HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。
  
| 舛添東京都知事 | - 2016/06/07
- 連日テレビを賑わしている、舛添東京都知事。
もう長い事、議会の非難にさられているのだが、堂々としたものである。 それで思ったのだが、前の知事の猪瀬さんとの違い。 猪瀬さんは政治資金の借金を都議会で追及されると、額から汗が吹き出し、スーツにも汗染みが見て取れた。 私は政治家には珍しく正直な方だなと思った。
それに比べ舛添氏は顔色一つ、表情一つ変えることが無く、堂々と受け答えしている。 政治家や官僚には舛添氏の方が向いている事は間違いない。 市民の中には、そのくらいの図々しさを持った政治家を好ましいとおもっている人もいるであろう。
東京都は政治家には珍しい正直な猪瀬知事を引きずり降ろし、現在の舛添知事になった。 都民の選択である。
しかし、正直な人柄の人こそ、これからの平和を目指す都民の政治には向いているような気がする。 誰がなるか知らないけれど。
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| TED BROWN "FREE WHEELING" | - 2016/06/03
- TED BROWN "FREE WHEELING" VANGUARD VRS-8515 (USA)
久し振りの入荷に心が躍る。 時々は、入荷はあったが綺麗なものがまず無いので、本当に久しぶりである。
さて、写真の通り、ジャケも大変良いレコードである。 良いとか悪いとか言う前に、欲しいレコードは如何せん、私にも良く見えてしまう。
このジャケット、見ればちょっと可笑しい写真である。テッド・ブラウン本人であろうか、なんとオオカミのマスクを被っていて、頭の上にはコマが廻っている。 そして、その上には「FREE WHEELING」と書かれたタイトル。 まさに自由奔放を言いたかったのであろう。観衆に向かって「子豚君達、今日は楽しんだかい?明日はもっと楽しいよ!」と言って食べてしまうつもりであろうか? しかし、写真のオオカミ男は上品なストライプのスーツを着て、きちんとネクタイを締めて片手にテナー・サックスを持っている。 頭は自由奔放でもファションは外していないところが素敵である。
ジャケット下方に、FEATURING WARNE MARSH AND ART PEPPER と書かれている。なんとも豪華なメンバーである。 という事は、テッド・ブラウンもウォーン・マーシュもトリスターノ派であるから、トリスターノ一派とアート・ペッパーがどのような演奏をして己を出して行くのかというのも興味がそそられる所である。 それでこの作品、最初から最後まで実に素晴らしく、私の友人などもかつてこのアルバムについて話し合った所では、演奏曲はレスターヤングの得意としていた曲が多く確か、B面のBROADWAYではレスターのソロを3人のアンサンブルで吹いていて、それがやっぱりコニッツのようでもあり素敵だとか、うまくやるもんだと話合ったものである。 今尚、聴けば聴くほど興味が湧いてくる。
演奏を聴きながらジャケットを眺めていると、どうしても欲しかった頃を思い出ししまった。 今でも、欲しいなあ、こんなアルバム。
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| LESTER YOUNG “The President Plays” | - 2016/06/01
- LESTER YOUNG “The President Plays” NORGRAN 1054 (USA)
久し振りにレスター・ヤングの良い作品。 怪傑ゾロのような出で立ちのレスターである。 ゾロはアメリカで昔から人気のストーリーで、大人気の正義の味方の主人公。 きっとジャケットをデザインしたデヴィット・ストーン・マーチンは、ジャズ界の英雄と怪傑ゾロという英雄とを重ねあわせたのであろう。 そうであると、私も嬉しい。 レスター・ヤングは新しいジャズの救世主でもあったから。 何とも素敵なジャケットである。 ジャケットの右にはヤシの樹がある、それをよく見ていると、彼が左に流した右手の手元には剣があるかのように見え、ゾロにも見えてくる。ゾロらしい帽子もかぶっている。顔はマスクで隠していて、目だけが見える。 だが、彼が怪傑ゾロではない、右下にはテナーサックスが置かれ、サックスにはトレードマークの帽子が置かれている、そしてその上には裸電球。 なんとも現実的な表現である。 しかし思えば、彼は剣士ではない、わざわざいつもポークパイ・ハットからゾロの帽子にかぶり直したのも、並々ならぬ彼の心意気でもある。彼はジャズ界を背負って立っているスターである。 そう思ってみると、意味ありげなとても素敵なジャケットである。
タイトルの副題に、With The Oscar Peterson Trioとなっている、それはギターのバニーケッセルとベースのレイ・ブラウンとのトリオで、彼等をバックにレスターが活躍した、1952年の好演奏である。 「On the sunny side of the street」「I can’t get started」などはフレーズもすらすらと流れ出て気持ちが良い。 音質もなんとも言えない風情のあるいかにもジャズらしい50年代のサウンドである。 本当に良いレコードである。
ところで、裏の英語のライナーにはこんな事が書かれている。 President Lester(a title granted originally by Billie Holiday)云々. ビリー・ホリデイが大統領と認めた事が書かれている。
やっぱりレスター・ヤングは本当の、心の大統領だわ。
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| オバマ大統領 | - 2016/05/30
- オバマ大統領が広島を訪問した。
ところで、多くのマスコミの記事あるいはツイッターやブログなどを見ていると、謝罪をして欲しかったという意見が多々ある。 これをみるといかに日本人に、常日頃「謝罪」という言葉が身近にあるかという証拠でもある。
国家同士に謝罪という言葉はない。 ヨーロッパ各国は植民地にし搾取し続けたアフリカ・アジア諸国に一度だって謝罪などしたことはない。 搾取は指導という言葉に置き換えているくらいである。。 もし謝罪でもすれば、それは即 膨大な賠償金の請求が生じる事になり、それは逆に、受け入れがたい屈辱でもある。 それでも、謝罪した国があって、それは日本というお人好しの国で、ついでに沢山のお金を支払ってきた。 いまでも、お金を払いたいらしく、ついこのあいだも韓国に謝った。 世界に珍しい例であろう。
一度謝罪したなら、それは悪い国だと決定した事になり、今後、半永久的に脅され、お金を脅し取られるのだ。 又国が謝れば、次は民間レベルでの謝罪となり、金が動くという仕組みである。 まあ良いか、日本人はお金を払いたいのだから。
隣国に謝罪し続けていることが普通の行為だからこそ、アメリカ大統領に謝罪などといえるのだろう。
しかし、アメリカ大統領がよく来たと感動した。 これは近代における歴史的にも大きなできごとでもある。
それよりも私は、できれば、白人の大統領の時に広島に来ていただきたいなあ。
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| JOHN COATES JR “ALONE AND LIVE AT THE DEER HEAD” | - 2016/05/29
- JOHN COATES JR “ALONE AND LIVE AT THE DEER HEAD” OMNISOUND N1015 (USA)
本日入荷のレコードを眺めていて、見つけた。 そういえば、一時、非常に流行ったジャズメン、いやミュージシャンだった。 日本盤も出されたはずである。
70年代中頃、突如として若者がレコード屋やジャズ喫茶に入って来て「ジョン・コーツという人のレコードないですか?」 大概の店主は「知らないねえ」 という事になる。 その理由とは、当時大流行をしたキース・ジャレットにあった。 キース・ジャレットがあまりに人気になって行くと、ファンというものは、同じような芸風の音楽家を探し出すものらしい。 そんな時に、ちょっと忘れてしまったので、真偽のほどは自信が無いが、キース・ジャレットがジョン・コーツが師匠のような事を書いたという噂が広がった。 それっとばかりに若者特に新しいファン層の女性陣が走ったというわけである。 そんな中、ジョン・コーツのアルバムが発売された。 レコード産業は商魂たくましい。 The Jazz Piano Of John Coates, Jr.というアルバムで、それは各店舗に入荷し、皆が購入する事になった。 もちろん、私も買った。 結構な人気となり、続編も出された。 それが本日入荷のソロアルバムである。 聴けば、どこかキース・ジャレットに似ている。
それで、私などはキース・ジャレット派?としたのだが、先輩はコーツのほうなので、日本語としては正しくはない。 人気の順番はキースが早いので、さもありなん、という事にした。 やがて、彼の作品もあまり見なくなった。 演奏を続けているのだろうかと時々思う事もあるが、ネットで見ると、演奏活動は続けていたようだ。 よかった。
演奏は人生の喜怒哀楽が出た好内容である。 ぜひ、聴いてみて欲しい。
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| コレクター | - 2016/05/28
- 先日、知合いが来て話した。
「しばらく前の事、あるレコードが必要なので3枚ほど探していた。するとちょうど持っているという人が、それなら上げるという話になり、代金を払うと言ったが、受け取る事もないので有り難く頂戴した。 それが1年程たってから、あのレコードを返してくれと言いだした。むっとしたが、気分も悪いし関わるのも嫌なので、返却した。 考えるだけで、気分が悪くなる」という話である。
そう言えば私も経験がある。全く同様のケースであるが、私の場合は、私の方から売ってくれと持ちかけたのだが、 先方さんは、大した価値のあるものではないので、差し上げる、という話になり有り難く頂いて帰った。 すると次の朝、まず奥さんからメールが入っていて、旦那が残念がっているので返してくれといい、又旦那の方も、あれは価値のある物だったので、差し上げて失敗だった。どうしても返してくれと、本日取りに伺うからという、夫婦二人からメールを受け取って、その執着心にゾーっとした。 勿論、こちらは争う気が無いので、即宅急便で返送した。
訊いた話であるが、某有名コレクター氏は友人の家に遊びに行って、友人がお茶を入れるからと席を立った隙きに、欲しかったレコードをカバンに入れ、テーブルに代金は後ほど相談と書いた紙を置いて帰ってしまった。 人格を疑ったという、悲しい、凄い話もある。
実はコレクターという物は、厄介なものである。 物に対する執着がどうしても吹っ切れない。 だからと言って、ネチネチとこだわっていては人生ロクな事はない。 己の邪心に振り回されてばかりでは、良いはずもない。
コレクターにとって物への執着は。その人の行動の原動力でもある。 故に、手放したモノへの淡泊な心を持っていないといけない。むしろ、こちらの方が大きい。 そうでないと、いつかは心が破たんする。 そんな事では、ロクな死に方もしない。
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| BILL LEE “THE NEW YORK BASS VIOLIN CHOIR” | - 2016/05/27
- BILL LEE “THE NEW YORK BASS VIOLIN CHOIR” STRATA-EAST
今回の入荷は米国の黒人ジャズレーベル「STRATA-EAST」の日本でのプレスである。 あまり紹介もされる事も無かったし、当時は知名度も低く売れなかったと見えて非常にレアな一枚である。 従って、日本盤も又、レアである。
聴けば内容も素晴らしく興味をそそられる作品なのに、なぜ売れなかったのか考えてしまう。 まあ一言で言えば、誰が聴いても楽しい訳でもない作品ゆえであろうか、一般ウケはない。 しかしSTRATA-EAST好きなら、聴けば即、愛聴盤になる事 請け合いである。
この作品のメンバーが凄い。 RON CARTER, RICHARD DAVIS, SAM JONES, LISLE ATKINSON, MICHEAL FLEMING, MILT HINTON, そしてBILL LEE. 上記はベーシスト7人。そこにパーカッションSONNY BROWN。 GEORGE COLEMAN(ts) HAROLD MABERN(p) という構成である。 ベース7人でそれもトップクラスのベーシストばかり集めた割には、有名になっていない所が面白い。 演奏は69年、70年、75年の彼らの活動の録音を集めたもので、作品名は「BABY SWEET」という。 黒人の生き方を考えた、黒人解放をテーマにした作品であろう。 このメンバーで黒人ジャズオペラのような作品を継続していたようだ。 それが80年になって日の目を見た事は誠に喜ばしいかぎり。 しかし当時、何故かこの作品を私は知らなかった。返すがえすも残念であるが人の出会いとはそういうものである。
彼はスタジオ・ミュージシャンの仕事が多かったらしく、多くの人のバックを勤めているが、我々ジャズのファンに馴染みのある作品としてはレイ・ブライアントの「コン・アルマ」に参加している。 全曲参加ではないが、中々の良いベースであるので、一度聴いてみて欲しい。 ところで、このビル・リーという人は、なんと映画俳優・監督のスパイク・リーのお父さんだそうだ。びっくりした、もう。
ジャケットはベースを抱えた姿を後ろから描いたもので、ジャズの雰囲気があってとても素敵。 日本盤とはえ、珍しく貴重なので、お薦めしたい。 帯も付いているのも好ましい。
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| 知合いの女性から | - 2016/05/25
- 知合いの女性からメールが来た。
用事は私の日記の事だと。
デヴィット・ボウイのレコード「ZIGGY STARDUST」の中の曲のフレーズの事だと。 私の日記のその部分を再度載せる。 Starmanを聴くと、どこかで聴いたことのある「タラチャ−ン、タラチャーン。チャラチャーン...」と聴こえる、これって昭和の大ヒットしたテレビ・ドラマ石原裕次郎の「太陽にほえろ」の主題歌。
彼女は「タラチャ−ン、タラチャーン。チャラチャーン...」の所ではなくて、「チャラッチャラン、チャラッチャラン、...」だと、訂正しろと言う。 聴くと、確かに、「チャラッチャラン、チャラッチャラン、...」だわ。 うん。 それで、「チャラッチャラン、チャラッチャラン、...」に訂正してお詫びいたします。
なんじゃい? これで、読んだ人が、わかるのか?
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| バッハ | - 2016/05/22
- バッハの曲は昔からよく聴く。
特に「ゴールドベルク変奏曲」は圧倒的に好きで、その中でもグールドの演奏するものは好みで、彼の人生の最後の方に発売された時は、ニューヨークに出張に行った同僚に、発売日に併せて無理やり買ってもらった。 気合が入っていた。 その好みのバッハの曲なのに.....。
友人が言うには、最近の研究によるとバッハの作曲ではないと。 実は、奥さんの作曲によるものだという。 当時は女が作曲など許されない事でもあり、旦那の名前で発表されたものであると。 その他、無伴奏チェロ組曲など何曲かは奥さんのものだと解明されてきたらしい。 バッハの信者は猛反発だと。あってはならない事であろう、さもありなん。 だが、お蔭でバッハの奥さんの能力の高さが知られる事になった。
最近の研究は色々の分野で、物凄い勢いで徹底的かつ冷徹に調査が進められ、その結果「実は」という物が多い。 かつては、本人のプライドを傷付けないように、判ってはいても話を濁していたという、なあなあ、の研究であった。 それがこれでもかという人情も無い研究者による、事実があぶりだされることになった。 まあ、白黒をはっきりさせることは良い事でもある。
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| 最近のマナー | - 2016/05/21
- 地下鉄に乗ろうと待っていると、ドアが開くや否や若者二人が、降りる人を押しのけて自分達が乗り込んだ。
作業員風のがっちりした健康的な二人。席に座り嬉しそう。 なんだかなあと思って、それ以来注意深く、駅で観察している。 どうも最近は、そういう人が、普通に沢山いる。 以前はこんな事は稀にしかなかったが、ここのところ、いたる所の駅のホームで見かける。
今日は、大江戸線でシルバーシートに座っていたサラ金風のお兄さん、都庁前の駅に到着しそうになった途端人を押しのけて、急いでおり、向かい側のホームに入って来た電車に真っ先に乗り込んだ、そしてシルバーシートに一直線、どっかとドヤ顔で座った。 お婆さん、ガクッとしていたよ。 でも、シバーシートの席は若者ばかり。 それが普通の景色。 もちろん中国からの観光客も当たり前に座っている。
若者が座り、年寄が立っている。 こんな事で良いのか、日本よ。
明らかに教育が間違ったね、我々の世代は。
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