HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。
  
| 木枯し紋次郎 | - 2020/05/22
- ここの所、CSで見る番組で、一番のお気に入りは「木枯し紋次郎」。
大いに気に入っている。
時代劇チャンネルは仲代達也シリーズを押しているようだが、私は演技のしつこさ、顔のクドさがちょっと苦手で、見ている内に飽きてしまう。 黒沢の映画にもよく出ていたのだが、きっと彼は時代劇の人では無いのだろうと思う。
それで、紋次郎。 当時は気が付かなかったのだが、時代劇にしてはちょっと毛色が変わっている。 それはまず、殺陣が全く異なっている事。 私が気に入っている中で言うと、「暴れん坊将軍」などは洗練された刀捌き、「剣客商売」などもその典型でさっさと切って、切合いを早めに終える所にあるのだが、紋次郎は走って逃げる、追いかける、のたうち回る、倒れながら切る、いや差す、相手の首根っこを捕まえて、わざわざ差し殺す。 やくざ剣法が、見ている内に面白く病み付きになる。 やくざ映画にしても、よくぞ、考え出したものである。
所が家内などは、それが残酷だと嫌がるのだが、それはそれ、好き不好きである。 あっしには関りのねーこって、と言いながら、人情やら義理やらの渦に巻き込まれて、最後は切り合いになってしまうのが話ではあるが、どこまでも人は空しいと言わせる所が良い。 今思うと、渡世人とやくざ一家は異なる事を教えてくれた、番組だったのかもしれない。
ドラマは長い間、何年も続いていたと思いきや、意外に短く72年と73年の、野球中継のない冬の間だけだったんだね。 上條恒彦の主題歌も良かった。
当時の子供たちが親に楊枝を作ってもらい、口にくわえて「あっしにや関りのねえことでござんす」とやっていたのを思い出す。
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| マスク | - 2020/05/20
- 国から支給されるはずのマスク、通称「アベノマスク」。
まだ、届かない。 そろそろ、自粛も解除になりそうな感じ。
マスクは国から届く前に、最近はあちこちのドラックストアで入手可能になった。 また。店頭にマスクがあったとしても99.5パーセントのウイルス対応と記載がないものだと、何日も売れ残っていることもある。
政策としては悪くなかったが、スピードがちょっとゆっくり過ぎたかも。
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| 営業案内 | - 2020/05/17
- 前月から引続き、5月いっぱい店舗を「閉店」させていただきます。
(但し、郵便物や荷物の受け取りなどで、留守番がいる事もあります。 買物として入店は不可能です、但し、取置きレコードのピックアップには対応可能です。その場合は 必ず事前に電話で確認を頂ければ間違いないと思います。)
よろしくお願い致します。
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| GEORGE RUSSELL “EZZ-THETICS” | - 2020/05/13
- GEORGE RUSSELL “EZZ-THETICS” RIVERSIDE RLP375 (USA)
久々に入荷したので、当店のデータを調べてみたら、なんと モノ盤でオリジナルの美品は一度しか売っていなかった。ステレオ盤やカット盤、それにオランダ盤を売っていた事になる。モノ盤の美品は珍しいのだな。 開店当時は私の個人コレクションを売ったのでが、それが当店の歴史の中においても、これまでで最も綺麗なものだったとは。 こんな事もあるものだ。
これは1961年5の録音である。 Eric Dolphyの参加がこのアルバムの価値をぐっと押し上げた事は言うまでもない。 冒頭のEZZ-THETICS からB面の最後のROUND MIDNIGHTまで息をつかせぬ緊張感ある演奏が繰り広げられる。スティーヴ・スワローが昔の名前Stephen Swallowとなっているのも嬉しい。
ドルフィーや、何やらの演奏を絶賛する言葉は、多くの冊子やリスナーのブログにゴマンと書かれているので今更、私は遠慮する。 ところで、タイトルのEZZ-THETICSとはどういう意味かというと、これはエザード・チャールズ(Ezzard Charles)という戦後のアメリカのヘビー級チャンピョンのボクサーから取ったもので、ラッセルの造語である。 EZZ主義、とかEZZ一番とでも言うようなところであろうか。 どうもシンシナティ出身の黒人ボクサーであったらしいのだが、ラッセルもまたシンシナティ出身で肩入れがあったようである。 しかもラッセルは父親が白人だが母親は黒人であったので、かなり苦労をしたらしい。 そんなところから格別な思いがあったかもしれない。 私など、ラッセルがずっと白人だと思い込んでいて、黒人好きな白人で変わり者だと思っていたのだが、そんな簡単な事では無かった。
ラッセルは64年から数年間、スエーデンから招待され、ジャズ音楽のための指導者として招かれた。 またその後、或いは同時にノルウェーでも音楽の指導者として望まれ、多大な成果を収めることになる。 そこでその後有名になる若いミュージシャン、サックスのJan Garbarek、ギタリストのTerje RypdalやドラマーのJon Christensenなどを育たったのである。 それが、現在における世界のジャズの中心地となってしまったスカンディナビア、そのジャズの原点とも言える火付け役になったのである。 思えば、なんという遠大な計画を実行したのであろうか。
彼の音楽理論・Lydian Chromatic Concept of Tonal Organization。まさに単語を並べて長くて面倒だ。 Flying-Dutchmanのアルバム、Electronic Sonata for Souls Loved by Nature、これも長い。 きっと詩人だったのだろう。言葉を長くする詩人とは珍しいが...... それより何より、彼がアメリカの黒人音楽としてノルウエーに紹介したジャズメンWebster Lewis による71年のライブ・アルバムがあるのだが、これがまた長い。ジュゲムジュゲムのような... 「Webster Lewis And The Post-Pop Space-Rock Be-Bop Gospel Tabernacle Chorus And Orchestra」 というタイトルの長さもまた、ラッセルの影響であろうか。 と思うと私は愉快でならない。 ラッセルさんは凄かった。
(写真の色が蛍光灯の光が入り込んで、とても青くなってしまった。本来はバックは黒い色である、残念)
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| 急に夏になる | - 2020/05/13
- 一昨日から、日中の温度が急に30度になった。
それで、外出の時に被る帽子を探したら、見つからない。
よく考えてみたら.... そう言えば、去年の夏の終わりに、この帽子も汗でダメになったりしたら捨てようという事になり、処分してしまったのだった。 夏が来る前に、銀座のトラヤに帽子を買いに行こうと決めていたんだった。
と腰を上げようとしたのだが、トラヤもコロナ感染防止で休業中。 ここの所、急に暑くなったので着る物やら靴下、下着、靴など買いに行きたいのだが全く手に入らない。 文房具なども同様である。 ちょっとイラっとした。
まるで戦争中のような状況になっていたんだな。 戦時中は、これがお金も無くて、5年も続いていたのだ。 更に、思想統制もあって、命も強制で差し出していた。 しかし、昔の人たちはよく我慢したんだね。
我々は我慢が足らないなあ。
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| レコード・ジャケット用 額 | - 2020/05/12
- LPレコード・ジャケットを飾る額。
ユニオンで販売されていたもの サイズ 316mm X 316mm ガラス付き 色 白木 当時の定価は1,833円(税別) 未使用のもの
さらに、額に飾るための「マット」を別注で額屋に頼んで作ったもの。 マットは取り外し可能。
今回の価格 1個 ¥1,500円(税込み)
複数の注文可能! 送料別途かかります。 (例 ヤマトで、南東北から中部まで 979円)
(まだ、一つくらい残っています)
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| 今日は久しぶりに | - 2020/05/11
- 今日の夕方は久しぶりに歌舞伎町の入口を歩いた。
以前の賑わいは無い。 しかし、入り口付近にハードルを2つ、3つ置き、「こちら新宿区役所です、緊急措置で外出を自粛していただいております」とマイクで叫んでいる。 さすがに緊張感がみなぎっている。
人の集中する歌舞伎町ならではの状況であった。 まだまだ先は長いと思わせる。 ちょっと怖かった。
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| コロナ騒動で | - 2020/05/10
- コロナ騒動の中、一番儲かった会社や人など、いったい誰だろう?
まず、ほとんどの企業や個人は儲かる人などいないかもしれないと考えていて、それでも一部の製薬会社なども良かったかもしれないし、マスクの製造に乗り出し人気急上昇のシャープなども少し儲かってくれれば良いなあと思ってしまうのだが、大した事は無さそうだ。
個人で言えばテレビの解説に出ている岡田晴恵さんかもしれない。 毎日見るもんね。 キツイ感じではないのだが正論ってのが良いよね。 見るのが楽しみだ。
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| 創立20周年 | - 2020/05/09
- コロナ感染騒動で忘れていたのだが、ふと気が付いた。
わがショップは創立して満20年たった。
ちょうど20年前の4月30日から20年。 その日が来たらパーティーをしようか、どうしようかと考えていたものだが、一切忘れていた。 しかし、こんな先の事も不安な感染症の恐怖の中で創立記念を迎えていたとは。
なんとも、いやはや。
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| NATHAN DAVIS “THE HIP WALK” | - 2020/05/08
- NATHAN DAVIS “THE HIP WALK” SABA 15063 (GERMANY)
SABA=MPS、の良い頃の作品。 録音した1965年は彼の油の乗っていた年でもある。 何しろ、1月31日Happy Girl(SABA)、5月7日はフランスに戻り(Peace Treaty) を録音、その後9月1日にドイツで 当The Hip Walk(SABA)と傑作ばかり 三レンチャン。
どれもそれほどメンツが違うわけでは無いが、トランペットがWOODY SHAWかどうかでちょっと雰囲気は異なってくる。或いは、ドイツのヨアヒム・ベーレントの好みが影響するのか? 当時、私がネイサンの音楽に接したのは、フランス盤のPeace Treatyであって、その黒いサウンドに度肝を抜かれてしまったのであるが、その後で MPS(SABA)系を聴いたわけである。 フランスからは、やや雰囲気は大人しくなるが品と上手さ格上である。 作品全体をうまく作ってある気持ち良く聴ける傑作である。
当時、我が国の雑誌などにもネイサンの紹介は一切なくほぼ無名であった。 噂があって、戦争でヨーロッパに渡り、そのままジャズをやる為に残ったと言われていたのだが、その後徐々に明るみになった事は、1937年生まれなので、第二次大戦の終戦後に兵役でヨーロッパに渡り、そのまま居残ったものであり、なんとERIC DOLPHYの最後の方には共演もしている。 ジャズメンとして幸せであったに違いない。
その後、ヨーロッパで傑作をいくつも残し、結局本国アメリカに戻る。 戻ったあとは、インテリだったので幾つか大学で教えたり、ジャズの布教に努めたりしていた。 その後はParis reunion bandを結成し、品のある良いジャズの演奏をいくつか残していて聴いて欲しい作品ばかりである。
この人の面白い事は、リスナーの趣味により好みが全く違う所である。私のようなジャズ・ファンは上記のような3枚に同じレーベルでのSOUL EYESなどであるが、ブラック系のマニアになるとIFなどになるのが面白い。 まあ「蓼食う虫も好き好き」というところか。
そうそう、もう一つ、この頃のドイツのジャケットの造りの事。印刷の文字の所がへこんでいる趣のある印刷で、触った瞬間、所有欲がそそられるのだ。 という事で、長くなってしまうのでこの辺りで。 では、また。
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