HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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クレームあり
2024/05/03

THELONIOUS MONK "SOLO MONK" COLUMBIA オリジナル盤1965年頃発売、MonoがCL-2349、Stereoが CS-9149という番号で、いずれも赤地で、マニアの世界では2eyesと呼ばれる様式のものである。

今回,販売した物は再発盤であって、ラベルは赤地に黄色の文字でColumiba・Columbiaと書かれているもので,おそらく10年くらい後の再発盤である。
レコード番号はPC9149という番号であった。
さて、このレコードを購入されたお客様がいて、翌々日に電話をいただいた。
「よく見たらジャケットはPC9149であるが、中のレコード盤のラベルには9149とだけでPCと書かれていない。こういう事を事前に知らせていないのは反則であるから返品する」という事であった。

コロンビア・レコードなどでは、ジャケの表示と中身の表示が少し異なる事はいくらでもあり、内容物が間違っている訳ではないので、新品でも通常として販売されていたし、それは何十年も行われて来た事であった。
他社でも普通にある事である。
ジャケの番号とラベルに書かれた番号が一致しないことなどいくらでもある。

ジャケは商品番号とでも言おうか、ラベルはプレス工場での製造番号とでも言おうか、であるから必ずしも完全に一致するものとは限らない。

それで返品という事は初めて遭遇したクレームであった。最近はレコード・ブームという事で、マニアではない方々が突如コレクターになってしまうのであろうか。
通販だけですむ世の中、徐々に学習する機会でもあれば、こんな事もないのだろうが、なんとも困った事になった。
面倒だから説明する気も失せハイハイという事になったが、真面目にそう言っているのか、急に気が変わって返品する理由を探してこうなったのか、本当に驚いた。
レコードを買い続けて30年、ショップになって25年、初めて聞いた返品の理由に腰が抜けた。








ガンとのかかわり
2024/04/30

文科省では「男性のがんの約 50%、女性のがんの約 30%は、喫煙や大量の飲酒、不適切な食事、運動不足
といった生活習慣や、細菌・ウイルスなどの感染が要因と考えられています」としている。
さらに「健康な人の体でも毎日、多数のがん細胞が発生していますが、免疫が働いてがん細胞を死滅させています。しかし、この免疫が年を取ることなどにより低下すると、発生したがん細胞を死滅させることが難しくなり
ます。」
という事である。

それにしても、癌患者の増加は、政府の意見とは大いに関連は有るのであるが、また異なった要因で、現在に至ったのではないかと考えた方が良さそうである。

空気の汚染は国内では70年代に比べ収まったとは言え、中国からの汚染大気の襲来はテレビ等で言わないだけで、依然見えない範囲で汚染され続けている。良いはずがない。

食品であるが、インスタントラーメン始めとするインスタント食品の摂取。それにまだ増え続けている食品添加物の摂取。農薬漬けの野菜・穀類、これらは増々増加傾向にある。
昔ながらの、昆布と鰹からなる出汁、また煮干しを使った味噌汁、ぬか漬け、どこの家庭でもほぼ消滅したであろう。
残念な事である。

それから、飲酒する人々も増加した。特に女性の飲酒は増えた。一方煙草に関しては大声で禁煙が叫ばれるが、飲酒に関して一向に危険視する人が居ないのも不思議である。煙草より酒の方がもっと悪い。

もう一つ、電子レンジの使用も癌の増加傾向と同様ではないかと考える。
温める為のレンジが野菜料理まで行うようになってはちょっと心配である。
放射線が蓄積するのは明らか。
冷凍ご飯をチンする程度に留めたい。

今後、癌の増加曲線と文明の利器の使用の増加を比較し、グラフにして見ようと思っている。


もう一つ健康の事
2024/04/29

健康でいる事とは。
もうひとつ大切な事。

私は鼻の中に癌が出来た。
治療が成功して6年経った。

しかし、面白い事が時々ある。
鼻の中をほじったりすると、翌日には鼻の中が汚れる。
鼻毛が一本はみ出していたので、切ろうとしてもどうしても切れず、一本だけ抜いたのだが、翌日には著しく汚れたのである。
私は手術で内部を切り取られてしまっているので、鼻から自力で汚れを出すことが出来ないのでただ溜まっていく。毎日洗うのである。

鼻の中は指を入れてはならぬ。
鼻毛一本抜いてはならぬ。

風邪を引きやすい体質の方々には重要な事である。

菌が入ってしまうと簡単には退治出来ない物で有る事を知った。
風邪のような症状になる事もある。
そいう時は抗生剤を服用せざるを得なくなる。
健康で若い人でも、多分同じ事であろう。

コロナはそういう時に、多くの人々が感染したのであろう。
目を擦ってもいけない。
基本的に顔に指を持って行ってはならないのである。
皮膚を引っかくのもいけないのである。

健康
2024/04/28

コロナなどがあって、健康について考える事が多々あった。

日本人の習慣である入浴。すなわち、お湯につかると言う事。
これは非常に良い事なのであろうと。

日本人の多くは戦後、徐々に平均体温が低くなっているようだ。
力仕事が無くなった事。
冷たい飲み物を取るようになってしまった事。
お風呂はシャワーで済ませる事等々、様々な理由が考えられる。

しかし、風邪を引きやすい事とか、アレルギーが増えた事は体温の低下と大いに関係がありそうだ。癌もその一つの要因ではないかと思える。


それで、入浴は体を温め、そして良い睡眠になる最大の要因なのである。
体温は一度下がると、それを上げることはむつかしい。
かつて日本人の平均体温は37度であった。それだけで医者いらずである。

お湯につかると体温をあげるだけではない。水圧が掛かる事も素晴らしい事なのである。お湯の中で体の痛い所をゆっくりさするのも良い。

私のクルマ時代の友人である漢方薬の先生は、更に毎朝20分半身浴をしているそうで、体温を維持しているそうである。いたって健康である。
なるほどという感じである。

疲れた一日を癒すためにも、是非、お湯に浸かって頂きたい。
残り少ない人生を考えながら、ハルズのジジイは切に願うのである。

体調不良
2024/04/27

4月は結構体調不良であった。
10日は帯状疱疹が出来て病院へ行った。
先生は右胸の肋骨あたりを一目見るなり、「はい、帯状疱疹だね」と嬉しそうに言って薬を処方してくれた。
帯状疱疹はすぐに治った。

18日にめまいがするので行きつけの耳鼻科医院に行き、いくつか耳などの検査をしたら「メニエールですね」だと。
その処方された薬の不味いこと。人生で味わったもっとも不味いものであったが、今でも我慢して飲んでいる。

それも、何言う事もなく、眩暈などは無くなった。
耳鳴りがあって、明らかに聴力は落ちている。
只、低音域のボワーンとした感じが亡くなったのは救いだ。

しかしレコード屋としては、いかがなものか? 
人生これでお終いかと思えるが、止めるわけには行かない。

通販リスト
2024/04/25

本日、通販リスト更新いたしました。

ネズミ
2024/04/25

相変わらず、ネズミのチュー太は朝から堂々と出没しております。
ふてぶてしいヤツじゃ。

庭の草花
2024/04/24

春は天気の良い日もあるが、雨の日も多い。
1日雨が降った後、庭に出て見ると、しっかり木の芽が出ている。
雨は、あっという間に植物を成長させる素晴らしい力を持っているのである。

見れば、「コゴミ」がしっかり葉を伸ばしている。
コゴミは山菜として非常に美味しいもので人気があるが、我が家の庭で育てたものはとても食する気にはなれない。成長し葉が茂ったものは「クサソテツ」という名前であるが、コゴミと言った方が通じる。
結構な大きさで見ごたえがある。
コゴミは成長が早いので、これでたった2年である。

横には「ギボウシ」の株が丸く葉を茂らせている。
ここまで大きな株に成長するのには日陰のせいもあるのだが、20年以上経っている。

春は青葉の青が嬉しい。


オーディオの事
2024/04/20

オーディオの発達を、戦後の極最近の事だと思われている方々が多くおられる。
しかし、実は最近の事では無い。今回はレコードに関して考えてみたい。

1890年後半に円盤型のレコードとそれを聴くための蓄音機が発売され、ここから怒涛の進撃が始まる。
1906年には三極管真空管が発明され、マイクロフォンの電流を増幅可能にしている。
それに続き、ラジオ放送が始まる、日本の明治時代の事である。
スピーカーは1925年に現代に繋がる画期的なスピーカーが発明される、オーディオ好きなら一度は聞いた事のある名前、ライスとケロッグが発明したムービング・コイル型スピーカーで、それに改良が加えられ、RCAから商品化されるのである。
ここで一遍に電気の時代に突入かと思えばそうではない。
同時期にホーン型スピーカーが発売されて、電気の不要な蓄音機が盛隆を極め、完成系といわれる有名な「クレデンザ」が発売された。

レコードはシェラック混合材質の78回転のSP盤で10または12インチサイズであった。
第二次大戦の終了後1948年には、CBSから塩化ビニールを主体とする割れないレコードが出現する。
シェラックに比べ、微粒子という事と33回転という遅い速度がノイズを著しく軽減し、高音質で長時間録音が可能になったのである。ちなみにSPも一時はシェッラクとビニールと存在する。

12インチのLPがコロンビアであるが、それに対しRCAが打ち出したのは45回転EPであるが、演奏時間が短いのが欠点であった事は歴史が物語っている。
近年のビデオテープのソニーのベータ対パナソニックのVHSと同様なメンツ争いであった。いつでも迷惑なのはユーザーであるね。

音源を録音するためのテープレコーダーであるが、戦後すぐにプラスチックの研究が急速に進み、3Mからビニール録音テープが出現するのである。更に研究は進み、その後アセテートのテープに以降する。
これらの音響の研究は第一次と第二次世界大戦が大きく寄与した事は間違いない。戦争における科学技術の進歩は人類に大きく寄与するのである。

10年後、1958年にはステレオ盤が開発され、数年後にはいよいよ商品化される事となったのである。
それが1985年頃には日本は世界に先駆けてCDの舞台に突入する。
レコードの時代が、SP、モノラル、ステレオと10年単位のものすごいスピードで変化したのに比べ、CDの時代は今まで、意外に長い年数で続いたのは不思議でもある。

しかし、レコードが今になって復権を果たした事は、マニアや私のようなショップには、実に奇跡的な事件でもある。
その内、30年も経つと、やっぱりCDは良かったと言い出す評論家が現れ、またCDも復権するに違いない。
レコードが雑な扱いをすると音質が著しく劣るから、便利に慣れた人々には扱えない道具になるから。

黄砂
2024/04/18

三日前に洗車し、ピカピカに輝きを取り戻したウチの車、今朝、乗ろうと思ったら、なんとすごい量の黄砂が。

いやいや、これはないよ。
ひど過ぎる。





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