってしまう。それはない。

このレーベルは「HOLLYWOOD」という彼の自費レーベルであろうか、その後レーベルを売ったのか、名前を変えたのか知らないが今度は「BROADWAY」という名前に変わり、レコード番号は「BW4000」となる。
イタリアも第二次大戦の敗戦をアメリカの支配下に置かれたので、いやにアメリカの名前が氾濫した事は現地に行けば良く分かる。この例もそんな感じがして、アメリカかぶれの私には好ましい。
ただ、最初の頃は、オリジナルがどっちかどっちか忘れてしまい、その度に、狡いイタリア人のディーラーにオリジナラーレなどと引っ掛けられそうになって困った。

ところで、このアルバム、中々の好演奏である。
ジャケットの裏を見ていると一曲目が「THE DRUMS」となっているのだが、レーベルを見ると、2曲目から始まっていると、ヘンだと思いながら聴いてみると、なるほど一曲目は本人のドラムソロである。
それも、ドラム賛歌の詩の朗読もありのドラム・ソロ。この人はドラムが大好きなんだね。
2曲目から、通常の演奏である。
それが中々のイタリアン・ハード・バップ。
メンバーを見るとGIANNI BASSO、 OSCAR VALDAMBRINI、 SERGIO FANNI、 ERALDO VOLONTE、RENATO SELLANI、GIORGIO AZZOLINI、GIORGIO BURATTI 、そして本人というオール・イタリアン・ジャズメンというスター総出演、そこにスエーデンの英雄LARS GULLINも参加していると言う念の入れよう。悪いはずがない。
近年、このアルバムを再発したパオロ・スコッティの話によると、50年代の終わりに何回かに分けて録音して貯めていたものを、60年になってまとめ上げ発売したものだという。
これがジル・クッピーニ本人の初リーダー作となったのである。

演奏はスタンード曲に、彼等のオリジナル曲を混ぜていて、どちらの曲も、人の心をつかむ良い感じで「TOPSY」などはリー・コニッツとウオーン・マーシュのATLANTIC盤に匹敵する好演奏。
更にB面にはジャズボッサもあって、これがクラブ・ジャズ・シーンでも騒がれたのであるが、彼のもう一枚の「MEAZZIレーベル」の方がクラブとしては更に人気があり、こちらがジャズファン用、MEAZZIがDJ等と言われた事もあるが、いずれ劣らぬ作品である。

ヨーロッパの当時のハードバップは、アメリカン・ジャズとはちょっと違って、リズムが粘らない事が今になって見ると新鮮で良い。
まあ、あれもいい、これもいい、という所か。
所詮ジャズ・マニアである。

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