HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。
  
| ジャズ喫茶 | - 2017/04/24
- ここから最も近いジャズ喫茶は「ナルシス」である。
昔からのジャズ喫茶と言える、正統的なジャズ喫茶らしい、ジャズ喫茶である。
音楽はモダン〜フリージャズ系を中心としたも斬新なサウンドを柱としている。 しかし千客万来、その時の客の好みも汲みつつ、店の持ち味を逸脱しないように、両刃の剣の上を歩くが如く、ママさんがしっかり考えを持っている事が良く伝わってくる。
どこのジャズ喫茶でもそうだけど、すこしでもフリー系に振ると、曲の選択は非常に難しい。 千葉の「キャンディー」もそうだけど、店の方針をしっかり保っていないと出来ないことである。 音楽を全面に立てた店は本当に大変だと思う。
エライよね。
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| 北朝鮮拉致被害者救出のデモ | - 2017/04/23
- このビルの下を、北朝鮮拉致被害者救出のデモ隊が通った。
百人にも満たない小さなデモ。
所がそれを取り囲んだ、サヨク在日朝鮮人たちの群れは更に多くて倍以上はあり、しかも拡声器の数も多く、その罵声にどちらのデモか分からない。
拉致被害者を救えという事が、彼等に取っては、いけない事のようだ。 正に最近のサヨク運動の一端を見た。
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| ジャズ喫茶 | - 2017/04/22
- 知合いが北海道から来て、ジャズ喫茶周りをした。
アディロンダックにも行ったのだが、3時からSP鑑賞会が有るからと言うので、コーヒーを頂き、早々に退散 その後は六本木の洋服屋に行きたいと言うので、一緒に六本木へ。 洋服屋さんは流石に六本木、美男美女のカップルがいっぱいいた。
でも、女の人の半分は整形美女。 そこまでするかという作り様に、それは美人と言うのかどうかと、オジサンちょっと考えてしまった。 日本人の顔にギリシャ彫刻の鼻はないだろうと。
だが、そういう時代が来たということなのだろう。 最早 付いていけない。
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| アンプの事 | - 2017/04/21
- 私が使用しているアンプ、マランツ・プリ7とメイン8。
中を開けてみると、いろいろパーツが変わって来ている。 時代が経ち入手不可能なものもあったりして、代用品に変えたものもある。
それで、修理屋さんと相談し、できるだけオリジナルに戻す計画をたてた。 セレン整流器も探してもらった、しばらく掛かったが本物が手に入りましたと修理屋さんの電話の声が弾んでいた。
また、真空管も5750だっかた5751だったか忘れたが、そういうものもオリジナルとして使われていた当時及び、当時に近いものに変えてきた。
その結果。 良いものになった。
ただ、ジャズを聴こうとする時に、ちょっと大人しくなった。いや、そういう言い方はよくない。上品になった。 クラシックには文句ない。 今、オイストラフのベートーベン・バイオリン協奏曲を聴いている。 全くもって文句は無い。
こうして思うと、色々な部品が付ていたということは、私がジャズを聴くという前提で、そうしてくれていたということだったかも知れないと思う、今日このごろ。 そもそもオーディオ機器というものを歴史的に考えると、カートリッジから何から何まで、高級機であればあるほどクラシック音楽のためにあったのだと思うのだ。 かつてスイングジャーナルなどもジャズ・オーディオとして相応しいものを追求していたのであるが、こうして思うと遠くにある理想を求めることの大変さがわかるなあ。
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| GUY LAFITTE “JOUE CHARLES TRENET” | - 2017/04/20
- GUY LAFITTE “JOUE CHARLES TRENET” BLACK AND BLUE 33.190 (FRANCE)
ここ2年程、ずっと探していたアルバムである。 以前ヨーロッパで仕入して来た時、日記に書こうと思っていたのだが、店頭に出したその日に売れてしまったのだった。 一週間くらいは店頭に残っていると思っていたので、書く暇が無かったのだ。
こういうアルバムまでも、よく知っているお客様もいるものだと驚いた。 一時、ブラック・アンド・ブルー レーベルの一群の作品も人気を誇って、順番に集める方々もいたのだが、最近は落ち着いてしまったのか、あまり問い合わせもなく静かになった。 その中で、この一枚はちょっと異なる雰囲気である。
そもそも、ギイ・ラファイエットのテナーはムード・テナーとして特に上手さが光る。 位置的にはスイングからの人だが、中間派モダンな作品が多く、後期はムード・テナー作品も多々見られる。 その後期の中にあって、ぐっと一際 輝く作品に仕上がった。 題材が良いと気合が入るのだろう、ここまで立派な作品になるとは私も思わなかった。
タイトルが「Joue Chales Trenet」。 「プレイズ・シャルル・トレネ」というタイトルになるか。 シャルル・トレネは今となってはシャンソンブームも去り、ほとんど興味を示す人もいない。 しかし、我々の世代から上の方々に置いては、フランスに対する憧れと 芸術に対する憧れが相俟って大変な人気であった。 その中でも彼の音楽は別格で、ラ・メールなど私も知っている。 そのフランスを代表する音楽家の曲をラファイエットが演奏して見せた。 シャンソンだけに、ここはフランス人の血がものを言うというのか、反骨精神と愛国心の厚いトルネの孤独感や空しさ、はたまた愛に溢れた音楽を、ラファイエットが見事に演じた。 感動無くして聴く事は出来ない。
出来たら、一度シャンソンでも聴いてから、こちらを聴くとひとしお味が分かろうと言うもの。 録音もシャキッっとした良い音質である。 聴けば好きになる一枚。 ジャケットもあっさりした作りだが、よく見ると花からサックスが出ていると言う、なかなか上手いシンプルで素敵なデザイン。
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| 禁煙法 | - 2017/04/19
- 厚労省は飲食店および公共の場の喫煙を禁止する受動喫煙防止法案の成立をしたいらしい。
ついでに、飲み放題など飲酒の禁止にも乗り出すと言う。
嘗て30年代、アメリカの禁酒法がいよいよ復活という時が来た。
人の欲望を押さえつける法律は、どんな理由があっても悪法である。 日本という国は、それも分からない馬鹿な役人がのさばってしまっている、詰まらない国だと言うことでもある。 残念である。
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| お宝ガレリア | - 2017/04/17
- 先日、NHKテレビが番組制作で当店に撮影に来た事。
番組は「発掘!お宝ガレリア」というものだったらしい。らしいというのは、知らなかったからで、知合いが6日のNHKでやっていたぞ、と教えてくれたからである。
なんでも、あっ!ハルズと思った所に、池田さんが出て来て、「知らないね」というセリフの僅か2秒のみ写ったという話である。その友人も「俺もあんだけ喋ったのに、後ろ姿がちょろっと写っただけだった」とくやしそう。 あれだけ準備も撮影もして、たった2秒? テレビは面白いなあ。
で、撮影では何を探しに来たかというと、「The best of the Beatles」というレコードをありませんか?と女の子が探しに来て、当然そんなどうでもよいレコードなど、私もまったく興味もなく、知らないね、というに決まっている。 そうしたら製作の方も「知らないね」と言ってくれと言う事であった。
そもそも、そんな素人向けのベスト・アルバムのどこがお宝だと思っていたら、最後に当時のレコード会社の人、要するにひどい音のレコードを作っていた、最近倒産寸前の会社の人だけど、それが、ビートルズが来日すると言うので、シングル盤を集めてベスト盤を作りたいと英国に申し出た所、許可が出なかったという話でチョン。 という実に下らない話だったのだそうだ。 馬鹿らしい。
NHKも 物の良し悪しが分からない人間がお宝番組を作っているのかと暗澹たる気持ちになった。結局は拘りとお金を使った人間でないと「物」は分からないということか。
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| JACLIE McLEAN “RIGHT NOW” | - 2017/04/16
- JACLIE McLEAN “RIGHT NOW” BLUE NOTE 4215 (USA)
昔から私は、マクリーンとモンクを馬鹿にするヤツはジャズをきくな!と思っていた。今でも基本的に変わりはない。 という事で若い頃、よく聴いたアルバムである。 マクリーンが大好きでアルバムはほぼ完璧に集めていたが徐々に、聴く音楽がこういう前衛的な方に傾いていったものの、その前衛という範疇に入れるか、はたまた新主流に入れるか、それともハードバップの延長線上に置いて聴くのかと考えたものだ。 しかし、サウンドが従来のマクリーンそのもので、彼のアルバムは何十万円と価値のあるものが多い中において、私はなぜか、これが大いに気に入っていた。
マクリーンはジャズの中心にいた人である。 パーカーの後継ぎとしても異存はなく、ハードバップをやっていれば、ニューヨーク出身者として十分に食えたはずである。 それが何故、前衛方面に行かなくてはならなかったのか? 比較すると、そもそもオーネットなどはあらかじめ前衛であった。 そして故に貧しさを経験し、しかもその貧困である事が武器であり、のし上がって行くための材料にもなった。 しかし、マクリーンは金銭的には別に問題はなかった。あらゆるアナーキストは貧しいという如く、かれは他の前衛ジャズメンのように別にアナーキストでもなかった。 私にはマクリーンが前衛方向に向かったのが不思議であった、プレステイジのままでも良かったのではないかと。
しかしだ、私も長い間学習をしてきた。 音楽や当時のサウンドの方向性から考えてもみれば当然と言えば当然で、そもそもBE−BOPは前衛であったし、彼を取り巻く人間環境はパーカー、パウエル、ロリンズ、モンク、ミンガス、コルトレーンなど、とどのつまりは誰かが前衛に進む運命であったのだ。 腕の良い人間ほど、多かれ少なかれ前衛に興味を持ち、たやすくその方向に進むことが出来たと言う事である。 パウエルなどもし長生きをしていれば、有能だけに、己がジャズを牽引してきた者として我慢ならず前衛まで進んだ可能性もあったと思う。 マクリーンのいかにも当時のジャズの揺らいだ、シャーという布を引き裂くようなサウンドのまま、前衛を演ろうとしている所が好きだ。 前衛だからといってクラシックの白人の西洋音楽になる事はないのだ。 こういう所があるから私はジャズが好きになったのだ。
この作品のピアノのLarry Willisはこの作品が初レコーディングになりその後、才能を活かしあらゆるジャンルで働く現代的ジャズメンになった。 そういう意味においても、新しい時代の幕開けだったと思う。 こうして思い返すとジャズって興奮するよね。
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| LARS LYSTEDT “JAZZ UNDER THE MIDNIGHT SUN” | - 2017/04/15
- LARS LYSTEDT “JAZZ UNDER THE MIDNIGHT SUN” SWE DEISC SWELP-10 (Sweden)
さて、最近すっかり入荷も途絶えたスエーデン・ジャズの代表作。 特にクラブジャズ名曲として人気が先行し、ジャズのマニアというよりDJ達が狂喜した作品でもある所が面白い。ジャズのマニア達の口に入る前に、ジャズの意味も解らぬ俄かDJ達が食いつき、世の中を大騒ぎさせた一枚なのだ。 ちょうど私が店を始めた頃の事、現地のディーラーに「どうだ」と自慢され、日本の誰それはいくらだが、お前は幾ら払うのかと、天秤に掛けられたものだ。私も最盛期には500ドルも支払った事があって、当然この再発のINTER DISC盤でさえ結構な値で取引されたのである。 しかし、7・8年前からは現地でも突然品薄になり全く見なくなったと同時に価格も落ち着き平静を取り戻した。 もはや心身ともに踊らされる事無く、落着いて聴けば なるほどと思える立派な作品で、冷静かつ芸術的。 一体どこがクラブブームで騒いだのかと不思議に思えるほど見事な音楽の展開と、淡々として音楽物語が進む様を楽しむことができる稀有な音楽なのである。クールで少しホットな高度な音楽水準の傑作である。 むしろ初心者が聴いても面白くなかろうと思われる作品なのだが、たった一つ最後のTHE RUNNERという曲がイケなかった。いやクラブ・シーンにおいても出来が良すぎた。 そこだけが独り歩きをし、最高のフロア映えのする曲として紹介されてのだった。 確かに間違いない!
ところでこの作品、ジャケットを見るのがまた楽しい。 表側は単なる夕日の写真のようであるが、実は白夜の沈まぬ太陽の写真である。 裏にひっくり返すと、連続写真があって、太陽が沈まぬまま、又上がって行きそうなところを捉えている。 この写真に取られたのはLake Torne Trask(トーレ湖)という、オーロラや最近アイス・ホテルで有名になったKIruna(キルナ)という北極圏の町で、ここから更に北西の湖である。 ところで、キルナという町は良質のスエーデン鋼の生産地で、スエーデンの自動車が優秀と言われた原点でもある。子供のころ社会の時間で、鉄鉱石の有数な産地として習ったなあ。モトエ。 彼等のメンバーはBERNDT EGERBLADH(エゲルブラダ)という優秀なピアニストもおり、この作品の殆どもオリジナルである。 彼等は60年初頭からスエーデン北部の街UMEAジャズ・フェスティバルで名を挙げてきたのだが、この作品の一曲目のBOTHNIAはウメアより東側の海の名称でもあり冷たい水を湛えた良い雰囲気の場所でもある。
こうして眺めていると、私はスエーデンの地理的特徴までをも聴かせ・見せてくれるこの作品に対し、何となく親しみを持って仕舞うのである。
ヨーロッパのやや暗さがある、理性的でちょっと引いた、斜に構えたような、あるいは陰から観察するような音楽は、ジャズとしてアメリカの物とは異なっていて、しかも、音が高音に伸びてすっきりした所がとても面白い。
しかし、実に出来の良い作品で、お持ちでない方々には是非聴いて頂きたいと切に願う。
Sさんに言われたので、ひさしぶり猫ネタではなく、レコードネタにした。 どうだ持っているかな?
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| 今朝 | - 2017/04/14
- 今朝はまったくの春の温かさ。
猫君は、例の場所で見物。 強い雨にもめげず残っている桜でもながめているのだろうか。 可愛いなあ。
そうしたら、今日はSさんに猫のことばかり書くんじゃない、と言われてしまった。 まあ、そうだろうなあ。
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