HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。
  
猫 | - 2024/09/15
- 外人さんが来られて試聴の希望のレコードが「浅川マキ」であったので、ジャパニーズ・シンガーでノット・ジャズだと、説明していたら、「アイ・ノウ!2枚持っている」という。
それで、私も浅川マキは嫌いじゃないので、一緒にシミジミと聴いていたら、2曲目の曲が「ふしあせという猫」であった。
そういえば、我が家の黒猫は20年生きたが幸せだったのか?と考えなおしてしまった。 今度 猫を買ったら、うちもきっと不幸せという名前をつけるのか?
数日前、どういう操作でそうなったか分からないのだが、私が猫と散歩している動画が「ライン」にアップされてしまった。 数人の方から、見ましたよ、と返事が来て初めて気が付いた。 今更、死んでしまった猫の動画を見てもらっても、申し訳ない。 大いに恥じた。
という、どうでも良い猫の話。 その動画をここに載せたいのだが、今度は方法がわからない。
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通販リスト更新 | - 2024/09/15
- 本日、通販リストの更新いたしました。
内容が充実しております。
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アゲハ蝶の幼虫 | - 2024/09/13
- 庭の端に柑橘の小さな木がある。
植えたものではなく鳥の糞が落ちて、自然に成っている木である。 植木屋さんは、邪魔だし、植えたものでは無いから切りましょう、と言うのだが、私はどうしても切れない理由がある。 それほ50センチのほどしかない木にも、毎年決まった家族なのかしらないが、アゲハが来て、小さな葉に幼虫が年に2回ほど葉を食べているから。
なんだか一生懸命に生きている、葉の数が少ないので餌として十分とは言えないのだが、健気である。 また毎年、庭にアゲハが飛んで来てくれるのが嬉しい。
(幼虫の写真です。イモムシなど嫌いな方は見ないようにお願いいたします。)
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J.R Monterose “In Action” | - 2024/09/12
- J.R Monterose “In Action” Studio 4 (USA)
非常にレアな一枚であるが、そもそもJ.Rは高い音楽性の割に製作に恵まれていないと言うか、何んと言うか、レコードの数が少ない。 主なところはBlue Note 1536, The Message Jaro5004, In Amsterdam Paradiso HSM502に,このStudio4盤の4枚がメジャーの作品と言えるのだが、Blue Note以外はメジャーかと問われると答えに窮する。 だが彼は廃盤マニアの世界においては緒一流といおうか、どれもが超弩級のアルバムばかり、JaroレーベルやStudio4レーベルは幻の名盤として確固たる地位を築いているので、マニア的には憧れで許されようか。
70年代には徐々に実力が評価され数枚の作品があるのだが、それでも全部合わせても少ない方の部類にはいる。なにしろディスコグラフィは1ページで収まる。 まあ、言ってみれば玄人好みのテナー奏者であろうが、内容はサウンドの素晴らしさ、ムードあるバラードの素晴らしさは超一流の仲間である。
以前、アムステルダムの仲良しとJRの話になって、1969年にクラブ・パラディソで聴いた演奏は、かつて聴いた多くのライブの中で随一の演奏会だったと言っていたのだから、その実力は世界のトップクラスだったのだろう。その内容はイン・アムステルダムで聴く事は可能である。
という事で、このアルバム。 このジャケットの裏のライナーによると63年アイオア州シダーラピッズのクラブTendser Trapにて、オーナーのジョー・アボディリーと意気投合し、2週間の予定であったが、このレコーディングの後彼らは10カ月関係が続いたとある。従ってちょこちょこ一緒に演っていたのであろう。 当アルバムのレコーディングはこのクラブでのものだと言っている人も散見されるが、この時のレコーディングはフレッシュサウンドから発売されていて1963年である。 このアルバムのレコーディングは1964年イリノイ州ロックアイランドのスタジオ4にて録音したものである。 シダーラピズからロックアイランドまでクルマで150キロくらいであろうか、それほど遠くはない。 プレスの数は200から300枚との説がある。 販売ルートに乗せるつもりがなかったものとされている。 70年代当時、我々がこのアルバムを入手出来たのは、アメリカのレコードディーラーがこのレコードが入った箱を見つけたか売り注文があったか、仲間数人で分け、それをオークションにて販売したものと認識している。 故に、私も百ドル以上の金額で購入したのである。 Jaroの方は150ドルは支払った。 Bluenoteの方は80ドルくらいだった記憶がある。
という事であるが、廃盤マニアの私はどうしても廃盤中心の話になってしまうなあ。 イカン!
写真が少し曲がってしまったようだ。
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ギーゼキングのモーツアルト、ピアノ・ソロ全集 | - 2024/09/10
- Walter Gieseking Mozart:Oeuvres Completes Pour Piano Solo
Columbia FCX311~321 (France)
これもモノラル名盤である。 1953~4年録音で、フランス・コロムビアから発売された11枚組の箱入りの原盤である。当時にありがちなSPからの復刻ではない。また、分売が先でもない。 非常にレアなので、あまり見ることがない。だが当時アメリカのAngelからも発売されており、その後、数年ごとにドイツ、日本などでも再発されているので、昔からのマニアでその内容を知らないクラシック・ファンはいないであろう。
最近は、モーツアルトのピアノ全集を多くの有名音楽家が続々と録音するようになり、日本の内田光子など世界でも有名になってしまった。しかし、50年代33回転レコードが出てばかりの当時、贅沢品と言われた頃にこのアルバムは絶対的な価値があり、これの他には、56年に録音されたLili Kraus(リリ・クラウス)の全集以外にはなく、双璧と言われた。 とくにギーゼキングの方はモーツアルトのスタンダードとまで呼ばれたのである。
演奏は、彼は楽譜に忠実にという哲学から、新即物主義を打ち出していった人である。 従ってムードに流されることもないので、なるほどスタンダードかと納得できる。 非常に勉強にもなる作品集である。 ボックスはLPが11枚が入っているだけあって、分厚く、がっしりした作りで、24ページに渉る良い印刷のフランス語の分厚い冊子が付いている。 音は当時のモノラルであって、いたって重厚な音質である。 私は生きている内に、ギーゼキングのオリジナル盤の音を聴くことなどないと思っていたのだが、ついに聴くことが出来た。
試聴は長時間かかったが、実に素晴らしい体験であった。 長生きはするものだ。
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テレビはいつまで..... | - 2024/09/07
- 最近、我が家も変わった。
以前は、テレビのリモコンのスイッチを入れると、どこかのテレビ局が映って、そこでチャンネルを変えて、好みの番組を見る、という流れだったのだが、今は、スイッチが入る、そこで目的の番組がなければ、即NetflixかAmazon-Primeを選択する事になってしまう。
朝食時のNHKの朝ドラとあさイチを除けば、ぽつんと一軒家、Youは何しに日本へ、家について行っていいですか、なんでも鑑定団のみ、しか見ることはない。 時々見たいドラマは録画して、CMやテーマ曲を飛ばして観る、実は朝ドラも一週間分予約して一度にテーマ曲を飛ばして観る。
テレビってどういう意味があるんだ?
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モノクロ映画 | - 2024/09/06
- 昔の白黒映画。
1964年の芦川いずみと浜田光夫の日活映画「出撃」を観ていて、芦川いずみの楚々とした姿の美しさにハッとした。 モノクロ画面の美しさは画面が荒れていなければ、素晴しいものがある。
それで、2015年制作のアメリカ映画だという「カモン、カモン」という映画をちょっと前に観たのだが、現代にあって、なぜかすべてモノクロであった。 いや、その画面の美しさ! いちいち感心して観たのである。
その印象たるやカラーの映像なぞ足元にも及ばない。 色が着いてない方が、ずっと深さがある。 いや、色まで伝わって来るようなイメージであった。 改めて、感動したのであった。
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通販リスト更新 | - 2024/09/05
- 通販リスト更新いたしました。
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個人的な事 | - 2024/09/02
- 最近、よく夢を見る。
なぜか、かつていた職場の事である。
レコード屋になって25年。 勢いで退社したものの、次の仕事は見つからず仕方なく年金受給までの食い繋ぎに始めたのだが、まさか、ここまで続くとは思ってもみなかったが、一度もターンテーブルに針を乗せる手を止めることなく、喜寿を迎えた。
ステレオ装置の方はというと、プレイヤーは二回、プリアンプは二回、パワーアンプは一回、の修理のみで買い替えることなく、スピーカーは無事に、主人と共に居座っている。
サラリーマン30年、 レコード屋25年。
人生としては圧倒的にレコード屋の方が強烈な印象があるのだが、不思議な事に、サラリーマン時代の方が夢に出て来る。 出勤すると周囲がシラっとしていて、居心地が悪いとか、机がないとか、社員も顔も知らない人ばかりだったり、とても違和感を感じるのである。
おそらくよほど後悔の念があるのであろうか。 どうでも良い話だけど。
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面白い質疑 | - 2024/08/31
- ちょっと面白いネットの記事。平成25年の石破氏への新聞記者からの質問で実際にあった質疑らしいね。
「朝日新聞の三輪です。米国からは、非公式に行かないほうが良いということが伝えられていますが、それでも参拝したことについて、幹事長のご所見をお聞かせください。」 という質問。
非常に面白いね。日本の総理大臣はアメリカの許可なくして靖国神社に行く事が出来ない、ということを新聞社が認識している。 実に面白い。 そうだった、国民は忘れているが、日本は依然としてアメリカの植民地だった。
なぜ、日本の大手新聞・テレビが自国の政府に言いたい事が言え、歯向かう事が出来るのか? それは彼らが最も恐れる組織があって、それはアメリカ(大使館)なのである。 アメリカさえ怒らせなければ怖いものなし、故に日本政府などいくらでもいじめる事が出来るのである。
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