HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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とうもろこしご飯
2020/07/12

今日の家の晩御飯は「とうもろこしご飯」。
それに野沢菜を乗せたものであった。

甘みも感じられて美味しいご飯であった。

ご飯は普通に2合、水加減も通常通り。
炊く時に米の上にトウモロコシ1本を乗せる、釜に一本が入らない場合は半分にポキンと折っていれるだけ。
炊き上がったら、トウモロコシを取りだし、包丁を使って実をもいでご飯に混ぜ合わせる。
塩少々。

簡単で美味しい ご飯の出来上がり。

今頃の季節は水ナスのミョウガ和えで、一杯やって、トウモロコシご飯に漬物だけで、一丁あがり。
食べ過ぎない年寄りのための、夕食に丁度良い塩梅。



久々に休む
2020/07/11

久々に休んだ。
従って、遣らなければならない家の仕事が沢山あって、今日の仕事を羅列したのである。
まずクルマの洗車ワックス、猫用品トイレや餌の買い出し、庭の草むしり、本棚の片付け。
まず洗車に行き、買出しをし帰りにコーヒー豆屋さんによって帰宅した所で、疲れがどっと出て一休み。ちょうど昼も過ぎた所だったので、スパゲティを茹でてペペロンチーノを作りサラダを作って、一杯やろうとビールを飲んだのがいけない。
食後、猫と一緒にソファに座ってテレビを付けたのが最後、気が付いたら夕方であった。
怠い身体を引き摺って起き出して、また酒と肴を頂いてしまい、そのまま一日終わった。
実に怠惰な一日であった。

ああ、勿体ない。
本当に勿体ない一日であった。
貴重な休みなのに。
小梅太夫のように、チックショー!

BIG JOHN PATTON “ALONG CAME JOHN”
2020/07/10

BIG JOHN PATTON “ALONG CAME JOHN” BLUE NOTE 4130 (USA)

青のモノクロ写真に白抜きのJOHN PATTONと書いたジャケットが、いかにもブル−ノートのジャケ写の良さである。

ブルーノート・レーベルも60年代に入ると、オルガンとギターを使ったソウル色の濃いジャズ路線が増えてくる、又一方でHerbie Hancock,Wayne Shorterなどを中心とした新主流派との二極化が進む。
当時、我々日本のファンにとっては圧倒的に新主流派のジャズを支持し、それをジャズと呼んでいたのである。
アメリカで人気のあったオルガンが演っているソウル・ジャズを、低次元のジャズとして我々は嫌っていた。
実はグラインドが効いた面白いジャズだったのだが、まあ、そこは趣味の違いだから仕方がない。
今になって聴くと、大変面白く、ノリノリで聴いてしまう。
元々リズム&ブルースが好きであった私なのだが、ジャズになると聴かなかったのが不思議である。
まあ音楽は宗教だから仕方ない事である。

ところで、演奏は彼のオルガン、グラント・グリーンのギター、ベン・ディクソンのドラムに加えて2テナーによるクインテット、という実にソウルな組み合わせである。
迫力のあるスピーカーで聴いたらさぞ気分が良さそうである。
1曲目のThe Silver Meter
ぐいぐい引っ張る機関車というか、それともクルマを運転していると言うのか、タイトルがシルバー・メーターというのだから、そのどちらかであろうか? それとも何のメーターであろうか?
とにかく、ソウルフルなテナーの音の間に、ベースの音が2小節づつちょちょっと入る。弦楽器のベースかと思ってしまったが、オルガンのベースであるが、その時の気持ち良さと言ったらない。
それで、日記にその気持ち良さを書かねばならぬと思ったのである。
リズム&ブルースならいざ知らず、こんなにドライブ感のあるジャズも珍しい。
テナーも「風天父ちゃん」ならぬHootin n Totin(Blue Note)でカッコ良いテナーを吹いたFred Jacksonがいるのも嬉しい。
ときどき、Big Johnのオルガンがピアノを聴いているような錯覚にとらわれるほど、歯切れの良いのも嬉しい。
という事はオルガン嫌いの日本のジャズファンにも聴いてもらえそうな気もするのだが、果たしてどんなものか?

いやいや、気持ちの良いジャズであった。
こういうジャズって、音楽って、実は必要なんだよな。

ブルックス・ブラザース
2020/07/08

アメリカ、トラッドの老舗ブランドのブルックス・ブラザーズが経営破綻。
今後、受け入れ先を探るという。
朝日新聞のニュースは「身売りを探る」といっていた。身売りとは随分残酷な言い方であるが、身売り等と言う表現を朝日が平気で使うんだね。
しかし、まあ事実はそういう事である。
それはオイトイテ
そう言えば、同じくアメリカの百貨店のバーニーズ・ニューヨークも破綻したらしい。

私も若い頃から、憧れだったブルックスやバーニーズなど、こういう高級路線の洋服関連のブランドが、あっさりコロナ騒ぎの中で消え去って行く事が信じがたい。
長く続いたアメリカを代表する高級ファッション・ブランドが消滅し、どこかに買われて行く。
ブランド名はきっと残すのであろう、しかし最早意味の無い話。
なんとも寂しいかぎりである。

僕はシティ・ボーイだからホントに寂しいのよ...

ステレオ・サウンド別冊
2020/07/07

ジャズ喫茶「ベイシー読本」

あるお客様が取り置きのレコードを受け取りたいといらっしゃった。
コロナの事とはいいながら「長らくご無沙汰いたしました」と、お土産を持ってきて下さった。
それがステレオ・サウンド別冊「ベイシー読本」。
彼の言うには、関係者必読であると。

有難く読ませていただいた。
その中で、必読と言わせる箇所がただ一つだけ見つかった。
それは

「その人の空想のレベルで決まるんですよ。オーディオは」

ここに尽きる。



人生相談
2020/07/06

朝11時からラジオで人生相談なる番組があって、クルマに乗っている時などよく聞く、最近はそれが私のお気に入り。
日替わりで回答者がいて、その解答が面白いというか感心させられたりしている。
それで気が付いたのだが、回答者が弁護士の時が面白くない。
弁護士は法律に則って、考える癖があるのだろう。
人生はいちいち法律ありきで考えないといけないのかとイラッとすることもある。
法律に無関係の仕事の方々の方が面白い。

だが更に考えてみると、そうではなくて法律の知識を必要とする相談事が、聞いていて面白くない事であった。
弁護士の先生が悪い訳ではなかった。

まあそういう事だなあ。

コロナの事
2020/07/04

日本において諸外国に比較しコロナによる死者数が著しく少ない。
テレビなども、その理由を一生懸命に探っている。
自粛要請を受けた時の対応が、人との距離の取り方や、他人に感染させない努力などが素晴らしいという意見がある。
欧州と日本とコロナの型が異なるという意見もある。
抗体ができやすい体質という話もある。

今はヒーラーの、私の従弟の話。
しばらく前の事であるが、2月16日に彼から送られて来た手紙。
2月16日の昼過ぎに始めた。
それは、神々が集まり、日本人のリンパ節、リンパ腺、リンパ球の働きを強くし、ウイルス侵入時に、すぐに抗体を作れるようにする。
というものであった。

人々のそれぞれの守護神が、仕事をしたのだそうだ。

今になってみると 2月の時点でこんな手紙を送ってきたのであるから、自信があったのであろう、あながち間違いでもなかった気がする。
日本人の事を心配していたのである。
いいヤツだ。
でも、こういうのは書かない方がいいのかも...

コロナ 再び流行か
2020/07/03

ここのところ、東京都におけるコロナ感染者の数が毎日100人前後ほどになった。
そのせいであろうか、当店にも誰も客が来なくなった。
まるで一頃の休業状態である。
いっそのこと、休業していた方がましかもしれない。

なにしろ、新宿という言葉が知事から出てしまった。
今日は池袋という発言も出てきたが、新宿歌舞伎町という悪のイメージはいかんともしがたい。

新宿と言っても歌舞伎町と西口では雰囲気に雲泥の差があるものではある。
しかし、わずか100メートルの距離しかない。
多くの方々からすれば、変わりはなかろう。

7月になったとたん、人が来ないぞ。

ハクビシン出る
2020/07/02

今朝、ふと庭の方を見ると何やら隣と我が家との間の塀の上を歩いている。
猫かなと思ったが、猫よりもひとまわり大きい。
タヌキか? いやイタチか?

顔に白い所がある、あそうだハクビシン。

こんなところにもハクビシンが生息しているのが不思議。
因みに我が家の猫たちは、その姿を認めたものの、ぼーっと見ているだけであった。

JAN JOHANSSON “MUSIK GENOM HYRA SKLE MED JAN JOHANSSON”
2020/07/01

JAN JOHANSSON “MUSIK GENOM HYRA SKLE MED JAN JOHANSSON” MEGAFON MFLP 12-14
(SWEDEN)

LP3枚組のボックス・セットである。
久しぶりの入荷で、お昼の弁当を食べながらじっくり聴いた。
3枚もあったのだから、ずっと仕事をしないで2時間くらい聴き入った事になる。
最近、私は昼休みが長い傾向にある。イカン。

彼のピアノは実に静かであり、正に「静かなジャズ」の典型でもある。
言って見れば白人そのもの北欧そのものの音楽で、時々、クラシックかと思わないわけでは無い。
しかし、そこは名人で「やっぱりジャズだわい!」と思わざるを得ない音楽でもある。

このアルバムを聴くとも一枚のJAZZ PA SENSKAという がま口の絵のジャケットのゲオルグ・リーデルとのデュオ・アルバムを即座に連想させるが、こちらもスエーデンの歴史的音楽即ち民謡に主題を置いた作品である。
メンバーはRune Gustafsson(g)など良い音楽家たちと共演し、曲により編成は変化するのだが、そこが民謡を主題にした物だけに、郷愁に胸が締め付けられる曲あり、哀愁に彩られた曲あり、ユーモラスな演奏ありと、楽しめる。
ヨハンソンもピアノだけでなくヴィブラフォンなども演奏する。
極め付きは、3枚目のA―5で演奏される「Ack Varmeland du skona」(Dear old Stockholm)で、ピアノの静かな演奏が聴く人の心に響く。
スエーデンは音楽好きな国民性と言われるのであるが、しかし、「民謡」と言われる曲の多くがこれほど高い音楽性を持っていようとは驚くのである。

それにしても、ヨハンソンの芸の細かさだけでなく、愛国心がひしひしと伝わってくる 立派な作品であった。
国の音楽に誇りを示し、また愛するという 気持ちを伝える演奏は素晴らしい。

また、小冊子が付いていて、スエーデン語は読めないまでも、曲の演奏者は理解できる。

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