HAL'S DIARY
オーナーのひとりごと。買付けの裏日記など。
きまぐれに更新しています。

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ICONIC
2017/08/10

今回の新宿から青葉台の引越しで最も重要かつ困難だと考えていたのは、例の大型スピーカーALTEC820の移動。
そもそもは新宿の部屋に入れるのが大変で、全部バラして運び込み中で何日も掛かって組み立てたものを、今回も結局バラして搬出し、また組み立てる事にしたのだ。
さて当日、アート引越センターのお兄さん二人は壁にちょうちょいと養生をして「こんなもんですか、ハイハイ」とあっという間に軽々と運び去った、あっけない引っ越しに気が抜けた。
組み立ては、友人が配線を忘れてしまったりして時間が掛かったものの、何とか組み上がった。
しかし、音は以前に比較すると問題外。
普通の木造家屋は音響的には全くダメだね。これから大変だ。

ところで、今日の話はこんな事ではない。
スピーカーをバラした時に裏蓋に貼られていたこんなシール。
凄くない?
このシールを見た時には、私は興奮シマクラチヨコ状態。
ICONIC(アイコニック)と書かれたシール。
ICONICはジェームス・バロー・ランシングがALTEC社在籍時に作った商標。
その後ジェームスさんは、ハイファイ時代の到来もあり、良質な家庭用スピーカーを作りたい一心で新たに企業を1946年に立ち上げる。
社名James.B.Lansing Sound Inc。(ジェームス・B・ランシング・インコーポレーテッド)
しかし「ICONIC」も「LANSING」もアルテック社に権利が残っており使用できず、彼は「JBL」としたのだ。
したがって、1950年より後に作られた当スピーカーにはALTECの物であるのだが、「ICONIC」と記されているのである。
その時の証拠として、今から60何年も前の事なのに、こうして紙が残っていたのだ。

オジサン感激。
こうなると音はどうでも良いから、スピーカーだけでも傍に置けば良い、という気持ち。

YOUは何しに日本へ?
2017/08/09

YOUは何しに日本へ?

全国で放送が見られた訳ではないようなので.....、
ある お客様がYOUTUBEでみられるという話であった。

これで、よいのかな?
https://www.youtube.com/watch?v=_YvEM_Aa_44

青葉台に戻る
2017/08/09

わけ有って、というか別に大した訳でも無いけど。
新宿に居場所がなくなって青葉台の家に戻った。

兎に角 戻れたのは奇跡である。
ちょうどアパートを探していた所であった。
しかし70も歳を取ると急に貸し手がいなくなる。
困っていた時である。

ちょうど新宿に出てきた別居中のカミサンと昼に行った。
おもむろに
「あなたが、いま何をしているのか興味はありません。ただ世間の常識ですが、若い女と一緒にいて楽しいかもしれません、でもね歳をとった男の誰が面倒をみなすか?放り出されるんですよ。言っておきますが、もしあなたがそうなって困っているなら、あなたが動ける内に帰って来る事。 寝たきりになって置き場所に困ったからと帰されても私も迷惑ですよ。少しでも元気でいてくれれば善処しますよ」
「??。 は、はい.....」
という話になり、兎に角行くところも無いので帰った。
ともかく戻った。

私の友人達は「お前のカミさんは凄い人だなあ、明治の女のようだと」喜んでいる。
確かに明治のバリバリの堅い父親と、片や大正生まれだが海軍大将の娘であった母親の血を受け継いでいるのか、こうして考えると 昔堅気の心を持っているらしい家内である。
私の友人達は、その辺りの事も含め面白がっているようでもある。

菊地寛の本「父帰る」の如く、15年ぶりに戻った。
菊地寛の話の方は、父親が帰った事を家族が許さず、再び家を出ていくのだが、幸いな事に、どうしようもない私であるがまだ、追い出されていない。
しかし、果たしてどうなる事か?

今日でやっと一週間。

YOUは何しに日本へ?ついに放映
2017/08/08

昨夜、7時からの番組「YOUは何しに日本へ」。
早く家に帰って見た。
私も、結構長く映っていて驚いた。

放送後、知合い・親戚からメールやら電話が相次いで、ちょっとした騒ぎであった。
それにしても話を上手くまとめて面白くしてあり、TV局の人間の技量に感心。

しかし、テレビに慣れ親しんだ人間からするとヤラセではないかと思われるかもしれないが、本当に、ホントで。
店に彼がやって来たのも偶然下を通りかかった事であるし、店に入って来たのもいきなりで、全くのウソ偽りはない。
それにジャズの店なのに、たまたま大貫妙子のレコードがあったという偶然。
こっちがきつねにつままれたような塩梅である。

しかし、事前の打合せ一切なし!と言うこんなに 真っ当で、いきなりな 番組も今時珍しい。
かつての人気番組「となりの晩御飯」のような感じであろうか。

私などあの日は、出勤して来て開店準備をしながら頭に整髪料を付けて、さあやるかとなるのだが、当日は整髪料を付ける暇もなく、いきなりどっと入って来られて、私はボサボサ頭のままカメラに収まっているんだもの。

まるで「ちょっちゅね」の具志堅のような感じだもの。

自分でも映像を見ていて面白かった。
まあ、面白かったから、いいや。

こんな番組に出られてホントに幸せだわ。




(わざわざ、見て頂いた方に、心より御礼申し上げます)
https://www.youtube.com/watch?v=_YvEM_Aa_44

さるすべり
2017/08/07

家の門の横にある百日紅(さるすべり)。

こんなに沢山の花を付け、枝垂れているのも珍しいと思うほどの自慢の一本である。

YOUは何しに日本へ?
2017/08/01

先ほど、番組の製作の責任者から連絡があり、どうやら来週の月曜日に放映される事になったらしい。
8月7日。

まさか放映に至ると思わなかっただけに、嬉しいなあ。
いや、楽しみだわ。
恥ずかしいけどね。

ふる里
2017/07/30

もうすぐお盆。
今年こそは、いなかに行こうと思う。
混んでいる間は避け、盆が終わり いなかなりの賑わいも去った頃にでも 墓参りに行こう。

父も母も亡くなり、姉の一人も亡くなってしまい、徐々にふる里との縁も薄くなった。
ふる里は私の中でまぼろしとなって存在する。
もう何十年も前の 私のふる里。
今となっては道を歩いても誰も知った人はいない。
だが私の中では近所のおじさんやおばさんの顔がまだ生きていて、笑いながら「やっとか目だね」と声を掛けてくる。
そのふる里は、父がビールのコップを嬉しそうに口に運ぶ姿だったり、その傍にいて飲み過ぎないように口うるさく注意している母の顔だったり。
決して綺麗ではない、少し傾いでしまった柱が立っていたあの家。
私が東京に出て来てしまってから、火事で焼けてしまった、あの古い家。
家の向かいでキウリやトマトやらをちょっとだけ作っていて、夏の夕方は父が玄関を入る前にもいできたナスを「これで一杯やるか」。
「はいはい」と受け取った母の声。
たったそれだけなのに、私も十分に幸せだったあの家。

まぼろしのように私のふる里はある。
今年こそは、行こう。

管球王国
2017/07/28

お知らせ

本日発売の雑誌「管球王国」にビル・エバンスのワルツ・フォー・デビーのレコード聴き比べという特集。
オーディオ評論家の和田博巳氏と対談形式で話が掲載された。

モノラル・ステレオ各オリジナル盤、その後のセカンド、3回目あたりのプレス、更にオランダ盤のモノ・ステレオ盤、更にその後の日本盤など、沢山聴き比べをし、その印象が書かれていると思う。

このアルバムの音の事を色々な雑誌で、後発の高音質盤が一番だの、なんだと書かれているのだが、綺麗なものどうしで聞き比べるならば、モノ・ステレオ両方のオリジナル盤が、「当時」の「その場」の雰囲気、「音楽性」どれを取っても優秀であったし、またオランダ盤もモノ・ステレオ両方とも非常に優秀であったと言える。

後になるほど、巷で良いと言われるものでも 音を作り過ぎて行く印象が出るのは致し方ないものであろうか。





今日は日曜日だというのに
2017/07/23

今日は日曜日だというのに暇である。
暇ついでに思い出しながら、今までの買取業務の中で最も印象に残っている話をしよう。

随分前の事になる。
あるご年配から電話が掛かって来て、2000枚程あるけれど全部買い取って欲しいと言う依頼であった。
それならばとトヨタ・ハイエースをレンタルし仕入部長と店を閉めて出かけた。
家に到着して玄関に入った所からレコードが山積みにされている。
応接間にもレコードが積んであり、そこから、居間に通じる廊下にもレコードが溢れている。
手分けして箱詰めしてしばらくした所で、仕入部長が「親父、これ買い取れないよ」と言い出した。
それはビニールの袋もホコリにまみれて、そのほとんどが非常に汚れてカビは生えていて臭いもあり、盤はキズだらけ、ジャケはテープで補修してある。良くぞここまでになったものだとある意味感心しながら。
それでも、一応チェックしないといけないし、諦めの気持ちになり、私も売り物にもならないし、これは処分してもらうおうと心に決め、オジサンを説得にかかる所まできた。

それからしばらくした時、仕入部長が「親父、親父! ちょっとこれ」上ずった声。
振り返ると「PEPPER ADAMS “MOTOR CITY SCENE” BETHLEHEM」を手にしている。
それも、すべて汚い中にあって、これだけが不思議に綺麗でピカピカ。
はき溜めに鶴とはこの事。
二人で顔を見合わせて ため息が出た。

こんな事もあるものだと驚いたものの、元々全部を引き取ると言う約束。
たった一枚だけ買いたいというわけにも行かない。
一枚が欲しければ、全部を買わないといけないという事である。
複雑な気持ちで、例のVIPの一枚は箱に印を付け、その他大勢の全部を箱詰めし持ち帰ったのである。
もちろん約束通り、値段を付けて買い取った。
一枚づつ査定すれば、どうしたって値段は付き、2000枚もあればそれなりになる。
しかし、MOTOR CITY SCENE は欲しい。

という事で、MOTOR CITY SCENEは今までの私の人生でもたった一度だけ入手し、かつ、開店以来たった一度だけ売った事がある。

勿論、その時の買取は赤字であった。
何枚あろうとどうにもならない買取もあるし、どうにも売ることが出来ないものもある。
大いに勉強にもなった一件であった。
こんな買取は二度と無いに違いない。


レコード写真は参考である。写真だけを見ていると別にレア盤に見えないのが不思議である。

Wilkinson
2017/07/22

西武新宿駅の前で通りがかりに頂いてしまった炭酸水。
こうして眺めると嬉しいものだ。
冷蔵庫で冷やして仕事の合間にいただこう。

先週の事、うなぎ屋「双葉」に行ったら、お姉さんが「来週の初め頃までは来ない方がよろしいですよ」と。
土用丑の日だから混んでしまって常連さんに迷惑を掛けるからと。
常連と言われる程行っている譯ではないが、私も常連さんに加えてもらっていたのかと、ちょっと嬉しくなる。

しかし、天然うなぎの良いヤツでも食べたいものだ。
何年も食ってない。



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