HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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DIZZY GILLESPIE “AT THE FRENCH RIVIERA”
2016/12/09

DIZZY GILLESPIE “AT THE FRENCH RIVIERA” PHILIPS B 08167L

ガレスピーは南仏の夕日をバックに海辺で寛いでいる、実にブルジョア的な憎い一枚である。

この作品は、クラブジャズのブームで結構DJに買われた一枚である。
最近は落ち着いて、普通のマニアに探されるようになった。
一段落である。

ガレスピーの作品中、私の最も好きなアルバムで、何しろノリが素晴らしい。
新しい音楽の息吹が感じられる作品だったのである。
最初に見た時は、フランスで、しかもリビエラとなんと軽薄なタイトルだと少々ムッとしたのだが、聴けばそんな戯言など吹っ飛ぶ、見事な音の運びにオジサンびっくり仰天だったのだ。
ガレスピーはビ・バップの人なのに、歴史の中に埋もれる事なく息は長く、しかもラテンやヨーロッパの新しい音楽をも吸収し次々と新作を打ち出していていた凄い人なのだが、日本の我々は、エンターテイメントに特化してしまった駄目な人であり、又 大統領選挙にも出たとか、すっかりボードビルの親父のような扱いになっていた。
所が、音楽を聴けば、ラテン・ジャズでも見事な事。
特にこの作品は1962年、Jazz Festival D'Antibes Juan-Les-Pinsとなっているのでコートダジュールでのジャズフェスにおいてのライブである。
ジャケットの後ろを見ると、ボサノヴァの注釈がBOSSAとNOVAの意味が「新しいウエーブ」とつけ加えられていて、ソフトでスインギング・サンバのリズムだと説明されている。
1962年と言う年にボサノヴァに詳しい方ならば、オッと思うに違いない。それはゲッツ・ジルベルトのレコードが全米でヒットしたのが63年。以来まったりした音楽がボサノヴァだと広まるのであるが、その前年に、実のノリの良いこの作品を発表したのであるから凄かった。
まあ、ヒットするしないはどうでもよくて、音楽の良し悪しとは無関係である。
一曲目の「Chags de saudade」はブラジルで起こった最初のボサノヴァの有名曲なのである。
そして、ジャズ・ボッサの作品として見事な演奏を披露した。
勿論、その音楽を手助けしたのは、Lalo Schifrinではあるけれど、彼等がジャズの伝統に留まる事なく、新しい音楽性を世間に示したのである。
この一曲でぶっ飛んだ。
しかも、ジャズを決して逸脱しないプライドには脱帽する。

そう思いながら改めて聴くと、ボサノヴァ、キューバ、ラテンとアメリカ大陸の音楽すべてが表されているのだ。
ガレスピーは近代ジャズの誕生から始まり、時代と共に駆け抜け、しかも、第一線にいた凄いジャズ親父だったなあ。
我々はその偉大さに、ちっとも気が付かなかった。


今朝の新宿
2016/12/08

今日は耳鼻科が休みなので、病院通いの合間を縫って猫を探しに散歩。
いつもの場所に、いつものように、寝ている。
声を欠けると面倒くさそうに半分だけ眼を開ける。
バイバイと言うと、また寝た。

朝早く、テレビをつければ、テレビ朝日、TBSと例によって、韓国の大統領のニュースばかり。
韓国の事など興味は無いし、うんざりしてほかも見てみれば、日テレ、フジもなぜか韓国の大統領ニュース。
いつから日本は韓国のことばかり報道し、市民もまたそんなものを見なくてはならないのかと。
テレビ局の人間はこれほど韓国系の人ばかりなのかと怒って、テレビ東京にしたら、朝から韓流ドラマ。
ムカっとして、弱小のTOKYO MX TVというのにしたら、ここもコメンテーターが韓国人。
ガクッ!

昨年の今頃はノーベル賞のニュースなどで画面が賑わっていたのだが、ノーベル賞の受賞のない韓国に遠慮して流さないのだろうか?と要らぬ勘繰りもでる。
いつから日本は韓国領になったのだろう。

おまけに最近のテレビは韓国とオカマばかりが出てくる。
いい加減にしろ!
仏の顔も三度まで、というだろうが。

今日もダイソン、つながりでもないが
2016/12/07

一昨日の日記に、ダイソンの掃除機の事を「買う前の期待感、買った後のガッカリ感」等と悪口を書いてしまった。
それで、思い出したのだが、以前勤務していた旅行会社の時の話。

随分前の事なので、間違っているかもしれない。

入社2年目くらいの女子社員が社内のコンペで良いキャッチコピーを考えた。
「送ります、あなたの心に残る旅」。
これには、みんなが大いに感心し、会社のキャッチとして使われる事になった。
中々の出来だった。

ところが、なんという事かしばらく後になって、大手のJTBが同じようなキャッチを掲げてしまった。
殆どそのままという義理も人情も無い状況。
当女子社員は怒って部長に撤回を申し入れよと迫ったが、部長は大手に弱いのか、そのまま尻尾を巻いて うやむやになった。
その後、また作ればいいかと、キャッチが出来てそれが、当社の旅行は良質だと
「行く前の期待感、行った後の満足感」であったと思う。
ところが実際、海外旅行に行った客からクレームがあって、お宅のキャッチは間違っていると。
「行く前の期待感、行った後の憤り感」だと逆襲され、なぜかそれが社内でも大受けにウケてしまい、時々、自虐ネタとして社内の笑いに使われた。

そんな会社も 今はもうない。

それでしみじみ旅行会社の勢力図を考えてみるに、変動は激しく、今 飛ぶ鳥を落とす勢いのHISなども、かつては私のいた会社に海外のチケットを買いに来ていたのだった。
そういう会社の社員を上から目線で偉そうに対応していたものだが、今や、逆転も良いところで、あちらはホテル、観光産業から始まり金融、情報まで進出してしまった。
まるで、世界一のカード会社アメリカン・エクスプレスの旅行会社からの成長を見るような勢いである。

会社の経営というものの恐ろしさである。
大手になったら、時代を読んで行かないとね。
いや、意外にそればかりでもなくて、沢山仕入して、約束通りにしっかり売るという事の繰り返しが出来ていれば、失敗はしないはずである。
駄目な会社はその商売の基本ができていないのだろう。

掃除機
2016/12/06

ダイソンの事で思い出した。

知合いがダイソンの掃除機が重いし騒音が大きいと面倒になって、ルンバというか自動掃除機を購入したと。
最初期のモデルが出た頃の事。
家に持って帰り、掃除をさせた所、猫が猛烈に怒り、掃除機を追い回している内に、ついに攻撃を始め、ちょろっと出ていた小さな羽根のように付けてあるセンサーにかじりつき、思いっきり引きちぎってしまった。
それで、そのルンバは一回限りで仕舞われてしまったと。

猫の勝利であったらしい。


しかし、最近のは結構良いらしいね。
私も買おうかな。

ヘア・ドライヤーの事
2016/12/05

ヘアー・ドライヤーに付いて、若い女性ならいざ知らず、私のようなジジイごときが何をかいわんやである。
であるが、しかし、言いたい。

最近テレビで盛んにコマーシャルしまくっているダイソンのドライヤー。
そんなに良いのか?
どうせ掃除機同様、宣伝しまくった結果、日本でしか売れない掃除機と同じ事情では無いかと、オジサン意地悪だからちょっと考えてみた。
実は、その前に気に入っているドライヤーがあって、その事を書こうと思っていたので、一層のこと比較してみよう。

そのドライヤーと言うのはHAIR BEAUZER(ヘア・ビューザー)という機種。
これも35,000円ほどする高級機である。
しかし、このドライヤーの良いところは、冷風が本当に冷風なのが良い。
通常冷風は室温であって、それを冷風というのだが、これは冷たい風が出る。
髪には良い。

さて、ダイソンのドライヤー。
非常に高額であるので、ちょっと買う気にならないが試させて頂いた。
特徴があってそれは猛烈な強風である事。
急いで乾かしたい時は非常に便利で、ほんとうに短時間で乾く。
所が強風というのは風速30メートルかという強風で、耳に直接当たってしまうと鼓膜に傷がつくのではないかと心配になる、更に目にも直接当たったら傷が付きそうである。
それで、片手で耳を押さえて使う事になる。
また、音が非常に大きい、大きいのはもちろん騒音である。そのあたりは掃除機と同様な傾向である。
ダイソンの掃除機は買う前の期待感、勝った後のガッカリ感と思われるが、このドライヤーも速乾性以外はあまりどうという事は無さそうである。

ということで、ヘア・ビューザーが私のお気に入りである。
その前にネットショッピング風にテロップで「あくまで個人的な感想です」という事である。
近くの安売り店ドンキホーテで時々見かけるが25,000円を切っている時もある。
お買得である。

風邪を引いて
2016/12/04

風邪を引いて調子が悪いので、昨日は休んで、今日は半日だけ仕事をする。
風邪は治りかかっているのだが、そのかわりに鼻の具合が悪くなり、ここのところ連日、耳鼻科に通っている。以前にもやっている副鼻腔炎になったらしい。

毎日のように医者に行くのも面倒である。
だが夜、鼻が苦しいので、つい真面目に通ってしまうのだ。

しかし、病院通いも楽では無い。

TONI HARPER “TONI”
2016/12/03

TONI HARPER “TONI” VERVE MGV2001 (USA)

好きなボーカル・アルバムの入荷。
オリジナルと言われる所の、コーティングのジャケットに、盤は赤と黄色のラベルと、条件が揃った物は非常に珍しい。
好きな人は是非この機会にゲットされる事を願う。

上部に大きな空白があって、下の方に頬杖をついた彼女のポートレート写真、というシンプルな構成。
少女が何かを考えながら歌っているのだろうか、と思わせる素敵なジャケットである。
そして、やや上に「TONI」とたった一言だけ。
眺めていると、これはひょっとして出来の良い唄のアルバムかと期待させる物がある。
間違いない。

それでターンテーブルにレコードを乗せて歌を聴きながら、改めてジャケット写真を眺めると、良いなあと思わずにはいられない。
ベテランのミュージシャンを揃ろえたVERVEレーベルに置いて、若い彼女のボーカル作品が発売に至った事は、それなりに勝算があったことであろう。バックはオスカーピーターソン、ハーブエリス、レイブラウンのスモールコンボで余計な音はなく理想的でもあり、この作品を聴いた人は誰でも、彼女の将来は有望だと感じるはずである。
と思いながら彼女の過去を探ると、あにはからんや、37年生まれの彼女は、子供歌手スターとして既に人気が確立していたわけで、その流れで55年に初LP録音に至ったものだった。ヒットしなければならない作品だったのだ。
出来の良いのはある意味当たり前なのであった。しかし、考えると芸人は大変だ!

と思いながら 聴き進むとなるほど感心する、出来の良い作品に仕上がっている。
「Little Girl Blue」
「You tock advantage of me」
「Like someone in love」
など、最後の曲に向かって、しり上がりに好調な所も嬉しい。

私はかつて初めてこの作品を聴き、大いに気に入り、他の作品を探したところ60年頃RCAにNIGHT MOODというアルバムがあり、その一曲目がまた良い感じであった。リズムの音がいいんだな。
更に一生懸命、その気になって次作アルバムを探したのだが、そのほかにもう一枚ほどあるだけで、それがすべてだと解って大いに落胆したものだ。
数少ない作品の彼女の重要な作品である。

ところで、ネットの情報で恐縮だが、キャノンボールアダレイに同行して63年に日本に来たとなっていて、その後29歳で引退したとなっていた。
日本での映像でも残っていないのだろうか。

流行語
2016/12/02

広島カープ「神ってる」だと。

ハルズは「困ってる」だわ。

高齢者の自動車運転
2016/12/01

最近のテレビでは、高齢者の運転事故のニュースが頻繁に流される。
それで、そんなに老人の事故ばかりが多いのかと、年齢別事故数を調べてみた。
ネットといえど一応警視庁が発表したデータなので、信頼できるはず。
その結果はなんと、取り立てて老人の事故が多いわけでもない。
ただ、データのまとめ方が、いやらしい手法を使ってあって、老人のくくり方が多くなるようにしている。
細かく区切れば別段、取り立てて目立つわけでもない。
若者の事故も相変わらず多い。

それで、ちょっと考えると、これは自動車メーカーと広告会社がつるんで、自動運転の車をまず老人に売りつけようとしているのではないか、と思える。
これで自動運転バブルを狙っているにちがいない。
次に自動車運転から老人の追放となるのか。

しかし、最近のニュースは老人から免許を取り上げることばかりキャンペーンをおこなっている。
老人にクルマがあるからこそ、生活が成り立っているということを社会は認める必要があるにも関わらず。
そのための環境を作ることが求めらているのだ。
老人は運転するな等と 簡単に済ませない欲しい。

それはそうと、ペダルの踏み違いを防ぐには、自動車メーカーがもっとブレーキペダルを大きくし、アクセルペダルを小さくする事。
もう一つは、マニュアル・ミッション(MT)車に乗ることである。
私がクルマの話をすると、50歳くらいの人が、もう歳だからMTは無理だという。
そうかな?と私は疑問で仕方がない。
わたしなどもう70歳に近く、しかも非力であるが、スポーツカーのクラッチの重いのに乗っているが、別段不便でもない。
いやそれどころか、たまにオートマに乗ると、踏み違えてしまった事が数回あった。
すなわち左足が遊んでいる事がいけないのではなかろうか。
それと、繰り返すがオートマ車のアクセルペダルの作りがが大きいのだ。
また、更にいうと ペダルの位置が中央側に寄り過ぎている。
アクセルペダルをもっと右端に持って行かないと駄目だ。

これは右ハンドルのせいでもある事は間違いない。
また販売優先でだれにでも運転できるようにした事のひずみである。

今のオートマ車は事故が起きても仕方がないのだ。
と私は思っている。

RUNE OFWERMAN “GLENN MILLER IS MISSING”
2016/11/30

RUNE OFWERMAN “GLENN MILLER IS MISSING” SONET SLP-2606 (SWEDEN)

久し振りにこのLPを見た。
このアルバムはなかなか良い出来である。
本人ルネ・オファーマンの中でも一番ではなかろうかと思う。
ルネと私が発音すると、意地の悪いスエーデン人の親父のひとりは、This is no.ルーネ(日本語で書けない)と巻き舌風にわざわざ言い直される。
何度言われても、出来ない発音はできないのだ。モトエ

スエーデンにおいて早期からジャズを牽引してきた音楽家だが、というより彼は私にとってレコード屋であった。
ルネ・オファーマンほど日本のほとんどのジャズのレコード屋に商品を供給してきた人はいまい。
またオークションもやっていたので、一般にも広い付き合いがあった。
ミュージシャンゆえの顔の広さを活用し、自国のコレクターからレコードを集めそれを売る才能もあった。
最初の出会いは、私がストックホルムのホテルにいた所に、現地のあるレコード屋から紹介されたと電話が掛かって来て、今から行っていいかというので部屋で初めて会って売買になった。その時のレコードがメタ・ルース(META ROOS)の白いジャケットの方。それをひと箱50枚を一枚50ドルで買えと言う、そもそもジャズの店であり、そんなにクラブミュージックに詳しくないし躊躇していると、日本では250ドルで売買されていると言うので、それならば5枚だけ買って帰って見ると、本当に一週間もかからず全部売れてしまった。
それなら残り全部買うと電話すると、翌日に全部売れてしまったと笑われてしまった。
以来、クラブミュージックの勉強もするようになった切っ掛けでもあり、それからの付き合いであった。

彼のマンションはストックホルムの中でも王宮のあるガムラスタンという中心街のそれこそ、もっとも良い場所に住んでいた。こういう場所は、普通の人では住む事など敵わないもので、何らかのコネクションまたは地位が必要だと現地では言われている。
尋ねて行くと大きなお腹を突き出してニコニコして迎えてくれる。
その部屋に入った場所に、このジャケットの絵の原画が掛けられていた。
驚いて訊ねたところ、これをジャケットにし、絵は自分が頂いて、宝物にしていると言う。
売れと言ったら1,000$だと言われたので諦めた。今となっては、想い出に買って置けば良かった。

彼の奥さんはシルビア・ブレッサーマンという大変な美人なポップス歌手で、ほれ込んだ彼が作曲・アレンジ・プロデューサー、有名ジャズプレイヤーで固めた録音メンバー、はたまた切りの良い番号のレコード番号獲得まで、力を注いだ結果である。
彼女のレコードもまたボサノヴァ曲が2・3曲入っているので、クラブブームの時には日本でも随分売れた。
しかし奥さんが愛に目覚め、家を出てしまってからしょんぼりしていたが、70歳をとうに過ぎていたがガールフレンドが出来たと、明るさを取り戻して、私も嬉しかった。

彼の偉いところは、日本から来たわれわれレコード屋などにも、わざわざ、昼だから食事に行くか?とか、今夜、どこそこで演奏するけど来ないかと、誘ってくれる良い人なのである。
私なども、あっちこっちのレストランに何度も連れて行ってもらった。
また、取引をしている日本のレコード屋にも、これをあの人、これはこの人と万遍なく付き合い、律儀な所も日本人にはウケル所以であった。
そういう彼も亡くなってしまった。

そうそう、かれは昔チャーリーパーカーの演奏を間近で見た、ということであった。
印象を訊くと「何しろ、パーカーはずっと食ってばかりいた事だけが印象にある」という事であった。

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